SUSAN SINGER

Discography

V.A.

そのルーツを鮮やかに紐解いた「シティポップ、その先へ 」に続く第2弾が完成! 今回のターゲットは女性アーテイストに絞って、彼女たちがオマージュを捧げた楽曲を中心にその三角形(トライアングル)を形成するピースを埋めていく。 世界的ブームの渦中にあるシティポップ、その先に見える音楽はどこへ行くのか。 本盤は世界的なムーブメントとなったシティポップの源流となる「 はっぴいえんど/ティン・パン・アレー」周辺の女性シンガーの作品のルーツを掘り下げてみることを企図した。選ばせて頂いたのは、シリア・ポール、荒井(松任谷)由実、竹内まりやの3人。かつてシティポップ全盛期に大活躍し、オールディーズにオマージュした楽曲を披露していることや、うち二人が直球のオールディーズ・カバーを数多く発表していることを踏まえて、それらを意識しながら選曲を行った。 まず、前半は、大瀧詠一がプロデュースしたアルバム「夢で逢えたら」を皮切りにその原曲となったナンバーを中心に収録、中でもM-2は稀代の名曲「夢で逢えたら」誕生に大いなるヒントを与えた。後半部は我らがユーミンの音楽に影響を与えた楽曲をコンパイル、吉田美奈子や原田知世のカバーでも知られる「チャイニーズ・スープ」への直球1本なM-14、「ルージュの伝言」の世界観に寄与したM-15などが鎮座。また、「まちぶせ」などヒット提供曲へも言及、青春期を過ごした多感な頃から偉大なる歌姫となる道程を刻銘なライナーとともに解き明かす。 後半は、今や世界的にもシティポップの「歴史と殿堂」にその名を刻んだ竹内まりやを分析する。松本隆/林哲司コンビによる「セプテンバー」を着想する礎になったM-3、その後3連バラードの名曲を数多く残す彼女の作家性に大きく寄与したM-4にはじまり、カバー曲を数多く収録した2枚のアルバムからその原曲を中心に選曲した。特にビートルズ楽曲のおなじみカバーに対しては、彼らのオリジナルにこだわらず様々なバージョンも用意した。エンディングは、大滝詠一、山下達郎も愛聴した美しいメロディとハーモニーが身上のM-27で幕は閉じられる。 企画:山本誠一 選曲&監修:いしうらまさゆき

52 tracks
V.A.

ミコちゃんが歌ったカヴァー・ポップスのオリジナルを集めた決定版! <弘田三枝子・追悼企画> 2020年7月21日、73歳でこの世を去ったミコちゃんこと弘田三枝子の追悼企画として、1961年11月リリースの記念すべきデビュー曲「子供ぢゃないの」から、1965年8月リリースの「夢みるシャンソン人形」まで、彼女がカヴァーした様々な洋楽曲のオリジナル・ヴァージョンを集めた注目のコンピレーション・アルバムが登場! ヘレン・シャピロ、モーリン・グレイ、コニー・フランシス、スーザン・シンガー、ミーナ、トレイシー・デイ、レスリー・ゴーア、ジョニー・ソマーズ、ペギー・マーチ、ジリオラ・チンクェッティ、フランス・ギャルなど、英米欧の60sガール・ポップを中心に、我が国における“カヴァー・ポップス・ブーム”を象徴する存在だったミコちゃんの“豪華なヒット・パレード”を原曲で楽しむことができる、全47曲入りだ。 ヘレン・シャピロのカヴァー「子供ぢゃないの」でデビューしたとき、彼女はまだ14歳だったが、当時から“日本語でいかにポップに歌うか”ということに自覚的で、アクセントやシンコペーションの付け方をみずから工夫していた“天才少女”だった。本盤に収録された洋楽オリジナル・ヴァージョンとミコちゃんヴァージョンとを聴き比べることで、弘田三枝子の偉大さを、あらためて実感してほしい。 ※本商品には、弘田三枝子の歌唱音源は収録されておりません。

47 tracks