MARTIN CARTHY

Digital Catalog

英国トラディショナル・フォーク史に輝く「スカーバラ・フェア」をフィーチャーした傑作 ポール・サイモンが“拝借”した「スカーバラ・フェア」の生みの親マーティン・カーシーこそは、デイヴィ・グレアムと並ぶ英国トラディショナル・フォーク・シーンの最重要人物である。その記念すべきソロ・デビュー作となる65年のフォンタナ盤は、フィドル奏者デイヴ・スウォーブリックとの共演を含む、伝統とモダンなセンスの絶妙なバランスが見事。まさに歴史的レコーディングといえるだろう。

14 tracks
V.A.

サイモン&ガーファンクルの魅力を、50曲超の楽曲から解き明かす! 「サウンド・オブ・サイレンス」や「明日に架ける橋」など数多くのヒット曲を世に放ち、今なお愛され続ける不世出のフォーク・デュオ、サイモン&ガーファンクル。通算15作目となるソロ・アルバム『七つの詩篇』をポール・サイモンが発表するなど、キャリア半世紀を超えた今後の活躍からも目が離せない。そして、そんな二人の音楽ルーツを時系列で辿るべく試みたのが本盤だ。 前半では主に彼らのアルバムに収録されている楽曲のルーツを訪ね、「コンドルは飛んでいく」、「スカボロー・フェア」をはじめ、その礎となった音源を収録。後半では少年時代の二人に影響を与えた楽曲と各ソロ・アルバムに収録された楽曲のルーツおよびカバー曲を収録。結果、バラエティ豊かで魅力的な2枚組が完成、その音楽性の源流となったフォーク、R&B、ドゥ・ワップ・ナンバーなどを通じて広大なルーツ探求の旅をお楽しみ頂きたい。

54 tracks
V.A.

60年代のグッドミュージックをこだわりの紙ジャケで復刻してきたオールデイズ・レコード。長年こつこつと積み上げて来た1000タイトルを超える全タイトルから毎月テーマを決めて膨大なカタログを掘り起こす、60年代音楽の入り口としても嬉しいアルバム・ガイドブック・シリーズのフォーク編が登場。 戦前のウディ・ガスリーやピート・シーガーによるフォーク・リバイバルの流れを受けながらも、べトナム反戦運動や公民権運動の最中においてさらに“自作自演”によるプロテスト・ソングが叫ばれるようになった60年代。同時にキングストン・トリオなどによるモダン・フォーク・ブームが到来するなど、フォーク・ソングはメッセージ性とポピュラー音楽としての親和性を兼ね備え、人々の間でさかんに演奏されてきました。また純粋にアコースティック楽器ならではの素朴なサウンドも美しく、今もなお世界中で愛され続けています。そんなフォークの名盤名曲の数々を、伝統と革新が力強く交錯していた当時の時代に想いを馳せながらお楽しみください。

20 tracks
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