Fitz Ambro$e
Discography
J-DillaトリビュートやSoulectionなどからのリリースで大ブレイクを果たし、現行ビートシーンを牽引するオーストラリアの人気プロデューサーTa-kuと日本在住のビートメイカーREPEAT PATTERNによるコレクティブBRRWD (borrowed)による初のコンピレーション・アルバム。Ta-Ku、Repart Patternそれぞれのソロや両者のコラボ・トラックに加え、美麗アンビエント・ビートで各所から引っ張りだこのsubmerseがPitchforkも称賛するタイ在住の日本人アーティストlee (asano+ryuhei)、そしてアメリカのインディーR&Bデュオabhi//dijonとの初コラボレーション曲を披露。さらにBOILER ROOMでもプレイしたLAの気鋭ビートメイカーPink Siifu、ILLSUGIとのスプリットやアルバム『Moments』で披露されたミニマルなカットアップ・ビートが高い評価を獲得している東京のYagi、Dirty Tapesやbootleg tapesなどのUS地下レーベルよりリリースを重ねるdil withers、妖艶さと大胆なサンプル使いで5lackにもトラックを提供するfitz ambro$eと、J-Dilla以降のサンプリング/カットアップへ果敢に挑戦する注目のアーティストが多数参加。 さらにCDボーナストラックにはフランスのtropico、オランダの女流トラックメイカーEevee、repeat patternととラッパーbroke/によるユニットbadminton clubの新曲を追加した計11曲。
RLPとKez YMというCPRオリジナルメンバーのコラボ曲"Six"で幕を開け、All CityからのリリースやDam Funkのリミックスでも知られるdevonwhoの涼しいブギービートが続く。練馬のichiro_によるノイズ混じりのビートサイエンスにFujimoto Tetsuroのコズミックなミディアムフュージョンナンバー。diyTokionの黒汁満載のfonk、カナダの歌姫Sarah Linharesをフィーチャーしたmfpのデジタルビート。湘南のプロデューサーデュオThe Astronotesによるソウルフルな感傷に続くは、fitz ambro$eの分裂症気味のマッドなビート。SUPER SMOKY SOULの久々の新曲は彼らの新たな序章を告げるようなドープさで突き進み、Onraのコズミックな80'sワルツに心躍る。盛岡のPepinによる疾走するビートダウンの突発力はそのままにMONKEY_sequence.19の躍動感のある四つ打ちへと続く。sauce81のコズミックなビートダウンで煌く宇宙を行き、TOKiMONSTAのエレクトロニックなナンバーで流星群を駆け抜ける。Pursuit Groovesの独特なリズムで打ち鳴らされるブロークンビーツで辿り着いたのは、Kay Suzukiによるダビーなダブステップ。Daisuke Tanabeの繊細な音世界に包まれ、最後はKan Sanoによる美しいソウルフルなナンバーで幕を閉じる、全18曲。