Cojok+徳澤青弦カルテットのセッションをDSDで!

「素晴らしい演奏を素晴らしい録音で! 」をテーマに展開しているサウンド&レコーディング・マガジン主催のPremium Studio Live。今回は2012年3月19日に「音響ハウス STUDIO 1」にて行なわれたライヴの模様を収録。"アコトロニカ"という独自のジャンルを掲げるCojokによるボーカル、ギター、エレクトロニクス、そしてチェリスト徳澤青弦が率いる弦楽四重奏、さらには屋敷豪太のドラムというバラエティに富んだ楽器編成と、YMOのレコーディングなどで知られる飯尾芳史をエンジニアに迎えて行われた一夜限りのセッションを、再高音質のDSDにてお届けします!


Cojok+徳澤青弦カルテット / QUANT

1. Aging Tapestry / 2. Baroqua / 3. Lemon Drops / 4. Unspoken / 5. The Kisses / 6. The Melody I Will Hum / 7. KYOTO

>>DSDの聞き方はこちら
※DSDの聞き方は、本ページ『How to enjoy DSD?』と、ダウンロードしたファイルに同封されている資料「DSDの楽しみ方改訂5(PDF形式)」を参考にしてください。また、ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。


【ダウンロードに関して】
・windowsをご利用のお客さまは、標準の解凍設定、もしくは解凍ソフトによっては正常にファイルを解凍できない可能性がございます。その場合、お手数ですが別の解凍ツールを使用し、再度解凍をお試しくださるようお願い致します。7-Zip(フリー・ソフト)での解凍を推奨しています。
※7-zip http://sevenzip.sourceforge.jp/

“アコトロニカ”に弦楽四重奏と強力なリズムが加わって生まれた圧倒的な音像

Premium Studio Live第6弾では、YMO作品などを手がけた飯尾芳文がレコーディング・エンジニアを務め、“アコトロニカ”なる独自のジャンルを掲げる2人組のユニットであるCojokと、チェリストの徳澤青弦が率いる徳澤青弦カルテット、そして名ドラマーの屋敷豪太らによる演奏を録音した。彼らの演奏は夜のとばりが下りる頃を描いたような、徳澤青弦カルテットによる弦とCojokの阿瀬さとしによるエレクトロニクスの響きで始まる。厳粛な雰囲気を漂わせるオープニングだ。思わず身が引き締まる感覚を覚える。これは聴き手を暗闇に導く音楽である。しんと静まり返った夜を想起させる、深く深くに沈み込んでいく演奏が展開されている。

演奏の主体になっているのは、ゆったりとたゆたう弦とエレクトロニクス。これらの音は暗闇を描きながら、その暗闇の中にゆっくりと吸い込まれるように鳴り響いている。つま弾かれるアコースティック・ギターと、打ち鳴らされるリズム・セクションはクールな表情を崩さない。ところどころで挿し込まれる少しささくれだったブレイクビーツが、バチバチと明滅する光のごとききらめきを放ちながら宙を舞ってゆく。すべての音がゆったりとした演奏から繰り出されながらもほどよい緊張感がある。

この演奏から生み出される音はいたってシンプルなもの。主役はあくまでもヴォーカルだ。歌を中心にしたアレンジメントが施されている。ヴォーカルの後ろで鳴らされる音が暗闇を描くことにより、歌声は際立つことになった。Cojokの女性ヴォーカル、Kcoの線の細い透明感のある歌声は暗闇を描いた音の中で静かな輝きを放っている。暗闇の中に延びる一筋の光を思わせる歌声。これが楽器の一部となってたゆたうことはなく、時に鋭さを伴い、夜の闇を切り裂くように響く瞬間すらある。

暗いと書いてきたものの、ユウウツな気持ちにする音楽ではない。体に寄りかかってくる中途半端な温かさのない冷たい感触を覚える音楽であるからこそ、少し離れたところで鳴っていてくれる。夜のとばりが下りる頃を描いた演奏は、夜明け前が一番暗いというのが本当なのであれば、最終曲が終わる頃には夜明け前かそれに近い時を描いている。ここに広がっているのは美しくもある深くて暗い夜だ。(text by 小澤剛)

録音日時 : 2012年3月19日
録音場所 : 東京・音響ハウス STUDIO 1
演奏 : Kco(ボーカル、ギター)、阿瀬さとし(ギター、エレクトロニクス)、徳澤青弦 (チェロ)、藤堂昌彦(バイオリン)、楢村海香(バイオリン)、菊地幹代(ビオラ)、屋敷豪太(ドラム)、根岸孝旨(ベース)、権藤知彦(フリューゲルホーン)
録音 : 飯尾芳史
マイク : ボーカル~SHURE SM58
・・・・アコースティック・ギター~ SHURE SM58 / ギター・アンプ~ AKG D112 / ストリングス~SONY C-38B(オン)、SCHOEPS CMC-55U(オフ) / ドラム~AKG D112(キック、タム)、SHURE SM57(スネア・トップ)、AKG C451B(スネア・ボトム、ハイハット)AKG C414EB(シンバル) / フリューゲルホーン~NEUMANN U67
ミキシング・コンソール : SSL SL9000J
レコーダー : KORG MR-2000S
演奏時間 : 39分48秒



Sound & Recording Archive



青葉市子+内橋和久 / 火のこ


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マイア・バルー+アート・リンゼイ
2人の声とノイジーなギターそしてフルートが、広い空間で多様な音像を結ぶ

1. Ate Quem Sabe / 2. 生きる [VIVRE] / 3. Reentry / 4. ポプリ1 / 5. Invoke / 6. Ma Boheme



大野由美子+zAk+飴屋法水
存在感のある非楽音が、よどみない流れで音楽へと変貌する瞬間

1. scribe_i / 2. scribe_ii / 3. scribe_iii / 4. scribe_iv



坂本龍一 NHK session
5人のアーティストとのセッションを特典PDF付きで完全収録

1. improvisation inspired by Ornette Coleman (坂本龍一+大友良英) / 2. adaptation 02 - yors (坂本龍一+大谷能生) / 3. adaptation 03.1 - acrs 〜adaptation 03.2 thousand knives - acrs (坂本龍一+ASA-CHANG) / 4. adaptation 04 - nkrs (坂本龍一+菊地成孔) / 5. adaptation 05.1 - eyrs 〜 adaptation 05.2 ballet m_canique - eyrs (坂本龍一+やくしまるえつこ)



原田郁子+高木正勝
隣の家で演奏している感覚から紡がれていく音楽

1. TO NA RI - op.12 / 2. TO NA RI - op.14 / 3. TO NA RI - op.18 / 4. TO NA RI - op.20 / 5. TO NA RI - op.25 / 6. TO NA RI - op.26



大友良英+高田蓮
アンビエントなサステイン・サウンド、ノイズ、電子音… さまざまな音源によって繊細かつ濃厚に描かれたサウンドスケープ

1. 街の灯 / 2. It's Been A Long, Long Time / 3. 教訓1 / 4. At The Airport / 5. BOW



清水靖晃+渋谷慶一郎
バッハを下敷きにしてサックスとピアノとで空間を作り上げる

1. Kiwa / 2. フーガの技法 コントラプンクトゥス 第1番 / 3. パルティータ 第4番 アルマンド / 4. 無伴奏チェロ組曲 第2番 サラバンド / 5. Dolomiti Spring / 6. Samayoe Renga / 7. Ida / 8. Stardust

>>サウンド&レコーディング・マガジン特集ページ

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レヴュー

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