大阪が誇る笑いと哀愁を背負ったグッド・シンガー、奇妙礼太郎が2011年9月にリリースした『GOLDEN TIME』の中から、豪華アーティスト達がリミックス! 曽我部恵一、SHINCO(スチャダラパー)、やけのはら、grooveman Spot、DJ YOGURT&KOYAS、CHABEらによる奇妙礼太郎の世界観を理解しながらのリミックス・アルバムは、あなたの住む夜の街を彩る!

奇妙礼太郎のソロ・デビュー作が豪華リミックス・アルバムへと変わる!



奇妙礼太郎 / GOLDEN TIME REMIX

【リミキサー陣】
grooveman Spot / YAKENOHARA / SHINCO(スチャダラパー) / DJ YOGURT&KOYAS / LONESOME ECHO PRODUCTION / 曽我部恵一 / Cubismo Grafico / HAKASE-SUN

これは奇妙流のアフターアワーズだ

ここにあるのは夜だ。星が輝く夜がある。奇妙礼太郎の歌声が星空を気持ちよさそうに泳ぐさまを見ている感覚を覚える。星がきれいな夜にのんびりと歩きながら聴くといいかもしれない。奇妙が2011年にリリースした2枚組作品『GOLDEN TIME』の「Solo Side」に収録されていた曲のリミックスを集めたこの作品にはニュー・ディスコ、あるいはブレイクビーツあたりにカテゴライズできそうな曲が並んでいる。それらの曲は夜を思わせる。リミックスを担当したのは、曽我部恵一、やけのはら、SHINCO(スチャダラパー)、grooveman Spot、DJ YOGURT&KOYAS、CUBISMO GRAFICO、HAKASE-SUN、LONESOME ECHO PRODUCTION…。それぞれの曲のリミキサーが異なるのにも関わらず、どの曲も似たような色合いの曲に作り変えられている。

リミキサーたちはオリジナルのヴァージョンにあった夜っぽいところを残したか、夜っぽいところにフォーカスしたかのようである。リミキサーがフォーカスしたところが同じだから、似た色合いの曲が並ぶことになったのだ… と思う。オリジナルは少し古めかしいロックやブルース、フォーク・ソングを基調にしたシンプルな作りになっている。そういった音楽で表現されていた夜の感覚を、ニュー・ディスコやブレイクビーツで表現すると、こういう感じになるのか。オリジナルにあったアコースティック・ギターの音はキラリと輝くシンセサイザーに変わり、生のドラムの音は艶やかなブレイクビーツに変わっている。オリジナルとリミックスを比べてみると、全体の音の感触は大きく変わっているものの、夜を思わせるところは変わっていない。オリジナルを聴きなれた人の耳にもスーッと自然に入っていくのではないだろうか。

奇妙の歌声は心を躍らせるのだという。奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のホームページにそんなことが書いてあった。しかし、この作品の奇妙の歌声が心を躍らせるというよりも、心をゆっくりと静めていく。これまでの作品で聴ける奇妙の歌声が人々を躍らせる夜のライヴ・ハウスにあるのだとしたら、ここにある歌声はライヴ・ハウスからの帰り道にあり、にぎやかな都会のライヴ・ハウスから遠く離れた夜の公園にある。これは奇妙流のアフターアワーズだ。こんなふうに言っておこうか。(text by 小澤剛)

OTOTOY独占配信! 奇妙礼太郎のバンド / ソロのライヴ音源を高音質で!

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / LIVE at BASEMENT BAR 2011.01.22

【価格】
1)DSD+mp3 Ver.(約813MB)・1000円
2)HQD(24bit/48kHzのwav)・1000円

【ファイル形式】
1)DSD+mp3(約813MB)
2)HQD(24bit/48kHzのwav)(約371MB)
(全5曲収録)

DSDの聴き方はこちら

奇妙礼太郎 / 奇妙礼太郎 TOKYOTOWN LIVE 2011

【価格】
1)DSD+mp3・700円
2)HQD(24bit/48kHzのwav)・700円

【ファイル形式】
1)DSD+mp3(約768MB)
2)HQD(24bit/48kHzのwav)(約315MB)
(弾き語り全4曲収録)

DSDの聴き方はこちら


奇妙礼太郎DISCOGRAPHY

奇妙礼太郎、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / GOLDEN TIME

日本を代表するメンバーとのバンド・サウンドと自身の弾き語りで表現するソロ・サイド。そして奇妙礼太郎トラベルスイング楽団が、すべてこのアルバムのために新録音した、幸福感溢れるバンド・サウンドで聞かせる奇妙礼太郎トラベルスイング楽団サイドの両面から楽しめる作品。

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / 機嫌なおしておくれよ YOGURT&KOYAS REMIX ~Please make your feeling better~

関西が誇るグッド・シンガー奇妙礼太郎率いる、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団。彼らの代表曲「機嫌なおしておくれよ」「Califolnia」をDJ Yougurt & Koyasが自ら志願しリミックス!! 後半4~8曲は京都の名物フェス「ボロフェスタ2010」でのライヴ・テイクを、笑い声もそのままに収録。ゆるいのに強く惹きつけられる。温かな奇妙礼太郎の歌声をお楽しみください。

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / キング オブ ミュージック

圧倒的な歌声で人の度肝を抜き、のらりくらりとしたへらへらのMCで人を拍子抜けさせる奇妙礼太郎と、彼の声に寄り添いつつも時に彼以上に自由奔放にふるまうバンド、トラベルスイング楽団。彼らのファースト・アルバムがここに! でたらめなようで、歌うことには誰よりも真摯。にやり笑ったかと思えば泣きそうな顔をして歌う。奇妙礼太郎の魅力を存分に味わえるこの1枚を聴き逃すな!

V.A. / VELVET SONGS

七尾旅人、曽我部恵一、Chocolat & Akito、bird、Wyolicaら13組のアーティストが、様々なアプローチで歌い上げた、豪華カヴァー・アルバム。日本の良質なボップスを数多く送りだしたアルファ・レコードより、荒井由実、吉田美奈子、ガロ、ハイ・ファイ・セットら初期の作品にフォーカスをあてた、新しくも懐かしくもある一枚。

LIVE INFORMATION

6月07日@喫茶+バー48PAN(沖縄)
6月08日@ペーニャあまんかい(沖縄)
6月09日@喫茶+バー48PAN(沖縄)
6月11日@NHKみんなの広場 ふれあいホール(東京)
6月14日@Goit(大阪)
6月15日@CAPECOD(大阪)Thank you sold out!
6月16日@ZEPPなんば大阪(大阪)<トラベルスイング楽団>
6月20日@乙 -KINOTO-(東京)
6月22日@YATSUI FESTIVAL! 2013(東京)
6月23日@CLUB♯9(東京)
6月24日@SENDAI KOFFEE(宮城)
6月29日@K.Dハポン(愛知)Thank you sold out!
6月30日@BATICA(東京)<トラベルスイング楽団>

PROFILE

奇妙礼太郎
アニメーションズ、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、ALPS! などのボーカルとして活動中。泥臭くストレートで朴訥としたロックンロールから、ラブ・アンド・ユーモアなフォークまで歌い上げ、少し泣き声混じりの切ない歌声と、むき出しのソウルで人々を魅了する。

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レヴュー

【REVIEW】生活を彩る音楽隊、フィクションに誘い込むトイ・ポップ──Ribet towns『フラッシュフィクション』
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by 中の人
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峯田和伸が歌う「恋とロック」とは? 銀杏BOYZ3ヶ月連続リリースを読み解く!
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by 尾野 泰幸