松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談

2009年、まだレーベルに所属する前の空中ループが、大ファンだったというsleepy.abを呼んで、京都で2マン・ライヴを行ったことをきっかけに、現在では互いにシンパシーを寄せ合う2組のフロントマンによる対談が実現した。この2組、考えれば考えるほど共通点が多く、様々なジャンルを横断した完成度の高いサウンド・デザインを持ち味としつつ、歌を軸とした普遍性のあるポップスでもあり、さらに楽曲のキーワードとして「浮遊感」という言葉がよく使われもする。また、今年発表されたそれぞれの最新作『空中ループ』と『Mother Goose』は、それぞれバンド内での構造変化が起こり、これまでのフロントマンを中心とした曲作りと比べ、他のメンバーの曲に対する貢献度が大きく上がっているし、京都と北海道というそれぞれの地域性を重視して、そこに留まりながらも、全国規模の活動を展開しているという点も同様である。こういった共通点を軸に話を進めることによって、2組の相性の良さが改めて浮かび上がると共に、それぞれの個性もより明確になったのではないかと思う。

中でも、それぞれのバンドが表現の核として、ある種の「安心感」を音楽に求めていたことは非常に印象的だ。今年まざまざとその威力を見せ付けられた自然災害や、コントロール不能なほど急速な発展を続けるテクノロジー、国内の社会不安や刻一刻と変わる世界の情勢など、様々な要因から来る獏然とした不安感は、現代に生きることの前提とさえ言ってもいいかもしれない。はたして、その不安に対して、音楽には何ができるのか? 両者はまさにそれを探し求めているのではないだろうか。そして、その答えを見つけたとき、松井が対談の最後に話をしている「この1曲で日本中の気分が変わるみたいな曲」を、彼ら自身が作り出せるはずだ。

インタビュー&文 : 金子厚武
写真 : ハタエアヤミ

左から成山剛(sleepy.ab) / 松井省悟(空中ループ)

空中ループの最新作より期間限定で「ステレオ」をフリー・ダウンロード!


2011年10月にリリースされた、空中ループの待望の1st フル・アルバム『空中ループ』。プロデューサーに大谷友介(SPENCERPolaris、ohana)、エンジニアに益子樹(ROVO)を迎えた最強コラボ・トライアングルで送る第3章。三者三様の全く違う空間から放たれた、音楽の素粒子が混ざり合う究極の化合物、極限のポップから生まれた至極の12曲が詰まった作品。

【トラック・リスト】
01. Sky Line / 02. Traveling / 03. 長い夜に / 04. ray / 05. ステレオ / 06. 今夜、瞬く銀河まで / 07. Dancing in the rain / 08. Praying / 09. Check Out / 10. ラストシーン / 11. 言葉では / 12. Future

>>「ステレオ」のダウンロードはこちら(ダウンロード期間 : 12月7日 17:00まで)

ちょっと離れていた方が全体が見える(成山)

――空中ループ(以下、空中)とsleepy.abは2009年の10月に京都で2マン・ライヴを行っているわけですが、本格的な交流はそのときが初めてだったんですか?

松井省悟(空中ループ/以下、松井) : 対バンさせてもらったんは、それが初めてですね。

成山剛(sleepy.ab/以下、成山) : 大阪のMINAMI WHEELでライヴしたときにCDをもらったのかな?

松井 : そうです。僕らが元々ファンで、初めて大阪に来はったときぐらいから観に行ってたんですね。で、2008年のMINAMI WHEELのときになんばHatchで朝5時ぐらいにやってて、深夜やったんで物販とかに行きやすかったんで、そのときに音源を渡したのが最初。sleepy.abは翌日も長崎でライヴがあって、移動中の車内で音源を聴いてくれて、山内さんが「すごくよかったです」ってMySpaceでメールをくれて。

成山 : そうそう、それで対バンする前からメールを… お互いをちょっと褒め合うっていう(笑)。

――(笑)。で、その翌年に空中sleepy.abを呼んで2マン・ライヴが行われたと。

松井 : 年が明けて、大阪とか東京のライヴも見に行ったりして、2マン・ライヴの企画書を、これも物販に行って渡して(笑)。

――では、松井君から見たsleepy.abの魅力とは?

松井 : 単純にまず音楽がめちゃくちゃかっこよくて、すんなり入ってくるというか、ホントに唯一無二で、それでしかなくて。そういうぶれない感じっていうか、強さみたいものをすごく感じて、それを見せられたら、自分もぶれないでやろうっていう勇気をもらったというか。

――成山さんから見た空中はいかがですか?

成山 : スッと入ってきたっていうのがまず第一印象なんですけど、懐かしいような、けど前に進めるような力もあるし、音楽的にも面白いなって。

松井 : ホンマ僕の勝手な見解でちょっと申し訳ないんですけど… (sleepy.abに)LUNA SEA感を感じてて…。

――ああ、空中は実はLUNA SEAがルーツだったりするんだよね。

松井 : LUNA SEAってポスト・ロックっていうか、一回ロックを解釈し直したバンドで、(sleepy.abにも)そういう空気を感じてて。結構ツアーの車の中とかで、LUNA SEAとsleepy.abを交互に聴くみたいなのをやってて(笑)。

松井省悟

――それぞれの解釈の違いを楽しむと。

松井 : 「インソムニア」(『paratroop』収録)とかのダークなイメージの曲とか特に。

成山 : ああ、でもLUNA SEAがポスト・ロックって確かに。そういうmixiのコミュニティあったよね? 「LUNA SEAをポスト・ロックと解釈する」みたいな。

松井 : そんなコミュニティあったんすか! めっちゃ面白そうですね!

――それ、松井さんチェックしないとね(笑)。でも、ロックの再解釈的な側面のあるポップスっていうのは2組の共通点ですよね。なおかつ「浮遊感」っていうのがキーワードとしてどちらもよく使われると思うんですけど、それぞれどこからそのような要素が出てきているんだと思いますか?

成山 : 俺は幼少時代の環境が関わっていると思いますね。うちは親が離婚してて、母と妹と3人だったんですけど、いつも母がいなくなるような感覚があって、「このまま帰ってこなかったらどうしよう? 」っていうのが常にあったんです。「暗い」っていうか、「寂しい」っていう感覚がずっとあって、その何とも言えない感じを意図して音楽で表そうとしたわけじゃないけど、自然とそれをやっているのかなって。

松井 : 自分はすごい美しいものというか、きれいな景色、広い海に沈む夕日とか、夜と朝の境目の感じとかにすごく憧れがあって、そういうものを見たいといつも思ってて、そういうことを表すっていうか、やっているのかなって。

――そういう自然に対して、どんな感覚を感じてるのかな? 成山さんみたいな、ある種の「寂しさ」なのか、それとももう少し違う感覚なのかっていうと、どう?

松井 : どっちかといえば安心感っていうか、ああいうものって明らかに自分たちの範疇を超えているものじゃないですか? 自分の一生100年ぐらいは明らかに超えていて、星の年齢とかもそうですよね。そういうものに包まれる安心感というか、自分だけでいるんじゃなくて、大きな流れの中のひとつとしてあるというか、それを音楽にも求めているのかなって。ただ、それと浮遊感が繋がっているかというと…。

成山 : なんなんだろうね? 俺らもよく「浮遊感ありますよね? 」って言われるけど、浮遊感を作ろうとして作っているわけじゃない場合が多いじゃん?

松井 : なんなんでしょう… 地面でもない、高い空でもないっていうか…。

――その中間の感覚っていうことかな? 「寂しい」だけじゃないとか…。

松井 : 朝と夜の中間とか。

――そうそう、ひとつに割り切れない、ある種の曖昧さを音で表現しようとしたときに、それが浮遊感に繋がるのかなって。

松井 : そういう境目に何かある気がしてて、暖流と寒流が当たるところにめちゃめちゃ豊富な魚がいるとか。悲しいだけじゃない、寂しいだけじゃない、楽しいだけでもない、それって言葉では言い切れないし、それを音にしたいんですよね。

――もしかしたら、それが浮遊感に繋がるのかもね。でも、さっきの自然の話で言うと、松井さんは北海道に対する憧れって強いんじゃない?

松井 : そうなんですよ。スケールが全然違うじゃないですか? 京都とかホンマ開けた場所とかないですし。

成山 : ギュッとしてるもんね、京都。

松井 : してますね、コンパクトに。

――碁盤の目だもんね。京都と北海道、土地柄が音楽に表れてるっていうのも2組の共通点だと思っていて。なおかつそこに留まって今も活動を続けているっていうことは、必ずしも東京に出てこなくてもいいっていう意味で、現代的な活動のあり方を体現している2組だとも言えると思うんですね。東京に出てこようと思ったことっておそらくないですよね?

成山 : 俺はない。

松井 : 僕は、初めは上京したいってすごい思ってたんですけど、段々京都にいてもできるかもしれんって思い始めたんです。それこそsleepy.abと出会って、北海道在住なんやってめっちゃ驚いたんです。地方に住んでてもこんだけできるんやっていうのはすごい勇気になって、背中を押してもらった。

成山 : 出会った頃はすごい関西行ってたな… 年間何十本飛行機乗ってるんだろう? っていう(笑)。今でもそうなんですけど、そういう意味でフットワークは軽いかな。

空中ループ

――今は松井さんも行き来すごいだろうね。アルバム出たばっかりっていうのもあるし。

松井 : そうっすね。「今ここどこやねん? 」みたいな(笑)。でも、ホンマそういう意味でsleepy.abの存在はすごく大きいんです。

――成山さん、改めて聞くと、東京に出ようと思ったことは一回もないんですか?

成山 : 本当に一回もないです。けど、東京が嫌いとかではなくて、お祭りだと思ってて(笑)。住む場所として考えるんじゃなくて、「そういうところ」っていう。

――それこそ、遊園地に行くぐらいの感覚?

成山 : そう、みんながいっぱいいるところっていう感覚で、そこに住んでマンネリ化しちゃうのも嫌だし、ちょっと離れていた方が全体が見えるというか、そこに入ってわかんなくなるのも嫌だなって。そこでコミュニティみたいのができちゃってぶれるのも嫌だし、そういうのはなくてもいいかな。北海道でもそういうのは作りたくなくて、だから… 友達がいないんです(笑)。

――でも、ここ数年で言うとサカナクションであったり、MONOBRIGHTであったり、音楽性はそれぞれだけど、交流はありますよね?

成山 : そこらへんは一緒によくライヴをやってたんですけど、その上とか下は全くですね。

――流されないように、あえてそうしてる?

成山 : そうですね。ハコとかでもできてくるじゃないですか? あんまりそういうのには属したくないなって。

成山剛

――一方の京都は学生の街だし、縦のつながりとか強そうですよね。

松井 : コミュニティはありますね。ただ、僕らもあんまり属せてなくて(笑)。

成山 : でも、松井くん自体いろんなとこにいそうじゃない? すごいアクティヴなイメージ、そうでもない?

松井 : 京都に住んではいるんですけど、京都のシーンに属している感じはあんまりなくて、お客さんとして、京都の先輩のバンドは好きで観に行くんですけど、自分がそういう文脈の中にいるっていう感じはないですね… 浮いているかもしれない。めちゃくちゃ歌ものでもないし、でもすごいマニアックというか、ディープなことをしてるわけでもないし、こっちに行ってもちょっと違う、あっちに行ってもちょっと違うっていう。

――でもそこはね、確かに10年前だったら空中にしろsleepy.abにしろ居場所がなかったかもしれないけど、最近はサウンドと歌を両方高いレベルで突き詰めようとしてるバンドって増えていて、それこそ今回の空中のアルバムのプロデューサーである大谷(友介)さんのPolarisがいて、sleepy.ab空中がいて、下にも絶対いるでしょ? そう考えると、居場所はできつつあるのかなって。

松井 : ああ、確かにそうかもしれない。

成山 : ただ、輪の中に行こうとしても、こっちが動いたら、輪の方も移動しちゃう感じがするんですよね。だったら、追いかけるんじゃなくて、待ってた方がいいかなって。あまりそういうことは意識せずに、自分達らしいものを作っていればいいかなって。

日本中の空気をいっぺんに変えてしまうものに憧れがある(松井)

――なるほど。じゃあ、その「自分たちらしさ」っていうところでいうと、今ってsleepy.ab空中もバンドの中で構造変化が起こっていると思うんですね。かつては、成山さんや松井さんのソロの延長っていう部分があったと思うんですけど、どちらも新作では他のメンバーの曲に対する貢献度が上がってますよね。その変化がそれぞれどう起こって、二人がどう感じてるのかを聞きたいのですが。

成山 : 前は全部自分で作ってて、それを一緒にやっていくっていうのが面白かったんだけど、曲をみんなが作ってくるようになって、その楽曲の中で自分がどう生きるか、それまではソングライティングに重きを置いてたけど、ヴォーカリストとしてどういうのを乗せられるかが面白かったり、そういうことを考えるようになったかな。

松井 : 僕らは今回のアルバムからメンバーが曲を書いてたりしているんですけど、さらにそれに自分もアイデアを出してメロディを加えたり、歌詞は自分で書いたり、もうごっちゃになってて、誰がどの曲っていうよりは、人格が見えないような曲になってて、それがなんか面白くて。そこで起こる化学変化がバンドの醍醐味っていうか、曲が自分の予想できないところに行っちゃうのが楽しくて。

成山 : でも、苦手だなって思うやつとかない? これ無理だなっていうものは、それをやんわり断るっていう(笑)。「トラベラー」(『Mother Goose』収録)っていう曲があって、絶対無理だと思って、他にいい曲作ってはずそうと思ったんだけど、残っちゃって(笑)。何が大変かって、詞が書けないんですよ。自分で作れば、詞もセットになっていたりするじゃないですか? ヒントが全くない、ゼロからやる難しさはありますよね。

松井 : 僕は自分の中にあるちょっとしたアイデアとか、これは面白そうって思うんだけど、でも「これ以上どうするんや? 」っていうのが結構あって、それをメンバーに「どう思う? 」って投げて、広げてもらって、「あ、こうなったんや。じゃあ、こんなんどう? 」ってキャッチボールをする感じがありますね。

成山 : あるある。おっきいキャッチボールね、丸投げっていうレベルの(笑)。もう、爆弾みたいな(笑)。

――「誰がこれ処理するんだ? 」っていう(笑)。

成山 : 大体山内(憲介(Gu))のところに行くんだけど。「プロデューサー!」って(笑)。

――成山さんからヴォーカリストとしての意識っていう話がありましたが、松井さんも新作ではヴォーカリストとして結構苦労したんだよね?

成山 : 習ったんでしょ?

松井 : そうです。ボイス・トレーニングに行ったりしました。あとプロデューサーの大谷さんもヴォーカリストなんで、「どういう歌が人に一番響くのか? 」みたいな話を結構して。僕音痴コンプレックスっていうか、自分が音痴なんで、はずれていたりするのがすごく気になるんですよ。でも、「はずれていたら人は感動しないのか? 」っていう話になって、必ずしもそうではないなって。それよりもっと本音とか、奥底みたいなものをさらけ出したときの方がグッとくるなって思うようになって、それは大きかった。ホンマに生きている毎日が歌になるっていうのを最近すごく思ってて。

成山 : ヴォーカリストっていうことで言うと、声の揺れみたいなのがすごい出てるときって、とても伝わっている気がして。出るときと出ないときがあるんですけど、揺れっていうか震えっていうか、音波として出てるみたいなイメージで、それが綺麗な揺れになったときに、伝わっている気がするんです。

松井 : 響いているみたいな感じですか?

成山 : 体の中に響いているみたいな、ビブラートじゃなくて。前にスティングを武道館に観に行ったんですけど、ホント音波みたいで。口から出てるんじゃなくて、骨とか肉とか、その人の体から出てるんだなって思って、それから揺れをすごく意識するようになりました。

松井 : 波って音楽的な要素っていうか、海の波もある意味音波だと思うんですよね。心臓の音とかもそう。そういうのって自分にとってもテーマだったりするんです。

――さっき松井さんが言ってくれたみたいに、その人そのものが見えるっていうか、途中で言ってた浮遊感とかだけじゃなくて、ある種の生々しさっていうか、それこそ生活の感じとか、そういう要素もそれぞれの音楽から感じられるようになってきていると思うんですよね。

成山 : 「小さな光」(『夜明け、光。』収録)を初めて聴いたときに、すごい松井くんっぽいなって思った。松井くんの暖かいところとか、包み込む感じっていうか、そういうのがすごく表れていて、とても感動したのを覚えてます。いい曲だよね。あの曲大好きなんですよ。

松井 : そういうメールとかもらったら保存していますからね(笑)。

成山 : 松井くんの内面に触れたような感覚っていうか。

松井 : 内面って、隠さずに裸になるっていうか、そういうことをすれば、多分向こうも開いてくれるし、それでより繋がれるイメージがあって。「ねむろ」(『archive』収録)ってあるじゃないですか? あれはやっぱり故郷の?

成山 : いや、故郷関係ないんだよね、実は(笑)。

松井 : 関係ないんですか!?

成山 : "眠ろう"っていう曲で「ねむろ」ってつけちゃった。ダジャレみたいな(笑)。

松井 : マジっすか!? めっちゃ衝撃なんですけど! あれホンマすごく好きで、僕は故郷の歌やと思っていたんで、成山さんを形成してきた場所の歌っていうか…。

成山 : そうだよね、詞を聴いても故郷の歌だって思うよね(笑)。

松井 : <ここには帰れない>とか、完全にそうやと思ってました(笑)。だから、成山さんの結構芯の部分の曲なのかなって。

sleepy.ab

――もちろん、「ねむろ」にもそういう部分はあるだろうし、あと内面をさらけ出した曲っていうことで言うと、「メロディ」(『palette』収録)がそういう曲なのかなって。

成山 : そうかもしれないですね。さらけ出すっていう意味では「メロディ」っていう曲が、松井くんも言ってた"開いた"曲かなって。

松井 : でも生活している場所の空気が出るってすごいことですよね。音の方言みたいなのってある気がして、僕らにもあるんやろうけど、そういうのすごい面白いなって。だから、やっぱり自分は京都を拠点にして作りたいと思ったし、そういう人たちが全国にいたら、すげえ国自体楽しいっていうか。音楽だけじゃなくて、いろんな他のことも、どうしても東京に集中するっていうのがあると思うんですけど、その場所その場所にすごい魅力があるんですよね。

――うん、sleepy.abがsleepy.ac(sleepy.abのアコースティック編成バンド)として全国のちょっと変わった会場でライヴをやっているのとかも、そういう部分と繋がっている気がする。

成山 : 東京はもうちょっとスタイリッシュ。地方だとちょっとダサくても生きるっていうか、だから、sleepy.abが東京でやっていたら、俺自体魅力を持てなかったかもしれない。それぐらい、北海道とsleepy.abっていうのは意味がある気がして。

松井 : ちょっと歪っていうか、スタイリッシュではないけど、それがすごい愛しいっていうか。

成山 : お互いロマンチストなところはあるかもしれないよね(笑)。

松井 : かなりあると思いますね(笑)。でも、それぞれがいいっていうだけじゃなくて、この1曲で日本中の気分が変わるみたいな曲って毎年自分の中にあって、去年やったら『ゲゲゲの女房』の「ありがとう」っていういきものがかりの曲とかすごい好きで。

成山 : なんであの人たちあんないい曲ばっかりできるんだろうね? いつも良すぎて、腹立つよね(笑)。

松井 : ああいう日本中の空気をいっぺんに変えてしまうものにもすごく憧れがあって、ある種の普遍性っていうか、そういう曲をやりたいと思っていて。なんなら日本だけじゃなくて、世界中で共有できるようなことをやってみたい。地方っていうのを大事にしつつ、大きな世界にも広がる、両方できたらなって思うんですよね。

LIVE SCHEDULE

空中ループ

2011年12月6日(火)@北堀江 Club vision
2011年12月10日(土)@尾道 JOE BOX
2011年12月11日(日)@広島 MUGEN5610
2011年12月13日(火)@ 札幌 SOUNDCRUE
2011年12月14日(水)@札幌 Sound Lab mole
2011年12月15日(木)@渋谷 O-nest
2011年12月21日(水)@仙台 park Square
2011年12月24日(土)@南堀江 knave
2011年12月28日(水)@名古屋 池下UPSET
2012年1月26日(木)@京都 磔磔

空中ループpresents「ライブ アクロス ザ ユニバース4」

2012年2月3日(金)@心斎橋 JANUS
2012年2月4日(土)@新宿 MARZ
2012年2月5日(日)@新栄 クラブ・ロックンロール

sleepy.ab

2011年12月7日(水)@札幌 Revolver
2011年12月22日(木)、23日(金・祝)@札幌 Sound Lab mole
2011年12月30日(金)@新宿 Motion+MARZ
2011年12月31日(土)@幕張メッセ 国際展示場1〜8ホール、イベントホール
2012年1月20日(金)@Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE ※成山内での出演

PROFILE

空中ループ

京都発信、音響ギター・ポップ・バンド「空中ループ」。のびやかで心地よいメロディー、独自の浮遊感と躍動するリズム、小さくも確かに心を灯す詞。それらが絶妙に合わさる音世界は唯一無二。これまでのリリースCDは、タワレコ新宿店、京都店、梅田マルビル店で発売日インディーズ・チャート1位を獲得。また全国のタワー・レコードがプッシュするアイテム「タワレコメン」に選出される等々、好セールスを記録。 2011年より、プロデューサーに大谷友介(SPENCER、Polaris、ohana)、レコーディング・エンジニア&MIXに益子樹 (ROVO)を迎え、新プロジェクト「Walk across the universe」が始動! 『この国(日本)を変える、音楽の一端を担う』というおおきな目的に向かって、ちいさな日常を邁進している。

>>空中ループ official web

sleepy.ab

札幌在住の4ピース・バンド。接尾語の"ab"が示す通りabstract=抽象的で曖昧な世界がトラック、リリックに浮遊している。Vo成山らが紡ぐ美しく繊細なメロディGt山内の変幻自在の空間プレイ、Ba田中とDr津波の確かな素養に裏付けされた強靭なボトム。シンプルに美しいメロディ、声、内に向かったリリック、空間を飛び交うサウンド・スケープが4人の"absolute" な音世界をすでに確立している。3rdアルバム『palette』収録の「メロディ」がFM NORTH WAVEのメガ・プレイ、同局にて『archive』収録の「雪中花」がHOT100チャート1位を記録。国内外アーティストからも注目され、ARABAKI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVAL(2年連続)、SUMMER SONIC、RUSH BALL、FUJI ROCK FESTIVALなどの大型フェスにも出演。

>>sleepy.ab official web

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@kameneko10松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 #ototoy http://t.co/elkCekwR @ototoy_jpさんから
2012/01/03 09:45:58
@CORKSCREW_99「空中」って浅井氏がまえにツイッターでも言及してたバンドか。やっぱりLUNA SEAの話してるね。「ポスト・ロックとしてのLUNA SEA」的な。 http://t.co/jIkteRtq
2011/12/20 11:51:27
@tksmykz“[ototoy] 特集: 松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談” http://t.co/r0XK8e6L
2011/12/20 10:51:47
@ayamihataeまだの方はぜひー!LaB LIFeだいすきだったのでにやにやしちゃう。RT @kuuchuuloop: 空中ループ「ステレオ」期間限定でフリー・ダウンロード中です!松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)の対談はこちらから! http://t.co/Ow3l3shE
2011/12/12 20:25:55
@kuuchuuloop明日から札幌です!京都、札幌といえば、この対談!空中ループ「ステレオ」、期間限定でフリー・ダウンロード中です!松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)の対談はこちらから! http://t.co/oXApgzul
2011/12/12 20:22:32
@rize92空中とスリーピーって繋がりあるんだ… http://t.co/GM9YlmaO
2011/12/04 01:29:59
@KanaOhtsuki松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 #ototoy http://t.co/ebzQlLPk via @ototoy_jp
2011/12/04 01:27:04
@magic_mist2月の空中ループ、見に行こうかしら[ototoy] 特集: 松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 - http://t.co/R7P1PZCE
2011/12/03 23:05:15
@ARTN1014空中ループの「ステレオ」、無料配信中!めっちゃかっこいい! 松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 #ototoy http://t.co/1vSrg7bB via @ototoy_jp
2011/12/02 18:55:42
@kaori_kuuchuuステレオ、ぜひ聴いて下さーい☆RT @kuuchuuloop: 【RT希望】音楽配信サイトOTOTOY企画 空中ループ×sleepy.ab対談 人気曲「ステレオ」緊急フリーダウンロード記念対談アップ!http://t.co/HDjCEciT
2011/12/02 15:24:40
@akakit松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 #ototoy http://t.co/5ZfSGLEf via @ototoy_jp 「期間限定で「ステレオ」をフリー・ダウンロード!」Lab Life のカバーだった!
2011/12/02 01:36:56
@roii69空中ループのステレオという曲をダウンロード。これってLaB LIFeの曲だよね(?)と思ったら、大谷友介プロデュースと聞いて納得。松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 #ototoy http://t.co/rPf23dzT via @ototoy_jp
2011/12/01 22:55:30
@minisweet0326松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 #ototoy http://t.co/j6LdRU8j via @ototoy_jp 対談むちゃくちゃ良かったです。 曲もダウンロードしちゃいました。
2011/12/01 21:54:42
@reichan0822空中ループのステレオという曲が無料ダウンロードできます。めちゃくちゃいい曲。期間限定なのでお早めに!http://t.co/AA8wx1g5
2011/12/01 19:04:14
@ikirukoやっと読んだ~ε- (´ー`*)テンポ感があっててリラックスムード。地方発信の空気感て好きだなって思う。→→ 松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 #ototoy http://t.co/H2w7clSv via @ototoy_jp
2011/12/01 14:37:37
@MTK_spica凄く嬉しい!!(*´∀`)/ 松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 http://t.co/lIu6l72S
2011/12/01 12:47:05
@wshiratama成山さんと松井さんの対談、むっちゃ良い(*^^*) "@kuuchuuloop: 【RT希望】音楽配信サイトOTOTOY企画 空中ループ×sleepy.ab対談 人気曲「ステレオ」緊急フリーダウンロード記念対談アップ!http://t.co/lYri0Uwx"
2011/12/01 11:03:05
@cmhxxx「ある種の曖昧さを音で表現しようとしたときに、それが浮遊感に繋がるのかな」っていいな。http://t.co/V7FLreHY
2011/12/01 00:12:00
@ct_daisuke松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談 #ototoy http://t.co/3gylmGjJ via @ototoy_jp
2011/11/30 23:38:35
"Close Up"の最新アーカイヴ
毎月SONG BOOKが届く! Rie fu Monthly project『fu diary』スタート
[CLOSEUP]・2012年05月29日・ 毎月SONG BOOKが届く! Rie fu Monthly project『fu diary』予約開始 新企画「fu diary」がはじまります! 日本でのCDデビューと同時期に渡英、ロンドン芸術大学でファインアートを学び、画家としても活動するシンガー・ソングライターのRie fu。カンヌの音楽祭への出演やヨーロッパでのライヴ活動のほか、帰国してからは井上陽水のデビュー40周年ツアーへの参加、ORANGE RANGE NAOTOのプロジェクト、delofamiliaへ加入するなど、多方面で精力的な活動を続けてきた彼女が、生活の流れの中にある「絵を描くこと、歌を作ること」の模様を、音楽だけでなくアートワークやテキストなど、様々な方法で表現していく本企画。 この企画は、2012年6月から11月までの6ヶ月間、毎月新曲を3曲ずつ販売していきます。さらに、音源発表と同時に書き下ろしのアートワークもお届け。アート/エッセイ・ブックとして電子書籍サイトBCCKSにて毎月更新していき、最終回を迎える頃には、1冊の文庫にするべく、実際に製本を行います。アートブックは、プロジェクト全回終了後に郵送にてご自宅にお届けしま
7月11日@渋谷WWWにて、虚弱。ワンマン・ライヴ開催!
[CLOSEUP]・2012年05月28日・ 渋谷WWWに向けて、虚弱。が動き出す! 音響や楽曲構成で競うのではなく、インストにポップスとしての新たなアプローチを提示したという点で、“虚弱。”のデビュー作『孤高の画壇』が2012年に与えたインパクトは小さくない。なかでも初音ミクを取り上げた最終曲「affection」は、このバンドの楽曲が"ソング"に根ざした発想から生まれていることを如実に語っている。コラボレーションから生まれた楽曲ということで、あくまでも作品の一側面としては捉えつつ、少なくともこの曲がバンドの可能性に更なる広がりを与えたことは間違いないだろう。 そこで今回はギターの壷内佳奈とドラムのまにょに加えて、「affection」の作詞作曲を手がけた気鋭のサウンド・クリエイター"やしきん"をお招きし、この現代的な楽曲がどんな感性から生まれたものかを両者の発言から探っていくことにした。 インタビュー&文 : 渡辺裕也写真 : 畑江彩美 7月11日@渋谷WWWにて、ワンマン・ライヴを開催!2012年7月11日(水)@渋谷WWWOPEN : 19:00 / START : 19:30【チケット】前売り : 2,500円(+1D) / 当日 : 3
キツネの嫁入り『俯瞰せよ、月曜日』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月25日・ キツネの嫁入り、待望のセカンド・アルバム完成! 「どこにも属してないんです、キツネは。」2006年より京都で活動するバンド、キツネの嫁入り。その中心人物であるマドナシと初めて話した時、彼はそんなことを言っていた。私が彼らの音楽を誰かに伝える時、童話作家の宮沢賢治の名を引用する。全篇通して懐かしく温かで、時にゾッと背筋を凍らせる瞬間がある。そんなところがよく似ている。ミュージシャンで例えるなら? 途端に名前は出て来ない。ポップでありながらプログレッシヴ、幻想的でありつつも辛辣。一つの言葉では括れない、確かにどこかに属しがたい音楽だ。 昨年2011年には大規模な自主企画イベント「スキマアワー」を成功させ、今年2012年にはその2回目を開催し、大成功させた。昨年の開催の際に再び彼と話す機会があり、当時制作中の作品について「パンクな作品ができると思います」と嬉々として語ってくれた。で、完成した訳だ。それが本作『俯瞰せよ、月曜日』という訳だ。まずはバンドの成り立ちから。そして、いわゆる「パンク」の音からはかけ離れたこの音と言葉が語るパンクとは? 京都にあるマドナシの家でメンバー全員に話を伺った。 インタビュー&文
by bobbiiiiie
acari『陽がよく当たる』先行配信&フリー・ダウンロード
[CLOSEUP]・2012年05月23日・ 三浦コウジ(Vo/G)、伊藤 祐介(B)、斉藤 正樹(Dr)からなるスリー・ピース・バンドacariの2年ぶりの新作『陽がよく当たる』が完成! ライヴ・ハウス・シーンを中心に着実に認知と支持を拡大する彼ら。しなやかでありながら芯の太い良質なメロディー・センスは今作でも健在で、深沼元昭(PLAGUES、GHEEE、mellowhead)プロデュースの元、研ぎすまされたサウンドをつくり上げました。OTOTOYではCDの発売から2週間先駆けて販売開始。さらに、「点と線」を期間限定でフリー・ダウンロードでお届けします! >>「点と線」のフリー・ダウンロードはこちら(期間 : 5/24〜5/31) CDの発売に先駆けて販売開始!acari / 陽がよく当たるVocal三浦コウジの独特で繊細な歌声と甘く切ないメロディ、60'sソフト・ロックからオルタナティヴ・ロックまで様々な音楽要素を消化したサウンドは、センチメンタルでありながらも激しく包み込まれる独自の世界。プロデューサーに深沼元昭(PLAGUES、Mellowhead)を迎えて制作された全11曲。 acari 三浦コウジINTERVIEW 新メンバーを加えて臨
by 渡辺 裕也
ショピン『花の下の人々』『マロのさんぽ』2作同時配信!!
[CLOSEUP]・2012年05月23日・ 日常とファンタジーを繋ぐショピンの最新作が2作同時リリース!! 田中馨(ex SAKEROCK)、タカハシ ペチカ(ヒネモス)、野々歩(コケストラ)、内田武瑠(ex GoodDogHappyMen)の4人から成るバンド、ショピンの新作が2作同時にリリース!! アコースティックの楽器を中心に、がらくたや玩具の音も一体になった、子どもの頃の自由な気持ちを思い出させてくれる楽曲に、やさしくも力強いヴォーカル。まるで、おもちゃもぬいぐるみも一緒になって歌い出してしまうような、ファンタジーと日常が混じり合ったような彼らの最新作2枚を同時にお届けいたします!! やさしくも力強い、ショピンの新作を2作同時リリース!!ショピン / 花の下の人々1.春はあけぼの / 2.グリーンピース / 3.花の下の人々【価格】mp3 単曲200円 / まとめ購入 450円wav 単曲250円 / まとめ購入 750円ショピン / マロのさんぽ1.マロのさんぽ / 2.マロのさんぽ (テレビバージョン) / 3.マロのさんぽ (おじゃる丸バージョン) / 4.マロのさんぽ (カラオケバージョン)【価格】mp3 単曲200円 / まとめ
The Flickers『WAVEMENT』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月12日・ The Flickers INTERVIEW ロックンロール〜ポストパンク・リヴァイヴァルから、その発展形としてのニュー・レイヴ、さらにはエレクトロ、そしてよりメロディを重視した80年代エレクトロ・ポップへの回帰。そんな2000年代をリアルタイムで経験し、その先で何を鳴らすか? The Flickersというバンドは、そんな音楽的な地平に立っているバンドである。そこで彼らが選んだのは、ガレージ・ロックのテンションで、焦燥と狂騒のダンス・ビートを鳴らすこと。特に、バンドの中心である安島裕輔にとっては、それこそが世界とつながる手段であり、その極端な性格が、そのままバンドの個性となっている。こういうバンドは、強い。昨年末に発表された1stミニ『WONDERGROUND』に続く、2ndミニにして初の全国流通盤『WAVEMENT』で本格的なスタートを切る3人に、これまでの活動と現在地を語ってもらった。 インタビュー&文 : 金子厚武 The Flickers / WAVEMENT「ガレージ・ロック・リヴァイバル×エレクトロ・ポップ」…期待の3ピース・ロック・バンドの2ndミニ・アルバム『WAVEMENT』が完成
by 金子 厚武
きのこ帝国 デビュー・アルバム『渦になる』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月11日・ 個人的に、サイケデリックなバンドは大好きなのだが、近年のシューゲイザー・リバイバルと呼ばれるようなバンドでいいと思えるものは少なかった。では、その差が何なのかと考えてみると、それは音に必然性があるかどうかの違いなのだと思う。つまり、スタイルとしてではなく、思想が音になっているかどうか、そこがポイントなのだ。そして、きのこ帝国というバンドは、間違いなく思想が音になっているバンドである。現代の若者のほとんどがどこかに抱えているであろうある種の諦念が感じられる一方で、生きることに対する情念にも近い固執があり、その二つが摩擦を起こすことによって生まれるノイズこそが、きのこ帝国が生み出す音の正体なのだろう。だからこそ、きのこ帝国というバンドはスペシャルであり、こういうバンドこそが、誰かにとってのかけがえのない存在になる資格を持っている。デビュー・アルバム『渦になる』、ぜひ聴いてみてほしい。 インタビュー&文 : 金子厚武 待望のデビュー・アルバムが登場きのこ帝国 / 渦になる'【価格】''単曲200円 / アルバム1200円きのこ帝国が結成されたのは、2007年。同じ大学に通っていた、佐藤(Gt,Vo)、あーちゃ
by 金子 厚武
オワリカラ『Q&A』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月09日・ タカハシヒョウリ INTERVIEW 「まだ成長しているぞ」とは、画家のルノワールが亡くなる直前に言ったことばらしい。いやー、オワリカラも、確実に成長しているぞ。3月にライヴ会場限定販売の「さよなら女王陛下e.p.」を出してはや2カ月、3枚目のアルバム『Q&A』をリリース!『ドアたち』『イギー・ポップと讃美歌』よりもポジティブで、キャッチーで、「うた」と「ダンス」が際立ったアルバムとなっている。前回に続き、ボーカル&ギターのタカハシヒョウリにアルバムのキモ、彼にとっての「うた」とは、こころの奥底などを聞いた。見えてきたのは勇気と男気と器!? インタビュー&文 : 福アニー オワリカラ / Q&Aオワリカラのニュー・アルバムが完成! 歌とダンスが前面に押し出され、さらにスケールアップしたバンド・サウンドが展開されている。また共同プロデュースには、東京事変やフジファブリックなどを手掛けたレコーディング・エンジニアの井上うにが参加。より開かれたオワリカラが用意した解答編的マスターピース全11曲。1. GO / 2. ちぎってはなげる / 3. サバビアパンクロックパーティー / 4. さよなら女王陛下 / 5.
by 福 アニー
Tam Tam『meteorite』
[CLOSEUP]・2012年05月03日・ ダブ、レゲエの歴史的系譜に続く本格派バンド、Tam Tamがデビュー!! 新鋭現る。これこそミュート・ビートを出発点として30年に亘る変遷を辿っていった日本のダブ・バンドにおける最新形態だろう。ジャマイカでルーツを育み、クラブ・ミュージックを通過しながらダブ・ステップなどに派生していったのが現在のダブだとしたら、このTam Tamが鳴らすのはそうした最新のビート・メイカーからの反響をバンド・アンサンブルに加えつつ、オーセンティックなソング・ライティングを基調とさせたサウンド・コラージュであり、その最もポップな形を提示したのが、彼らのファースト・フル・アルバム『meteorite』だ。そう、なによりもこの『meteorite』というタイトルこそ、このバンドがダブ/レゲエの歴史的系譜に続く本格派であることを物語っている。すなわちそれはサイエンス・フィクション。詳しくはぜひ以下の鼎談に最後まで目を通していただきたい。 今回はバンドからフロント・マンの黒田さとみとベースの小林樹音に加え、本作のプロデュースを手がけたHAKASE-SUN(リトルテンポ、ex フィッシュマンズ)をお招きし、『meteorite』の制作
by 渡辺 裕也
Drakskip『それでも舵を取る –Steering Through The Storm-』配信開始&メンバー・インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月01日・ 京都発インスト・バンドDrakskipの、3rd Albumが登場!北欧の民俗音楽を軸に、独自のアレンジを凝らした伝統曲やオリジナル・ソングを奏でるインストゥルメンタル・バンド、Drakskip(ドレイクスキップ)。この取材の話を受けて彼らのことを調べる中、2011年4月に表参道の路地裏で突如始まったストリート・ライヴのことを思い出していた。と思ったら、まさかの本人たちだった。なぜ1年前に一度見たきりの彼らのことを鮮明に憶えていたかというと、まずは鍵盤とバイオリンが合体したような謎の楽器だったり、12弦のギターだったり、ドラム・セットに見たことのない打楽器がたくさん付いていたりと、とにかく楽器が変わっていたから。また、老若男女問わず多くの人が路上で鳴る音楽に足を止める光景を、それまであまり見たことがなかったから。そして、人が多く忙しない表参道を、異国情緒ある街並みへと瞬く間に変えたから。 そんなDrakskipだが海外での演奏経験はまだなく、来たる7月にスウェーデンで行われる音楽フェス「Eileens Folkfest 2012」への出演が初となる。「ターニング・ポイントになる可能性が高い」と早くも予想す
by bobbiiiiie