AlfaMusic

ARAM(24bit/96kHz)
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ARAM(24bit/96kHz)

FABRIZIO SAVINO

若手有望株ギタリストが魅せる妖しげでメロディアスな音風景’81年生まれ、イタリアジャズ界期待の新星ギタリスト、ファブリジオ・サヴィーノのAlfaMusicから2枚目の作品となるリーダー作。カルテットのメンバーはピアノに今イタリアで最も脚光を浴びている注目若手のエンリコ・ザニシ、ベースにニコラ・コンテのツアーメンバーとして来日もしているルカ・アレマンド、ドラムはケッコ・フォルナレッリの作品で知られるダリオ・コンジェード。一時的にNYに移り住み数々のミュージシャンとの交流を経て’11年にはThe Jimmy Woode European Jazz Awardで最優秀ギタリストを勝ち取り、確実に一流ミュージシャンへの道を進んでいる彼のプレイはジョン・スコフィールドやマイク・スターンを思わせるような滑らかでスムーズなフレージングが特徴的でありとても美しいもの。時折見せる緊張感溢れるアウトフレーズも彼の音楽的センスをとても感じさせるものであり、メロディアスなフレーズとの対比が実に妖艶である。スウィング曲や変拍子曲ではバンド全体で一体となって突き進む様も垣間みられ、カルテットアンサンブルとしても見事なもの。今後も注目されていくであろう彼の妖艶なプレイは必聴!【演奏】FABRIZIO SAVINO (Guitars)ENRICO ZANISI (Piano,Electric piano)LUCA ALEMANNO (Double bass)DARIO CONGEDO (Drums)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】SORRISO STUDIO(イタリア/バリ)【サウンドエンジニア】Tommy Cavalieri

LOOKING AHEAD(24bit/96kHz)
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LOOKING AHEAD(24bit/96kHz)

DANILO ZANCHI Trio

欧州の憂鬱な空の美しさを表現したかのようなフレージング!自身が「理想のトリオ」と語っているダニーロ・ザンチ率いるギタートリオのデビューアルバム。ベースにはイタリアを代表するプログレッシブ・ジャズ・ロック・バンド「Area」のリーダーであったアレス・タヴォラッジ、ドラムはグレッグ・バーグ・カルテットの一員であったジョン・B・アーノルド。アラン・ホールズワースやパット・メセニーをフェイバリットにあげる彼のギタートーンは繊細で透明感溢れるもの。そしてテクニカルなプレイも音響的コードワークも哀愁を感じさせ、退廃的な美しさに満ち溢れている。キャリア十分なリズム隊も基本ギターのメロディーをバックアップし美しさをさらに際立たせる役目に徹しているが、スウィングナンバーでは水を得た魚のように暴れ回りスピード感溢れるソロプレイを見せてくれる。欧州独自の憂鬱さと退廃と繊細さと気品を感じさせる上質な一枚。【演奏】DANILO ZANCHI (Guitars)ARES TAVOLAZZI (Double bass)JOHN B. ARNOLD (Drums)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】Artesuono(イタリア/ウディネ)【サウンドエンジニア】Stefano AmerioAlessandro Guardia

SOLARA(24bit/96kHz)
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SOLARA(24bit/96kHz)

PIERPAOLO BORGIA Quartet

スピード感&躍動感に哀愁をまぶしたギターカルテット!様々なバンド活動やディズニー関連の仕事等30年近くの活動歴を誇る百戦錬磨のギタリスト、ピエルパオロ・ボルジア率いるカルテットの’13年発表の作品。ピアノにはステファノ・ディ・バティスタ、パオロ・フレス、エンリコ・ラヴァ等との共演でも知られるアッレサンドロ・グイス、ベースにはパオロ・ディ・サバティーノ・トリオ作品で日本でもおなじみのマルコ・シニスカルコ、フューチュアリングパーカッションにステファノ・バターリアとのデュオが有名なミケーレ・ラッビア等、イタリアの実力派アーティストが参加している。フラメンコを思わせる哀愁漂うギターが印象的であり、豊富な活動歴を誇るだけありギターを歌わせる術に長けたプレイが素晴らしい。アルバム全体としてもジョン・スコフィールドを思わせるサウンドから疾走感溢れるラテンリズム、ポップでメロディアスなフレーズから哀愁ボサノヴァまで幅広い引き出しでサウンドを鳴らし、飽きさせない展開を全編に渡って聴かせてくれる。ヨーロッパの哀愁を存分に感じられる作品。【演奏】PIERPAOLO BORGIA (Guitars)ALESSANDRO GWIS (Piano)MARCO SINISCALCO (Bass)LELE CALIFANO (Drums)Featuring: MICHELE RABBIA (Percussions)ALESSANDRO CEFALÌ (bass)SERGIO ROMANO (Keyboards)CLAUDIO PANTALEONE (Voice)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardiaessandro Guardia

ECLECTIC TASTE(24bit/96kHz)
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ECLECTIC TASTE(24bit/96kHz)

SERGIO COPPOTELLI

オールスター的メンツによる王道ジャズスタイルの決定盤!’29年生まれ、数々の大舞台を経験してきた大ベテランギタリスト、セルジオ・コッポテェリのリーダー作品。ギル・エバンス、ジョージ・ラッセル、アーチー・シェップのオーケストラへの参加等長いキャリアを誇る彼だけあって参加ミュージシャンも豪華。エンリコ・ピアレヌンツィとの共演作が知られるアダ・モンテッラニコ(vo)、晩年のコルトレーンのベーシストだったジミー・ガリソンの娘ジョイ・ガリソン(vo)、15枚のリーダー作を吹き込んでいるマウリッツォ・ジャンマルコ(A.sax)、AlfaMusic作品「Trionometry」でも見事なプレイを披露していたステファノ・カンタラーノ(B)、イタリアジャズ界を代表するリズム隊であるジョヴァンニ・トマソ(B)&ロベルト・ガット(Dr)、スティーヴ・グロスマン等ビッグネームとの共演で広く知られるジャンパオロ・アスコレーゼ(Dr)等新旧有名ミュージシャンが参加し、作品に花を添えている。幾多の経験に裏打ちされた確かなギターのトーンだけでも聴く価値は十分にあるが、豪華メンバーの演奏による王道スタイルの楽曲がまた見事な出来映え。所々に配置されたヴォーカルトラックも一輪の花が咲いたかのような華やかさを作品に与えている。スタンダードナンバーからボッサやスロー等、聴きごたえあるメロディーが満載の一枚。【演奏】SERGIO COPPOTELLI (Guitars)ADA MONTELLANICO (Voice)JOY GARRISON (Voice)MAURIZIO GIAMMARCO (Alto sax)CINZIA GIZZI (Piano)PINO JODICE (Piano)GIOVANNI TOMMASO (Double bass)STEFANO CANTARANO (Double bass)GIAMPAOLO ASCOLESE (Drums)ROBERTO GATTO (Drums)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia

GOLEM(24bit/96kHz)
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GOLEM(24bit/96kHz)

GABRIELE COEN

哀愁の旋律の美しさが全編を覆った名盤!イタリアで最も有名なクレズマー・バンドKlezroymのオリジナルメンバーであるサックス奏者、ガブリエル・コーエンのリーダーアルバム。彼名義では通算9枚のリーダー作を発表しているが、これは’09年発表の7枚目。人気ピアノ・トリオLTCの中心人物のピエトロ・ルッスがピアノ、ヨーロッパのパット・メセニーとも呼ばれるルッテ・ベルグがギター、マックス・イオナータとの共演で知られるマルコ・ロッドがベース、アントニオ・ココマッツィの作品に参加しているルカ・カポーニがドラムで参加。クレズマーの代表曲「Dona Dona」を収録しているとおり、涙腺を刺激するような哀愁感溢れる旋律が全編に渡り流れる。トラッドナンバーも秀逸なアレンジで4曲取り上げているが、パルプ・フィクションで有名になった「Miserlou」のカヴァーも見事なアレンジ。ソプラノ・サックスの渇いた音色もエレキ・ギターのヴィブラートも旋律の切なさを高め、情感たっぷりの哀愁美サウンドを聴かせてくれる。歌心溢れた物悲しく美し過ぎるメロディーがたっぷりと堪能できる傑作!【演奏】GABRIELE COEN (Soprano & Tenor Sax, Clarinet)PIETRO LUSSU (Piano)LUTTE BERG (Electric & acoustic Guitars)MARCO LODDO (Double bass)LUCA CAPONI (Drums, darbouka, glockenspiel)BENNY PENAZZI (Cello)SIMONE HAGGIAG (Bongos, shaker)【録音/ミックススタジオ】RIFF RAFF JAZF STUDIO(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Raimondo Mosci【マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia

MR.JOBHOPPER(24bit/96kHz)
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MR.JOBHOPPER(24bit/96kHz)

FABRIZIO D'ALISERA 5et

イタリアの今を伝えるモダン・ハード・バップ作品!’79年生まれの若手サックス奏者、ファブリツィオ・ダリセラのリーダーアルバム。現在まで2枚のリーダー作を出している彼であるが、これは’12年に発表された彼の1stアルバムである。主な参加メンバーはドラムにアレッサンドロ・ブラーボ・トリオのメンバーで知られるアレッサンドロ・マールツィ、トランペットにイ・コンティ・ルッジェーリ・クインテットのメンバーでもあるチジアーノ・ルッジェーリ。スピード感溢れるハード・バップが冒頭から鳴らされ、熱を帯びた艶やかに疾走する彼のサックスは非常に聴きごたえたっぷり。サックスからトランペット、ピアノへソロが移り行く様が非常にスリリングで鳥肌もの。若手中心のバンドだけあってメンバー一体となって突き進む局面では音に勢いがあり耳がどんどんと引き込まれてしまう。現代のモダンなイタリア・ジャズ・シーンを代表するべき音が満載の作品。【演奏】FABRIZIO D'ALISERA (Tenor sax)ALESSANDRO MARZI (Drums)GIULIO SCARPATO (Double bass)TIZIANO RUGGERI(Trumpet, Flugelhorn)KARIM BLAL (Piano)MARTINO ONORATO (Piano, Hammond, Fender Rhodes)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia

PAROLE INUTILI(24bit/96kHz)
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PAROLE INUTILI(24bit/96kHz)

LILLO QUARATINO

ムーディーな世界に浸れる見事なアンサンブル数々のセッションをこなしている中堅〜ベテランベーシスト、リロ・クアラティノのAlfaMusicから2作目となるリーダー作。参加ミュージシャンはブラジル出身でヨーロッパ方面でも活躍中の兄弟ホベルト・タウフィッキ(Guitar)&エドゥアルド・タウフィッキ(Piano)、小沼ようすけとも交流のあるジャンカウロ・マウリーノ(Sax)、ステファニア・タリーニのアルバムでも素敵なプレイを披露していたガブリエル・ミラバッシ(Clarinet)、あのチェット・ベイカーとも共演歴を持つニコラ・スティーロ(Flute)等。アルバム一貫してムーディーな世界観とポップで美しい旋律が支配する大人のサウンド。自らのベースプレイを誇示することなくコンポーザーに徹して見事に歌心溢れるメロディアスで叙情的なアンサンブルを生み出している。フリーな展開からメロディアスに展開していくラスト曲も非常に面白い。繊細でもあるが温かみも確かに感じられる非常に上質なムーディー・ジャズ・アルバム。【演奏】LILLO QUARATINO (Double bass)ROBERTO TAUFIC (Acustic guitar)EDUARDO TAUFIC (Piano)GIANCARLO MAURINO (Tenor & Soprano Sax)GABRIELE MIRABASSI (Clarinet)NICOLA STILO (Flute)ROBERTO “RED” ROSSI (Drums & Percussions)MARTA RAVIGLIA (Voice)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】FORWARD STUDIOS(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro GuardiaGuardia

CAROSONANDO(24bit/96kHz)
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CAROSONANDO(24bit/96kHz)

NANDO CITARELLA & TAMBURI DEL VESUVIO

南仏の歴史も散りばめたワールド・ミュージック良質なエスニック・ミュージックを奏でるグループ、NANDO CITARELLA & TAMBURI DEL VESUVIOのAlfaMusicからの2作目で通算4枚目の作品。今作はイタリアで活動しているSkatò Saxophone Quartetをゲストに迎えての作品となる。複数のホーン、パーカッションを軸にバグパイプやリコーダー、アコーディオン等を織り交ぜ、ナポリの民族音楽やアフリカンリズムやラテン・パーカッションを取り入れたエスニック・ミクスチャー・サウンドが実に楽しい。リーダーであるナンドの迫力あるテナーヴォイスがサウンドをぐっと引き締め、アンサンブルを力強く引っ張っている。ポピュラー・ソングのちょっとしたフレーズをアルバム随所に取り入れた遊び心も聴き所。パーカッションが繰り出す強烈なグルーヴとルーツ楽器とホーンとのアンサンブルがなんともいえない無国籍な響きとヨーロッパの哀愁を生み出している、グッド・ワールド・ミュージックな一枚。【演奏】Nando Citarella (Tenor Voice), Pietro Cernuto (Bagpipe, Recorder, Tamburello), Gabriella Aiello(Mezzo-soprano Voice), Alessandro Patti (bass), Marco Pistone (Bass), Gianni Di Carlo (Percussions), Fabrizio Mannino (Keyboards), Davide Eusebi (Percussions)Skatò Saxophone Quartet:Pierluigi Pensabene (Soprano sax), Francesco Dimotta (Alto sax), Renato Trombì (Tenor sax), Antonio Di Padova (Baritone sax), Riccardo Tesi (Organ), Paola Crisigiovanni (Piano), Alberto D'Alfonso (alto sax)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro GuardiaGuardia

FRANCES'FOLLIES(24bit/96kHz)
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FRANCES'FOLLIES(24bit/96kHz)

FRANCESCA BIAGI

思わず指を鳴らしたくなる小粋なグッド・ミュージックかつてAlfaMusicからリリースしていた女性ジャズコーラスグループ「The Boop Sisters」の一員であったフランセスカ・ビアギのソロ名義での作品。主な参加メンバーはジャズ・コンボ「レッド・ペリーニ」の一員のアドリアーノ・ウルソ(P)、70年代からスウィング一筋の大ベテランのリノ・パトルノ(G)、そのリノ作品で共演しているグイド・ジャコミニ(B)。ブープ・シスターズ時代に通ずる’20〜’30年代のオールド・スタイル・スウィング・サウンドに絞ったサウンドが素晴らしく、思わず体が動いてしまう軽やかさと華やかさに満ちている。4ビートが似合いすぎる彼女の艶やかで伸びやかな歌声も非常に魅力的。バックメンバーのそれぞれの見せ場も笑顔でプレイしているような開放感に満ち溢れている。古き良き時代のグッド・ヴァイヴ・ミュージックを現代に甦らせた好盤!【演奏】FRANCESCA BIAGI (Voice)ATTLIO MARZOLI (Tenor Sax)ADRIANO URSO (Piano)GUIDO GIACOMINI (Double bass)RICCARDO COLASANTE (Drums)LINO PATRUNO (Guitar)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardiaandro Guardia

MARESIA(24bit/96kHz)
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MARESIA(24bit/96kHz)

STEFANIA TALLINI 4et

メロディーの美しさと躍動するアンサンブル計5枚のリーダーアルバムをリリースしているイタリアが誇る才女、ピアニスト&コンポーザーであるステファニア・タリーニの’08年発表の作品。様々な編成で作品を発表している彼女であるが、今作はクラリネットを加えたカルテットでの録音。ブラジル音楽の要素、スリリングなスウィング、変拍子ナンバー、幻想的スロー、ポリリズム等カルテットとしての可能性を追求したかのような様々な曲調が並び耳を飽きささないが、やはり歌心溢れるメロディーセンスと透明感溢れるピアノサウンドがこれらの曲を深く美しく深化させているように思える。カルテットとしてのまとまり、一体感も素晴らしく、何度も何度もリピートしたくなってしまう傑作。【演奏】STEFANIA TALLINI (Piano)GIANLUCA RENZI (Double bass)NICOLA ANGELUCCI (Drums)GABRIELE MIRABASSI (Clarinet)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia

THE ILLUSIONIST(24bit/96kHz)
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THE ILLUSIONIST(24bit/96kHz)

STEFANIA TALLINI

高い評価を受ける女流ピアニストの繊細かつ可憐なピアノソロアルバム!’14年現在ドイツのyvp musicから2枚、AlfaMusicから3枚の計5枚のリーダー作を発表している女性ピアニスト、ステファニア・タリーニの’10年発表の作品。これが初のピアノソロ作品となる。彼女のコンポーザーとしての才能は各方面から評価されており、イタリアの大先輩でもあるエンリコ・ピエラヌンツィも彼女の曲を自らのアルバムで取り上げている。高評価の作曲能力がうなずける佳曲が並ぶが全作品が彼女のペンによるもの。深く美しいメロディーに魅入られると同時に変拍子や内部奏法を駆使したサウンド表現にも確かな才能を見出せる。柔らかなタッチとはっきりしたトーンを使い分けるが音の繊細さ、透明感、情熱度は女性である彼女ならではのもの。ピアノ本来の美しい質感をたっぷり聴かせてくれる作品。【演奏】STEFANIA TALLINI(Piano)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】Artesuono(イタリア/ウディネ)【サウンドエンジニア】Stefano Amerio【ポストプロダクション】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia

ANAMNESI(24bit/96kHz)
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ANAMNESI(24bit/96kHz)

RAFFAELE GENOVESE Trio

哀愁漂うフレーズの連続!叙情派ピアニストの待望の新作サルバトーレ・ボナフェデとも親交を持つイタリアジャズ界期待の新進ピアニスト、ラファエル・ジェノベーゼの初ピアノトリオ作品。’82年生まれの彼はこれが2作目のリーダー作となる(前作はあのファブリジオ・ボッソがゲスト参加)。リズム隊の2人はグィード・マヌサルディ・トリオでの活動で知られるマルコ・ヴァッジ(B)とトニー・アルコ(Dr)。柔らかで繊細なタッチが印象的な耽美的ピアノサウンド。叙情的フレーズは歌心に溢れ、その張りつめた空気感の中にもハートフルな姿を容易に垣間見ることができる。リズム隊の2人もポップなサウンドを壊さないながらもスピード感溢れるプレイで見事にメロディーを支えている。全編に渡りメロディアスであり、冷たくも優しく、美しさに満ち溢れた作品。【演奏】RAFFAELE GENOVESE (Piano)MARCO VAGGI (Double bass)TONY ARCO (Drums)【録音/ミックススタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia【マスタリングスタジオ】FORWARD STUDIOS(イタリア/ローマ)【マスタリングエンジニア】Carmine Simeone, Marcello Spiridioni

PIANI  DIVERSI(24bit/96kHz)
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PIANI DIVERSI(24bit/96kHz)

ENRICO INTRA

イタリアジャズ界の至宝による珠玉のサウンドイタリアを代表するピアニストであるエンリコ・イントラのリーダーアルバム。50年代の衝撃的なデビュー後、60年代以降は映画・テレビ音楽界へ転身していた彼であるが、近年はジャズに回帰し、エンニオ・モリコーネのトリビュート作やジョヴァンニ・トマソ、ロベルト・ガットとのトリオアルバム等をリリースしている。そんな彼の原点回帰的なピアノ中心のアルバム。あのバルトークの楽曲もとりあげ(演奏はジュリアーナ・モルティーニ)、ピアノの重厚かつ繊細な響きを重視して作られた作品。フリーで予測不能なフレージングと甘美で叙情的な響きを含ませた彼の世界観は非常に感情豊かなもの。時に酔いしれ、時に裏切られながらいつしか聴き入ってしまう。M-13はホーンやギターも加えた、タイトルもジョン・ケージ的な即興演奏。イタリアジャズの生き字引的存在である彼の今が詰まった好演奏作品。【演奏】ENRICO INTRA (Piano)GIULIA MOLTENI (Piano)featuring in track 13DINO RUBINO(TP), ANDREA ANDREOLI(TB), MATTIA CIGALINI(AS), FRANCESCO DIODATI(G),ALLESANDRO LANZONI(P), GABRIELE EVANGELISTA(B),PAOLO ORLANDI(DS)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia

CANZONIPRELUDINOTTURNI(24bit/96kHz)
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CANZONIPRELUDINOTTURNI(24bit/96kHz)

E.Intra,G.Tommaso,R.Gatto

巨匠たちの奇跡の回合イタリアジャズ界を代表するビッグネームが集結し録音されたピアノトリオの傑作!ピアノにかつてジョルジュ・ガスリーニとともに「ミラノの2大巨匠」と称されていたエンリコ・イントラ、ベースにフランコ・ダンドレアやエンリコ・ラヴァらと共演で知られるジョヴァンニ・トマソ、ドラムに定期的にリーダーアルバムをリリースし国内外で広く知られるロベルト・ガット。これら一流の名手達が集結したのは意外にも今作が初めて。全曲がイントラのオリジナル曲の収録である。アウトフレーズを駆使し、繊細ながらもパーカッシブに打ち付けるイントラの力強いピアノは、とても80歳を目前にしているとは思えぬほど。その予測不能なフレージングに対応するリズム2人のレスポンスも鋭く、トリオとして圧倒的な音世界を構築している。緊張感の中にも哀愁漂う甘いフレージングも数多く散りばめ、聴く者を決して飽きさせない。超一流ジャズメンによる超一流なピアノトリオサウンド。【演奏】ENRICO INTRA (Piano)GIOVANNI TOMMASO (Double bass)ROBERTO GATTO (Drums)【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia

SILENTIUM(24bit/96kHz)
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SILENTIUM(24bit/96kHz)

FRANCESCO NEGRO Trio

繊細なタッチの美しさに引き込まれる若手ピアニストの初トリオ作品。1986年生まれ、イタリアの次代を担う気鋭ピアニスト、フランシスコ・ネグロの3作目のリーダー作。2009年に結成されたトリオでの録音で、数々のステージで腕を磨き満を持しての作品となる。ドラマーのエルマンノ・バロンはローマを拠点に活動している今注目のカルテットA24のメンバーでもある。わずか8歳にしてバンド活動を始めたという彼であるが、タッチの切れ味はアントニオ・ファラオを、旋律の美しさはエンリコ・ピエラヌンツィを彷彿とさせるプレイが持ち味。クールでありながら丸みを帯びてもいるそのサウンドは時にスピチュアルな響きも感じさせる美しいもの。ほぼ全曲彼のペンによるもので、コンポーザーとしても優れた手腕を発揮している。

SPACES(24bit/96kHz)
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SPACES(24bit/96kHz)

FRANCESCO CATALDO

ワールドワイドなメンバーによる叙情的好盤! イタリア人ギターリスト、フランチェスコ・カタルドのNY録音によるセカンドリーダー作品。NY先鋭派のデヴィッド・ビニー(Sax)、CAM JAZZ作品の好演でも知られるサルヴァトーレ・ボナフェデ(Piano)、様々なアーティストとの共演でおなじみのスコット・コリー(Double bass)&クラレンス・ペン(Drums)と豪華メンバーとの共演によるサウンドは各楽器の個性よりも全体的なサウンドに重点をおいたもの。NYのコンテンポラリー・ジャズを昇華しつつヨーロッパのヘヴィーな空気感を表現した非常にクールな肌触りの魅力的な作品に仕上がっている。

HEART & SOUL(24bit/96kHz)
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HEART & SOUL(24bit/96kHz)

STEFANO SABATINI Trio

抜群のメロディーセンスを誇るピアノ職人! イタリアの中堅ピアニスト、ステファノ・サバティーニの前作に続くピアノトリオ作品。70年代から活動し(活動初期はプログレッシブ・ロック・バンドに在籍していた事も)リーダー作はこの作品を含めて7作品と多くはないが、ジャズの本場アメリカにて作曲と編曲を学び、様々なセッションを経て磨かれた彼の高いジャズ・センスはイタリア国内外で高い人気を博している。彼の最大の魅力は洗練かつ叙情的なメロディー・センスに裏打ちされた流れるようなフレージング。時にロマンティックに、時にホットに、聴く者を確かに魅了していく。ほとんどの曲を手掛けている彼のポップなメロディーラインとトリオ編成ならではの気持ちいいスウィング感が聴き所の作品である。

JE VOLAIS JE LE JURE(24bit/96kHz)
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JE VOLAIS JE LE JURE(24bit/96kHz)

JE VOLAIS JE LE JURE

偉大なるシャンソン歌手へのオマージュ。1978年に亡くなるまでフランスのシャンソン界で活躍した歌手、ジャック・ブレルのトリビュート・アルバム。コンポーザーとしても活動しているイタリア人ドラマー、ピエール・パオロ・ポッツィが中心となりイタリアの第一線のジャズシーンで活躍している若手ミュージシャンが集結し好演を見せている。特にリーダーアルバムがフランスジャズ専門ラジオ局の評価で最高を表す”Must”を与えられ高い評価を得ている若手テナーソプラノサックス奏者、セバスティアン・ジャロウシィのプレイは注目! 選び抜かれたブレルのナンバーを、コンテンポラリージャズの解釈を経て新たな生命を吹き込んだ愛情溢れる1枚。

TRIONOMETRY(24bit/96kHz)
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TRIONOMETRY(24bit/96kHz)

TRIONOMETRY

哀愁漂う美メロセンスと実力を併せ持ったピアノトリオ! '08年にベルギーのヨーロピアン・ジャズ・コンテストで優勝した注目のトリオの作品がアンドレア・ベネベンターノの作品で知られるAlfaMusicからリリース! これが2作目のリーダー作となるピアノのアレッサンドロ・ブラーボは柔らかなタッチが印象的なプレイヤー。甘美で清涼感あるフレージングの中に哀愁を感じさせるメロディーも忍ばせ、均整のとれた上品な旋律に魅了される。ステファノ・カンタラーノ(b)、アレッサンドロ・マールツィ(dr)らとのサウンドも秀逸で、トリオらしいスリリングな展開もあり聴く者を飽きさせない。キレのあるアンサンブルをメロディアスに包み込んだハートフルで美しい作品。

VICEVERSA(24bit/96kHz)
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VICEVERSA(24bit/96kHz)

STEFANIA TALLINI

ブラジル、クラシカルな要素も融合した才女による充実作! '02年、'03年にドイツの名門レーベルyvp musicから2枚リーダー作をリリースしているイタリアの女流ピアニスト、ステファニア・タリーニのAlfaMusicからのアルバム。ブラジルMPB系のギタリスト/シンガーであるギンガ、クロスオーヴァー/クラシカル系のクラリネット奏者であるコッラド・ジュフレディとのトリオでの録音。彼女の持ち味である品があり非常に張りのあるピアノプレイは今作でも健在。バックメンバーとの相性も素晴らしく、クラリネットとの絡みは透明で美しく、ギターとのプログレッシブなユニゾンプレイはスリリングで圧倒的。全編を通して流れる柔らかでメロディアスなフレーズもコンポーザーとしての秀逸さを表している(エンリコ・ピエラヌンツィも自作で彼女の曲を取り上げるほど)。数曲で聴けるギタリスト、ギンガの歌も良いアクセントとなりアルバムに花を添えている。

SEVEN(24bit/96kHz)
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SEVEN(24bit/96kHz)

DINO & FRANCO PIANA Septet

イタリアジャズ界のオールスターによる現代ハード・バップの傑作。イタリアを代表するトロンボーン奏者ディノ・ピアナとその息子フランコ・ピアナを中心に錚々たるプレイヤーが集結したセプテット作品。イタリアジャズ界の重鎮エンリコ・ピエラヌンツィ(p)、エンリコ・ラヴァ(tp)、ロベルト・ガット(ds)をはじめ、ブルーノート作品やハイ・ファイヴでの活動でも知られるファブリツィオ・ボッソ(tp, flh)、ボッソの作品ではおなじみのジュゼッペ・バッシ(b)、抒情的な演奏・センスで高い評価を得るルーカ・マヌッツァ(p)、現代イタリアン・ジャズを代表するテナー奏者マックス・イオナータと豪華すぎるメンバーによる演奏はスリリングかつダイナミックかつロマンティック。捨て曲無しのイタリア現代ジャズを代表する作品。

THE DAY AFTER THE SILENCE Piano solo(24bit/96kHz)
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THE DAY AFTER THE SILENCE Piano solo(24bit/96kHz)

ENRICO PIERANUNZI

イタリアを代表するピアニストの初期ピアノソロ作品が復刻! イタリアジャズシーンにおいて最重要人物のひとり、エンリコ・ピエラヌンツィの'76年にリリースされた初ピアノソロ作品が奇跡の復刻!原盤はチェット・ベイカーとの共演盤をリリースしたことでも知られるEdi-panであるが、経営破綻により数々の作品が埋もれたままになっている今、この復刻はまさしく快挙だといえる。モード的アプローチ、ヨーロピアンらしい繊細なハーモニー等、鋭い感性で響き出されるピアノの音色は現在の彼の表現と全くブレないもので、今聴いても非常に魅力的なもの。イタリア国内外で多くのフォロワーを生み出したのもうなずける冴えたフレーズの連続に引き込まれてしまう。ブギウギ的アプローチやブルージーなプレイもあり聴きごたえたっぷりの作品!

THE DRIVER(24bit/96kHz)
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THE DRIVER(24bit/96kHz)

ANDREA BENEVENTANO Trio

全ピアノトリオファンの心を鷲掴みにした前作に続く躍動感溢れる2nd。世界中で”奇跡の1枚”と絶賛され世界的大ヒットを記録した「Trinacria」から7年ぶりの、イタリアのピアニスト、アンドレア・ベネベンターノの2ndアルバム。前作に続き今作もトリオによる録音である。ベースにはロベルト・タレンツィのアルバムで知られるフランチェスコ・プグリシ、ドラムにはマックス・イオナータやルーカ・マンヌッツァの作品にも名を連ねる売れっ子ニコラ・アンジェルッチ。スリリングな空気感を持ちながら粒立ちがいい音使いでメロディアスに空間を泳ぎ回るピアノプレイは生き生きとして生命力に満ち躍動感に溢れたもの。サイドの2人も小粋なソロを見せつつ見事なアンサンブルでサポートし、これぞピアノトリオ!といった息の合った演奏を全編において見せている。世界的高評価の前作に負けず劣らずの歌心溢れる作品。

TRINACRIA
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TRINACRIA

ANDREA BENEVENTANO Trio

ジャズファンを魅了し大ヒットを記録したピアノトリオ作。イタリアのピアニスト、アンドレア・ベネベンターノの1stで、世界中からバックオーダーが相次いだ名盤。'61年生まれの彼はアントネッラ・ビターレのバカラック・ソングブックへの参加やスティーブ・グロスマン、リック・マーギッツァ、パウロ・フレスとの共演等20年もの活動歴を誇るが'03年の今作が初のリーダー作。ベースはHigh Five Quintetのメンバーのピエトロ・チャンカリーニ、ドラムにはピエトロ・コンドレッリやステファノ・サバティーニの作品に参加しているピエトロ・イオディス。力強いプレイから叙情的なタッチまで変幻自在で情熱的なピアノサウンドに圧倒されるが、根本に流れている歌心溢れるメロディーセンスが何度もリピートしたくなってしまう理由か。世界的ヒットも納得の1枚。

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