NRT/quiet border

Macaxeira Fields

Macaxeira Fields

Alexandre Andres

ミナスの森のチェンバー・ポップ、21世紀の『クルビ・ダ・エスキーナ』。 NRTの新シリーズ<quiet border>第5弾は、アントニオ・ロウレイロなど新しい才能を輩出するブラジル・ミナスシーンの象徴的な傑作『マカシェイラ・フィールズ』。 弱冠21 才(録音時)のシンガー/作曲家/フルート奏者、アレシャンドリ・アンドレスの2nd アルバムとなる本作は、現代ブラジル~南米音楽界を席巻するアントニオ・ロウレイロなど、ミナスの新世代ミュージシャンたちが勢揃い。フレッシュな才能が家族的なつながりのもとにたびたび集結し、それぞれのソロワークに反映されていくさまは、70's ミナスのミュージシャンズ・サークルの呼称であり、ミルトン・ナシメントらによる記念碑的名作『クルビ・ダ・エスキーナ』の21 世紀版を思わせる。 音楽監督は現代ブラジル最高のピアニスト/アレンジャー、アンドレ・メマーリで、ミナスの神秘的な自然を表現したかのような編曲とプロダクションは最高の一言。ビートルズの影響を思わせるポップなメロディと、ミナスらしい内省が交差する本人の作曲能力も群を抜いている。現代ブラジルを代表する二大実力派女性シンガー、タチアナ・パーハとモニカ・サルマーゾの二人に加えて、アルゼンチン・モダン・フォルクローレの看板的シンガー、フアン・キンテーロ(アカ・セカ・トリオ)のゲスト参加も見逃せない。

Album 2 (Bonus Track Version)

Album 2 (Bonus Track Version)

HipHop/R&B

Louis Cole

「ブライアン・ウィルソンは目を細め、サンダーキャットは体のどこかがムズムズするだろう」―国分純平 「虚ろでいながら、どこか生暖かい感触が耳を離れない。堅実なソングクラフトは、ベックのような化け方をしても不思議ないと思わせる」―高橋健太郎(ライナーノーツより) LA在住のシンガー、ドラマー/マルチ奏者、ルイス・コールのソロ・プロジェクトによる最新作が、CDアルバムとして世界初登場。 作詞・作曲・アレンジ、ほぼ全ての演奏と録音までを自身で制作、その陰りある美しいファルセット・ヴォイスは、できそこないのSFと化したこの21世紀に、あらゆるジャンルを超えて響くアイコンとなるだろう。Brian Wilsonを思わせる第一級のポップセンスを兼ね備えた、James Blakeらにも比肩する現代的才能の登場である。 YouTubeチャンネルを舞台とした作品発表で、既に世界中で熱烈なフォロワーを獲得してきたルイス・コールが、未発表トラック2 曲を追加して放つ初のCDアルバムにして最新作。 NRT の新シリーズ<quiet border>第4 弾リリース作品。

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