mortar Records


エターナル
batta
自ら負け犬出身と言い放ち、インディーズデビューを果たした4人組エモーショナルパンクロックバンドbatta。前作『ゲームオーバー』からはや1年というタームで、彼等はセカンドは売れないという業界のジンクスに躊躇せず、意図も簡単に前作のイメージを良い意味で裏切る作品『エターナル』を作り上げてきた。ここで、ホシノタツの詞の世界は、より内省的になり、でも力強く、時に優しく、聴く者を希望へ導こうと叫ぶ。彼を支えるバンドメンバーもアレンジで負けじと詞を支えるかのように厚く、太くなってるのを確認できる。結成からこれまでの船旅は座礁だらけだったが、その先に掴んだ彼等の友情の証が産んだ《エターナル》。でも永遠なんてものは無いんだと、いつかは終わる寂しさを匂わせる、この先の彼等の展望は何処へと続くのだろう。彼等の想像してない終点まで付き合ってもらえたら嬉しい。