MOORWORKS

Play For Keeps
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Play For Keeps

The Elwins

カナダ発4人組パワー・ポップ・バンド The Elwins 待望の新作『Play For Keeps』の日本盤リリースが決定した。トロントに拠点を置く彼らは2012年に1stアルバム『And I Thank You』にてデビュー。同郷のTokyo Police Club、Born Ruffiansらと北アメリカ、ヨーロッパ・ツアーを行うなど、現在注目を集めている。今作『Play For Keeps』は彼らの2ndアルバム。底抜けに明るいポップ・ソング、捻た展開は、ヴァンパイア・ウィーケンド以降のインディー・ポップ・バンドと共鳴をしている。しかしながら、 前述のTokyo Police ClubやBorn Ruffians、そしてSloanのようなカナダ特有のポップさも兼ね備えており、これから、さらなる飛躍が期待できそうだ。今作のリリースと同時に5月から待望の来日公演も決定。全国7ヶ所を回る予定である。

The High Country
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The High Country

Someone Still Loves You Boris Yeltsin

2013年、新作『Fly By Wire』を提げて再来日を果たした、ミズーリ州スプリングフィールドを拠点に活動するインディー・ロック・バンド Someone Still Loves You Boris Yeltsin (SSLYBY)。約2年ぶり通算5枚目となる最新作『The High Country』のリリースが決定した。ヘヴィなギターによる静と動のサウンド。本人たちもグランジ、オルタナからの影響を受けたという本作は、彼らの原点回帰とも言える作品になっている。そもそもウィーザーのコピーバンドとして始動した彼ら。ところどころに初期ウィーザーを思わせる展開が含まれており、さらに遡りニルヴァーナのように激情する場面も。彼らが活動してきたキャリアは長く、すでにSSLYBYとしての音は確立されている。彼らの代名詞の一つであるコーラスは勿論のこと、SSLYBYファンであれば思わずニヤけずにはいられないそんな作品だ。

The Youth
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The Youth

Protocol Afro

Phoenixからその実力を認められ、ジャカルタ公演などにてオープニングアクトを務めたインディーバンド。

Cool Choices
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Cool Choices

S

2003年に解散したシアトルのインディー・ポップ・バンドCarissa’s WierdのメンバーであったJenn GhettoによるソロプロジェクトがSである。2001年にソロとして1stアルバム『Sad Style』をリリース。バンド解散後もソロでの活動を続け、2010年の3rdアルバム『I’m Not As Good At It As You』にて 飛躍を遂げる。今作『Cool Choices』は同じくシアトルに拠点を置くビッグ・バンドDeath Cab For Cutieのブレインであった(先日惜しくも脱退)クリス・ウォラと共に制作が行われた。ダウンテンポに載るギター・ポップが心地よく、クリス・プロデュースというゴージャスさとは裏腹に彼女の良さであるシンプルなサウンドはしっかりと受け継がれている。

Aureate Gloom
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Aureate Gloom

Of Montreal

アメリカ、インディー・ポップ界の天才ポップ・ソング・メイカー、ケビン・バーンズ率いるバンドof Montrealの通算13枚目となる新作『Aureate Gloom』のリリースが決定した。『Aureate Gloom』はケビン曰く「A golden despondency:金色の落胆」を意味するとのこと。今作は、2013年リリースの前作『Lousy with Sylvianbriar』同様のメンバーで作品は収録された。2つのギター、ベース、ドラム、そしてキーボードと、かつてのof Montrealサウンドから、よりシンプルにバンド・サウンドに拘った内容となる。70年代のグラム・ロック、USポスト・パンク、そしてブラック・ミュージックを取り入れたサウンドに、インディー・ロックとポップ・ミュージックとの境を無くすケビンのソングライティングが重なり、of Montreal史上最も極上のポップ・アルバムが完成した。

She Border Picture
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She Border Picture

She Border Picture

2013年にリリースされた大阪のバンドShe Border Pictureのファーストアルバム。セルフタイトルとなる本作は90年代のオルタナティブロックファンを魅了する至極の1枚である。ドラムのキックが鳴り響き、そこに歪んだギターとフィードバックが妖しげに忍び込むオープニング曲''Stop''。重厚でヘヴィーなギターリフが押し寄せてきた後、”Summer End”ではボーカルYuuの透明感のある切ないメロディーが静寂と混沌の中で彷徨い、聴くものの感情を揺さぶらずにはいれないだろう。

Sees All Knows All
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Sees All Knows All

Sonny Smith

サンフランシスコのガレージ・ロック・バンドSonny & The SunsetsのリーダーであるSonny Smithの新作『Sees All Knows All』は、Sonny自身長年の夢だった来日公演に合わせて制作されたアルバムである。演劇でのモノローグをイメージして制作されたという今作は、Sonny & The Sunsetsのメンバーでもあるミュージシャンたちと共にレコーディングされた。そのバックトラックにSonnyがスポルディング・グレーのスタイルで歌っている。5年前にサンフランシスコ近隣のThe Missionに住んでいた頃の風景を描写したという歌詞にのせた彼のスポークン・ワード調のボーカルは、ルー・リードの作品を彷彿させ、The Sunsetsのガレージ・サウンドが重なることで、まさにサンフランシスコのシーンを象徴するかのような作品が完成した。

Bazaar
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Bazaar

Wampire

2013年にリリースしたデビュー作『Curiosity』から1年、ポートランドの2人組Wampireは、新たに3人のメンバーを加えカルテット編成となった。同郷のUnknown Mortal OrchestraのフロントマンJacob Portraitを前作同様プロデューサーとして迎え、進化した彼らが帰ってくる。新作『Bazaar』は彼らの陰鬱なサイケデリックなポップ・サウンドをさらに強く押し出しており、冒頭のヴァンパイアの叫びと共にアルバムは幕を開ける。Brainiacを思わせるノイジーなパンク・サウンド「Bad Attitude」、魅惑的なサックスの先行トラック「Wizard Staff」等、楽曲もバラエティに富んでいる。数々のツアーをこなし、確実な成長を遂げた彼らの超意欲作がここに完成した。

Forever
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Forever

Painted Palms

従兄弟同士であるReeseとChristopherによって結成されたサイケ・ポップ・プロジェクトPainted Palmsの待望のデビュー作『Forever』が名門Polyvinylよりリリースされる。彼らのレトロなサイケ・ポップ・サウンドはレーベルメイトであるOf Montrealに通じるものがあり、Of Montrealのケビンはいち早く彼らの才能を見出して共にツアーも行っている。先行トラックである「Spinning Sign」を聴いて分かるように、ビートルマニアがディスコをやっているような、そんなハッピーな気分になれる作品だ。

A Heart Of A Pro
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A Heart Of A Pro

Garda

ドイツはドレスデンを拠点に活動する大所帯バンドGardaの、キャリア2枚目となるアルバム『Heart Of A Pro』が完成した。今作は2008年にリリースされた秀作『Die, Technique Die!』に続く4年ぶりの新作である。Gardaは元々はボーカルとアコースティック・ギターを担当するKai Lehmanのソロ・ユニットとして始まった。徐々にメンバーが増えていき、現在では9人の構成になる。ミニマリズムをコンセプトに、一つのコードをゆっくりと装飾し、緩やかに昇華していくなどのアプローチは、ポスト・ロック後のアメリカン・バンドなどにも多く見られるルーツ回帰現象にも通じる。 まったりとしながらもダレる事なく聴かせる、アコースティックな優しいサウンド。時にドラッギーでありマリファナの煙が匂うかと思えば、次の瞬間には無垢な前時代を思わせる、時空を超えて響く音だ。ボーカルのリーマンの声は特徴的で実に味わい深い。ドイツのバンドながら、多くの人が想起するドイツのバンドの音からは最も遠い場所にいる、ユニークなアーティストである。今作はそんな彼らの4年間の成長を見ることの出来る力作だ。かつてWilcoが成し遂げたオルタナカントリー史における功績に近い優れた作品であると言っても過言ではないだろう。

Body Pressure
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Body Pressure

Pttrns

Klaxons、The Rapture好き必聴!! ドイツの変態紳士達による待望の新作がリリース決定!

Mask Of The Maker
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Mask Of The Maker

Jonas Reinhardt

サブレーベル 100% Silk や Kranky レーベルかもらリリースする、サンフランシスコの Jesse Reiner によるソロ・プロジェクト Jonas Reinhardt 3枚目!! ニューエイジなシンセが全編に流れる逸脱のフュージョン・ギャラクシー!!

One Kiss Ends It All

One Kiss Ends It All

Saturday Looks Good To Me

ソングライターでありマルチ楽器奏者でもあるFred Thomas率いるインディー・ポップ・オールスター・バンド Saturday Looks Good Meが遂にフルアルバム『One Kiss Ends It All』をリリースする。5年ぶりとなる今作はリズ ム隊の二人はそのままに、新しいボーカリストCarol CatherineとAmber Fellowsを迎えた編成となっている。 2000年前半にリリースされた2ndアルバム『All Your Summer Songs』がPitchforkで高評価を得ると、その後も 良作を連発。60年代ガールズ・ポップや80年代トゥウィー・ポップを思わせる直球のインディー・ポップ・サウンド は健在である。12曲全てに誰もが求めているポップ・サウンドが詰まっている、そんな極上のインディー・ポップ・ アルバムが帰ってきた。

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