アポリアミュージックインターナショナル


ろくまん共和国
みろく卍游楼
プログレッシブ・ハード・ポップの貴公子ろくまんが令和の幕開けとともに世に問う、真のソロ・アルバム。キミは聴かずに死ねるか? <ライナーノーツより一部抜粋> 変拍子やアナログシンセが効果的に使われている楽曲が多く、筆者いち押しの「7/8の神話」などはジョン・ウェットンが歌いそうな7拍子のプログレ賛歌であることから、ざっくりジャンル別けするとプログレッシブ・ロックの一派ということになるのだろうか。HR/HM的アプローチの「更迭の書状」「白鷺天翔」や「プライド」のようにビートリィな楽曲もあるのでひと括りにはできないのだが、全編通してプログレッシブかつヘヴィな演奏の中、そこには常にメロディアスな「歌」があり、決してマニア受けばかりを狙った作品でないのは確かだ。流行にとらわれず令和の時代でも万人に聴いてもらえるプログレであり、ハードロックであり、ポップスであると言える。そう、このアルバムのジャンルこそはろくまんが標榜する「プログレ・ハード・ポップ」なのだ。