flaffy seeds records


Tampopo*2○2●
影山朋子
折坂悠太や、森は生きている等のサポートでも知られるマリンバ、ビブラフォン奏 者でシンガーソングライターの影山朋子が二作目のソロアルバムをリリース。 前作、2019年発売の1stアルバム『光の速度、影の時間』がバンドサウンドだったのに対し、2ndアルバムの本作はマリンバと歌というシンプルな弾き語りを軸に制作。 影山が長年取り組んできた世界的にも珍しいマリンバの弾き語りソロ作品として満を期してのリリースとなる。 全体的にアコースティックでフォーキーな空気感の中で、ゲストミュージシャンとして迎えたシタール&ギターの田井中圭(湯船映像としてMV制作も)、 クラリネットの渡邊一毅(山本拓夫木管6重奏団Haloclineやくるりのレコーデイング等にも参加) の演奏が彩りを与えている。 コロナ禍において旅や自然からインスパイアされ生まれた楽曲たちは、この先の未来の世界へ向けて前向きな感覚に溢れており、エンジニア中村公輔(折坂悠太やさとうもか等も手がける)による 5オクターブ・マリンバの重低音の響きを存分に活かしたサウンドは、自然の中でのグランピングやリトリートなど meditationや relaxationの場にも馴染む。 マリンバの包み込むような暖かな音色と絵本の世界のような瑞々しい楽曲、柔らかく語りかけるような歌声は、音楽ファンはもちろんのこと、小さなお子さんからシニアまであらゆる世代、層に心地よく響いていくだろう。