Move & Groove / Dub Store Records


Rescue The Children / Rescue The Children Version
Junior Murvin (Junior Soul)
ジュニア・マービンの最初のルーツ曲で1974年の録音。常に捜し求められていた究極の名曲と言えるだろう。後の77年にリー・ペリーのもとで再度録音し、アイランド・レコーズより国際的に売り出されたアルバムPolice & Thievesに収録されたが、この珍しい初期のテイクの方が明らかに素晴らしい、というか別物である。ジュニア・マービンの最高傑作曲なので、Must-Have(必須)な一曲。


Bells Of Death / Sesame Street
Augustus Pablo, Scotty
メロディカの魔術師パブロがハリオットのLoserに乗せた人気曲。またもや映画の引用モノで今回はカンフー映画をテーマとしてはいるが影響はイントロのトーストのみで、後は名ロックステディ・リズムにメロディカとボンゴが乗った素晴らしいストレイトのインスト作品。カップリングは、おなじみDJによるカット。


Bedroom Mazruka / Children Children
Augustus Pablo, Scotty
メロディカの魔術師パブロがキース&テックスのTonightに乗せた人気曲。ジャマイカでよくある映画の引用モノで、 デンマークの同タイトルのセクシー映画からの台詞をFayがセクシーに乗せている。カップリングは看板DJによるTonightのカット。


Silhouettes / Bass & Drum Version
Dennis Brown, Augustus Pablo & The Crystalites
初期デニスの代表曲の一つである古き良きヒット曲と、同リズムのパブロによるメロディカ・カット。初期キング・タビーズのサウンドはやはり素晴らしいLove & Peaceな作品。


I'm Sorry / Melting Pot
Chosen Few
ノエル・ブラウンとリチャード・マクドナルドとフェデラルズで構成されたソウルのカバーを得意としたグループによる、ナイスでソフトなラブソング。裏はまさにチョーズンフュウという感のレゲエソウル。レアな人気のレコードでもある。


A Handful Of Friends / Right From Wrong
Pat Satchmo, Kingstonians
Lous Armstrongの歌唱スタイルが売りのサッチモが、一人で二役のボーカルをこなしている素晴らしいレア初期レゲエラバース。当時シングルで発表されなかった明らかに素晴らしい最高傑作、ジャッキー・バーナード好きは絶対必聴の深みのある名曲。


Lips Of Wine / Stranger In Town
Dennis Brown, Crystalites
Crown Prince of Reggaeことデニス・ブラウンの1stシングルであり最初の録音、作詞作曲も自身でおこなった力作であろう。もちろんスタジオワン以前の話である。数あるデニスの曲でも最も心の奏でにふれる心のこもった曲である。これぞデニス・ブラウン! カップリングには、クリスタライツのアップテンポなキーボード・インスト、69-70年のアップテンポなインストに精通するものは間違いなく唸るであろうキラーチューン!


Goodbye Baby / What Kind Of Fool
Keith & Tex
キース&テックスが得意とする汽車ネタのロックステディで、「Stop That Train (DSR-DH7-003)」などと同様に素晴らしい出来栄え。カップリングの「What Kind Of Fool」は、少々とろい単調な曲といった感はあるが、歌詞と非常にマッチしたミドル・チューン。


Run To The Rocks / Let Me Be The One
Keith & Tex
名ロックステディ・デュオ、キース&テックスのレゲエの夜明け1969年のアップテンポなレゲエ。いつも期待を裏切らないハリオットを代表するボーカルリストで、初期レゲエの爽快感が最高の素晴らしい内容。オリジナル45sと同じカップリング


This Is My Song / Don't Look Back
Keith & Tex
絶対的な信頼をおけるボーカル・デュオ、キース&テックスによるナイスなミドルテンポ・ロックステディと、テンプテーションズによる1965年にヒット曲のカバー。カップリングともにゆったりとしたイージーな曲。


Hypnotizing Eyes / Down The Street
Keith & Tex
ハリオット・プロダクションを代表するボーカル・デュオ、キース&テックスよる後期ロックステディとして非常に人気の高いシングル。カップリングは69年には主要なスタイルとなるアップテンポなレゲエの草分け的な曲で、明らかに素晴らしい。68年から69年にかけて、ハリオットのもとでアルバム一枚ぶんの曲を発表し、その全てが素晴らしい、さすが伝説のデュオの貫禄である。