先日フジロックでの来日も果たし、ホワイトステージの最終日で、ゲストシンガーのフリスやコーシャ (ボンザイ) をフィーチャーしたパフォーマンスでオーディエンスを熱狂させたことも記憶に新しい、イギリスのプロデューサー、ムラ・マサによるサード・アルバム。「世界の厳しい現実を乗り越え、世の中が自分の楽しみを取り戻そうとしている今、音楽は必要である」という思いが込められた本作は、アルバム全体に一貫したコンセプトを持たせず、各楽曲がシングルトラックとして独立したプレイリストを聴いているような内容を目指し制作された。