傷痕の涙

この世界で一番尊い物を考えた時に頭に浮かんだものが「人が人らしくいる事」であると考え、そのテーマに真正面から取り組んでみました。ギターに北海道を代表するミュージシャン安田貴広(raison d'etre / Ao)氏を迎え、シンセサイザーによるシアトリカルなサウンドと荒々しくかつグルーヴィーなギターサウンドにMEIKOの力強いボーカルが乗る、新しいロックの形を体現した作品です。

「描いた未来に、君は歩き出せる」膠着し、未来の見えない世界を駆け抜け、理想郷に辿り着ける。疾走感のあるオルタナティブダンスロックです。

狂気の様な街角に、たった一つの激しい愛

真夏の海辺、夕日の中で愛を知る。爽快感あふれるストレートなラブソングです。曲調はTROPICAL HOUSEです。

君が受け止めた涙は、いつかきっと荒れ果てた大地と君を癒す。歌声が雲を切り裂き、理想郷に光が降り注ぐ。MEIKO生誕15周年おめでとうございます。私もMEIKOで楽曲を作り始めてから10年が経ちました。『ソラノカナタ』の続編的な作品です。ハードなギターサウンドと煌びやかなシンセサウンドをダンスビートに乗せた楽曲です。

孤独と悲しみからの再生。精神を抉られた跡には震える風が吹き抜けても、夢と共に駆け抜けた理想郷へ、いつかまた必ず辿り着く。ヴォーカルトランスです。

愛しさと悔しさが、消せない傷痕となり、溢れた涙が、それぞれの夜を越えて行く。

初音ミク生誕十周年をお祝いして。すべての想いを未来へ伝える歌姫へ。この十年のすべてへの感謝と、初音ミクが、これからの限りない未来へ向かう夢の架け橋となることを願っています。

時を越えた扉の向こうに、夏の楽園がある。

運命はメビウスの輪に紡がれ、変化を続ける。運命と運命をリンクする必要性。未来への加速を行う必要性。