Title | Duration | Price | |
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Witch's Blue alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:23 | |
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Syzygy alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:21 | |
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Water Lily alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:31 | |
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Litmus alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 03:59 | |
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Bugs in India alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:12 | |
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True Clean alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:51 | |
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Textile alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:40 | |
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Ore Stereo alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:14 | |
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Spur alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 03:32 | |
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CUBE alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:08 | |
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100 Years of Solitude (Reprise) alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:12 | |
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Yume no Yume alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:23 | |
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Lifescape alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:48 | |
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Dalliance alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:00 | |
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Loaded Dice alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:16 | |
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OVOCO alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:10 | |
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Seamy Side alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:40 | |
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Crim-Zombie alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:38 | |
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H.A.K.U alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 06:23 | |
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13 Years alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:06 | |
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Over The Rainbow alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:12 |
2011年にカセットテープでリリースされた、ギタリストCutsighのファースト・アルバム。
帯の文章に引用されたゴッホの言葉。 『一番美しい絵は、寝床のなかでパイプをくゆらしながら夢見て、決して実現しない絵だ。』
追い求め、完成される事のない、終わりなき、音楽の追求。この作品には音のスケッチとでも言える曲が収録されている。 それらはまるで産まれたままの姿で、危うい。しかし、そこには既に永遠の生命が宿っていることを感じるだろう。
Discography
全曲アコースティック・ギターによるアンビエント・アルバム。猫の呟き、鳥のさえずり、蝉の声、まさにその瞬間がそのまま感じ取れるかのような録音と、独創的な音空間は生々しくも美しい。全編ソルフェジオ周波数でチューニングされたギターを使用している。
全曲アコースティック・ギターによるアンビエント・アルバム。猫の呟き、鳥のさえずり、蝉の声、まさにその瞬間がそのまま感じ取れるかのような録音と、独創的な音空間は生々しくも美しい。全編ソルフェジオ周波数でチューニングされたギターを使用している。
All tracks Produced and Performed by Cutsigh except B.1(Nanao+Cutsigh) Mastered by Manathol Designed by ROKKAN DESIGN Released foam Phaseworks
All tracks Produced and Performed by Cutsigh except B.1(Nanao+Cutsigh) Mastered by Manathol Designed by ROKKAN DESIGN Released foam Phaseworks
ロック・ギタリストのリーダー作品 / ソロ作品をあまり目にしなくなって久しい。メディアが、マスが、Eric Clapton、Jeff Beck、Jimmy Pageを“3大ギタリスト”と称した時代は過ぎ去った。現在もギタリストは数多存在するかもしれないが、孤独な表現者としてのロック・ギタリストはあまりに少ない。かつてはその行為自体がスリリングだったエレクトリック・ギターの演奏と技術を論じる場は、表層においては何かに付随するか、ニッチもしくはオブスキュアなものと言って差支えないだろう。スリリングな何かを、ギター演奏にフォーカスする以外にわたしたちは多く知り過ぎているのだ。ソロのロック・ギタリストとはすなわち、絶滅危惧種を意味する。当人にとってもハイリスクな選択だろう。だが『SADistortion』からは、“現行の”孤独なエレクトリック・ギタリストによる孤独な表現が零れ落ちる。 AUDIO ACTIVEがレゲエ / ダブのカテゴリにおいて真にイノヴェイティヴな存在であり、フィールドを越境して常に最前線を張ったバンドでもあることに誰も異論はないはずだ。Cutsighがこれまでに邂逅を果たした面々もまた、既存のスタイルを更新する仕事で知られる人物ばかりだ。そのイメージと培った技術 / アイディアはキープしながらも、より内面 / 記憶にダイヴしてゆくCutsighのソロ・ギター。記憶とは、その人そのもの、オリジナルを意味する。ポストパンク / ニューウェイヴの騒乱を通過したからこそ得られたと言えるVini Reilly(THE DURUTTI COLUMN)のスタイルが最も重なるが、長年身を捧げたダビーな音像や、敬愛するJeff Beckの姿を見出すのも難しくはないだろう。無類の読書家である事実も大きく影響しているはずだ。NANAO(dr)、PALMECO(dr)、Jody Tenku(g)、tone.らゲスト演奏陣、そして『LOOP』に引き続きカヴァー・アートを手掛けるSHOHEIの存在は、外部記憶として河西裕之という人物の像に輪郭を添えている。
ロック・ギタリストのリーダー作品 / ソロ作品をあまり目にしなくなって久しい。メディアが、マスが、Eric Clapton、Jeff Beck、Jimmy Pageを“3大ギタリスト”と称した時代は過ぎ去った。現在もギタリストは数多存在するかもしれないが、孤独な表現者としてのロック・ギタリストはあまりに少ない。かつてはその行為自体がスリリングだったエレクトリック・ギターの演奏と技術を論じる場は、表層においては何かに付随するか、ニッチもしくはオブスキュアなものと言って差支えないだろう。スリリングな何かを、ギター演奏にフォーカスする以外にわたしたちは多く知り過ぎているのだ。ソロのロック・ギタリストとはすなわち、絶滅危惧種を意味する。当人にとってもハイリスクな選択だろう。だが『SADistortion』からは、“現行の”孤独なエレクトリック・ギタリストによる孤独な表現が零れ落ちる。 AUDIO ACTIVEがレゲエ / ダブのカテゴリにおいて真にイノヴェイティヴな存在であり、フィールドを越境して常に最前線を張ったバンドでもあることに誰も異論はないはずだ。Cutsighがこれまでに邂逅を果たした面々もまた、既存のスタイルを更新する仕事で知られる人物ばかりだ。そのイメージと培った技術 / アイディアはキープしながらも、より内面 / 記憶にダイヴしてゆくCutsighのソロ・ギター。記憶とは、その人そのもの、オリジナルを意味する。ポストパンク / ニューウェイヴの騒乱を通過したからこそ得られたと言えるVini Reilly(THE DURUTTI COLUMN)のスタイルが最も重なるが、長年身を捧げたダビーな音像や、敬愛するJeff Beckの姿を見出すのも難しくはないだろう。無類の読書家である事実も大きく影響しているはずだ。NANAO(dr)、PALMECO(dr)、Jody Tenku(g)、tone.らゲスト演奏陣、そして『LOOP』に引き続きカヴァー・アートを手掛けるSHOHEIの存在は、外部記憶として河西裕之という人物の像に輪郭を添えている。
2011年にカセットテープでリリースされた、ギタリストCutsighのファースト・アルバム。 帯の文章に引用されたゴッホの言葉。 『一番美しい絵は、寝床のなかでパイプをくゆらしながら夢見て、決して実現しない絵だ。』 追い求め、完成される事のない、終わりなき、音楽の追求。この作品には音のスケッチとでも言える曲が収録されている。 それらはまるで産まれたままの姿で、危うい。しかし、そこには既に永遠の生命が宿っていることを感じるだろう。