| Title | Duration | Price | ||
|---|---|---|---|---|
| 1 |
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Such a beautiful life alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 03:26 |
「Such a beautiful life」は、“こんなにも美しい人生”という想いを込めた、温かく力強いラブソングです。 運命的に出会った二人が、異なる個性を受け止め合い、支え合いながら歩んでいく姿を描きました。四季の移ろいや光と影の対比を用いて、変わりゆく時間の中でも揺るぎない絆を表現しています。デコボコな道や困難さえも「乾杯」できるほどに強く結ばれた二人の物語が広がります。
歌詞面では、愛が深まる過程や未来への希望を繊細に描写。エモーショナルなブリッジでは「生涯寄り添う」という決意を切なくも力強いメロディで歌い上げ、聴く人の心を打ちます。そしてラストは「輝くリングへの誓い」とともに、永遠の約束を残して締めくくられます。
サウンド面では、透明感のあるシンセサウンドと力強いバンドアンサンブルを中心に構成。イントロは印象的なシンセリフの繰り返しで期待感を高め、リズムセクションの安定したグルーヴが全体を支えます。サビでは厚みのあるコーラスと伸びやかなメロディが重なり合い、爽快に突き抜けるような広がりを生み出します。ブラスは要所でアクセントを加え、煌びやかな彩りを添えています。ブリッジではテンポを抑え、情感豊かなコードとボーカルの表現力で涙腺を揺さぶるような展開に。アウトロはきらめくシンセの余韻で静かに幕を閉じ、聴き終えた後も心に温かさが残るように仕上げられています。
ポップス的なキャッチーさとエモーショナルな深みを併せ持ち、誰もが共感できる愛の物語を音楽として昇華した一曲です。
Digital Catalog
「彼じゃない人」は切ない恋の記憶を綴ったビタースウィートなラブソングです。 もう「彼」とは呼べない存在への消えない想い、髪を切って生まれ変わろうとしても部屋に残るサシェの香り、ポケットに入ったままのテーマパークのチケット、ふたりで見た深夜のショートビデオ——何気ない日常の断片が、甘く切ない記憶としてよみがえります。 「釣り合わないと知っていたのに好きになってた」という心の叫び。時計の針を巻き戻しても結ばれない、それでも忘れられない。そんな誰もが一度は経験する、報われなかった恋の痛みを、「彼じゃない人」は丁寧な言葉で紡ぎ出しました。 サウンド面では、透明感のあるギターアルペジオと、ほんのり歪んだロックギターが共存するアレンジが特徴です。アップテンポすぎず、それでいて軽快さを感じさせるリズム。柔らかな女性ボーカルが切ない言葉を軽やかに運び、ビターな情感と希望の光を同時に描き出します。 シンプルで親しみやすいコード進行 F–Dm7–B♭–C を軸にしたサビは、キャッチーでありながら聴く人の胸に残る余韻を持っています。 恋の痛みと、忘れられない人への想いを抱えながらも前を向こうとする、その心の揺れを「彼じゃない人」は音と言葉で描き出しました。切なさを抱くすべての人に寄り添う1曲です。
「Such a beautiful life」は、“こんなにも美しい人生”という想いを込めた、温かく力強いラブソングです。 運命的に出会った二人が、異なる個性を受け止め合い、支え合いながら歩んでいく姿を描きました。四季の移ろいや光と影の対比を用いて、変わりゆく時間の中でも揺るぎない絆を表現しています。デコボコな道や困難さえも「乾杯」できるほどに強く結ばれた二人の物語が広がります。 歌詞面では、愛が深まる過程や未来への希望を繊細に描写。エモーショナルなブリッジでは「生涯寄り添う」という決意を切なくも力強いメロディで歌い上げ、聴く人の心を打ちます。そしてラストは「輝くリングへの誓い」とともに、永遠の約束を残して締めくくられます。 サウンド面では、透明感のあるシンセサウンドと力強いバンドアンサンブルを中心に構成。イントロは印象的なシンセリフの繰り返しで期待感を高め、リズムセクションの安定したグルーヴが全体を支えます。サビでは厚みのあるコーラスと伸びやかなメロディが重なり合い、爽快に突き抜けるような広がりを生み出します。ブラスは要所でアクセントを加え、煌びやかな彩りを添えています。ブリッジではテンポを抑え、情感豊かなコードとボーカルの表現力で涙腺を揺さぶるような展開に。アウトロはきらめくシンセの余韻で静かに幕を閉じ、聴き終えた後も心に温かさが残るように仕上げられています。 ポップス的なキャッチーさとエモーショナルな深みを併せ持ち、誰もが共感できる愛の物語を音楽として昇華した一曲です。
永遠の愛と絆を歌った「Happily ever after」は、愛する二人の深い愛情と未来への希望に満ちた物語を描いた楽曲です。 夕陽に染まる街角から始まるこの曲は、握りしめた手の温もりや共に歩む日々の尊さを繊細な言葉で綴り、「泣いたり笑ったり」する日常の中でお互いがかけがえのない存在であることを再確認していく様子が、美しく表現されています。 歌詞には「ソウルメイト」「来世も同じ道を選ぶ」といった深い愛の誓いや、「四つ葉のクローバー探すような」奇跡への感謝が込められ、聴く人の心を優しく包み込みます。 サウンド面では、口笛のように響くシンセサイザーのイントロとアウトロが楽曲全体に爽やかな風を吹き込み、Aメロに入ると「ズッチャズッチャ」と裏打ちのリズムが歩調のように心地よく刻まれます。シンプルな打ち込み主体のデジタルサウンドが全体を支え、軽快でありながらリラックスした空気感を漂わせます。中速のテンポにのせた明るいメロディは、まるで散歩をしているかのような安心感を与え、聴く人を自然と微笑ませるような温かさを持っています。 「Happily ever after」は、愛する人と共に歩む幸せを素直に描き出し、その喜びを音楽として表現した一曲です。永遠に続く物語を願うように、繰り返し聴くたびに新しい温もりを感じられるでしょう。
アルバム「Thread」は、「何気ない日常から自分でもわからない感情を切り取る言葉」で綴られた楽曲が一本の糸で繋がるように並ぶ作品です。M1~M6は"Fragile"をコンセプトに、終わりが見えているからこそ今が美しい青春を描き、M7~M12は"Sparkly"をコンセプトに、宝石のようなきらめきを持つ瞬間や前向きに生きる姿勢を表現しました。 M1:スレッド(Remastered) 日常に潜む感情をすくい取り、人と人を結ぶ糸のように紡いだ楽曲。リマスターによりサウンドの透明感と深みが増しました。 M2:Chill Night(Remastered) 80年代J-POPのエッセンスを現代に蘇らせたエモーショナルな楽曲。温かな女性ボーカルとノスタルジックなシンセが、夜の静けさと月明かりを描き出します。転調による高揚感がドラマを添える、癒しと力強さを併せ持つナンバーです。 M3:大好きなうた 軽快なリズムと透明感あるバンドアンサンブルが織り成すアップテンポナンバー。未熟さやもどかしさをさらけ出しつつ仲間と未来へ進む姿を描き、「せーので」という合図が楽曲全体のフックとして響きます。 M4:さよならCrystal World 仲間に支えられながら大人への階段をのぼる青春ソング。透明感あるサウンドと力強いサビが対比を生み、青春のきらめきと決意をドラマティックに表現します。 M5:小さな彗星(Remastered) 儚くも確かな光を追いかける心を描いたインディーロック調ナンバー。優しいギターとピアノが寄り添い、誰かの「ここにいていい」という言葉の温もりを真っ直ぐ届けます。 M6:ラフ “完璧じゃなくていい、でも前に進む”という思いを描いた楽曲。アルペジオが全編を貫き、抑制と解放のコントラストが印象的。等身大の肯定感をそっと封じ込めました。 M7:古いシャトルで空へ飛び立とう シンセを主体にしたアップテンポなポップソング。日常の小さな瞬間を輝きに変え、懐かしさと未来への希望を同時に感じさせるナンバーです。 M8:ルークウォーム・ソーダ 夏の一瞬を閉じ込めたサマーチューン。炭酸が弾けるようなリズムと等身大の恋心を描いた歌詞が重なり、爽快感と甘酸っぱさを届けます。 M9:Now is your chance 都会の片隅で生きる人への応援歌。サビで繰り返される「This is your chance」「Now is your chance」は、聴く人の背中を優しく押してくれます。 M10:風が紡ぐmelody 「自己肯定」と「未来への希望」をテーマにしたメッセージソング。風が象徴的に登場し、迷いや不安を包み込みながら前へ進む勇気を描きます。 M11:円山メモリーズ 札幌・円山を舞台に、青春の日々と別れの記憶を歌う切ないナンバー。懐かしい風景が失われた時間と重なり、深い余韻を残します。 M12:I won this round 挫折や迷いを経て立ち上がる勇気を歌った楽曲。90年代J-POPのポップスタイルを思わせるサウンドと、支え合う強さを込めた歌詞が心に寄り添います。
「さよならCrystal World」は、10代の少女が持つ繊細さと葛藤を通して、仲間に支えられながら大人への階段をのぼる透明感の高い青春ソングです。 1番のAメロ「永遠を感じさせる甘い夏の日 細い糸をたどれば君に続くけど このままずっと傍にいられるわけじゃない」は、気の合う友と語り合う時間はずっと続くような感じがするけれど、卒業すればこの瞬間は二度と来ないのではないかという主人公の気持ちを表しています。サビの「多忙な日々に流されても希望の扉 開けて進む」では、透明だった青春が過ぎ去っても、社会に出て自分に課したゴールを掴むために前へ進む決意を示しています。 2番のAメロ「息をする音だけ大地に響いてる “Fight!”と書いたノートに勇気をもらい 明日もうつむかず生きていける気がした」では、誰にも頼らず努力するときにも仲間に背中を押されている感覚への感謝が表現されています。続くBメロ「ありがちな嘘を見抜かれ 弱気なまま外へ飛び出す みんな幻に変わっても 今なら飛べそうな気がする」では、本心ではない気持ちやコンプレックス、自己肯定感の低さからついた嘘を仲間に見抜かれてしまい、いたたまれず外に飛び出した主人公が、あらためて絆や深い関係性に気づき「自分の可能性を信じることができた」、そして「みんなと一緒なら出来る」という思いに到達していく過程が綴られています。 間奏後のサビ「いつも何かを捜すようにぶらついて 世界が震えるほどバカヤローと叫ぶ 空回りする僕がほしいのは居場所」は、自分が抱える感情の爆発を描き、不安や焦り、もどかしさを解決する方法を探し続ける姿を表現しています。 ブリッジの「ねー」から始まるフレーズは、信頼できる友へのうれしさや安心感から自然に子供っぽい口調になる瞬間であり、最終サビの「いつか行こうと誓った海で また巡り会うよ僕たちは」では、それぞれが違った未来へ進んでいっても、かつて共に誓い合った「海」という原風景で「またいつでも会える」という前向きな気持ちが込められています。 サウンド面では、80年代後半のシンセポップとロックを融合させたアレンジに現代的な立体感を加え、疾走感のあるリズムときらびやかなシンセサウンドが青春のきらめきを象徴しています。イントロは透明感のあるシンセとギターが交錯し、リスナーを一気に物語の世界へ引き込みます。AメロやBメロは控えめで切なさを伴うメロディで進行し、ブリッジではテンポ感を抑えて感情の奥行きを描き出します。その対比としてサビは力強く爆発するように展開し、仲間との絆や未来への決意をドラマティックに響かせます。アウトロはイントロと同じシンセサイザーの音色で短くフェードアウトし、余韻を残す構成となっています。
「ラフ」は、“完璧じゃなくていい、でも前に進む”という気持ちを、清らかなギターアルペジオと透明感のある女性ボーカルで描いたJ-POPナンバーです。イントロからアウトロまで一貫して鳴るクリーンなアルペジオが作品の背骨となり、日常に差す小さな翳りと、そこから滲む希望の両方をそっと照らしていきます。 Aメロ/Bメロでは、呼吸に寄り添うような穏やかな歌唱と、抑制の効いたバンドアレンジが静かな情景を編み上げます。サビで一気に視界が開け、伸びやかな主旋律とレイヤードされたハーモニー、きらめくギター、推進力のあるドラムが広がりをつくります。テンポはおおよそBPM112~115。バラードに沈まず、軽やかさと切なさのバランスを保ちながら、最後まで瑞々しい推進感を保つ設計です。 歌の焦点は“仲間の歩幅”。誤解や言い訳、長い影や舞い散る葉といった風景が、心の揺れを静かに映し出します。図書館で思い描く“ロールモデル”のイメージ、季節を越えて戻ってくる小さな命へのまなざし、「寄り道だって無駄じゃない」と信じる意思。ブリッジでは、かつて交わしたささやかな約束——貯めたコインや海へのドライブ——といった身近な夢が温度を持ちはじめ、最終サビに向かってメロディはよりキャッチーに、エモーショナルに昂っていきます。 サウンド面では、クリーンなエレクトリック・ギターにアコースティックの柔らかい層を重ね、メロディックなベース、丁寧に刻むドラム、自然なリバーブで空間を設計しています。大仰な装飾は避け、余白を活かすミックスで言葉とメロディを前面に。インスト間奏では“夢見心地のアルペジオ”が一瞬時間を止め、ラスサビで再び景色を開きます。 聴きどころは、①序盤の抑制とサビの解放感のコントラスト、②ブリッジ~最終サビでキャッチーさが段階的に増していく構成、③頭から終わりまで貫かれるアルペジオの“記憶に残る手触り”です。肩肘張らず、ラフに挑むからこそ見えてくる美しさ——そんな等身大の肯定感を、1曲の中にそっと封じ込めました。通勤の朝、ふと窓の外を眺める昼休み、海へ向かう週末のドライブ。仲間と歩調を合わせながら聴くことで、より一層その魅力が伝わる作品です。
「大好きなうた」は、軽快で跳ねるリズム感を持ったアップテンポのJ-POPナンバーです。イントロからリズム隊が加わり、アコースティックギターのストロークとクリーントーンのエレキギターが交差しながら、メロディックなベースと細やかなフィルを織り交ぜたドラムが推進力を生み出します。全体として透明感のあるバンドアンサンブルが展開され、聴く人を一気に楽曲の世界へと引き込みます。 歌詞では、まだ未熟で不安定な気持ちや、思うように言葉にできないもどかしさを抱えながらも、それを隠さずさらけ出し、仲間と声を合わせて未来に向かっていく姿が描かれています。「せーので」という合図のようなフレーズが象徴的に使われ、楽曲全体のフックとして強く耳に残ります。そこには「一人ではなく、共に進んでいく」という等身大のティーンエージャーらしい感情が込められており、若さ特有のエネルギーと共感性を感じさせます。 サウンド面では、サビで広がりを持たせるギターのリフや、奥行きをさりげなく支えるキーボードが加わり、明るさと爽やかさが一層引き立ちます。終盤にはドリーミーな質感を持つギターソロが挿入され、ラストサビへとつながることでエモーショナルなクライマックスを形成します。繰り返されるフレーズが余韻を残し、リスナーの心にポジティブな響きを残します。 「大好きなうた」は、現実の中で葛藤しながらも、明日に向かって前進する姿を描いた作品です。等身大の感情をストレートに表現しつつ、バンドサウンドの軽快さと爽快さが調和し、聴き手に勇気と元気を届けてくれる楽曲となっています。
『ルークウォーム・ソーダ』は、夏の一瞬を閉じ込めたポップなサマーチューンです。 舞台は出来たばかりの海浜公園。金網を抜けて忍び込むような、少し背伸びした冒険心と、線香花火の「散り菊」が儚く散る情景を重ねながら、青春の記憶を描いています。 サビでは「クラクラ」「シュワシュワ」というフレーズが「クラックラ」「シュワッシュワ」と跳ねて響き、まるで炭酸の泡が弾けるようにリズムに溶け込みます。その跳ねる発音が曲全体を軽快に彩り、恋の高揚感と夏の浮遊感を同時に感じさせるのが特徴です。 歌詞には、裸足で駆け出す砂浜、月明かりに照らされる小指、照れくささの中に隠れた確かな想いが散りばめられています。等身大の恋心が、夏特有の高揚と一緒に浮かび上がるような物語です。 音楽的には、軽やかに跳ねるリズム隊と、きらめくギターアルペジオが織りなす爽快なバンドサウンド。女性ボーカルの芯のある明るさが、甘酸っぱい情景をしっかりと前に届けてくれます。特にサビで広がるコーラスは重たさを避け、風通しの良い爽快感を保ちながら、聴く人を夏の海辺へと誘います。
「古いシャトルで空へ飛び立とう」は、日常の中に潜むきらめきをテーマにしたアップテンポなJ-POPナンバーです。 シンセサイザーを主軸としたサウンドにより、明るく弾むリズムが全体を彩り、冒頭のスナップ音が軽やかなグルーヴを呼び込みます。サビではリフレインやエフェクトを効かせ、耳に心地よいキャッチーさを演出。自然と体が動き出すようなダンサブルでアイドル的な雰囲気が広がります。 楽曲全体は、懐かしさと未来への希望を同時に感じさせる構成で、ノスタルジックな映像を思い起こしながらもポジティブなエネルギーを放っています。日常の小さな瞬間を輝きに変え、誰かと心をつなぎながら前へ進んでいく姿を描いた一曲です。
「円山メモリーズ」は、札幌の円山を舞台にした切ないJ-POPナンバーです。春に咲き誇る桜や、北海道神宮の鳥居、参道を吹き抜ける風といった風景をモチーフに、青春の日々と別れの記憶を歌詞に込めました。 歌詞の冒頭では、かつての日常を思い出させるチャペル通りの鐘の音や、鮮やかな参道の景色が描かれています。そこには、楽しかった時間を懐かしく思う一方で、それが過去になってしまったことへの痛みがにじみます。サビでは「あなたと過ごした美しい青春を 乾いた風がそっとさらってゆく」と歌われ、かけがえのない思い出が時の流れに溶けていく様子が表現されています。 楽曲の構成は、哀愁を帯びたマイナー調のメロディを基盤に、抑制されたボーカルスタイルで静かに始まり、サビに向かってシンセやキーボードが重なり合い、厚みと奥行きを増していきます。特にコーラスでは、90年代J-POPらしいドラマチックな広がりを意識しつつも、過度に派手にならず、切なさを保った展開となっています。ブリッジでは「どうして私たちは出会ったの」というフレーズを中心に、答えの出ない問いかけが心情を深く掘り下げ、やがて転調を経て最終サビへと繋がります。ラストはピアノ、シンセ、アコースティックギターが静かにフェードし、余韻を残しながら物語を閉じます。 この曲には、札幌での生活が背景にあります。作者自身が27年前に西28丁目駅から円山公園駅まで毎日歩いていた経験をもとに、街並みや自然の風景と青春の思い出を重ね合わせました。地元の方にはもちろん、札幌を訪れたことのある方や北海道の春を知る人にとっても、心に響く一曲になればと思います。 「円山メモリーズ」は、失われた時間や大切な人への想いを胸に抱えながら、それでも日常を歩み続ける切なさを表現した楽曲です。懐かしい風景とともに蘇る記憶と感情を、ぜひ音楽を通して感じていただければ幸いです。
「風が紡ぐmelody」は、日常の中にある小さな不安や迷いを受け止めながらも、自分自身を信じて歩み続ける力を描いたメッセージソングです。 楽曲全体を貫くテーマは「自己肯定」と「未来への希望」。 時に胸の奥に影のように広がる孤独や不安を抱えながらも、それを否定するのではなく、自分の一部として受け入れ、前へ進む勇気へと変えていく。そんな心の動きを、透明感のある歌声と爽やかなサウンドで表現しています。 歌詞の中で象徴的に登場するのが「風」という存在です。目に見えないけれど、確かに感じられる風は、立ち止まった心をそっと押し出し、新しい扉へ導いてくれる自然の力。過去の悔いや迷いを包み込みながら、希望のメロディを紡ぎ出す役割を担っています。その風に耳を澄ますことで、自分を信じる力や再び歩き出す勇気がよみがえってくるのです。 サウンド面では、軽やかなシンセとギターを軸に、伸びやかなボーカルラインが広がっていきます。疾走感のあるビートに支えられたメロディは、まるで風に乗って駆け抜けるような解放感を与え、聴き手の心を未来へ押し出してくれるでしょう。アップテンポながらも温かさを失わず、切なさと希望が同時に響くJ-POPならではの世界観に仕上がっています。 この楽曲は、不安を抱えながらも「自分を信じて走り続けたい」と願うすべての人に寄り添う存在です。日々の生活の中で立ち止まったとき、あるいは夢を追いかけて苦しいときに、そっと背中を押してくれる一曲になることを目指しました。 「風が紡ぐmelody」は、心の奥に秘めた思いを解き放ち、未来へ進む勇気を呼び覚ます物語です。
心の奥底からの思いを込めて書き上げた楽曲「WITH ALL MY SOUL」は、荒波に揺れる小舟と下弦の月をモチーフにした物語です。愛する人と共に進む人生の航路を描きながら、「信じる気持ち」「寄り添う強さ」「心が帰る場所」という普遍的なテーマを歌い上げています。 イントロは抑えめのアレンジで静かに始まり、サビでブラスが一気に広がり華やかに展開する構成が特徴です。曲全体を包み込むように力強いリズムと温かみのあるメロディが重なり、まるでステージの幕が一気に開くような高揚感を生み出します。サビの「WITH ALL MY SOUL」というフレーズは強いフックになっており、思わず口ずさみたくなるキャッチーさがあります。さらにアドリブ的に繰り返される「Oh oh oh WITH ALL MY SOUL」の部分は、心の高鳴りをそのまま音にしたようで、この楽曲ならではの聴きどころとなっています。 歌詞の中心にあるのは「どんな闇夜でも、心を寄せ合うことで進んでいける」というメッセージです。 Verse 1では、海の深さや不安を感じながらも大切な人の温もりを離さない決意を描きます。Pre-chorusでは、下弦の月に導かれ、暗闇の中でも相手の存在だけは見えるという不思議な信頼を表現。そしてChorusでは「WITH ALL MY SOUL」という言葉を繰り返すことで、心のすべてで相手を想い続ける強さを宣言しています。 Verse 2では、眠る相手を見守る優しさと愛おしさが描かれ、Pre-chorusでは「心をつなぐ糸は決して切れない」と信じる確信へと展開します。そしてFinal chorusでは「心が帰る場所はあなた」という真実にたどり着き、楽曲全体が感動的なクライマックスを迎えます。 この曲は、力強いアレンジと温かいボーカルが共存することで、聴く人に前向きなエネルギーを届けます。人生の中で迷いや不安を抱える時でも、愛する人と共に歩む道が光となり、進む勇気を与えてくれる――そんな想いを形にしました。 サビのキャッチーさと歌詞のストーリー性が一体となり、聴くたびに新しい発見や共感を呼び起こす楽曲です。大切な人を想いながら、自分の心に寄り添うように聴いていただければ幸いです。
「真紅のハナミズキ」は、恋の一瞬を切り取ったような歌詞と、ドラマチックに展開するサウンドが溶け合うポップス作品です。 楽曲全体を通して描かれているのは、“別れを予感しながらも、もう少しだけ一緒にいたい”という切ない気持ち。終電を気にする恋人を前に、笑顔で引き留めたい心、壊れるのが怖いからこそ素直になれない心。歌詞はそんな揺れる感情を繊細に描き出します。 イントロからヴァース(Verse)にかけては抑えた雰囲気で始まり、プレコーラス(Pre-chorus)でじわじわと期待感が高まり、サビ(Chorus)で一気に感情が解き放たれる構成になっています。これは恋愛の駆け引きの緊張感そのものであり、音楽的にも物語的にも「溜め」と「爆発」のコントラストが楽しめます。 サビでは「終電なんて気にしないで」「門限なんか気にしないで」と、時間の制約を超えて相手といたいという強い願望が繰り返されます。ここには“恋の一夜をどう過ごすか”という普遍的なテーマが込められており、聴く人それぞれの記憶や経験と重ね合わせることができるでしょう。 特に印象的なのは、タイトルに含まれる「ハナミズキ」というモチーフです。花言葉は「私の思いを受けとめてください」。このフレーズは実際に1番のサビの歌詞にも盛り込まれ、主人公の切実な気持ちを象徴的に表現しています。赤い花の鮮やかさは恋の情熱や一瞬の輝きを映し出し、同時に儚さや切なさも感じさせます。歌詞と花言葉、そしてタイトルが三位一体となって、より強いイメージを浮かび上がらせます。 また歌詞の随所に登場するイメージも鮮烈です。 「時計ばかり見る」姿に込められた寂しさ 「白黒つけるトランプゲーム」で描かれる恋と友情の選択 「ペーパーバックのミステリー」として例えられる恋の過程 これらは日常的でありながら象徴的で、歌詞全体にドラマ性を与えています。 楽曲のサウンド面では、ダンサブルなリズムと華やかなシンセ、鋭いブラスの響きがサビで爆発的に広がり、歌詞の感情をさらに強調します。抑制されたヴァースと、派手でキャッチーなサビのコントラストによって、リスナーは自然に物語の起伏を体感できます。 この楽曲は、恋の甘さと切なさを両方抱きしめたい人に響く一曲です。聴きながら、あなた自身の“あの夜”を思い出してみてください。
『I won this round』は、挫折や迷いの中でも希望を見出し、もう一度立ち上がる勇気を歌った楽曲です。 開け放たれた窓から注ぎ込む爽やかな風と、ころがるサイコロが象徴する「偶然と選択」をモチーフにしながら、支えてくれる存在への感謝や、再び未来へと歩み出す決意を綴っています。 歌詞では、行き詰まった日々に差し込む一筋の光のように、心を癒やしてくれる相手の存在が描かれます。 「びしょ濡れの心がひと晩の語らいで不思議ね、みるみる癒えてく」というフレーズは、対話や寄り添いによって再生していく人の強さと優しさを映し出します。 また、「最後は勝負に勝てる気がする」というサビの一節は、どんな試練が訪れても、支え合うことで必ず乗り越えられるという前向きなメッセージを届けます。 サウンド面では、90年代J-POPを彷彿とさせるポップスタイルをベースにしています。プログラムドラム、エレクトリックピアノ、軽やかなシンセ、そして控えめながら心地よいギターが織りなすサウンドは、懐かしさと同時に今のリスナーにも馴染むデジタル感を持ち合わせています。ボーカルは派手に歌い上げるのではなく、抑制されたニュアンスでキャッチーなメロディを乗せ、リスナーの心に静かに染み渡るように設計されています。 楽曲の後半では、繰り返しを用いたエモーショナルなクライマックスが用意され、ラストの「I promise my love」という言葉が印象的に響きます。試練を越えた先にある確かな愛と絆を誓うこの結末は、単なる勝利の宣言にとどまらず「生まれ変わっても愛すると誓う」という永遠のメッセージへと昇華されています。 『I won this round』は、90年代のJ-POP黄金期を想起させながらも、現代のポップスに通じる新しさを持った一曲です。心に寄り添う歌詞と温かみのあるサウンドが、リスナーに「また明日も頑張ろう」と思わせてくれる、そんな作品に仕上がっています。
「知らない自分に会いに行こう」は、旅路をテーマにしたポップロックナンバーです。 力強いロックサウンドとエモーショナルなメロディに乗せて、新しい自分を探す心の動きを描いています。 電線を揺らす風やボンネットを叩く雨、慌ただしい乗り継ぎといった旅先での情景が、胸のざわめきや鼓動と重なり合い、音楽のリズムとして響きます。歌詞の中では「町で待つ君に宛てて手紙を書く」「花が咲き誇るその日まで」といった言葉が、未来へつながる希望や決意を象徴しています。旅を続けることで、過去の自分に向き合い、新しい自分を拾い集めながら前へ進んでいく姿が描かれており、聴く人の心にも強い共感を呼び起こします。 サウンド面では、1980年代のJ-POPやロックのエッセンスを感じさせるアレンジが特徴的です。エネルギッシュなドラムとタイトなベース、キャッチーなギターリフに重ねられたシンセが、ドラマチックで高揚感のある空気を生み出しています。女性ボーカルは力強さと透明感を兼ね備え、楽曲全体に清々しいロックのエネルギーを与えています。 「知らない自分に会いに行こう」は、日常から一歩踏み出す勇気や、新しい挑戦に向かう気持ちを後押しする楽曲です。タイアップのイメージとしても、旅、青春、自己発見、挑戦といったテーマを持つドラマや映画、また旅番組やキャンペーンCMなどにも相性の良い作品となっています。
『Chill Night』は、80年代J-POPのエッセンスを現代に蘇らせたエモーショナルな楽曲です。温かみのある女性ボーカルがノスタルジックなシンセサウンドに乗り、聴く人の心に優しく響きます。 ミディアムテンポの落ち着いたリズムの中で、夜の静けさや月明かりの情景が浮かび上がり、クライマックスでは転調によるドラマチックな高揚感を味わえます。 すまさが紡ぐ歌詞と、どこか懐かしいシンセフレーズが織りなす、癒しと力強さを併せ持つナンバーです。
「スレッド」は、心と心をつなぐ糸をテーマに描かれたラブソングです。 静かなギターアルペジオと柔らかな歌声から始まり、少しずつ音が重なっていく構成は、星空を見上げながら大切な人を想う気持ちをそのまま音楽に映したかのよう。静謐なヴァースから広がるサビでは、力強いビートと溢れる感情が解き放たれ、聴く人の胸に真っ直ぐ届くような高揚感を生み出します。 歌詞には「希望の未来を君へつなげたい」というメッセージが込められており、喜びや不安、孤独を抱えながらも大切な人との絆を信じて進んでいく姿が描かれています。誰もが経験する心の揺れや愛おしさを、シンプルで透明感のある言葉で綴ったことで、聴く人それぞれの記憶や感情に重ね合わせやすい仕上がりになっています。 サウンド面では、ノスタルジックなギターの響きとドリーミーな雰囲気を持つアレンジが特徴的。穏やかに始まるイントロやリプライズ部分が物語を優しく包み込み、クライマックスのバンドサウンドが楽曲全体をドラマティックに彩ります。静と動を行き来する展開が、楽曲に深い余韻と普遍的な魅力を与えています。 この曲はタイアップを意識したつくりでもあり、映像作品やドラマの挿入歌としても自然に馴染むような普遍性を備えています。恋愛だけでなく、友情や家族愛といった幅広いテーマに寄り添うことができる楽曲として、多くの人の心に届くことを願っています。
一人きりの朝、最後の夜の切なさ… 失恋の痛みをメランコリックでキャッチーな80年代風哀愁ユーロビートに乗せたナンバーです。 印象的なシンセリフと疾走感あるビートが、胸の奥の感情を揺さぶります。 夜の街や静かな時間に寄り添い、そっと背中を押してくれる一曲です。
Digital Catalog
「彼じゃない人」は切ない恋の記憶を綴ったビタースウィートなラブソングです。 もう「彼」とは呼べない存在への消えない想い、髪を切って生まれ変わろうとしても部屋に残るサシェの香り、ポケットに入ったままのテーマパークのチケット、ふたりで見た深夜のショートビデオ——何気ない日常の断片が、甘く切ない記憶としてよみがえります。 「釣り合わないと知っていたのに好きになってた」という心の叫び。時計の針を巻き戻しても結ばれない、それでも忘れられない。そんな誰もが一度は経験する、報われなかった恋の痛みを、「彼じゃない人」は丁寧な言葉で紡ぎ出しました。 サウンド面では、透明感のあるギターアルペジオと、ほんのり歪んだロックギターが共存するアレンジが特徴です。アップテンポすぎず、それでいて軽快さを感じさせるリズム。柔らかな女性ボーカルが切ない言葉を軽やかに運び、ビターな情感と希望の光を同時に描き出します。 シンプルで親しみやすいコード進行 F–Dm7–B♭–C を軸にしたサビは、キャッチーでありながら聴く人の胸に残る余韻を持っています。 恋の痛みと、忘れられない人への想いを抱えながらも前を向こうとする、その心の揺れを「彼じゃない人」は音と言葉で描き出しました。切なさを抱くすべての人に寄り添う1曲です。
「Such a beautiful life」は、“こんなにも美しい人生”という想いを込めた、温かく力強いラブソングです。 運命的に出会った二人が、異なる個性を受け止め合い、支え合いながら歩んでいく姿を描きました。四季の移ろいや光と影の対比を用いて、変わりゆく時間の中でも揺るぎない絆を表現しています。デコボコな道や困難さえも「乾杯」できるほどに強く結ばれた二人の物語が広がります。 歌詞面では、愛が深まる過程や未来への希望を繊細に描写。エモーショナルなブリッジでは「生涯寄り添う」という決意を切なくも力強いメロディで歌い上げ、聴く人の心を打ちます。そしてラストは「輝くリングへの誓い」とともに、永遠の約束を残して締めくくられます。 サウンド面では、透明感のあるシンセサウンドと力強いバンドアンサンブルを中心に構成。イントロは印象的なシンセリフの繰り返しで期待感を高め、リズムセクションの安定したグルーヴが全体を支えます。サビでは厚みのあるコーラスと伸びやかなメロディが重なり合い、爽快に突き抜けるような広がりを生み出します。ブラスは要所でアクセントを加え、煌びやかな彩りを添えています。ブリッジではテンポを抑え、情感豊かなコードとボーカルの表現力で涙腺を揺さぶるような展開に。アウトロはきらめくシンセの余韻で静かに幕を閉じ、聴き終えた後も心に温かさが残るように仕上げられています。 ポップス的なキャッチーさとエモーショナルな深みを併せ持ち、誰もが共感できる愛の物語を音楽として昇華した一曲です。
永遠の愛と絆を歌った「Happily ever after」は、愛する二人の深い愛情と未来への希望に満ちた物語を描いた楽曲です。 夕陽に染まる街角から始まるこの曲は、握りしめた手の温もりや共に歩む日々の尊さを繊細な言葉で綴り、「泣いたり笑ったり」する日常の中でお互いがかけがえのない存在であることを再確認していく様子が、美しく表現されています。 歌詞には「ソウルメイト」「来世も同じ道を選ぶ」といった深い愛の誓いや、「四つ葉のクローバー探すような」奇跡への感謝が込められ、聴く人の心を優しく包み込みます。 サウンド面では、口笛のように響くシンセサイザーのイントロとアウトロが楽曲全体に爽やかな風を吹き込み、Aメロに入ると「ズッチャズッチャ」と裏打ちのリズムが歩調のように心地よく刻まれます。シンプルな打ち込み主体のデジタルサウンドが全体を支え、軽快でありながらリラックスした空気感を漂わせます。中速のテンポにのせた明るいメロディは、まるで散歩をしているかのような安心感を与え、聴く人を自然と微笑ませるような温かさを持っています。 「Happily ever after」は、愛する人と共に歩む幸せを素直に描き出し、その喜びを音楽として表現した一曲です。永遠に続く物語を願うように、繰り返し聴くたびに新しい温もりを感じられるでしょう。
アルバム「Thread」は、「何気ない日常から自分でもわからない感情を切り取る言葉」で綴られた楽曲が一本の糸で繋がるように並ぶ作品です。M1~M6は"Fragile"をコンセプトに、終わりが見えているからこそ今が美しい青春を描き、M7~M12は"Sparkly"をコンセプトに、宝石のようなきらめきを持つ瞬間や前向きに生きる姿勢を表現しました。 M1:スレッド(Remastered) 日常に潜む感情をすくい取り、人と人を結ぶ糸のように紡いだ楽曲。リマスターによりサウンドの透明感と深みが増しました。 M2:Chill Night(Remastered) 80年代J-POPのエッセンスを現代に蘇らせたエモーショナルな楽曲。温かな女性ボーカルとノスタルジックなシンセが、夜の静けさと月明かりを描き出します。転調による高揚感がドラマを添える、癒しと力強さを併せ持つナンバーです。 M3:大好きなうた 軽快なリズムと透明感あるバンドアンサンブルが織り成すアップテンポナンバー。未熟さやもどかしさをさらけ出しつつ仲間と未来へ進む姿を描き、「せーので」という合図が楽曲全体のフックとして響きます。 M4:さよならCrystal World 仲間に支えられながら大人への階段をのぼる青春ソング。透明感あるサウンドと力強いサビが対比を生み、青春のきらめきと決意をドラマティックに表現します。 M5:小さな彗星(Remastered) 儚くも確かな光を追いかける心を描いたインディーロック調ナンバー。優しいギターとピアノが寄り添い、誰かの「ここにいていい」という言葉の温もりを真っ直ぐ届けます。 M6:ラフ “完璧じゃなくていい、でも前に進む”という思いを描いた楽曲。アルペジオが全編を貫き、抑制と解放のコントラストが印象的。等身大の肯定感をそっと封じ込めました。 M7:古いシャトルで空へ飛び立とう シンセを主体にしたアップテンポなポップソング。日常の小さな瞬間を輝きに変え、懐かしさと未来への希望を同時に感じさせるナンバーです。 M8:ルークウォーム・ソーダ 夏の一瞬を閉じ込めたサマーチューン。炭酸が弾けるようなリズムと等身大の恋心を描いた歌詞が重なり、爽快感と甘酸っぱさを届けます。 M9:Now is your chance 都会の片隅で生きる人への応援歌。サビで繰り返される「This is your chance」「Now is your chance」は、聴く人の背中を優しく押してくれます。 M10:風が紡ぐmelody 「自己肯定」と「未来への希望」をテーマにしたメッセージソング。風が象徴的に登場し、迷いや不安を包み込みながら前へ進む勇気を描きます。 M11:円山メモリーズ 札幌・円山を舞台に、青春の日々と別れの記憶を歌う切ないナンバー。懐かしい風景が失われた時間と重なり、深い余韻を残します。 M12:I won this round 挫折や迷いを経て立ち上がる勇気を歌った楽曲。90年代J-POPのポップスタイルを思わせるサウンドと、支え合う強さを込めた歌詞が心に寄り添います。
「さよならCrystal World」は、10代の少女が持つ繊細さと葛藤を通して、仲間に支えられながら大人への階段をのぼる透明感の高い青春ソングです。 1番のAメロ「永遠を感じさせる甘い夏の日 細い糸をたどれば君に続くけど このままずっと傍にいられるわけじゃない」は、気の合う友と語り合う時間はずっと続くような感じがするけれど、卒業すればこの瞬間は二度と来ないのではないかという主人公の気持ちを表しています。サビの「多忙な日々に流されても希望の扉 開けて進む」では、透明だった青春が過ぎ去っても、社会に出て自分に課したゴールを掴むために前へ進む決意を示しています。 2番のAメロ「息をする音だけ大地に響いてる “Fight!”と書いたノートに勇気をもらい 明日もうつむかず生きていける気がした」では、誰にも頼らず努力するときにも仲間に背中を押されている感覚への感謝が表現されています。続くBメロ「ありがちな嘘を見抜かれ 弱気なまま外へ飛び出す みんな幻に変わっても 今なら飛べそうな気がする」では、本心ではない気持ちやコンプレックス、自己肯定感の低さからついた嘘を仲間に見抜かれてしまい、いたたまれず外に飛び出した主人公が、あらためて絆や深い関係性に気づき「自分の可能性を信じることができた」、そして「みんなと一緒なら出来る」という思いに到達していく過程が綴られています。 間奏後のサビ「いつも何かを捜すようにぶらついて 世界が震えるほどバカヤローと叫ぶ 空回りする僕がほしいのは居場所」は、自分が抱える感情の爆発を描き、不安や焦り、もどかしさを解決する方法を探し続ける姿を表現しています。 ブリッジの「ねー」から始まるフレーズは、信頼できる友へのうれしさや安心感から自然に子供っぽい口調になる瞬間であり、最終サビの「いつか行こうと誓った海で また巡り会うよ僕たちは」では、それぞれが違った未来へ進んでいっても、かつて共に誓い合った「海」という原風景で「またいつでも会える」という前向きな気持ちが込められています。 サウンド面では、80年代後半のシンセポップとロックを融合させたアレンジに現代的な立体感を加え、疾走感のあるリズムときらびやかなシンセサウンドが青春のきらめきを象徴しています。イントロは透明感のあるシンセとギターが交錯し、リスナーを一気に物語の世界へ引き込みます。AメロやBメロは控えめで切なさを伴うメロディで進行し、ブリッジではテンポ感を抑えて感情の奥行きを描き出します。その対比としてサビは力強く爆発するように展開し、仲間との絆や未来への決意をドラマティックに響かせます。アウトロはイントロと同じシンセサイザーの音色で短くフェードアウトし、余韻を残す構成となっています。
「ラフ」は、“完璧じゃなくていい、でも前に進む”という気持ちを、清らかなギターアルペジオと透明感のある女性ボーカルで描いたJ-POPナンバーです。イントロからアウトロまで一貫して鳴るクリーンなアルペジオが作品の背骨となり、日常に差す小さな翳りと、そこから滲む希望の両方をそっと照らしていきます。 Aメロ/Bメロでは、呼吸に寄り添うような穏やかな歌唱と、抑制の効いたバンドアレンジが静かな情景を編み上げます。サビで一気に視界が開け、伸びやかな主旋律とレイヤードされたハーモニー、きらめくギター、推進力のあるドラムが広がりをつくります。テンポはおおよそBPM112~115。バラードに沈まず、軽やかさと切なさのバランスを保ちながら、最後まで瑞々しい推進感を保つ設計です。 歌の焦点は“仲間の歩幅”。誤解や言い訳、長い影や舞い散る葉といった風景が、心の揺れを静かに映し出します。図書館で思い描く“ロールモデル”のイメージ、季節を越えて戻ってくる小さな命へのまなざし、「寄り道だって無駄じゃない」と信じる意思。ブリッジでは、かつて交わしたささやかな約束——貯めたコインや海へのドライブ——といった身近な夢が温度を持ちはじめ、最終サビに向かってメロディはよりキャッチーに、エモーショナルに昂っていきます。 サウンド面では、クリーンなエレクトリック・ギターにアコースティックの柔らかい層を重ね、メロディックなベース、丁寧に刻むドラム、自然なリバーブで空間を設計しています。大仰な装飾は避け、余白を活かすミックスで言葉とメロディを前面に。インスト間奏では“夢見心地のアルペジオ”が一瞬時間を止め、ラスサビで再び景色を開きます。 聴きどころは、①序盤の抑制とサビの解放感のコントラスト、②ブリッジ~最終サビでキャッチーさが段階的に増していく構成、③頭から終わりまで貫かれるアルペジオの“記憶に残る手触り”です。肩肘張らず、ラフに挑むからこそ見えてくる美しさ——そんな等身大の肯定感を、1曲の中にそっと封じ込めました。通勤の朝、ふと窓の外を眺める昼休み、海へ向かう週末のドライブ。仲間と歩調を合わせながら聴くことで、より一層その魅力が伝わる作品です。
「大好きなうた」は、軽快で跳ねるリズム感を持ったアップテンポのJ-POPナンバーです。イントロからリズム隊が加わり、アコースティックギターのストロークとクリーントーンのエレキギターが交差しながら、メロディックなベースと細やかなフィルを織り交ぜたドラムが推進力を生み出します。全体として透明感のあるバンドアンサンブルが展開され、聴く人を一気に楽曲の世界へと引き込みます。 歌詞では、まだ未熟で不安定な気持ちや、思うように言葉にできないもどかしさを抱えながらも、それを隠さずさらけ出し、仲間と声を合わせて未来に向かっていく姿が描かれています。「せーので」という合図のようなフレーズが象徴的に使われ、楽曲全体のフックとして強く耳に残ります。そこには「一人ではなく、共に進んでいく」という等身大のティーンエージャーらしい感情が込められており、若さ特有のエネルギーと共感性を感じさせます。 サウンド面では、サビで広がりを持たせるギターのリフや、奥行きをさりげなく支えるキーボードが加わり、明るさと爽やかさが一層引き立ちます。終盤にはドリーミーな質感を持つギターソロが挿入され、ラストサビへとつながることでエモーショナルなクライマックスを形成します。繰り返されるフレーズが余韻を残し、リスナーの心にポジティブな響きを残します。 「大好きなうた」は、現実の中で葛藤しながらも、明日に向かって前進する姿を描いた作品です。等身大の感情をストレートに表現しつつ、バンドサウンドの軽快さと爽快さが調和し、聴き手に勇気と元気を届けてくれる楽曲となっています。
『ルークウォーム・ソーダ』は、夏の一瞬を閉じ込めたポップなサマーチューンです。 舞台は出来たばかりの海浜公園。金網を抜けて忍び込むような、少し背伸びした冒険心と、線香花火の「散り菊」が儚く散る情景を重ねながら、青春の記憶を描いています。 サビでは「クラクラ」「シュワシュワ」というフレーズが「クラックラ」「シュワッシュワ」と跳ねて響き、まるで炭酸の泡が弾けるようにリズムに溶け込みます。その跳ねる発音が曲全体を軽快に彩り、恋の高揚感と夏の浮遊感を同時に感じさせるのが特徴です。 歌詞には、裸足で駆け出す砂浜、月明かりに照らされる小指、照れくささの中に隠れた確かな想いが散りばめられています。等身大の恋心が、夏特有の高揚と一緒に浮かび上がるような物語です。 音楽的には、軽やかに跳ねるリズム隊と、きらめくギターアルペジオが織りなす爽快なバンドサウンド。女性ボーカルの芯のある明るさが、甘酸っぱい情景をしっかりと前に届けてくれます。特にサビで広がるコーラスは重たさを避け、風通しの良い爽快感を保ちながら、聴く人を夏の海辺へと誘います。
「古いシャトルで空へ飛び立とう」は、日常の中に潜むきらめきをテーマにしたアップテンポなJ-POPナンバーです。 シンセサイザーを主軸としたサウンドにより、明るく弾むリズムが全体を彩り、冒頭のスナップ音が軽やかなグルーヴを呼び込みます。サビではリフレインやエフェクトを効かせ、耳に心地よいキャッチーさを演出。自然と体が動き出すようなダンサブルでアイドル的な雰囲気が広がります。 楽曲全体は、懐かしさと未来への希望を同時に感じさせる構成で、ノスタルジックな映像を思い起こしながらもポジティブなエネルギーを放っています。日常の小さな瞬間を輝きに変え、誰かと心をつなぎながら前へ進んでいく姿を描いた一曲です。
「円山メモリーズ」は、札幌の円山を舞台にした切ないJ-POPナンバーです。春に咲き誇る桜や、北海道神宮の鳥居、参道を吹き抜ける風といった風景をモチーフに、青春の日々と別れの記憶を歌詞に込めました。 歌詞の冒頭では、かつての日常を思い出させるチャペル通りの鐘の音や、鮮やかな参道の景色が描かれています。そこには、楽しかった時間を懐かしく思う一方で、それが過去になってしまったことへの痛みがにじみます。サビでは「あなたと過ごした美しい青春を 乾いた風がそっとさらってゆく」と歌われ、かけがえのない思い出が時の流れに溶けていく様子が表現されています。 楽曲の構成は、哀愁を帯びたマイナー調のメロディを基盤に、抑制されたボーカルスタイルで静かに始まり、サビに向かってシンセやキーボードが重なり合い、厚みと奥行きを増していきます。特にコーラスでは、90年代J-POPらしいドラマチックな広がりを意識しつつも、過度に派手にならず、切なさを保った展開となっています。ブリッジでは「どうして私たちは出会ったの」というフレーズを中心に、答えの出ない問いかけが心情を深く掘り下げ、やがて転調を経て最終サビへと繋がります。ラストはピアノ、シンセ、アコースティックギターが静かにフェードし、余韻を残しながら物語を閉じます。 この曲には、札幌での生活が背景にあります。作者自身が27年前に西28丁目駅から円山公園駅まで毎日歩いていた経験をもとに、街並みや自然の風景と青春の思い出を重ね合わせました。地元の方にはもちろん、札幌を訪れたことのある方や北海道の春を知る人にとっても、心に響く一曲になればと思います。 「円山メモリーズ」は、失われた時間や大切な人への想いを胸に抱えながら、それでも日常を歩み続ける切なさを表現した楽曲です。懐かしい風景とともに蘇る記憶と感情を、ぜひ音楽を通して感じていただければ幸いです。
「風が紡ぐmelody」は、日常の中にある小さな不安や迷いを受け止めながらも、自分自身を信じて歩み続ける力を描いたメッセージソングです。 楽曲全体を貫くテーマは「自己肯定」と「未来への希望」。 時に胸の奥に影のように広がる孤独や不安を抱えながらも、それを否定するのではなく、自分の一部として受け入れ、前へ進む勇気へと変えていく。そんな心の動きを、透明感のある歌声と爽やかなサウンドで表現しています。 歌詞の中で象徴的に登場するのが「風」という存在です。目に見えないけれど、確かに感じられる風は、立ち止まった心をそっと押し出し、新しい扉へ導いてくれる自然の力。過去の悔いや迷いを包み込みながら、希望のメロディを紡ぎ出す役割を担っています。その風に耳を澄ますことで、自分を信じる力や再び歩き出す勇気がよみがえってくるのです。 サウンド面では、軽やかなシンセとギターを軸に、伸びやかなボーカルラインが広がっていきます。疾走感のあるビートに支えられたメロディは、まるで風に乗って駆け抜けるような解放感を与え、聴き手の心を未来へ押し出してくれるでしょう。アップテンポながらも温かさを失わず、切なさと希望が同時に響くJ-POPならではの世界観に仕上がっています。 この楽曲は、不安を抱えながらも「自分を信じて走り続けたい」と願うすべての人に寄り添う存在です。日々の生活の中で立ち止まったとき、あるいは夢を追いかけて苦しいときに、そっと背中を押してくれる一曲になることを目指しました。 「風が紡ぐmelody」は、心の奥に秘めた思いを解き放ち、未来へ進む勇気を呼び覚ます物語です。
心の奥底からの思いを込めて書き上げた楽曲「WITH ALL MY SOUL」は、荒波に揺れる小舟と下弦の月をモチーフにした物語です。愛する人と共に進む人生の航路を描きながら、「信じる気持ち」「寄り添う強さ」「心が帰る場所」という普遍的なテーマを歌い上げています。 イントロは抑えめのアレンジで静かに始まり、サビでブラスが一気に広がり華やかに展開する構成が特徴です。曲全体を包み込むように力強いリズムと温かみのあるメロディが重なり、まるでステージの幕が一気に開くような高揚感を生み出します。サビの「WITH ALL MY SOUL」というフレーズは強いフックになっており、思わず口ずさみたくなるキャッチーさがあります。さらにアドリブ的に繰り返される「Oh oh oh WITH ALL MY SOUL」の部分は、心の高鳴りをそのまま音にしたようで、この楽曲ならではの聴きどころとなっています。 歌詞の中心にあるのは「どんな闇夜でも、心を寄せ合うことで進んでいける」というメッセージです。 Verse 1では、海の深さや不安を感じながらも大切な人の温もりを離さない決意を描きます。Pre-chorusでは、下弦の月に導かれ、暗闇の中でも相手の存在だけは見えるという不思議な信頼を表現。そしてChorusでは「WITH ALL MY SOUL」という言葉を繰り返すことで、心のすべてで相手を想い続ける強さを宣言しています。 Verse 2では、眠る相手を見守る優しさと愛おしさが描かれ、Pre-chorusでは「心をつなぐ糸は決して切れない」と信じる確信へと展開します。そしてFinal chorusでは「心が帰る場所はあなた」という真実にたどり着き、楽曲全体が感動的なクライマックスを迎えます。 この曲は、力強いアレンジと温かいボーカルが共存することで、聴く人に前向きなエネルギーを届けます。人生の中で迷いや不安を抱える時でも、愛する人と共に歩む道が光となり、進む勇気を与えてくれる――そんな想いを形にしました。 サビのキャッチーさと歌詞のストーリー性が一体となり、聴くたびに新しい発見や共感を呼び起こす楽曲です。大切な人を想いながら、自分の心に寄り添うように聴いていただければ幸いです。
「真紅のハナミズキ」は、恋の一瞬を切り取ったような歌詞と、ドラマチックに展開するサウンドが溶け合うポップス作品です。 楽曲全体を通して描かれているのは、“別れを予感しながらも、もう少しだけ一緒にいたい”という切ない気持ち。終電を気にする恋人を前に、笑顔で引き留めたい心、壊れるのが怖いからこそ素直になれない心。歌詞はそんな揺れる感情を繊細に描き出します。 イントロからヴァース(Verse)にかけては抑えた雰囲気で始まり、プレコーラス(Pre-chorus)でじわじわと期待感が高まり、サビ(Chorus)で一気に感情が解き放たれる構成になっています。これは恋愛の駆け引きの緊張感そのものであり、音楽的にも物語的にも「溜め」と「爆発」のコントラストが楽しめます。 サビでは「終電なんて気にしないで」「門限なんか気にしないで」と、時間の制約を超えて相手といたいという強い願望が繰り返されます。ここには“恋の一夜をどう過ごすか”という普遍的なテーマが込められており、聴く人それぞれの記憶や経験と重ね合わせることができるでしょう。 特に印象的なのは、タイトルに含まれる「ハナミズキ」というモチーフです。花言葉は「私の思いを受けとめてください」。このフレーズは実際に1番のサビの歌詞にも盛り込まれ、主人公の切実な気持ちを象徴的に表現しています。赤い花の鮮やかさは恋の情熱や一瞬の輝きを映し出し、同時に儚さや切なさも感じさせます。歌詞と花言葉、そしてタイトルが三位一体となって、より強いイメージを浮かび上がらせます。 また歌詞の随所に登場するイメージも鮮烈です。 「時計ばかり見る」姿に込められた寂しさ 「白黒つけるトランプゲーム」で描かれる恋と友情の選択 「ペーパーバックのミステリー」として例えられる恋の過程 これらは日常的でありながら象徴的で、歌詞全体にドラマ性を与えています。 楽曲のサウンド面では、ダンサブルなリズムと華やかなシンセ、鋭いブラスの響きがサビで爆発的に広がり、歌詞の感情をさらに強調します。抑制されたヴァースと、派手でキャッチーなサビのコントラストによって、リスナーは自然に物語の起伏を体感できます。 この楽曲は、恋の甘さと切なさを両方抱きしめたい人に響く一曲です。聴きながら、あなた自身の“あの夜”を思い出してみてください。
『I won this round』は、挫折や迷いの中でも希望を見出し、もう一度立ち上がる勇気を歌った楽曲です。 開け放たれた窓から注ぎ込む爽やかな風と、ころがるサイコロが象徴する「偶然と選択」をモチーフにしながら、支えてくれる存在への感謝や、再び未来へと歩み出す決意を綴っています。 歌詞では、行き詰まった日々に差し込む一筋の光のように、心を癒やしてくれる相手の存在が描かれます。 「びしょ濡れの心がひと晩の語らいで不思議ね、みるみる癒えてく」というフレーズは、対話や寄り添いによって再生していく人の強さと優しさを映し出します。 また、「最後は勝負に勝てる気がする」というサビの一節は、どんな試練が訪れても、支え合うことで必ず乗り越えられるという前向きなメッセージを届けます。 サウンド面では、90年代J-POPを彷彿とさせるポップスタイルをベースにしています。プログラムドラム、エレクトリックピアノ、軽やかなシンセ、そして控えめながら心地よいギターが織りなすサウンドは、懐かしさと同時に今のリスナーにも馴染むデジタル感を持ち合わせています。ボーカルは派手に歌い上げるのではなく、抑制されたニュアンスでキャッチーなメロディを乗せ、リスナーの心に静かに染み渡るように設計されています。 楽曲の後半では、繰り返しを用いたエモーショナルなクライマックスが用意され、ラストの「I promise my love」という言葉が印象的に響きます。試練を越えた先にある確かな愛と絆を誓うこの結末は、単なる勝利の宣言にとどまらず「生まれ変わっても愛すると誓う」という永遠のメッセージへと昇華されています。 『I won this round』は、90年代のJ-POP黄金期を想起させながらも、現代のポップスに通じる新しさを持った一曲です。心に寄り添う歌詞と温かみのあるサウンドが、リスナーに「また明日も頑張ろう」と思わせてくれる、そんな作品に仕上がっています。
「知らない自分に会いに行こう」は、旅路をテーマにしたポップロックナンバーです。 力強いロックサウンドとエモーショナルなメロディに乗せて、新しい自分を探す心の動きを描いています。 電線を揺らす風やボンネットを叩く雨、慌ただしい乗り継ぎといった旅先での情景が、胸のざわめきや鼓動と重なり合い、音楽のリズムとして響きます。歌詞の中では「町で待つ君に宛てて手紙を書く」「花が咲き誇るその日まで」といった言葉が、未来へつながる希望や決意を象徴しています。旅を続けることで、過去の自分に向き合い、新しい自分を拾い集めながら前へ進んでいく姿が描かれており、聴く人の心にも強い共感を呼び起こします。 サウンド面では、1980年代のJ-POPやロックのエッセンスを感じさせるアレンジが特徴的です。エネルギッシュなドラムとタイトなベース、キャッチーなギターリフに重ねられたシンセが、ドラマチックで高揚感のある空気を生み出しています。女性ボーカルは力強さと透明感を兼ね備え、楽曲全体に清々しいロックのエネルギーを与えています。 「知らない自分に会いに行こう」は、日常から一歩踏み出す勇気や、新しい挑戦に向かう気持ちを後押しする楽曲です。タイアップのイメージとしても、旅、青春、自己発見、挑戦といったテーマを持つドラマや映画、また旅番組やキャンペーンCMなどにも相性の良い作品となっています。
『Chill Night』は、80年代J-POPのエッセンスを現代に蘇らせたエモーショナルな楽曲です。温かみのある女性ボーカルがノスタルジックなシンセサウンドに乗り、聴く人の心に優しく響きます。 ミディアムテンポの落ち着いたリズムの中で、夜の静けさや月明かりの情景が浮かび上がり、クライマックスでは転調によるドラマチックな高揚感を味わえます。 すまさが紡ぐ歌詞と、どこか懐かしいシンセフレーズが織りなす、癒しと力強さを併せ持つナンバーです。
「スレッド」は、心と心をつなぐ糸をテーマに描かれたラブソングです。 静かなギターアルペジオと柔らかな歌声から始まり、少しずつ音が重なっていく構成は、星空を見上げながら大切な人を想う気持ちをそのまま音楽に映したかのよう。静謐なヴァースから広がるサビでは、力強いビートと溢れる感情が解き放たれ、聴く人の胸に真っ直ぐ届くような高揚感を生み出します。 歌詞には「希望の未来を君へつなげたい」というメッセージが込められており、喜びや不安、孤独を抱えながらも大切な人との絆を信じて進んでいく姿が描かれています。誰もが経験する心の揺れや愛おしさを、シンプルで透明感のある言葉で綴ったことで、聴く人それぞれの記憶や感情に重ね合わせやすい仕上がりになっています。 サウンド面では、ノスタルジックなギターの響きとドリーミーな雰囲気を持つアレンジが特徴的。穏やかに始まるイントロやリプライズ部分が物語を優しく包み込み、クライマックスのバンドサウンドが楽曲全体をドラマティックに彩ります。静と動を行き来する展開が、楽曲に深い余韻と普遍的な魅力を与えています。 この曲はタイアップを意識したつくりでもあり、映像作品やドラマの挿入歌としても自然に馴染むような普遍性を備えています。恋愛だけでなく、友情や家族愛といった幅広いテーマに寄り添うことができる楽曲として、多くの人の心に届くことを願っています。
一人きりの朝、最後の夜の切なさ… 失恋の痛みをメランコリックでキャッチーな80年代風哀愁ユーロビートに乗せたナンバーです。 印象的なシンセリフと疾走感あるビートが、胸の奥の感情を揺さぶります。 夜の街や静かな時間に寄り添い、そっと背中を押してくれる一曲です。




















