Title | Duration | Price | |
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愛しい日々 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 03:50 | |
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愛しい日々 (Instrumental) alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 03:50 | |
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kioku alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:40 |
アイビーカラー現体制最後の作品「愛しい日々」。
メンバーへの惜別と感謝がしっかり据えられた、これまでの4人のバンドライフの色々が深く伝わってくる曲となった。バンドというある種特殊な形態で、人生を捧げ、成功を掴むために毎日を進んでいくことはそう容易いことではない。30分のステージのために日本全国を車で駆け巡り、最高に良い夜もあれば疲弊したり悔しい夜もある。新しい何かを生み出すべく皆でもがき苦しむ。その先に、誰かの笑顔を作れたり、悲しみに寄り添えたりすることを信じて。家族や親友とは違うものの、同じような強さの絆で、音楽で深く繋がった人間関係は、煌めきもあるが苦悩も多い。「喜び悲しみ怒り幸せの大抵を 1人じゃなく互いに背負ってきた」という歌詞が全てだと思う。寂しげだが力強いギターのリフ、情緒的なピアノのリードフレーズとストリングス、跳ねるリズム。聞き応えは素晴らしく携えているが、この4人の多重録音によるグルーブを堪能できるのはこれで最後。偶然にも別れの季節に制作とリリースが重なったが、今の場所から、新しい未来へ踏み出すあなたにぜひ聞いてほしい。きっと、新しい出会いが訪れたり、新しく希望ある毎日がこれから始まると信じて。
Discography
僕たちはきっと醒めぬ夢の中をずっと生きながら、そんな生活の中でふと目覚めてしまうことがただ怖くてだけどどうしようもなくて、痛くてそんな時にアイビーカラーの音楽が必要になるんだと思う。メンバーの脱退を受け1人でまた歩くことを決意し、拠点を東京に移したアイビーカラーの第2章を総括する6thミニアルバム。 2023年ソロユニットになったことで新しいサウンド、アプローチに対して挑み続けてきたアイビーカラー。アプローチの方法や楽曲のみで捉えると、アイビーカラーは変わってしまったのかも知れない。しかし、メロディ、歌詞、Vo,Gt佐竹惇が描きたい音楽、歌詞世界が⼀貫していることがわかる。本作「醒めぬ夢のままで」に収録された楽曲1つ1つから紡がれるワードがその出来事出来事の情景描写を切り取って夏が終わっていく、夜が終わっていく、君がいなくなってしまう、生活を送る上でふと感じてしまうような喪失感を覚える。そこに寄り添うサウンドがより琴線に触れて仕方がない。僕たちはきっと醒めぬ夢の中をずっと生きながら、そんな生活の中でふと目覚めてしまうことがただ怖くて、だけどどうしようもなくて、痛くて、そんな時に“醒めぬ夢のままで”そんな弱さがあってもいいって肯定してくれる音楽が必要になるんだと思う。
アイビーカラー新体制以降、コンスタントなペースでの配信リリースを重ねているが、ここまでの3曲はよりポップスへ舵を切った楽曲群だったのに対し、今回は完全なるバンドサウンドのピアノロック楽曲となっており、往年のアイビーカラーファンを喜ばせる出来になっているのではないだろうか。佐竹が絶大な信頼を置いている川口圭太をサウンドプロデュース/アレンジに迎え、各楽器が絡むアンサンブルの美しさと各所で締まるキメが実に心地よい楽曲に仕上がっている。そのテクニカルかつドラマチックな構成は、一聴して”川口ワークス”とわかる独創性あるサウンドとなっており、そこに乗る、佐竹の18番とも言える失恋テーマの詞世界とメロディが相まって、より深くリスナーに失恋の心象風景を共感ことになるだろう。「bath towel」という柔らかいタイトルのイメージとは裏腹な熱量の高い楽曲は、アイビーカラーバンドのライブで間違いなくキッズをロックさせるであろう。
アイビーカラー現体制最後の作品「愛しい日々」。 メンバーへの惜別と感謝がしっかり据えられた、これまでの4人のバンドライフの色々が深く伝わってくる曲となった。バンドというある種特殊な形態で、人生を捧げ、成功を掴むために毎日を進んでいくことはそう容易いことではない。30分のステージのために日本全国を車で駆け巡り、最高に良い夜もあれば疲弊したり悔しい夜もある。新しい何かを生み出すべく皆でもがき苦しむ。その先に、誰かの笑顔を作れたり、悲しみに寄り添えたりすることを信じて。家族や親友とは違うものの、同じような強さの絆で、音楽で深く繋がった人間関係は、煌めきもあるが苦悩も多い。「喜び悲しみ怒り幸せの大抵を 1人じゃなく互いに背負ってきた」という歌詞が全てだと思う。寂しげだが力強いギターのリフ、情緒的なピアノのリードフレーズとストリングス、跳ねるリズム。聞き応えは素晴らしく携えているが、この4人の多重録音によるグルーブを堪能できるのはこれで最後。偶然にも別れの季節に制作とリリースが重なったが、今の場所から、新しい未来へ踏み出すあなたにぜひ聞いてほしい。きっと、新しい出会いが訪れたり、新しく希望ある毎日がこれから始まると信じて。
「失恋3部作」に続く、アイビーカラー連続配信企画の第2弾は「純愛2部作」。恋愛に彩りを添えるイベントが冬には多いが、純愛というテーマに沿う形で、ストレートに純朴で若い恋愛像を描写したアイビーカラーらしいメロウな旋律で、第1弾「白い街」に続き、第2弾「214」が完成。純粋無垢な初恋の想いを綴ったバレンタインシーズンに向けたポップチューン。 バレンタインという王道な恋愛イベントをテーマに書き下ろした楽曲で、疾走感のあるポップチューンとなっている。スッと心に響いてくる歌詞、サウンド共に誰もが思い描くバレンタインのイメージにもしっかり寄り添っている。今作はギターアレンジに柴山慧を迎え、アイビーカラー持ち前の華やかなストリングスとピアノとコーラスワークにエッジの効いたギターを加えて躍動感と疾走感全開のナンバーに仕上がっている。
「純愛2部作」の1作目。華やかなストリングスとピアノとコーラスワークを軸としたアイビーカラー得意のアンサンブルを思いっきり詰め込み、メンバーの今の音楽性が100%染み込んだ渾身のウィンターソング恋愛に彩りを添えるイベントが冬には多いが「純愛」というテーマに沿う形で、ストレートに純朴で若い恋愛像を描写。「白い街」は、クリスマスという王道な恋愛イベントをテーマに書き下ろした楽曲で、90年代的な懐かしさも少し匂わせる世界観は、大きめなダッフルコートを着て可愛く着飾った彼女と、ダウンコートを羽織って浮き足立った彼が、イルミネーションの灯りに溢れた街でお互いの想いを交錯させる、そんな暖かい情景を感じるラブソングに仕上がっている。誰もがこんな恋愛に憧れ、クリスマスイブを盛り上げることに必死になっていた思い出が呼び起こされる。