逆さまのイドラ。の最新作「答合せ」。彼女に振られたことで制作を決めた失恋ソング。ジャジーなピアノが印象的な大人の雰囲気を醸し出す一曲だ。自身の歌声を重ねた箇所にも注目して聴いてほしい。
今回の「逆さまのイドラ。」は、メロウなギターで報われぬ望郷を切なく歌い上げる。作曲の冨田悠暉はこの歌について、「なんか想像以上にかっこよくなって、満足です」と述べている。ボーカルの歌華は黙って首肯。そうこうしている間にも、煌びやかなストリングスが見慣れた街を破壊し、粉々になったアスファルトはベースラインに共鳴して悲しく震えている。この夜はいつからこんなに煩くなったのか。宮崎雄也氏のミックスで隙のないかっこよさを獲得したこの歌をBGMに、僕らはただ空を眺めるしかない――。