福井県出身のシンガーソングライター、”いとうゆり”の記念すべき初のフルアルバム。
テーマは「死」と「雨」。
どちらも身近な事象ではあるが、マイナスな事象として捉えられやすいイメージがあった。この二つのプラスの側面にフォーカスした曲たちを集めてでき上がったアルバム。高校時代に作った曲から上京後に制作した曲、環境が変わった前後の気持ちの変化なども読み取ることができる。そして一貫されているのは「ここにはいない誰かを想っている」ということ。
ピアノ一本のみの楽曲からオーケストラアレンジの楽曲まで、幅広いジャンルのサウンドと一貫している想いと歌声。19歳ながらに、サウンドプロデューサー"Huge M”氏と盟友のドラマー”松浦綸"と共に作り上げた全13曲、花開くのを促す雨「菜花雨」として世に雨をもたらす。