塩で焼いて唄う
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キャラメルパンチ サブYouTubeチャンネル「塩で焼いて唄う」にて牛肉のリブを骨付きで豪快にカットした肉塊「トマホーク」を食した感想がこの曲である。 調理法に確かな繊細さはあるのだが食材の存在感や力強さは過去肉史上最高。その重量感をドロップDチューニングで表現。普段のキャラメルパンチには無いラウドなリフが印象的だ。 歌い出しの楽器隊の白玉は最低音階のDを使うことで、ここにもトマホークの重さを感じることができる。Bメロのシンガロングは作曲時、歌詞に悩んだ末に石井が「細かいことは気にせず漢気一発のwow wowだけで行ってしまえ!」と、ここにもトマホークの力強さがインスパイアされている。 サウンド面ではタイトルの塊魂になぞらえ左右に振られたギターは一曲を通してほぼ同じフレーズで押し通されている。正に塊なのだ。 タンクボールのベースの緩急は単調なギターと泣きのメロディーの隙間を絶妙に埋めることで楽曲の発色を陰で支えている。 そして石井はこの楽曲の歌唱を非常に楽しんだという。最後の「キャッキャ」にその全てが詰まっているように思える。 塊肉の歌は最終的に力強い泣きの曲に仕上がった。 世紀末救世主伝説「トマホーク」というアニメの主題歌であってもおかしくない仕上がりだ。
キャラメルパンチ サブYouTubeチャンネル「塩で焼いて唄う」にてタイのイサーン料理で使われるプーケム(蟹の塩漬け)を食した感想がこの曲である。 蟹の鋭利なカッコよさをギターリフやビートで表現し、際立つ塩味を"乾いた涙"に例えた。火を通した際に発生したズバ抜けた臭さはストレートに歌詞に認め、Aメロのギターのフレーズに於いてもその漂う異臭を表現している。キーワードである"沢蟹"や"イサーン"、"寄生虫"を曲中に散りばめた言葉遊びも鼻で笑える程度には面白い。 サビになると若干ストーリー性やメッセージ性のある歌詞にもなっており青春ドラマを彷彿とさせる世界観にやや心を打たれはしないだろうか。 キャラメルパンチらしいサウンドメイクや絶妙にウネるベースライン、完全に邦ロックの芯を突くアレンジも相まって一曲通して聴いていると蟹の歌であることをついつい忘れてしまうがこれだけは忘れないでほしい。 この歌は"蟹の塩漬け"の歌であるということを。
キャラメルパンチ サブYouTubeチャンネル【塩で焼いて唄う】にて韓国の伝統料理"スンデ"を食し、更に韓国ではポピュラーな飲み物である"シッケ"と"スジョンガ"を飲んだ感想がこの歌である。スンデが高麗時代(918~1392)に北方からのモンゴル軍侵入とともに伝わったモンゴル式腸詰という説があることから軍歌色の強い曲となった。 チャンネル内で石井が「問題作」というだけあって群を抜いた奇抜さで突き抜けている。どんなにキャラメルパンチを好いている人でも疑問を抱くことは想像に難くない。韓国テイストの言葉遊びやアジア大陸をイメージするようなサビのモチーフも勿論耳に残るが、軍歌をロックで表現するにあたりエレキギターのツインのオブリガードが前のめりで際立つ。ギターソロはシンプルだが上物アレンジの大部分をエレキギターで完結させた石井の覚悟がそのニュアンスから伝わってくる 。 曲調に加え普段の楽曲よりもボーカルのピッチをボトムに落としたことで普段はあまり聴くことの無い声色も新鮮だ。そして明らかにふざけた歌詞ではあるがよくよく読み直してみると平和を望むメッセージソングとなっている。ただただふざけてお終いではなく楽曲を生み出すことに少しでも意味をもたらしてくれる所がキャラメルパンチらしい。ボーカルレコーディングの際は腕を振りながら唄うことで魂と力強さを声に込めたと石井は語る。 そして改めて想うのは、「この曲を聴いて一体誰が喜ぶのだろう」ということだ。
キャラメルパンチ サブYouTubeチャンネル「塩で焼いて唄う」にてブラジル発祥の巨大渦巻きソーセージ"リングイッサ"を食した感想を曲にしたもの。バーベキュースキュアーを三方から刺したフォルムが船の面舵の様に見えたことがこの楽曲の方向性の決め手となった。 キャッチーなシンガロングと王道クラップでイントロから突き抜ける爽快感とテンション。 遊び心満点の歌詞とは裏腹に展開していく真面目なメロディと壮大なアンサンブルに自然と心が引き込まれていく。 そして意外にも初めての試みである"語り"も熱く感情のレンジを広げている。 とことん畳み掛けるリフレインに心が震えるが冷静に捉えると意味不明。ただそれこそが音楽の力であり面白さなんだと石井は言う。 大胆に盛り込まれた遊びと音楽クリエイターとしての本気が入り乱れた文句無しの一曲であるが忘れることなかれ、この曲がどこまで行ってもソーセージの歌だということを。 人の心はソーセージを熱唱することで確かに震えるのだ。
YouTubeチャンネル【塩で焼いて唄う】第5弾シングル。 ゴップ、グルヌイユなどと呼ばれる世界各国で食用として用いられているカエルを歌った一曲。 クリスマス色の強さは撮影の日程が12月の末であったことや味と食感がほぼ鶏肉と同じであったことが大きく影響している。 最高な食事とは何だろう? "何を食べるか"ではなく"誰と食べるか"ではないだろうか?今作にはそのカエルをメンバー達とくだらない事を言い合いながら楽しく焼き上げ、塩だけの味付けにも関わらずとても美味しく感じることができたという石井の想いが彼のフィルターを介し存分に溢れている。 笑ってしまうような歌詞の中にも何故か心にグッときてしまう"感動の本質"を突くようなメロディーや言葉遊び、そして本気のアレンジに心がジェットコースターのように揺さぶられる。 真面目な想いをコメディタッチで奏でるのか、コメディを真面目な想いで奏でるのか。今作は今のキャラメルパンチに対し疑問を抱く人にも是非先入観無しで聴いてもらいたい。 そして「今までを知らない人にも存分に笑って泣いて欲しい一曲」だと石井は語る。 "塩で焼いて唄う"にて生まれる楽曲のそれぞれがただふざけただけのモノではないことが前作から今作にかけては強く感じ取ることができる。 ラストの「ずっとこのまま続かないからこそ愛おしいんだよ。」という普遍的な言葉が力強く胸に響くのはこの曲が紛れもない"カエルの歌"だからだろう。 甘さを引き立てる為に塩をふっているのと同じ原理である。そしてこの文章を読んでいるあなたは紛れもなく【塩で焼いて唄う】に心を掴まれている。それに関しては私からも心から感謝を述べたい。
YouTubeチャンネル【塩で焼いて唄う】第4弾シングル。 "ドライロチヤ"という、焼くとスルメの10倍の臭いを放つ食材(魚)のバックボーンにフィーチャーした楽曲。 過去から現在に至るまで南アジアの食を大いに支えるにも関わらずインドの伝説上では悪者とされた"ロチヤ側"の正義も汲み取るべきだと感じた石井ユウジがラーマーヤナに対しアンチテーゼを投げかけている。 ロチヤの持つアウトサイダー感をコード進行で、見た目のスタイリッシュさをサビの疾走感で表現している。 キャラメルパンチとしては初のホーンセクションと南アジアをイメージした不協和音を使ったオブリが何ともクセになる。 "feat.塩で焼いて唄う"ならではの枠に囚われない音色やフレーズ、また石井の卓越したハイトーンボイスに彼らの"成長に対する飽くなき情熱"を垣間見ることができる。 石井は「戦隊モノを意識したダサかっこいいアレンジができた!」と言う。その傍らで「元々もっとウネっていたクロくんのベースを敢えてシンプルにしてもらったのには心が痛んだ。」と語る。 "インドの英雄ラーマ"というワードに言葉にならない不思議な熱い感情を抱いたならばそれはもう "feat.塩で焼いて唄う"にハートを掴まれている。 ひとつ念を押しておくがこの曲はドライロチヤという干物の歌である。 そしてラーマの肌は青い。
YouTubeチャンネル【塩で焼いて唄う】第3弾シングル。 世界中で愛されるチャパティと淡水魚特有のクセを持つパンガシウスを同日に食したことにより誕生した今作。 二つの食材を幼い人物に見立て、築くことの出来ない友情は無いという願いを歌に認めた。 絵本を読んでいるようなストーリーが童心を忘れた心にも優しく語りかけている。 YouTube内で演奏した原曲よりもテンポを落としギターもクリーントーンやクランチ系を主体にし、ロックバンドとしての仕事も感じられる作品となっている。 意味は良くわからないがついつい口ずさんでしまいそうになるサビのモチーフも楽しく、小さな子供にもおすすめできそうだ。 まさに「チャパティがパーティーでパンガシウス」である。
キャラメルパンチYouTubeサブチャンネル「塩で焼いて唄う」の第2弾シングル!! 豚の鼻と耳が蓄える脂の重さをヘビーなビートとサウンドで表現。遊び心のある歌詞とメロディーとは裏腹にアーティスティックなコード感やアレンジにバンドマンとしてのプライドが詰め込まれている。 力強いボーカルとギター、昂りと共に激しくウネるベースがダークネスを超えて宇宙すら感じる程の壮大感を見事に生み出している。 因みにタイトルやサビで叫んでいるチュービーズーとは中国語で豚の鼻を意味し、チューアーは豚の耳である。 またギターソロのフレーズとサウンドはベタベタな脂をイメージしたものと石井ユウジは語る。 限りなくメッセージ性の低い楽曲だが爆音で聴くとその先に何かの意味がもしかしたら見出せるかもしれない。
巨大バナナがまさかのラブソング!? キャラメルパンチのサブYouTubeチャンネル「塩で焼いて唄う」からの第一弾シングルを配信! 熟成度により表情を変える食材「プランテイン」を強引に恋愛ソングに昇華した。アフリカなどで多く食されるというのに対し国籍感を全く無視した軽快さは、熟成度をギリギリまで高めたプランテインの甘く爽やかな味わいから来るものと思われる。石井ユウジの作曲作品としては珍しいピアノとストリングス主体のスピードロックが心地良い。 甘酸っぱい青春が蘇る。 そして出逢いはいつも突然である。








