KALIMA

Jazz/World

Discography

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マッドチェスターの喧騒のさなかの1990年に発表された、カリマのサード・アルバムにしてファクトリーにおける最後の作品。これまで以上にジャズ~ボッサ色を強めた非常に新鮮なアルバムで、すべてのトラックがモダンでチルアウトな流れにきれいに収まっている。

11 tracks
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ファクトリーでは異色のジャズ/ファンク/ラテン/ボッサ・バンド、カリマのセカンド・アルバム。スモーキーで官能的でムーンライトな、午前4時のロマンスのためのクールでスウィンギンな一枚。アンディ・コーネルら、ア・サートゥン・レイシオでも活動していたメンバー3人は残念ながら脱退してしまったものの(コーネルはスウィング・アウト・シスターに専念するためにACRからも脱退)、新たなメンバーが加わり、安定したラインナップとなった彼らの記念すべきアルバム。エヴリシング・バット・ザ・ガールやウィークエンドあたりを経由したジャズやブラジル音楽のファンはもちろん、ワーキング・ウィーク等のアシッド・ジャズ好きもぜひ耳にしてほしい。

15 tracks
Jazz/World

ファクトリー・レコードでもっとも過小評価されているとの声も多いジャズ/ファンク/ラテン/ボッサ・バンド、カリマのファースト・アルバム(1986年発表)。スワンプ・チルドレンあらためカリマというバンド名は、エルヴィン・ジョーンズの1978年のアルバム『Remembrance』の収録曲から名づけられた。スワンプ・チルドレン以上にジャズ色を強め、ラテンやボッサの要素を取り入れた風通しがよく洗練されたサウンドは、まさにUKのクラブ・ジャズやアシッド・ジャズの先駆けと言える。また、シャーデーやウィークエンドらとの同時代性を感じさせるところも見逃せない。ジャイルス・ピーターソンもフェイヴァリットに挙げるボッサ・ジャズ・チューン「Sparkle」をふくむ2枚の12インチ・シングルの全6曲を追加収録。バンド名を変更した1983年から、当時、ア・サートゥン・レイシオのメンバーでもあり、後にスウィング・アウト・シスターを結成するアンディ・コーネルらが加入している。

15 tracks

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