フアリナ
Digital Catalog
福岡で活動しているバンド、フアリナの約4年ぶりとなる二ヵ月連続リリースのNEW SINGLE第二弾。この曲はキャッチーな内容の前作に比べ、6分を超える長編。イントロからタイトに、そしてゆっくりと時が流れるように歌が始まり、心地良いサウンドが少しずつ広がっていく。今作は前作よりソフトサイケな要素がやや強めでより煌びやかで透明感溢れる世界感に。また曲中のいくつものアンサンブルによって起こる化学反応が更に作品を奥深い内容へ。今作の歌詞は穏やかでいて淡々と景色に心情を乗せながら描いており時折心を揺さぶりにかかってくるところも。まるで自分の心と対話しているような静かな気持ちに、そして優しい気持ちにさせるメロディーがより、リスナーの心を上空へといざなうロマンティックでストーリー性のあるドリーミーな一曲です。
福岡で活動しているバンド、フアリナのNEW SINGLE第一弾。2016年にAlbum「moon 3」をリリースしてからの約4年ぶりのリリースとなる。前作までの曲の主となるリズム、四つ打ちのダンスビートから今作は疾走感あふれるエイトビートに変化。それでいて前作までの浮遊感溢れるサウンドやきらめき感も無くさずそこに更に疾走感がプラスされている形でよりストレートになった感じにも聴こえる。また、前作までの美しく繊細なサウンドアレンジも曲中の色んなところに存在するのだが、そこに奥深いアンサンブルも今作はプラスされていて曲の印象としては優しくもエッジがあり、そして奥深く味わえるという懐かしくも新しいマジックのような一曲とも言えそうだ。また 「1/2の虹」という抽象的な曲名に佇んでいる叙情的で優しいメロディと歌詞はすごく一見ポジティヴに聴こえるが実際のところはどうだかわからない不思議な心情の世界だ。色んな心情が色々な視点、角度から見え隠れしておりそれを増大させるサウンドがするところの世界感、ドリーム感が不思議な曲にしている最大の要素なのかもしれない。曲の始まりから終わりまで一つのストーリー風になっているところももまたこの曲の一つの魅力でもあり歌詞の世界観もさることながら最終的にこのようなPOPなアレンジで曲を仕上げているところがもっともこのバンドらしくもあり、最大の特徴であるのは言うまでもない。最後にひとつ言うなればこの曲は今のフアリナの新しい形によって生み出された一つの七色な雫のようなものだ。この曲を聴き終わった直後にあなたはいったい何を想い、何が見えるだろうか。
●エレクトリックとアコースティックの2つのスタイルを持つバンド、 フアリナのアルバムが完成した。 今回は2タイプのフアリナがバランス良く凝縮された集大成的な1枚。 フアリナの作品に携わって4作目になるが、彼らの音へのこだわりと愛情は変わらず、 益々研ぎ澄まされていく様である。 エレクトリックセットではリズムマシーンを使うのだが、同期的な自動演奏ではなく バンド演奏の一部として、フットスイッチを使って演奏する。 録音においてもライブのスタイルはそのままに、1曲通して1テイクに集中する。 最後の最後にミスしても最初から録り直し。編集は一切しない。 聴き手には関係ない話といえばそれまでだが、彼らとの作業はいつも、音を切り取り紡ぎ出すことの大切さ、かけがえのなさを思い出させてくれる。減り張りの効いた手軽な音楽が氾濫している昨今であるが、 このようなアルバムがひとつのジャンルとして音楽シーンに定着してくれればと願う。 フアリナの歌詞は「風」「空」「星」といった、自然や宇宙を感じさせる言葉で日常の一瞬を切り取って、 イメージさせてくれる。そんな所も以前から大好きなのだが、アルバムタイトル「moon 3」も、 バンドカラーにも合った柔らかくて印象的なものになった。 現代的なビートや幾重にも重なりあうギターの中に、忘れかけていた手作りの温かさや懐かしさを感じさせてくれるサウンドとメロディ。そして聴く度に新たなイマジネーションを掻き立ててくれる詩の世界に、 より多くの人が耳を傾けてくれたらと思う。 小山慎治(ナイスビームスタジオ)












