LONESOME STRINGS
Digital Catalog
メンバーそれぞれのキャリアを見れば当然ながら、まさにミュージシャンズミュージシャン集団、ロンサム。そんなロンサムが手がけた映画音楽のカヴァー集。取り上げているのはいずれも'60年代半ば以降からのサイケ・ムーヴメントの中で制作されたアメリカン・ニュー・シネマと呼ばれる映画のサントラ曲ばかり。さすがロンサムらしいマニアックなチョイスだが、ロンサムの手にかかるとオリジナルとは別の世界がそこに広がり、音楽マニアはほくそ笑み、マニアではないリスナーの耳も心地よくさせてくれる。2015年にNHKのドラマ10『全力離婚相談』の挿入歌となった「The Cuckoo Bird」は大きな反響を呼びロンサムの名は全国に広がった。またこのアルバムの最後に収録されている「裏切りの街」はWOWWOWのドラマのメインテーマとしてメンバー桜井芳樹による書き下ろしだ。
2012年急逝した偉大なるベースマン、松永孝義在籍時のライブ音源をCD化。 近年はゲストボーカルを迎えてのライブが多いロンサム・ストリングスですが、今作はオリジナル・メンバーのみで演奏されたライヴ盤です。2015年リリース作品。
前年発表された『folklore session』が各方面から高い評価を得た、ロンサム・ストリングスと中村まりによるコラボレーション第2弾。ザ・バーズやビートルズのナンバーなどカヴァー3曲をボーナス・トラックとして加え、DVD付で2012年にリリースされた作品。
"Lonesome Stringsが独特の弦楽器アンサンブルに遂に歌も加えました。 また、中村まりというキャスティングはぴったりです。日本人で彼女ほどアメリカの古き良き音楽を感覚的にうまく捉えている歌手はいないと思います。選曲もちょうどいい具合によく知られたメロディをちりばめたバランスです。 この形でライヴもがんがんやって欲しいですね。" (ピーター・バラカン)2011年に発表されたこの作品は、後に2枚組アナログ盤(SGLP-1002/3)としてもリリースされている。
’04年から’09年のライブ音源をコンパイルしたロンサムストリングスの初のライヴ・アルバム。オリジナル・アルバム未収録曲も収録。ゲストにおおはた雄一、中村まり、ふちがみとふなと、湯川潮音らを迎えたライヴ全20曲を収録、2枚組として2009年にリリース。
ペダルスティールギター・5弦バンジョー・エレクトリックギター・生ベースの4人の達人が一堂に集まったバンドなんて、世界中どこを探しても見当たりません。そして彼らの造り出す音楽は、たった3秒で、世界のどこにもない異国に連れて行ってくれるのです。こりゃ参りました!〈by チチ松村〉
フォー・ストリングスによるアンサンブルがお互いに深く響き合い、美しく豊かな音色で奏でる深みあるサウンドが堪能できるサード・アルバム。毎回意外な選曲のカバーも好評ですが、今作では15分にも及ぶキース・ジャレットのあの「ケルン・コンサート」、CSN&Yの「デジャ・ヴ」など相変わらずのヒネクレ者ならではのカヴァーが堪能できる一枚です。
メロディと弦楽器とが見事にアンサンブルされた楽曲の数々が詰まった深みのあるロンサムのセカンド・アルバム。"ビル・フリゼールの浮遊感に時折ジョン・フェイヒィ的な響きを加え、バンジョー、ベースと組ませたような、もしくは米カントリー/フォークと都市音楽との絶妙な融合”…。(以下ピーター・バラカン氏による推薦文)東西、南北、新旧、都会と田舎、一切かまわず気が向いたときに好きな音楽を好き勝手に、弦楽器で聴かせてくれるこのグループn私は大変好感が持てます。和製のアメリカーナという陳腐な言葉では言い表せない帆の野の音ですが、同時にこれは間違いなく日本人の感性でなければ出来なかったサウンドだと思います。
ストラーダの2作で高く評価された桜井の作曲能力が発揮されたオリジナル曲の数々が魅力のファースト・アルバム。他に南アフリカ出身のピアニスト、ダラー・ブランド(M-9)やThe Band(M-8)のカバー、鈴木惣一郎とのワールド・スタンダードの再演(M-13)などを含む。








