旅+音楽+写真という三位一体の表現方法で好評を博した北欧ノルウェー録音の前作Sangから約一年、今作も同様のフォーマットでハワイで録音/撮影、竹仲絵里の次の道を示したレイドバック感満載の一枚。
ノルウェーで録音され同国大使館でのコンベンションにて全貌が発表された前作”Sang”から約一年、旅+音+写真の三位一体の表現方法でより立体感が増し各方面から注目を集めている。
特に写真においてはカメラメーカーRICOHの支援のもと同社ギャラリーでの個展の開催、更に他アーティストからも撮影依頼を受けるなど著しく活動が広がっている。
今作”mele”も前作同様プロデューサーにAlan Breyを起用、オアフ島にあるローカル•アーティストのクリエイティブの拠点でもあるKane’oheのSoul Sound Hawaiiにて録音、ゲスト・ミュージシャンにはドラムス/パーカッションにチック・コリアやジョージ•クリントン、またDr.Dreとのツアーやレコーディング・セッションをはじめとしたユニークな経歴を持つJuju Beats Bodden,、スラック•キー等アコースティック•ギターには現地でも人気のStephen Inglis、そして日本でも人気のウクレレ奏者ジェイク・シマブクロを育てたウクレレ・マスター、Dr.TreyことTrey Teradaをはじめローカルの著名なミュージシャン達が彼の地ならではの彩りを添えている。
前作同様RICOHのバックアップのもと個展の開催や、TFM平日午後のワイド番組「Apollon」のパーソナリティで自身もハワイ愛好家でもある斎藤美絵氏の協力のもと同番組での展開、写真誌をはじめフォトカルチャー誌での展開をはじめ有線での街鳴り等が計画されている。まさにレイドバック情緒たっぷりの仕上がりになっており、ドライブ•ミュージックとしてもお薦めの一枚だ。