東京をベースに活動するビートメイカーDJ ikipediaの新曲。ソウルフルかつチルなビートに、客演の大阪のリリシストMarcorossoとLA出身のバイリンガルシンガーFrench Antonioが日英の掛け合いで紡ぐジャジーヒップホップ。
(Profile)
DJ ikipediaは東京のビートメイカー。ピアノを軸にした寂しさと温かみのあるメロディを得意とする。般若、GADORO、SAM、狐火、神門等へビート提供をしている。
Marcorossoは大阪出身のリリシスト/ラッパー。HIP HOPを軸にJazz,Electro,Abstract,Progressive Rockなどをインスピレーションの源とし、ビート(トラック)を選ぶ際には自身のリリシズムとの相性を大切にしている。また数多くいるアーティストの中でも特にメッセージ性が際立ち、生身に触れてくる90年代のバイブスとその中にも現代を感じさせる表現者。
フレンチ・アントニオは、ロサンゼルス生まれのシンガーソングライター。R&Bを軸にHip-Hop, J-Rap, Afrobeats, Neo-Soul, City Popなどの影響を受け、印象に残る作曲・作詞をしている。作曲とアレンジに対する彼の洗練されたアプローチは幼少期から励むのクラシックバイオリンの鍛錬から導かれたもの。ブラック・アメリカンの音楽的慣習と日本語が、アントニオが築いたブラック・カルチャーと日本文化の架け橋となっている。関西弁と英語の言葉遊びのユニークな組み合わせで、アントニオは独自の路線を歩んでいる。スティーヴィー・ワンダーや坂本九、バスタ・ライムスやビョークなど、ジャンルを問わずに幅広い影響を受けている。アントニオの音楽は、ブラック・カルチャーと日本のカルチャーに対する真の興味と相互尊重を確立することを目的としている。