たなかけん
Digital Catalog
<紹介文> ディープハウス、ローファイヒップホップ、エレクトロニカアンビエント、ポストロックを中心としたサウンド・アプローチで、目に浮かんでくるのはどこかノスタルジックな思い出の中の情景。 インストゥルメンタル・バンド百景のドラマー、たなかけんの5枚目のアルバム。 5枚目となるアルバム『メモリーズ』は、ピアノやシンセを多用したあたたかみのある電子音が特徴的な、リラックスしたムードとプライヴェートな空間を感じさせる一枚。 今回のアルバムテーマは、思い出。家族や恋人、親しい人と過ごした日々は、いつまでも思い出の中であり続ける。 彼の音楽の特徴でもある繰り返されるフレーズは、どこか懐かしい感情を呼び起こしながらも、昨日見た景色と今日見た景色の違いを微妙に捉え、リスナーである私たちに新たな発見を与えてくれる。 <アーティスト・プロフィール> たなかけん / Ken Tanaka ドラムとアコースティック・ギターを演奏する音楽家。 2003年、インストゥルメンタル・バンド、百景をスタートさせる。バンドのドラマーとして、また作曲や編曲にも率先して携わり精力的に活動。2010年、アルバム『赤のブレンド』の制作を機にソロ活動をスタート。ライブではギターとドラムをその場でレコーディングしループを重ねて楽曲を奏でるスタイルで、スターバックスコーヒーなど各地のカフェやホテルのラウンジ、ライブハウスで演奏している。趣味はコーヒーと散歩。 <主なトピック> ・アルバムの収録曲『さようなら さようなら』が是枝裕和監督のテレビドラマ『ゴーイングマイホーム』(2012年・フジテレビ系列)の劇中で使用される。 ・2012年。東京渋谷にあったCDショップ「残響shop」で、ブラインド販売(名前など音以外の情報を一切与えずに試聴だけで購入を決める販売方法)部門でファーストアルバム『赤のブレンド』が2012年8月の月間売上ランキング2位を獲得。 ・バンドとソロを含めアルバムがYouTubeで2025年1月現在、約250万回以上再生されている。
ポストロックやエレクトロニカといったサウンド・アプローチなのに、心に浮かんでくるのは、どこかノスタルジックで温かな「日本の情景」。かつて百景というインストバンドで活動していた、伊勢の国・三重県出身のアーティスト、たなかけん。自身初となるコンセプチュアルなストーリーをもとに制作した4枚目のアルバム「The Past」が、11月18日にリリースされる。「あるきっかけで感謝の心に気づいた男が、人生を振り返って懺悔し、過去に戻る」というストーリーをもとに制作された今作は、たなかけんの制作モチベーションでもある「聴けば優しくなるような、笑顔になるような音楽をつくりたい」という想いをいっそう突き詰めた作品となった。ギターとドラムを中心としたシンプルなアンサンブルながら、一つひとつ滑らかで柔らかなフレーズが心に滋味深く沁みこんでくる。そして、言葉はなくとも、音楽は「うた」として機能していることに気づく。いつもの帰り道、見上げていた空──何気ない日常の風景を美しいと感じた、幼い頃の記憶を呼び起こしてくれるのだ。
元々インストゥルメンタルロックバンド・百景のドラマーであり、ソロとしてたなかけん。アルバムリリースへ向けた第2弾となるこのシングルでは、toeやtychoなど国内外のインストゥルメンタルポストロックの流れを汲みつつ、ポストロック、インディーロック、エモなど様々な要素を感じさせる曲となっている。
ポストロックの「その先」の景色元々インストロックバンド・百景のドラマーであり、最近ではorganicstereo やRiLF、タラチネなど様々なバンドのサポートドラマーとして活躍するたなかけんのソロプロジェクト。3枚目のこのアルバムでは、monoやexplosions in the skyなど国内外のインストゥルメンタルポストロックの流れを汲みつつ、ルーパーを使ってアコースティックギターとドラムを積み重ねる構成によってマスロック、エレクトロニカ、テクノ、インディロック、エモなど様々な要素を感じさせる。ポストロックと聞いた時に浮かぶこれまでのイメージを超え、「その先」の景色を見せてくれるアルバムとなっている。約3年ぶり、独自のポップセンスと前作よりもリズムに磨きがかかった今作は、思わず踊り出したくなるような、何度でも繰り返し聴ける会心の傑作アルバム。まさにアーティスト・シングル・オリジン!丁寧に収穫されたドラムとギターの旋律を、素材を活かした絶妙なライト・ボディ・アレンジに仕上げました。エレクトロニカ、ポストロックなどのミュージックフレーバー、スッキリとしたコクと心地よい余韻のアフター・テイストが続く最高のグッド・ミュージック。