益田展行
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ヨーロッパでの演奏体験も踏まえ、正統的な音楽解釈と磨き抜かれたテクニックをもって定評を築きつつある益田展行。レコーディングではすでにJ.S.バッハ作品のアルバムで愛好者のあいだに信頼感を高めた彼だが、ここにまた、古典の精髄、ソルのソナタ集という、ギター・ファンにとっては不可欠のものとなろうアルバムを発表する。まさに、頼もしき正統派、益田展行の快挙である。(濱田滋郎)2012年にヨーロッパより帰国後、精力的な活動を続けるギタリスト、益田展行セカンドアルバム。「真に正統派たるギタリスト」益田が本作で取り上げたのは''ギターのベートーヴェン''とも評される、古典期における最も偉大なギタリスト・作曲家のひとり、フェルナンド・ソル(1778-1839)の遺した4曲のソナタ。一切の迷いを感じさせず、献身的に音楽に寄り添うその演奏は、ギターファンのみならず全音楽ファン必聴。新たなギター・ヴィルトゥオーゾの登場を確信させる一枚です。
2003年に東京国際コンクールで首席となり、その後ドイツを拠点に国際的な活躍を重ねたギタリスト、益田展行。2012年より活動の拠点を日本に移した“真摯なるギタリスト=芸術家”がファーストアルバムで選んだのは、ギタリストにとって特別なレパートリーであるJ.S.バッハの楽曲です。バッハ自身はギター曲を書いていないものの、彼の手によるリュート曲やヴァイオリン、チェロのための無伴奏曲集は特に20世紀以降さかんにギターのために編曲され、演奏されています。本作で収録された3曲はいずれも益田本人による、原曲の魅力を損なうことなく、ギターという楽器の特性を最大限に生かした編曲。その卓越したドイツ仕込みの技術と音楽性は、他の追随を許しません。「ギターによるバッハ」新たな名盤の誕生です。

