音楽座ミュージカル

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1988年初演の音楽座ミュージカル旗揚げ作品。遊園地の迷路で出会った作曲家を志す青年・悠介とスリとして育てられた孤児・佳代の物語が、地球に飛来した宇宙人を絡めて展開する。人生の迷路の中で成長する主人公を通して宇宙大に広がる愛を描いた物語は、その後の音楽座ミュージカルに一貫するテーマで描かれており、まさに原点といえる作品。原作は筒井広志氏の『アルファ・ケンタウリからの客』。

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昭和24年。吉岡努は雑誌の文通欄で知り合ったクリーニング工場の女子工員・森田ミツとデートをする。大学生とのデートに胸をときめかせるミツだったが、吉岡ははけ口が欲しいだけ。ミツと一夜を共にした後下宿を引き払って姿をくらませる。そんなこととは思いもせず、次のデートを夢見てカーディガンを買うために残業に励むミツ。やがて給料日になり、給料袋を握りしめて店に向かうミツは、上司の田口が生活費のことで女房と言い争う場面に遭遇。その心に赤ん坊の泣き声が突き刺さり、結局、稼いだ金を田口の女房に差し出してしまうのだった。一方吉岡は、大学を卒業して就職し、社長の姪である三浦マリ子に思いを寄せるようになる。本アルバム収録曲は、ホームタウン公演にて収録したライブ盤です。

3 tracks

昭和24年。吉岡努は雑誌の文通欄で知り合ったクリーニング工場の女子工員・森田ミツとデートをする。大学生とのデートに胸をときめかせるミツだったが、吉岡ははけ口が欲しいだけ。ミツと一夜を共にした後下宿を引き払って姿をくらませる。そんなこととは思いもせず、次のデートを夢見てカーディガンを買うために残業に励むミツ。やがて給料日になり、給料袋を握りしめて店に向かうミツは、上司の田口が生活費のことで女房と言い争う場面に遭遇。その心に赤ん坊の泣き声が突き刺さり、結局、稼いだ金を田口の女房に差し出してしまうのだった。一方吉岡は、大学を卒業して就職し、社長の姪である三浦マリ子に思いを寄せるようになる。本アルバム収録曲は、ホームタウン公演にて収録したライブ盤です。

3 tracks

2022年の新宿。サトシは、昔馴染みのナオミとの再会をきっかけに「高野吾郎」のことを思い出す。吾郎はサトシと同じように歌舞伎町で汚れ仕事を請け負って、なんとなく日々をすごしている男だった。その吾郎のもとにある日、一通の「死亡通知書」が届く。そこに書かれていたのは「高野白蘭」という名前で、どうやら吾郎の“妻”らしい。身に覚えのない妻の死亡通知に戸惑う吾郎だったが、やがてそれが、小金欲しさに偽装結婚をした中国人のものだと思い出す。一年ほど前にヤクザの佐竹から斡旋されて戸籍を売ったのだ。困った吾郎は佐竹の事務所に相談に駆け込むが、逆に遺体を引き取りに行くよう命じられてサトシとともに千倉に向かう。忘れていたその出来事が、今、サトシに伝えるものとは……。アルバム収録曲のうち、『ただそれだけのこと』『海の彼方』は「ラブ・レター」名古屋公演、『ラブ・レター』は広島公演にて収録したライブ盤です。

3 tracks

2022年の新宿。サトシは、昔馴染みのナオミとの再会をきっかけに「高野吾郎」のことを思い出す。吾郎はサトシと同じように歌舞伎町で汚れ仕事を請け負って、なんとなく日々をすごしている男だった。その吾郎のもとにある日、一通の「死亡通知書」が届く。そこに書かれていたのは「高野白蘭」という名前で、どうやら吾郎の“妻”らしい。身に覚えのない妻の死亡通知に戸惑う吾郎だったが、やがてそれが、小金欲しさに偽装結婚をした中国人のものだと思い出す。一年ほど前にヤクザの佐竹から斡旋されて戸籍を売ったのだ。困った吾郎は佐竹の事務所に相談に駆け込むが、逆に遺体を引き取りに行くよう命じられてサトシとともに千倉に向かう。忘れていたその出来事が、今、サトシに伝えるものとは……。アルバム収録曲のうち、『ただそれだけのこと』『海の彼方』は「ラブ・レター」名古屋公演、『ラブ・レター』は広島公演にて収録したライブ盤です。

3 tracks

1994年初演。はじめて家にテレビがやってきた昭和30年代から平成までを、血のつながらない一組の家族と学生運動に身を投じた恋人たちのそれぞれの物語が展開する。瞬間交錯しながらも、ある時点までは交わることなく通り過ぎてゆくふたつの物語。まったく関係ないと思える人間同士も、実は見えない何かで結ばれていて、たぐっていけばひとつになるというテーマは、宇宙に浮かぶ地球そのものが“ホーム”であり、そこに生きるすべてが家族だと語りかける。不思議な縁で織りなされる命のつながりを軽快なタッチで綴った。

13 tracks
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