岡安芳明アンド野本秀一
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終戦後、日本各地にアメリカ軍がやってきた。いわゆる「駐留軍」。ラジオから流れてくる今までにないアメリカの音楽。ポップスやJAZZが広がるきっかけになったと記憶している。1950年、60年、70年代にその黄金期を迎える。夜のクラブやダンスホールに生演奏で、ジャズのオーケストラが入り賑わい、大学生や社会人がJAZZバンドに目覚めた頃、アメリカではデューク・エリントン、カウント・ベイシー、グレン・ミラー、アート・ブレイキー、ベニー・グッドマン等がしのぎを削っていた、映画音楽やポップスの世界ではバート・バカラック、ヘンリー・マンシーニの曲等挙げればきりがない。あれから半世紀「昔は良かったねー」という声を街のあちこちで聞くこととなり、再びTV、ラジオ、ホテル、レストラン、銀行、居酒屋、ラーメン店までもがJAZZをBGMにしている。50〜70年代のケニー・バレルのスタイルをかたくなに貫き通し、継承者と称されて久しい岡安芳明は日本を代表するベテランJAZZギタリストであり、今年30周年になる。岡安が、九州を代表するバップジャズピアニスト野本秀一と九州ツアーの仲間となり十数年を経ての今回の双頭アルバムは、確固たる信頼関係によってつくられた。岡安芳明は13枚目、野本秀一は5枚目となる記念すべき一枚である。お互いのオリジナル曲も挿入され、映画音楽、ロシア民謡等が彼らの手によってこんなに楽しく、すばらしくアレンジされていて、若者たちにも新鮮に響く作品。
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