松本 一哉

Jazz/World

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氷の音をテーマにした松本一哉の3rdアルバムは、大自然の予測不能な変化に向き合い、年をいくつもまたいで理想の音を求め続けた圧倒的スケールの作品。1枚目は氷上での録音、2枚目はハイドロフォンを使用した氷下での録音物で、自然の神秘をダイナミックかつ繊細に封じ込めた超大作。

33 tracks
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氷の音をテーマにした松本一哉の3rdアルバムは、大自然の予測不能な変化に向き合い、年をいくつもまたいで理想の音を求め続けた圧倒的スケールの作品。1枚目は氷上での録音、2枚目はハイドロフォンを使用した氷下での録音物で、自然の神秘をダイナミックかつ繊細に封じ込めた超大作。

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SPEKK久々のリリースは、FilflaやTHE MELGRIM GROUP等、打楽器奏者として大活躍の松本一哉氏による初のソロ作。まさに「自然のオーケストラ」と言うべき、自然の中で本能のままに演奏した5年間の膨大なアーカイヴスの中から選んだ四季までを意識させる大傑作!偉大なる自然が生み出す不確定な条件の中、移ろいゆく意識や無意識の感覚が生み出す奇跡。耳を澄ませば自然とのハーモニーが無限に広がっています。環境音楽や電子音楽、フリージャズなどが好きな方にもオススメの1枚。この作品は、自然の中で自然の音と共に演奏をし、後に多重録音などをしないというコンセプトで作った作品です。僕は自分が指揮者にでもなったつもりで音を選んで聴けば、身の回りには常に偶然に作曲された音楽が溢れていると考えていました。そして、その偶然のオーケストラに自分も参加し、自分が音を足すことで全く別の聴き方が出来たり、無かった世界を生むことが出来ると考えていました。作品のモチーフに水を選んだのは、年中雨や曇りの土地で育ったからなのか、昔から水の音や水っぽい場所に惹かれていて、何かを創作する際に水をモチーフにし続けてきたからです。色々な年月、色々な場所で、その時間、その瞬間に偶然鳴った音。ある瞬間に自分が鳴らした音、鳴らさなかった音など、自然と一緒に演奏をする醍醐味が作品内に詰まっています。何度も何度も何度も通い尽くして録音出来た音や、たまたまそこに居たから録れた音など、1音1音とじっくりと向き合ってもらえるよう色々と趣向を凝らしました。偶然と必然、作為と無作為なんかを意識しながら聴いてもらえたら良いなぁと思います。 松本一哉石川県出身、東京在住の打楽器奏者。 伝統芸能や繊細で美しい美術工芸品を文化とする金沢で生まれ、自然の生み出すスケールと暮らしに息づく伝統から得たインスピレーションを自身のフィルターを通し音像へと落とし込む事で伝統と先進を意識した音楽表現をしている。波紋音・銅鑼・シンギングボールなどの倍音を多く含んだ打楽器を中心に、音具・工芸品・自然物・非楽器などの音の鳴るオブジェクトを使用。音階や旋律ではなく音の響きそのものに重きを置き、自然の中での演奏・録音から作品作りを行い、一般的な音楽感からは逸脱したとしても、価値観や美意識に共鳴してくれる人や世界に音を届け続けることを自身のライフワークとしている。2013年に瀬戸内国際芸術祭の関連事業「おとくち」プロジェクトにてグランプリを受賞。2014 年には「原始感覚美術祭2014 水のうたがき 特別公演」の音楽担当や、バストリオの舞台『ALice, where are you going? 』にドラム・パーカッションで出演するなど、音楽の枠を越えて多岐にわたって活動中。 これまでの共演者はAmetsub , kyoka , sawako , Chihei Hatakeyama , 津田貴司 , 灰野敬二, バストリオ , haruka nakamura , FourColor , minamo , 34423 , mergrim , yui onodera 等。ドラマーとしては、杉本佳一(Minamo,Vegpher,Fourcolor) のFilFla、mergrim × kazuya matsumoto、イトケンwith SPEAKERS 等に参加。水のかたち松本一哉

16 tracks
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