feldneun

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feldneunの新しいアルバム “Then On From There”は、以前の抽象的な現代音楽的エレクトロアコースティックな方向から、よりリズミックなコンセプトへと移行し、さらに全体を通して聴かれるHaas自身の声が”歌もの”的な雰囲気を醸し出している。_楽曲としては電子音響とアコースティックなオーケストレーションは等しくバランスが保たれ、そして絶妙に編み込まれたレースのように、非常に複雑な響きをつくりだしている。__雰囲気と同様、リズム的な観点からも、ある種のエロチシズムと、時折子供のように無邪気さをともなった魂の追憶が聞き取ることができる。_前作では架空の居場所を模索していたHaasであるが、今作ではその旅は彼自身の個人的な物語の模索へと移り変わってきており、そのためこのアルバムでは最もパーソナルな要素である声と歌を取り入れているのは必然であったように思われる。__声は内なる反映でもあり、感情の流れ、幻想、願望、欲求でもある。__場所を探し求めること、古い場所を発掘し、空間を発見し、抑圧された記憶を思い出し、消えゆく魂の記憶や子供時代を思い出すこと、、、。彼自身、ある地点から探索を始ることは、それに続く「道」(曲のタイトルにもなっているが)や新たな場所を見つけることであり、それは驚くべき発見でもあったという。_それは、イメージやカテゴリーにとらわれず、予測できない、音楽を追い求めることでもあり、未知なるものに遭遇して、聞き慣れてないものであっても、なおかつ、人がくつろげるものを見つけ出すこと。このアルバムではそういった雰囲気を作り出し、未知の音を引き出そうとしています。

7 tracks
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