上杉春雄

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「豊かな世界への意思」を表現した、「レコード芸術」誌特選盤「平均律第1巻」から7年。上杉春雄のバッハシリーズ第2弾のテーマは、「構造が聴こえるように」(ショパン)です。命と向き合う日々から生まれた根源への探究心は、音楽の深層構造に光をあて、名曲に新たな命を与えました。バッハの持つ健やかな精神と、音楽とともに生きる喜びが伝わります。

32 tracks

上杉春雄はバッハ、平均律に鋭意取り組んでおり、チェンバロやパイプオルガンの演奏法、バロックダンス、聖書研究など総合的なアプローチは、リサイタルシリーズや講演会において好評を博しています。2012年こ満を持してその成果を収録しています。2回に分けて行われた収録は、技術的な完成度はもちろん、それ以上にバッハの音楽と対峙しつつ、その精神の在りようを探る旅となりました。古い伝統を踏まえた上で時代の変化や多様性に正面から向き合い、独自の視点と解釈を盛り込んだ上杉春雄のバッハ。「音楽で語りかける」ことを目指す上杉春雄の希求が「新たなバッハの扉」を開きます。ボーナストラックとして、ショパン自筆の書き込みを忠実に再現した4番プレリュードも収録しています。

49 tracks
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