溝渕ケンイチロウ
Digital Catalog
「数日に及ぶテント泊での縦走登山。最後の山頂から歩いてきた稜線を眺めた時は感無量です。しかしながら、下山したら美味しいものを目一杯に食べてやるんだ。と言う俗物感マックスな自分も居ます。この度、今まで組んだバンドのメンバー達に参加して貰って自分の音楽の道を1本の線にしてみました。一念発起です。当然、初めての試みでしたが、これでやっと「スタートから現在地までが1本に通りました。24年間の軌跡です。感無量です。小さな毎日を、ただただ重ねていった結果が『foundation』と言う、皆さんにも僕にもジャストサイズな地図になりました。現在地の先へ歩くケルンになれば幸いです。カントリー調からシューゲイザーまで、サウンド面は恐ろしく両極に振れています。シンプルですがカラフルで、誰も居ない夜の遊園地でメリーゴーランドに乗っている気分になれます。是非、聴いてみてくださいね。ー 溝渕ケンイチロウ」<参加ミュージシャン> 永田敬士(ex.CAMERAMANS、ex.Qube、ex.岩瀬敬吾バンド)、ノグチテッペイ(Hi-5、DQS)、小宮山 聖(ザ・カスタネッツ)、山 知典(alcana、ex.KGSS ON THE PEAKS、ex.Qube、ex.COOL DRIVE)、堀越和子(GOMES THE HITMAN、DQS)、小島剛広(カムロバウンス、ザ・カスタネッツ、岩瀬敬吾バンド)、サンノヘシゲカズ(cruyff in the bedroom、ex.KGSS ON THE PEAKS、岩瀬敬吾バンド)、ニシイケタカシ(双六亭、ex.セロファン)、コーノカオル(TRICKY HUMAN SPECIAL、ex.セロファン)、松井敬治(the primrose、ex.silent three trees)
溝渕ケンイチロウ(DQS、ex.ザ・カスタネッツ、ex.セロファン)が、2017年の4月に故郷の広島県福山市で立ち上げた音楽レーベル<BINGO LAB>からコンピレーション・アルバムがリリース!瀬戸内の街で暮らす9人の参加アーティストによる9つの小さなパラレルワールド。年齢(20代前半から40代後半まで)もキャリアも仕事も環境も違う9人の曲が、一つの大きなストーリーに帰結するのは不思議な聴き味。どの地方にも特有の風土があるように、豚骨ラーメンや札幌ラーメンがあるように、備後地方(びんご)特有の音楽もあるのだと思います。このコンピレーションは備後で鳴っている音楽の、取り分けシンガーソングライター版。皆さんの暮らしに寄り添わせて聴いて頂きたい1枚。


