bandshijin

ひとりですべての楽器をこなす音源制作が恒例のシンガーソングライター・青沼詩郎によるひとり多重録音ユニット：bandshijinの生活愛をコンパクトに表現した快活明朗な大衆向けロックソングです。 bandshijinの2023年6月21日リリースの配信シングル曲『かりんとうブギ』のライブ演奏を観たオーディエンスからの反響「“ママチャリブギ”を作ってほしい」との声に反応しスピード制作しました。 青沼詩郎にとって埴生の器ともいえるデジタル8トラックレコーダー、BR-900CD（BOSS）で制作されたインスタントでキャッチーな即席ひとりバンドサウンドが軽快車＝ママチャリ（mamachari）のベルの如く爽やかに鳴り、目まぐるしい日常のように走り抜けていきます。

千円でべろべろに酔っ払う道楽を「せんべろ」といいます。中島らも・小堀純『“せんべろ”探偵が行く 中島らも酔いどれ紀行』（2003年、文芸春秋）をきっかけに全国区に広まった言葉であると想像しますが、それ以前からあった言葉でしょう。 「せんべろ」の楽しみは、厳密に予算を千円と限定する必要はありません。気楽な出費の範囲で、十分な満足を得る、日常の延長にある喜びだと私はとらえます。 「せんべろ」は小さな幸せの一種だと定義しても良いかもしれません。幸せの裏には悲哀があります。ソングライター・青沼詩郎のソロ多重録音ユニット・bandshijinが弾き語りとハーモニカの響きを中心に展開した、小さな幸せと悲哀の表裏一体を表現したオーバーダビング・バンド詩篇です。 青沼詩郎（bandshijin）

シンガーソングライター・青沼詩郎の多重録音ソロユニット：bandshijinの悲哀と宙に浮かぶ愛のまなざし。 弾き語り一発録音への加算で築く、宅録作品。

シンガーソングライター・青沼詩郎の多重録音ソロユニット：bandshijinの悲哀と宙に浮かぶ愛のまなざし。 弾き語り一発録音への加算で築く、宅録作品。