Pacific 231
パシフィック231は、ともに作曲家・編曲家として活動している 蓮実重臣 /HASUMI Shigeomi(1967年、東京都生まれ) 三宅剛正 /MIYAKE Takemasa(1968年、神奈川県生まれ) の2人によるサウンドチームです。パシフィック231としてオリジナルアルバムを発表しているほか、ある時は共同で、ある時はそれぞれ単独で楽曲提供、TVCM音楽、映画音楽などを手がけています。
1995年にシングル『HAVE A NICE TRIP!』でデビュー。1997年発表の1stアルバム『TROPICAL SONGS GOLD』で「新型のエレクトロニックなエキゾチックミュージックの登場」として注目を集めました。
1998年には、細野晴臣が主宰する「デイジーワールド・ディスク」から2ndアルバム『MIYASHIRO』を発表(2005年に新装再発売)。日系アメリカ人「ミヤシロ兄弟」の知られざる作品のカヴァーや、フェイク感覚あふれるヴォーカルナンバーなどを収録し、魅惑的なエキゾチックミュージックを完成させました。
2003年には、幅広い支持を得た黒沢清監督作品『アカルイミライ』でパシフィック231として初めて映画音楽を担当、エレクトロニックで無国籍な音楽性で作品のファンタジックな世界観を支え、そのサントラも話題となりました。『アカルイミライ』は日本での公開後、2003年カンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品を果たし、世界的に注目される作品となりました。
続いて同年公開の古厩智之監督作品『ロボコン』の音楽を担当した後、パシフィック231は現在、オリジナルアルバムのリリースに向けて活動をしています。
Official site: http://www.tsunamipacific.com/