ジャン・ガーバー・オーケストラ
Digital Catalog
スイングタイム・ビデオ全20巻は、スイング・ジャズを中心とする多様なスタイルのビッグバンド、コンボ、歌手、ヴォーカル・グループのそれぞれのヒット曲を収録した非常に貴重で、しかも楽しいコレクションです。1930年から60年代にかけて、ディキシーランド・スタイルのジャズからスイング・ジャズ、そしてモダンなサウンドのジャズまで、いろいろのスタイルのジャズが演奏され歌われています。今日でも日本のジャズメンがよく演奏する有名な曲が聞けるのは勿論ですが、スイング時代の名門バンドのアーティー・ショウやハリー・ジェイムス、ダンス・バンドのガイ・ロムバードやジャン・ギャバー、そしてペギー・リーやキング・コール、フォー・フレッシュメンなど他では絶対に聞けない貴重な演奏ばかりです。ジャズを楽しむ視野が広がることは間違いありません。一口にビッグ・バンドと云っても個人のバンド・サウンドは千差万別でスイートなダンス音楽専門に演奏すバ純粋なダンスバンドに徹するものもあれば、スター・ソリストを多く抱え、ふんだんに各自のアドリヴ・ソ口をフィーチャーするジヤズ・オーケストラまで、各リーダーの性格や技量によって、そのバンドカラーが決まってしまう。中には軽いシャンペン風からチヨットしたジャズっぽいナンバーまで、無難にこなしてしまう小器用なバンドもあるが、アチラではこの種類のバンドを(Mickey-Mouse Bands)と 呼ぶそうだ。余談だが早川書房からの翻訳本で( Goodbye Mickey-Mouse)をご覧になると、このスラングの持つ意昧がお解り頂けるだろう。この17集こ収録されているオーケストラ、いずれもアメリカ大衆に広く 愛された著名ダンスバンドとして知られているが、同時発売の「スイングタイムVol.14」までに収録されたジャズ色の強いビッグ・バンドとはいささか趣きを異とする事を予めお断りしておきたい。
スイングタイム・ビデオ全20巻は、スイング・ジャズを中心とする多様なスタイルのビッグバンド、コンボ、歌手、ヴォーカル・グループのそれぞれのヒット曲を収録した非常に貴重で、しかも楽しいコレクションです。1930年から60年代にかけて、ディキシーランド・スタイルのジャズからスイング・ジャズ、そしてモダンなサウンドのジャズまで、いろいろのスタイルのジャズが演奏され歌われています。今日でも日本のジャズメンがよく演奏する有名な曲が聞けるのは勿論ですが、スイング時代の名門バンドのアーティー・ショウやハリー・ジェイムス、ダンス・バンドのガイ・ロムバードやジャン・ギャバー、そしてペギー・リーやキング・コール、フォー・フレッシュメンなど他では絶対に聞けない貴重な演奏ばかりです。ジャズを楽しむ視野が広がることは間違いありません。1930年代後期の4大ダンス・バンドを集めた本アルバムは、アメリカのビッグ・バンド史の中でも、最高に華やかで洗練された雰囲気の充ち溢れた良き時代を再現 してくれる。ローレンス・ウヱルク、ラス・モーガン、ハル・ケンプ、ジャン・ガーバ一、何れもスイー・スタイルのダンス・バンドでアメリカでは大変な人気楽団であった。硬派のジャズファンや批評家達は、ジャズ的なリズムとアドリブ・ソ口を強調するスイング・バンドを評価しがちだったが、社交界の金持ちやダンスの愛好家は、歌曲の旋律を美しく奏してダンスのムードを高めるスイート・バンドをこよなく愛好した。アメリカが繁栄し富を誇った1930年〜40年代は、スイートなダンス・バンドの黄金時代でこの4楽団を始めフランキー・カール、ガイ・ロムバード、ジョニーロング、アート・ムーニ—などが代表的な人気バンドであった。