怪しく、煙たく、ブットク!! TETRADのセカンド・アルバムが到着
TETRAD THE GANG OF FOUR / SPY GAME
すべてのトラックを手がけるKEN SPORTSが編み出すスモーキーでドス黒いビートに、MC'sの個性の強いリリック、グルーヴ溢れるフロウをのせた独特の世界。それこそがまさにTETRAD THE GANG OF FOUR。
もちろん今作もトラックは全てKEN SPORTが全曲プロデュース。今の時代だからこそ求められる本当のヒップ・ホップ・ミュージック。
さんぴんキャンプで完結させない
土臭くもどこか情緒的なトラックに、迫力のある言葉で淡々と韻を踏む。それがヒップ・ホップの震源地であるNYのラップの王道スタイルであり、さんぴんキャンプ時代の日本語ラップにも通じる特徴だ。かつては90年代に一時代を築き、今もなお愛され続けている。そんな愛すべき時代から10年以上経った今、そのクラシックなスタイルを前面に出したアルバムが出たら、こう思わないか?
「なぜ今、そのスタイルでアルバムを出すのか? 」と。
この質問を避けてしまっては、彼らTETRADを本当に理解することなど出来ない。際立つ個性を確立することで生き残ろうとするゲームの中、めちゃくちゃ王道かつイルなラップをする彼ら。そして、TETRADを率いるNIPPSは、日本語ラップ創世記にどんな夢を抱いたのか。また、彼のスタイルに影響されたラッパーを見てどう思うのか。ハーコー、レペゼン、リスペクト... 挙げればキリが無いほどに、日本語ラップに英語が入り混じることが慣習化している。でもそれって最初の日本語ラッパーがそんなスタイルだったからではないのか? だとしたら、今回そのスタイルが生まれた背景も訊いてみようではないか!
インタビュー & 文 : 斎井 直史
そういう人達が居なくなって来ているかもしれない
——TETRADとしてのアルバムは今回が2枚目となりますが、制作を終えて、前作と何か違いなどは感じましたか?
NIPPS(以下、N) : 1枚目の時は4人で初めてやるってこともあって、話し合って考えたりとかが多かったんですけど、2作目はもうちょいゆるい感じで行こうってなったんですよね。
B.D The Burobus(以下、B) : 初めてのセッションだったので、1枚目の方が時間をかけていましたね。その分、今回はやりやすかったです。
——タイトル『SPY GAME』の由来は?
N : アレはKENちゃん(KEN SPORT)から曲が送られて来た時に、暗号みたいなタイトルが書いてあるんですよ。その中に「SPY GAME」ってあったんですよね。俺たちって製作中はあんまり曲名とか考えないで、最後に少し考えるだけなんで。だから今回は、来たままをトラック名にしてるのもあるんでね。かなりルーズな感じ。
——今回もラッパーの客演は無しなんですね。
B : TETRADのコンセプトがそうなんですよね。KEN SPORTというトラック・メーカーと俺らMC4人で通すっていうのがあるんですよね。TETRADって4原子っていう意味なんですけど、それを貫いて、客演はこれからも入れないっすね。
——フロウのタイトさは、メンバー全員に通じるものがありますよね。それは統一感のため?
B : いえ、全然合わせなしです。合わせなくても、フロウや内容が繋がったりします。1年間一緒にやっていたのも大きいですね。趣味の部分も含めて好きな所が似ているんでしょうね。
N : 趣味の合わない人とは一緒に出来ないよね。
——プライベートもよく一緒に居るんですか?
B : 居るときはいるっすね。
N : プライベートで会って嫌な人達じゃないですね(一同爆笑)。
——そうなると、客演を入れない理由が納得出来ますね。
N : 客演に頼りたくもないですよね。頼られる分には良いんですけどね。お金や話題性のこととか考えたくないんです。KEN SPORTだけに曲を頼むのも同じですよね。でも、それって実はオーソドックスなやり方なんですけどね。
B : そういう人達がいなくなって来ているのかもしれない。
——そういう点では、こないだのSKI BEATZ(注1)の『24 Hour Karate School Japan』(注2)は面白いですよね。
N : 多分あの参加メンバーの中で一番SKI BEATZの曲を聞いてたの、この4人なんじゃない?
B : (日本版を)やる前からアメリカのをチェックしてて、今回R-Rated Recordsで日本でもやるって聞いた時に「やりたいに決まってるじゃん」って話になって。
N : KEN SPORTとSKI BEATZは仲良いんですよ。TETRADをやる前に、某レーベルからThe Alchemistとやらないかって話があったんですけど、KEN SPORTに相談してみたら「最近(The Alchemistが)イイの出してないんじゃない?」って(笑)。Mobb Deepと絡んで面白いことはやっていたんだけど、そう言われてみるとそうだなーってなって(笑)。「費用もかかるし止めといたら」って言われたんで、じゃあKEN SPORTでやろうよって2年前から続いているんです。その時から皆とはツルんでいて、何かやりたいねって話をしていたんですよね。
VIKN(以下、V) : KEN SPORTの方がかっこ良かったですね。
N : かなりいいっすよ、KEN SPORT。
(注1) : 90年代のUSのヒップ・ホップ・シーンでJAY-Z等と共に時代に足跡を残した尚も進化するサンプリング・プロデューサー。「24 HOUR KARATE SCHOOL」の首謀者。
(注2) : R-RATED RECORDS主宰RYUZOと共同プロデューサーDJ NOBU a.k.a. BOMBRUSH!がUS盤「24 HOUR KARATE SCHOOL」の日本版を作る機会を得て、日本の先鋭ラッパーを集めたコンピ。2010年最大の事件となったアルバム。
ないね。
——KEN SPORTさんとの出会いはいつなんですか?
N : NYに居た頃です。俺が90年代の前半位にラップしていた頃ですね。
B : 俺らは音源だけのやりとりをしているんで、会ったことないんですよね。送られて来たものに、声を入れて送り返してってやりとりをしてますね。
N : KEN SPORTは日本人なんですけど、モグリなんですよね。色々なプロデューサーの、ゴーストライター的な役割を担っていたんですよ。 で、印税も貰ったことが無い。子門真人スタイルでその場でギャラ貰っていたんですよ。
——なんだかカッコいいですね!
N : いやいや、カッコいいとかじゃなくて、無知なんですよ。うちらの1枚目の時にちょうど印税っていうものを知って。KEN SPORT自身はすっごいピュアな人。「音楽作れないと頭に来るんだ! 」っていう感じで(笑)。たしか、新潟出身だったかな。
B : 今回のは、後でインストも出すので良かったら。
N : そうだね。トラックが凄くいいですよ。個人的にもサントラみたいに、ドラマを感じさせて盛り上げてくれる音だから好きなんですよね。ラップの苦手な人でも、インストだったら聞けると思いますよ。
——これまでの作品も聞いてみて、昨今珍しいほどに90年代的に響くクラシックなスタイルだと思うんですよ。皆さん自身は各々のスタイルが何に影響を受けていると思いますか?
B : 90年代好きってことで全員一緒じゃないですか? デミ(=NIPPS)さんがいるってこともそうだし。90’sの頃のアメリカで活躍してたKEN SPORTがTETRADの音を全て監修してくれてるし。
——90年代のスタイルが好きということで一致している?
B : もちろんそこも好きな上で、常に進化して今のスタイルがある。
——懐古主義的にならないようにってことですか?
B : そうですね。柔らかい感性の人が多い。でも、昔気質なところもある。
——「昔気質」とは?
一同 : オールド・スクール。
——そのオールド・スクール・スタイルが主流だった頃からNIPPSさんは活動されてきたじゃないですか。日本語ラップをはじめた当時、将来の日本のシーンに対して抱いた夢とかありましたか?
N : ないね。全く持ってなかった。というより久々の日本だったから、予測してなかったっていうほうが正しいかもしんない。それこそNYにいた頃に、日本人がラップしてるなんていう情報もなかったし。すっごい古い話になるんだけど、最初にタイニー・パンクスがラップやったけど、当時の僕はすごい大っキライで(笑)。近田春夫とか、いとうせいこうとかがラップしてるの聞くと「なんかとんでもない人がラップしてるな」っていうのが最初の印象でした。僕ずっとNYにいたんでわかるんですけど、変な話、日本の80年代とかどれだけ遅れていたかって思うよね。NYの当時の音楽を聞き比べてもらうと分かると思うんですが。でも、その遅れも今はネットでタイムリーに広まるから、大分縮まってきたけどね。
——それはヒップ・ホップだけでなく、文化として?
N : そう。何にしてもそうだった。ファッションにしても、遊びにしても、自転車の乗り方ひとつ取っても全然違かった。まぁ、NYって独特な場所なんで比較するのもなんだけどね。でも、LAですらNYより若干遅れてる感じはしたもんね。それが日本は遅れまくってた。
B : (NYは)最先端って感じですよね。
N : うん。だから、日本語ラップがどうかなんてわかんなかったよね。ただ、それは15年前。ちょうどさんぴんキャンプの頃ですけどね。
自分のボキャブラリーでラップしたかったんだよね。
——そもそもNIPPSさんがNYに移り住んだキッカケって、何だったんですか?
N : 俺は産まれてすぐNYに移ったんだよね。4年以上日本に住んだことなくて、今が15年目なんで一番長いんですよ。
——では、アメリカに住んでて日本語ラップを始めた理由とは?
N : 自分で喋れる言葉っていうのは、カタコトの日本語と、カタコトの英語だから。その自分の使える言葉で始めた。特に日本語や英語を意識したとかではなくて、単に自分のボキャブラリーでラップしただけ。全部英語で出来ないし、日本語でも出来無い。でもまぁ、最近は日本語でもできるかなぁって感じるけど。もう日本長いし、英語使わないからね。
B : ただ、その頃の言葉が完全にデミ(=NIPPS)さんのスタイルになってるっすよね。
——最初から英語でのラップに挑戦して、次第に母国語である日本語でラップを試みた人もいたと聞きますけど。
N : 僕は試行錯誤する前にソレでしたね。要するに等身大でラップしたかったんだよね。だから、英語でラップしてみたこともなかったな。
——特殊な環境で育ったそのスタイルは、さんぴん世代として後に大きな影響を残しますよね。その特殊なスタイルに影響をうけた人たちのラップは、どのように見えましたか?
N : 個々のスタイルを持っててカッコよかったですよ。変にあっちのライミングを真似る訳でもなく、独自のリズムを見付け出してカッコよかったです。トラックも良かったし。
B : 俺らはその世代に影響を受けてますね。
N : 初期のタイニー・パンクスのレベルに比べたら、全然違うよ。でも、彼らは日本で手本がなかったから、仕方ないよね。でも、こないだ久々に見たら、良かった! 彼らのスタイルって、ちょっとBeastie Boysみたいな雄叫び系じゃない? 当時の俺はBeastie Boys以外のスタイルを知っていたのもあってか、彼らに食いつけなかった部分もあったんだよね。だけど、今思うとタイニー・パンクスは、ちゃんとラップやってたよね! 本当はちゃんと出来てたんだよね、あの頃から。
続けてれば自然と好き者同士集まってくる。
——最近は日本語ラップ・シーンも多様化してきて、盛り上がっているように思いますね。
N : 一時期レゲエばっかりだったけど、段々と下火になってきたよね。その間にラップやってる奴は、何も変わることなく続けてて。ただ、レゲエのシーンってハッピーだの平和だのって毒がなさすぎて、「こりゃダメになるなぁ」て予想してたけど、その通りになりつつあるよね。逆にヒップ・ホップを動かし続けてきた人たちは、ようやく種が実ってきた時期なのかな。今年、来年はラップが絶対来るなって思ってる。
——確かに、TETRADのクラシックすぎる感じっていうのは、言ってみれば煙たい音でもありますよね。もう一度そういったサウンドを、多様化してるシーンに取り戻すという目的もあったりとか?
B : いや、ないですよ。というか、俺らの周りは煙たい連中多いですけどね。THINK TANKのBLACK SMOKER RECORDSとか、文字通りの連中だし。俺らは同じサウンドに最初はヤラれてるから、続けてれば自然と好き者同士集まってくる。デミ(=NIPPS)さんとの出会いだって、そうゆう繋がりだと思うし。自分が最初に聞いたラッパーと、今こうして一緒にやってるワケだから、時代は変わっても、残る奴は残っていくんじゃないかなって気がしますね。
——では、シーンに仕掛けていこう。さんぴん世代の人たちを喜ばそうっていう気概を背負っているわけではないんですね。
N : パーマネントにやっていこうと思う。ストレートなヒップ・ホップ・ミュージックをやる。今YouTubeとか見てると、80年代から90年代のピュアなヒップ・ホップが日本で聞けるって、世界中から驚かれてるように思うんだよね。ヒット・チャート的なものが嫌いな人が、「日本にはNYの奴らをやっつける程の音楽があるんだ」って驚いてるくらいの空気を感じるよ。そもそもNYにいるラッパーは全員ヤバいかって言ったら、そんなことないからね。ヤバい人も、ヤバクないのもいる。昨今の水割りみたいなヒップ・ホップが多い中、僕らはストレートなNYスタイルで攻めるっていうのが好き。好きだから僕たちはパーマネントにやる。
——NYスタイル的なラップの魅力とは、どこにあるとおもいますか?
N : ワード・プレイのおもしろさだと思うね。言ってることであったり、スタイルは当然そうだけど、割と着ているものや仕草も入るかもね。今、クラブ・ミュージックみたいに持て囃されてるヒップ・ホップって、ワード・プレイが少なくてノリだけで行っちゃってること多いよね。
——最近のヒップ・ホップはダンス・ミュージック化してる?
N : いや、ダンス・ミュージックなのは結構なことなんですよ。もちろん、ヒップ・ホップはダンスに関わっているワケだし、僕もそれが嫌いとかじゃない。だけど、本来もうちょっとポエトリー的な部分があるんですよ。今はそれが無さすぎ。ヒネリが無さすぎる。だからこそ、僕らのストレートなヒップ・ホップにはワード・プレイがものすごく盛り込まれているし、詩的な要素も沢山ある。そんなだから割と家で聞くような、オタク用ヒップ・ホップって言っちゃぁなんだけど、そんな曲が沢山ありますよね。そして、今も生まれつづけるんですよ。Pete Rockだって、昔と変わらずにストレートなこと続けているし。じゃあ、そういった音楽はフロア向けに作れないのかっていうと、そうやってきた人たちは作れるんですよ。だからえっと... なんだっけって感じになっちゃった(笑)。ちょっと酔っぱらっちゃった... (笑)
——(笑)。つまり、言葉遊びを持ったダンス・ミュージック的なヒップ・ホップだって、もっと作れるハズですよね。
N : 勿論。だって、元々はそうだったんだから。ただ、今はそれが分散している。やっぱ売りに行く人は、セル・アウトしに行くし。ただ、僕らはその次元ではなくて、驚きが欲しいわけですよ。これは音楽全般に言えることだと思うんだけど、ロックであろうと何だろうと、驚きがあるから人が付いてくるんだし。
——逆にセル・アウトせずに地道にラッパーとしてのスキルを磨いているのに、お金にならずに生活出来ない状態に悩んでいるラッパーも多くいると思うのですが?
N : いや、みんな悩んでいないと思いますよ(笑)。
——ラップのカッコよさを、もっとメジャーの場で表現したい子とかいると思うんですけど...
N : 結局、お金にならなきゃ良いディールをショッピングするしか無いんですよね。お金が取れるようになるには、いいディール取れるようなレーベルでショッピングしていくしかないんじゃないかな? お金の為ならば、自分のスタイルでも、それがセル・アウトでも、当てればいいことだし。俺達は特にヒットさせたくてやってるのではないからね。でも逆に、そっちの方が狙いにいった時に狙い易いと思う。割と最初から狙っちゃってる人より、かえって当たりを狙い易いと思いますね。でも俺たちは当てようとしてやっているわけではないから。
B : 最初から狙っている人、いそうですね。
——なるほど。貴重な意見を伺えたと思います。今後のご予定はありますか?
N : 出来れば3枚目ですね! 後は個々の活動かな。
B : 後は青山と池袋でリリース・パーティーが続きますね。それから「触」もありますね。
V : 『24 Hour Karate Schook Japan』のメンツでの年末イヴェントも、大きいのが控えていますね。
——最後に。今、ラッパー達が盛り上がっているのを見て、思うことありますか?
N : いいと思いますよ! どんどん盛り上がってほしいですね。売れるもの作ってもらいたいですね。
B : 俺ら盛り上がっていますもんね。
N : うん! ヒップ・ホップを人気のあるような音楽にしてほしいですね。売れるようにね! 僕たちに負けないように頑張って下さい。
V : 良い締め頂きました。
LIVE Info
『SPY GAME』Release Party
- 11月12日@青山Traingle
- 11月20日@池袋Bed 「NEW DECADE」
「24 HOUR KARATE SCHOOL JAPAN」COUNTDOWN RELEASE LIVE
- 12月31日@川崎CLUB CITTA'
SKI BEATZ & THE SENSEIS / 韻踏合組合 / SEEDA / 般若 / ANARCHY / 漢 / RINO LATINA II / MACCHO / RYUZO / TETRAD THE GANG OF FOUR / B.I.G. JOE / SMITH-CN / KGE THE SHADOWMEN / S.L.A.C.K. ...etc
TETRAD THE GANG OF FOUR profile
2007年より、説明不要の最高にイカしたラッパーNIPPSの誘いのもと、その類いまれなスキルと確立されたスタイルで注目を集めるB.D.、そして渋谷を中心にダークホース的活躍を見せるVIKNとSPERBの4人のラッパーで結成される。そしてもうひとり。TETRADを語る上では、決して忘れてはいけない存在が海を越えたNYにいる。それがKEN SPORT! 90年代のヒップ・ホップを聞いていた人ならまずこの名前を聞いて反応しない人はいないだろう。誰もが憧れるUS産の極上ビートを手にしたTETRADの1st ALBUMは多くのミュージシャンが賞賛を与えた。すべてのトラックを手がけるKEN SPORTSが編み出すスモーキーでドス黒いビートに、MCsの個性の強いリリック、グルーヴ溢れるフロウをのせた独特の世界。それこそがまさにTETRAD THE GANG OF FOUR。もちろん今作もトラックは全てKEN SPORTが全曲プロデュース。ひねりのない音楽で飽和状態となっている今の時代だからこそ求められる本当のヒップ・ホップ・ミュージック。その答えを、言葉だけではなく作品として伝えられるのはもはやこの男達しかいない。
TETRAD THE GANG OF FOUR MySapce
ストレート過ぎるヒップ・ホップ
DAG FORCE / DAY & NIGHT 2
一度聴いたら耳から離れない、自らBlues Rapperと称する自由自在にフロウするスタイルを武器にシーンの中心へと急速に接近中!! アンテナ張ってる方々は既にご承知かと思いますが、次世代ヒップ・ホップ・シーンにおいて間違いなく核となる要注目アーティストDAG FORCE(ダグフォース)遂に解禁です。
V.A / 錦
「一番、聴いて欲しいのは同じ街で生活する人達」と本人達が語るように、東京下町というエリアで得た感覚、感じた喜怒哀楽、変わる景色、そこから始まるストーリーを一枚のCDにコンパイルした下町の歌い手達が映しだすHOODMUSIC!! 今、話題の若手から全国区のベテランまで、幅広い人選は勿論!現場で動いているアーティストのみ。功を成し遂げて下町に帰る、これはその出発地点でしかない…