アイドル・シーンに極上の「王道ポップス」をーーつりビット、2ndアルバムをハイレゾ配信

左から、竹内夏紀、安藤咲桜、聞間彩、長谷川瑞、小西杏優

5人組アイドル・ユニットのつりビットが2ndアルバム『Blue Ocean Fishing Cruise』をリリースした。インパクトのある「つりビット」という名前でデビューをしてから5年。"いちアイドルのアルバム"だけではとどまらない上質な作品性は、前作を更に上回っている。そんな極上の「王道ポップス」をハイレゾでご堪能あれ。

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つりビット / Blue Ocean Fishing Cruise

【配信形態】
24bit/48kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC

【価格】
単曲 540円(税込) アルバム 2,800円(税込)

【Track List】
01.Blue Ocean Fishing Cruise
02.裸足のマーメイド
03. 渚でラテアート
04.妄想フィッシング学園
05. Get ready Get a chance
06. Chuしたい
07. ギョギョギョムーチョ
08. 釣り銭はいらねぇぜ
09. レモン海岸
10. 潮風日記
11. カモメペリカンストーリー
12. おさかな形キャンディー
13. ウロコ雲とオリオン座
14. ニガシタサカナハオオキイゾ
15. 負けないガッツ ~いつか世界を釣り上げます~
16. My Victory

REVIEW : 『Blue Ocean Fishing Cruise』

「王道ポップス」とはなんだろう? つりビットのセカンド・アルバム『Blue Ocean Fishing Cruise』は、CDの帯でも「王道ポップス」を謳っているが、それが何を意味しているのか軽く混乱するようなアルバムなのだ。もちろん、それは新鮮な感覚だ。

まず驚いたのが、アルバム前半に配されたリゾート・ミュージックのような楽曲群だ。ブラスやストリングスの音色が大活躍するが、ブラック・ミュージック色は薄く、しかしギター・ソロは強くフュージョンを連想させる。

つりビットは「釣り」をテーマにしたユニットだが、楽曲のイメージは間違っても漁場や釣り堀ではなく、ビーチやクルーズ。しかも、1980年代の鈴木英人や永井博のイラストのような世界観のサウンドなのだ。

そうしたサウンドは、「Blue Ocean Fishing Cruise」「渚でラテアート」「妄想フィッシング学園」「Get ready Get a chance」「Chuしたい」と、前半の楽曲に集中している。アルバムを聴きはじめて、いきなり大きな衝撃を受けた。

雰囲気が一転するのが「ギョギョギョムーチョ」だ。ピアノによるサルサのリズムも響く、突然のラテン歌謡。ブラスの音色も熱気を感じさせる。

「釣り銭はいらねぇぜ」はまるで歌謡曲のようだが、ブラスの響きに古さがない点に、修二と彰の「青春アミーゴ」をも連想した。

アルバム後半では、「潮風日記」「カモメペリカンストーリー」と、美しいバラードが続く。特に「カモメペリカンストーリー」のメロディー・ラインは本作の白眉だ。

イントロがモンキーズの「デイドリーム・ビリーバー」を連想させるのが「おさかな形キャンディー」。そうしたイントロが不自然ではないのは、1960年代のガール・グループを彷彿とさせる楽曲だからだ。アコースティック・ギターやブルースハープの音色も響く。

そしてアルバムの終盤は、エレキ・ギターの存在感も大きいアップナンバーでたたみかける。楽曲を約73分も詰めこんだ『Blue Ocean Fishing Cruise』は、アルバムの構成も特異だ。

「楽曲派」というバズワードとともにアイドルを叩き売るメディアが増えたが、それに対してつりビットの『Blue Ocean Fishing Cruise』が掲げているのは「王道ポップス」。サウンド・コンセプトを明快にしつつ、楽曲もサウンドもクオリティが高い。しかも、メンバーのプロフィールに「釣りたい魚」という項目まである、つりビットというグループのコンセプトと音楽が密接に関わっている。『Blue Ocean Fishing Cruise』というアルバムの痛快さは、つりビットというグループの魅力を音楽で最大限に引きだしている点にあるのだ。それでこその「王道ポップス」なのである。(text by宗像明将)

DISCOGRAPHY

LIVE SCHEDULE

つりビットワンマンライブツアー 〜Blue Ocean Fishing Tour 2017〜

2017年4月29日(土)@表参道GROUND
2017年5月13日(土)@大阪・心斎橋RUIDO
2017年5月14日(日)@愛知・今池リフレクトホール
2017年5月28日(日)@福岡・天神Early Believers
2017年6月3日(土)@新潟・CLUB RIVERST
2017年6月11日(日)@宮城・仙台MACANA
2017年6月25日(日)@東京・新宿ReNY

フィロソフィーのダンス 定期公演 「Funky but Chic, Vol13」
4月22日(土) @club asia ※2部に出演

小西杏優生誕祭ライブ2017
2017年4月23日(日)


PROFILE

つりビット

つりビットとは、釣りとビット(小さな一片や最小単位などの意)を掛け合わせた造語であり、釣りというレジャー&スポーツに打ち込むことを誓った少女たちで構成されるアイドルユニット。2013.5.22 配信シングル『スタートダッシュ!』でデビュー。

つりビットたちは、釣りを通して大自然の優しさ厳しさ大切さを学び、また、スポーツとして競争を意識し精神を鍛えながら、情緒豊かで素敵な女性に成長することを目指します。そしてその魅力をトップアイドルとして開花させるべく頑張って行くのです。

釣りのビギナーである少女たち。そんな彼女たちが、立派なアングラーに成長していく過程で得られる体験をアイドルとしてのパフォーマンスに変えるべく、悪戦苦闘して行きます。

たとえ今は小さな一片でも…少女たちはいつの日か世界を釣り上げます!!アングラーとして。そして、アイドルとして。

>>オフィシャル HP

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レヴュー

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