1970年代初頭から現在まで、まさに日本の音楽シーンにおいて、前衛でいつづけるアーティスト、灰野敬二。ロストアラーフや不失者、さまざまなコラボレート、そしてソロにしてもさまざまな形態があり、その活動は多岐に渡るが、ここに最近、DJという表現行為が加わった。灰野敬二のDJという表現の一端が垣間みれるであろう作品がここに発表された。そこで鳴らされる音楽とは? そして、ここにきて、この表現を灰野が行っている理由とは? ライター、大石始が迫る。

DJ名義としての初音源『in the world』を3作同時リリース


灰野敬二-experimental mixture- / in the world

【配信形態 / 価格】
wav / mp3 : まとめ購入のみ 2,000円

※本作は、「in the world -in your ears-」「in the world -in your minds-」「in the world -in your spirits-」3作をまとめたバージョンとなります。


左)灰野敬二-experimental mixture- / in the world -in your ears-
中)灰野敬二-experimental mixture- / in the world -in your minds-
右)灰野敬二-experimental mixture- / in the world -in your spirits-

【配信形態 / 価格】
wav / mp3 : まとめ購入のみ 800円


INTERVIEW : 灰野敬二

孤高の人にして全身音楽家、(彼自身の言葉を借りるならば)音楽至上主義者である灰野敬二。近年の彼は“EXPERIMENTAL MIXTURE”という名の元でDJプレイを勢力的に展開中である。ただし、元来既存のカテゴリーやスタイルに収まり切ることのない広大な世界を描いてきた灰野。そのプレイもまた、DJの概念そのものをひっくり返すかのように独創的かつ創造力に満ち溢れたもので、各所で大きな話題を集めている。このたびリリースされた『IN THE WORLD』は、そんな“DJ灰野敬二”の世界観を3セクション、約2時間半に封じ込めた作品集(CDでは3枚組)。ここではあらゆる楽曲がミックスされ、ドラムマシンによるビートやシンセのメロディーが新たなる景色を加えている。その作風はいわゆるDJミックスとは大きく異なるもので、多方面で驚きをもって迎えられることは間違いないだろう。

灰野敬二と対面したのは、彼の地元である埼玉県川越市。筆者も幼少時川越に住んでいたことがあり、そのことを灰野に伝えると「川越の人間と聞いちゃったからには……(笑)」と手加減ナシの取材がはじまった(なお、彼の発言に刺を感じる箇所もあるかもしれないが、その口調は全編でユーモアと優しさを感じさせるものだった)。なお、灰野が希望したタイトルは“白が黒に変わって何が変わった?”。縦横無尽に広がる彼の思考と言葉をじっくり受け止めていただきたい。

インタビュー & 文 : 大石始

「100曲中60曲がわからなかったあなたからはDJとしての肩書きを剥奪します」

――灰野さんはいくつもの名義で活動されてますが、灰野さんご自身、今回の“EXPERIMENTAL MIXTURE”はそうした活動のなかでどのように位置づけられているんでしょうか。

灰野敬二(以下、灰野) : 僕にとってのDJの定義というものがあって、まずは“人よりも二倍以上音楽を好きなこと”。これまでに買い漁ったコレクションを見たとき、「俺は一生のうち何回これらのアルバムを聞けるんだろう?」と思ったんだよね。一生聴けない曲もあるかもしれないわけで、だったら2枚同時にかけてしまおうと。いまはギャラがほとんどCDになっちゃってる状況で、2枚一気に聴いていかないと追いつかないんだ(笑)。その意味では、みんなが考えるDJと自分が考えるDJとは根本的に違う。

――CDを買う量は減らないですか。

灰野 : むしろ増えてるね。もはや聴いてない音楽は“ない”に近いけど、それでもまだまだあるんだ。20年前には興味なかったものも、“どうして興味がなかったのか”を確認する作業もしてるから。好きなものが多いほうが楽しいじゃん? 好きな人がたくさんいたほうが楽しいじゃない? もう61歳だし、80までこのままでいくのか、違う方向で仙人になるべきか考えてるし、もし自分が死ぬ前にはまだ好きになれるものがあるとすれば、それはうれしいことでもあるからね。

――嫌いだったものを好きになっていくのが楽しい?

灰野 : 楽しいというか、タメになる。ただ、自分は現役のミュージシャンだから、借用するためにはいっさい聴かない。聴けば聴くほど、「(CDに収められた)こいつらも音楽を好きだったんだな」ということを確かめられる。みんな「自分には才能がない」なんてのたうち回ってるけど、それって音楽を本当の意味で好きじゃないんだ。昔から「好きこそ物の上手なれ」って言うけど、その通りだと思う。ただ、好きなことを一生懸命やる、それだけだよ。俺の考えはシンプルだから。

――“EXPERIMENTAL MIXTURE=実験的融合”とは、DJプレイにおける灰野さんのコンセプトを表すものでもあるんでしょうか。

灰野 : “実験的”という言葉もある種挑戦的なもので、「音楽でメシ食ってるんだったら、これぐらい聴いてて当たり前だろ?」という意味でもある。そういえば、DJ道場をやろうと思ってるんだよ。「はい、この曲はなんでしょう?」と質問を出して、どれだけ答えられるか。「100曲中60曲がわからなかったあなたからはDJとしての肩書きを剥奪します」っていう(笑)。

――裁判官であり、師範であるという(笑)。

灰野 : 気をつけないとファシストになっちゃうけど(笑)。まあ、僕はファシズムが大嫌いだからね。

――ところで、灰野さんがDJという存在を意識しだしたのはいつごろだったんですか。

灰野 : 僕の時代だとDJといえばディスクジョッキーで、なかでもラジオのディスクジョッキーだよね。当時のラジオに出ていた人たちは本当に音楽に詳しい人しか出ていなかったから、僕もいろんなことを教えてもらった。だから、今でも音楽を紹介するのがDJだと思ってる。例えば、パンクといっても中世のヨーロッパにも反体制の吟遊詩人がいたわけだけど、パンクで暴れてる人は中世のヨーロッパの音楽を聴かないでしょ? 「もっと幅広い時代、ジャンルのものを聴け」ってみんなに言いたいし、俺がそのきっかけになるはず。

――さまざまな時代、ジャンルのものを超える表現というのは、これまでの灰野さんの活動と連続してる部分でもありますよね。

灰野 : ひとつ言う。“超える”っていう言葉は好きじゃない。俺のなかで限界はないので、だからこそできてる。

――わかりました。境界線というものがそもそも存在しない、という考えですね。

灰野 : そう。やりたいようにやる。自分のなかで線を引いて、「ここまでなんだ」と意識するようになったとき、あらゆる表現はなにかに対するアンチテーゼだけになるじゃん。そのアンチテーゼがひとつの形になって、また新たなアンチが生まれる。歴史がそのことを証明していて、延々と宗教戦争をやってるわけじゃない? 俺はイスラム教とキリスト教の音楽を同時にかけるの。音楽のなかでは仲良くさせる事が出来るよね。

まだ現れていない領域を浮き上がらせるのが表現だと思う

――EXPERIMENTAL MIXTUREの話に戻ると、異なるものを実験的に融合させるのではなく、もともと境界線が“ない”ところでどのような表現が可能か、その領域を実験的に探し当てていくという……。

灰野 : いや、“ない”という言葉がまだ引っかかる。

――そうですか(笑)。

灰野 : (境界線は)まだ現れていないだけで、確かに存在はするんだ。まだ現れていない領域を浮き上がらせるのが表現だと思う。“表現”という字を見てごらんよ、“表に現す”ということでしょ。インチキな連中は第三の目って言ったりするけど、ある事柄に関して成就していけば、だんだん開かれていくんだよ。60年代のロックはそこまでいかなかった。アンチテーゼだけで終わったんだ。「ピース! ピース!」って言ってアンチテーゼの振りをしていたけれど、あれは諦めただけなんだよ。“闘う”という言葉と意識は――どういうニュアンスで使うかは別にして――必要だと思う。

――灰野さんのDJのスタイルというのは、CDJでかけているものにドラムマシンやシンセを足していくというものですよね。CDJという機材に対する意識は、楽器に対するものと同じなんですか。

灰野 : うん、そうだね。

――では、ターンテーブルではなくCDJなのはなぜですか。

灰野 : 爆笑されるかもしれないけど…… レコードを傷つけたくないんだ。

――ああ、なるほど(笑)。

灰野 : CDJだったらCDRを焼いていけばいいでしょ。この世に10枚しかないレコードをDJでかけたくなんかないだろ?(笑)

――わはは、そりゃそうですよねえ。

灰野 : まあ、やりたくなったらやるんだけどね。アナログからCDRに落とすということもまだやってない。

――じゃあ、楽器としてのCDJはいかがですか。どのような可能性があるとお考えですか。

灰野 : 部屋でCDやレコードを聴いてる環境と、DJをやるときの環境の一番大きな違いは、DJミキサーに“MID”が付いてるということだね。

――中音域を調整するイコライザーが付いてるということですね。

灰野 : そう。部屋にあるアンプは“BASS”と“TREBLE”だけなんだけど、DJミキサーを触るようになって“MID”の効果に驚いた。あれの微調整だけだよ、DJなんて。テンポとかは別だけど、音の作り方に関しては、“MID”をいかに使いこなせるか。あのツマミはいろんな可能性を秘めているんだ。

――“MID”を調整することによって、“灰野さんの音”になる?

灰野 : というより、いままでにはないミックスの可能性を探ることができる。DJとしては駆け出しであることを自覚してるから、やっていくなかで機材の使い方も変わってきてる。これ(今回のミックス)を作ったときはまだ気づいていなかったことも多いけど、最近はありがたいことに2か月に1回はDJをやらせてもらってるから、そこで実践できてる。…… ミックスっていうのは、あくまでも“ごまかし”だからね。

――“ごまかし”というのは?

灰野 : 異なるものとされていた楽曲をミックスし、“同じもの”という錯覚を生み出すわけでしょ。スピーカーが16台あれば別だけど、4台ぐらいだったらそこに収まる周波数には限界がある。スピーカーのなかの世界にはみんな幻想があるわけで、そこから生まれる錯覚をいかによろこべるか、ライヴ以外はそういう世界…… みんなね、ピッチにしか頭がいってないの。2つの曲を1つのピッチに統一して、1曲として聴かせる。でも「同じピッチに統一されていくことになんで疑問を感じないんだろう?」とは思う。なんにでも縦軸と横軸があるの。時間が横軸だとすれば、縦軸はピッチ。それで俺はCDJだけじゃなく、ドラムマシンで時間を遅くしたり、ズラしたりしてる。

偏ってしまうと、反対側が見えなくなってしまう

――その点を細かくお聞きしたいと思ってたんですよ。今回のミックスでもCDJのピッチ・コントローラーやジョグ・ダイヤルを使ってリズムを揺らしていますよね。またはキチッとしたリズムに対し、ドラムマシンのビートを加えることによって全体を揺さぶっている。

灰野 : うんうん。

――僕は日本の民謡に興味があっていろいろ調べてるんですけど、そもそも世界各国の民族音楽や民謡って、ある時期に譜面化されたり音源化されることでそれまで多種多様だったリズムやメロディーが固定され、ひとつのスタイルに収斂してきたわけですよね。そして、それが近代的な“伝統の継承”とされてきた。

灰野 : そのとおり。アフリカのミュージシャンがよせばいいのにイギリスに行って音楽を学んだりするでしょ。その知識をもって自分たちの音楽を譜面化し、どんどん音楽がつまらなくなっていく。ただね、ピッチが揺れてるというよりも、それぞれが譜面に囚われず、歌いたいように歌ってるということなんだと思う。

――で、リズムに揺れを加えていくという灰野さんの手法は、譜面を前提にしたり隅々までコントロールされるようになってからの音源を“あるべき姿”に戻すというものにも思えたんですよ。言ってしまえば、近代化されてしまったものを以前の姿に戻すという。

灰野 : ああ、なるほど。それに関して言うと…… なにかを思考するときって一点に集中してしまいがちだよね。モノフォニック(単旋律)ということ。単旋律っていうのはファシズムに繋がっていく可能性を秘めているから怖いんだよ。旋律が二声ないとマズイし、三声ないと危険。だからね、大石君は気をつけないといけない。どちら側が偏ってしまう可能性があると思うよ。偏ってしまうと、反対側が見えなくなってしまうから。

――うう、おっしゃる通りです……(痛いところを突かれて言葉を失う)。

灰野 : 一方を見たら反対側を見ないといけない。重要なことだよ。

――先ほどおっしゃったように、灰野さんがかつて興味がなかった音源も意識的に聴いているというのは、そういうことですよね。

灰野 : そう。いくら資本主義を批判したって、我々は大量生産によって1枚のCDを聴けるようになるわけで。資本主義に感謝する必要はないけど、「クソー! 」と思いながらも意識しないといけない。その意識が二声だとすると、もっと考えないとポリフォニックにはならない。音楽はそれぞれの民族から生まれたもので、“異なる民族がどうやってコミュニケーションを取るのか”という葛藤のなかで多旋律が出てくるんだと思う。本当は自分だけ気持ちよければいいわけじゃない? でも、視野を広げれば、人の泣き声も聴こえてくるわけで、違う側にも自分の意識を持っていかないといけない。そうやって多旋律になっていくけれど、僕にとって一番重要なのは、縦軸と横軸という線上の構造に加え、螺旋状の意識ということなんだ。

――なるほど。

灰野 : 敵対する国同士だって、個人のレヴェルでいえば仲良くしたいんだよ、基本的に。所属組織とか関係なく、みんなが“1”でいられれば、“1対1”で仲良くしたいという意識が出てくるはずなんだ。組織や国家に所属しているという意識のなかで相容れられなくなってくるわけで、俺はそういうものを全部木っ端微塵にしたい。ステージ上では歌とギターと足踏みという3つしかできないけど、CDJならば、もっといろんなことができるでしょ。1枚のCDRに4つの曲をミックスし、4台のCDJでまとめてかければ16曲を同時にかけることだってできる。なんだってできるんだよ! その音楽が好きだからこそ、それがなんなのか考える。君は民謡を好きだったからこそ、「いまの民謡ってなにか違う。なにが違うんだろう?」と考えるわけでしょ。そこから「これじゃいけない」と考える。

――まさにそうです。

灰野 : そこから起きてくる闘いは自分のなかで沸き上がってきたものを確認しているわけで、右手から起きる闘い、左手から起きる闘いでもある。もっといえばロックから起きる闘い、ジャズから起きる闘い、虐げられたインディオから起きる闘い――今回の作品では、そういう闘いを四方八方から見つけてきてるわけ。俺は作曲家でありながら演奏家でもあって、今回は演出家でもある。今回は1曲1曲でひとつのお話になってる。それも手元の音源を使って、ひとつひとつのお話を作っている。ときにはなにかをブッ壊すお話であり、ときには優しい妖精の話でもある。

――演奏の場合はまったくゼロの状態から作り上げていくわけですけど、DJの場合は手元の音源をいかに使うかという表現方法であって、ゼロから生み出すものではないですよね。そこに不自由さを感じることはないんですか。

灰野 : なんらかの媒体(メディア)を使わず、人がどこまで表現をできるかと考えたとき、それは声なり身体を使った表現しかないわけだ。すでに存在している音を扱うという意味では、楽器もサンプラーも音源も一緒。全部おもちゃであり、道具だよ。ひとつの物を道具としてどこまで使いこなせるか、それはひとりひとりの力量だと思う。そして、それができなきゃプロじゃない。道具として1枚のCDRに向き合うとき、俺はそれぐらい意識してる。…… そういえば、テキサスに行ったときの話なんだけど、死んじゃった有名なDJ、名前を忘れちゃった。なんとかスクリュー。

――DJスクリューですか。

灰野 : そうそう、DJスクリュー。彼は素材の音源を遅くしたっていうじゃない?

――チョップド&スクリュード(という手法)ですね。

灰野 : CDJがあるんだから(ピッチ・コントローラーを使って)みんなDJスクリューの音源を元に戻せばいいんだよ。それで元の楽曲がなんだったのか露にしていけばいい。今後はそういうこともやっていくと思う。

――灰野さんはDJスクリューもお好きなんですか?

灰野 : いやいや、全然知らなくて。テキサスに行ったとき、DJスクリューの家族がやってる店に連れていかれて…… DJスクリューのCDR音源しか置いてないところなんだけど、そこで3枚ぐらい音源を買って帰ったというだけ。

――聴いてみて、いかがでした?

灰野 : いまのところおもしろくはない。

――(笑)。

灰野 : ただ、手元にあるDJスクリューの音源をどう活かすか、そういうことを考えるわけだよね。それで遅くされた音源を(=チョップド&スクリューされる)前の状態に戻してみようと。でもね、“元に戻す”というのはじつは肝心なことで、そもそもなにが“元”かっていう話でもあるよね。

――チョップド&スクリュードが“元”なのか、回転数を遅くする前の原曲が“元”だったのか。

灰野 : そうそう、そういうこと。

時代もジャンルも関係なく、すべての要素を自分のおもちゃとして遊ぶことができる

――ところで、今回の『IN THE WORLD』という作品ですが、最初に5時間のミックス音源を録音し、それを3枚に収まるようカットアップしたわけですよね?

灰野 : 最初は5枚組にしようとしてたからね。でも、いきなりそれもトゥーマッチじゃない? それで1枚にまとめようとしたんだけど、スタッフから「せっかくだからもうちょっといきましょう」と言われ、それでCDでは3枚組になった。

――ひとつの断片のなかにさまざまな曲がミックスされてますけど、断片同士はミックスされていませんよね。1枚でひとつのストーリーというより、ひとつの断片でひとつのストーリーという感覚?

灰野 : そんな感じだね。ひとつの固まりで1話、次の固まりで1話。起承転結に関しては意識してるつもり。突然「はい、終わりました!」という展開でもいいだろうし。

――CDでは、それぞれに“In Your Ears”“In Your Minds”“In Your Spirits”というタイトルが付けられてますが、これは各CDのコンセプトを示すものなんですか。

灰野 : まあ、「なにか付けなくちゃマズイかな」というぐらいで。ひとつの目印みたいなものの必要性はあると思うし、だからこそアルバム・タイトルも付けてる。それぐらいの位置づけだよ。俺はいつでも好きなようにやってるだけだからね。

――今回はジャケットもカラフルですよね。

灰野 : 昨年、不失者の2枚のアルバム(2012年の『光となづけよう』と『まぶしい いたずらな祈り』)を作ったとき、3枚目も作ろうとしていたの。それが諸事情でなくなって。そのときの2枚のアルバムのジャケットが緑と青だったから、3枚目はピンクにしようと思ってたんだよね。そこから一度ぐらいピンクみたいな色を使ってみたいなあと思ってて。デザイナーには最初から話してたんだよ。いかにもなかにDJミックスが入ってるようなジャケットにはしたくないって。イメージしていたのは平安朝の襖とか服の色彩。

――じゃあ、今回は昨年の不失者アルバムと連続してるような感覚もあるんですか。

灰野 : 俺の場合、全部一緒。不失者のアルバムの最後に入っていたシンバルの余韻として、今回のアルバムがはじまるイメージというか。全部がリンクするんだよ。不失者にせよ哀秘謡にせよ今回のミックスにせよ、本当は全部溶け合ってひとつになってるんだけど、細かい分子構造のひとつとして不失者があり、このミックスがある。もっと分かりやすく言うと、僕が“あなた”と歌ってるとき、その対象は個人じゃないから。僕でないもうひとつのもの、つまりは宇宙に向けて歌ってるし、そことの係わり合いを楽しんでいる。

――目の前の“あなた”だけじゃなく、100年前に生きていたかもしれない誰かに向けても歌われている、と。

灰野 : そうそう、そういうこと。だから、時代もジャンルも関係なく、すべての要素を自分のおもちゃとして遊ぶことができる。もっと時間をもらえれば、とんでもないものを作るよ。100枚組のミックスCDとかさ(笑)。楽しくなけりゃ、こんなことやらないからねえ。ハッハッハハ。

灰野敬二『in the world』リリース・コメント

全ての音(人)は平等で、お互いを認めつつそれぞれ独自に存在することで、安易な協調とは違う新しい秩序が生まれる。というような事を考えさせられました。灰野さんにしか作ることのできない、音楽愛の結晶のようなMIXです。

坂本慎太郎
楽器をターンテーブルに持ち替えても魔力的な音場はますます輝きを増して。希代のロック魔術師が教えてくれた新しい言葉。闇黒に翼を広げて暗号が飛び交う未知の夜。

七尾旅人
イマジネーションの宝庫!

曽我部恵一
安易なオリジナリティなど到底足下にも及ばない唯一無比なイマジネーション、ゴン! とした塊で在りながらも砕け散ったり収縮したり漂ったり埋もれたり、新しいも古いもなく完全に「今」の音。ヤバすぎます。是非、挑戦してください。

池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
音の選択、重なり、リズム、すべて自然で、流れるような美しさがある。それは灰野さんの音楽への愛が深い証拠であろう。自分もそう在りたいと思う。

川崎 昭(mouse on the keys)
ごめんなさい。今まで僕が聴いてきたものは音楽ではなかったみたいです。今すぐに部屋にあるレコードを全て売り払ってこの灰野さんがミックスした3枚のCDだけを聴き続けることにします。

有馬和樹(おとぎ話)
"現実と実感を共有する"ような、つまるところ「共感覚」を求めるような音楽が今の主流であるとして、そうではない、もはや"この世より、彼方にいるとしか思えないほどの衝撃"を音楽で味わいたいのなら、こんなに相応しい音源はないと思います

ミト(クラムボン)
フューチャー。

にせんねんもんだい
映画の中で流れているテレビにフォーカスしていくような感じがしました

出戸学(OGRE YOU ASSHOLE)
ボーターレスでサイキックなロックンロール・ワールドが心と身体を襲撃だ。カルト・ヒーローはワクワクしながら音と楽しく遊んでいる。

TAYLOW(the原爆オナニーズ)
宇宙過ぎて手に負えません! が、灰野敬二さんはいつもそうだし、そしてもはや手に負えないものにしかワクワク出来ない自分もいるので、脳みそが飛び散りながら聴いています。昔先輩に、「灰野さんは日本で一番お洒落なミュージシャンなんだよ」って言われたのを今更ながらに思いだしました。

飯田仁一郎(Limited Express (has gone?)/OTOTOY編集長)
遂にリリースされる孤高の才人、灰野敬二氏によるDJ3部作。そのどれもが背徳のコンテンポラリー。高度な遠近感と音軸で、聴く者を香炉へと誘います。おもわずオリジナル作品かと思いました。彼のロマネスク色とビートの重なりは、誰もマネできないでしょう。ここにはリエディットして起こしたいパーツが山ほど存在しています。アートワーク、マスタリングも含め素晴らしい作品です。

ALTZ(Altzmusica、F*O*L)
僕が一番衝撃を受けたMIX CDはwoodmanの「A Barbarian In Asia」なんですが、この作品を聴いてそれに似た衝撃を感じました。末永く愛聴させて頂きます。

高根順次(スペースシャワーTV/DAX)
それを聴いている間
ときや位置を示す針が揺れ振れ一点を指さず
いまでもここでもないところに居る
そして確かのように思えたものが少しずつ
ぶれてゆくのを見る

三條亜也子(Shibuya WWW)
もはやDJMIXというより、RE-EDIT集と言ってもいいほど作りこまれていることにまず驚愕。幾つもの曲が灰野さんの感覚で組み合わさってマジックが生まれている瞬間が何度も到来する、濃密かつ奔放な3枚組

DJ ヨーグルト(Upset Recordings)
今まで自分が聴いてきた音楽を、例えば積み上げたレコード、CD、カセットテープの高さでどれくらいになるかな? とか考えてみたりする時がありますが、灰野さんのこの作品を聴いていると、これは高さとかで表現するのは到底無理だなと… 最早、複雑な形をした馬鹿でかい地層を眺めているみたいな気持ちになって、まるで途方に暮れてしまいます。取り敢えず口をぽかんと空けて、もうしばらくこの音楽に身を委ねてみようと思います。

望月慎之輔(新宿ロフト/オモチレコード)
壮大で濃密な、全音楽のひとつの調和への試みと千里眼。in the world。崇高なまでの音楽愛に圧倒される。体験あるのみ。

松永耕一(a.k.a.COMPUMA)
時間も空間も精神も飛び越えた驚愕の世界。すべての引力圏から解き放たれた神聖なる祭儀。すべてが自由で狂おしく美しい。ここで鳴っているのは音楽の自由ではない。魂の自由だ。

小野島 大
かれこれ四半世紀も昔、灰野敬二さんの自宅でよく一緒にレコードを聴いた。ジョン・リー・フッカーを聴き、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンやフランスのトゥルバドゥールものなどヨーロッパ中世音楽を聴き、ブルー・チアを聴き、韓国宮廷音楽を聴き、リー・コニッツやチャーリー・パーカーを聴き、ラ・モンテ・ヤングを聴き…といった具合に、何時間もひたすら聴き続けた。まるで、この宇宙のすべての音(楽)を探求するように。そして、語り合った。なぜ、こういう音楽が生まれるのか、なぜこの音楽家はこういう音を出さざるをえないのかといったことを。このDJミックス作品を聴いて、まず思い出したのは、あの灰野さんの部屋の風景である。灰野敬二は今なお、全宇宙の音を探し、自問し続けている。いや、自問じゃない。実践だ。生み出され、鳴り響くすべての音の必然だけを、灰野敬二の耳は捕らえる。何の関連もない様々な音の重なり、つながり、そして間は、しかし確かにひとつの物語を紡いでゆく。それは、灰野敬二の演奏そのものではないか。

松山晋也(音楽評論家)
灰野さんの初めてのDJは渋谷にあるBAR earだったと思う。そして2回目は渋谷駅新南口近くのクラブだったように思う。

どちらも自分は居て聴いていた。2回目のDJの時だった。それは今まで聴いた事のない、衝撃だった。頭がグワンぐわんした。

チベットの旅から帰ってすぐだった事もあり、土地の映像が頭の中でぐちゃぐちゃに回った。その音はノイズでも、ロックでもなく踊れるものでも無かった。衝撃だった。『美しい音を本当に知っている』、音楽家なんだなとわかった。この人のおとの感覚に近づきたいと強く思った。その時の自分は灰汁というグループで音楽活動をしていた。あの衝撃を音にしたかった。そうして出来たのが灰汁の1stアルバムにある、『キミドリ』という曲だった。

そして2009年の自主企画で灰野さんに出演依頼をする為、新宿ゴールデン街にあるBAR、裏窓の福岡さんに紹介してもらった。灰野さんに灰汁のCDを渡した。何日かして電話で灰野さんから会おうと言ってもらい、新宿のランブルという喫茶店で待ち合わせた。19時会うなり灰野さんは『時間がないから早めに言うよ。なにかとてつもない面白い事を一緒にやろう』と言ってくれた。夢のような瞬間だった。灰野さんは、自分の詩がとても気に入った。作品も気に入ったと言ってくれた。俺の中の偉大な音楽家から、そんな言葉をもらった。23時前ランブルを出てタワレコへ行った。俺の衝撃だったHIPHOPを教えて、それを買うからと灰野さんは言った。PUBLIC ENEMYの2ndとULTRAMAGNETIC MC'Sの1st、NAS の1st。確かこれらと他も大量に買っていた。BDPの1stは既に持っているよと聞いてHIPHOPも聴くのかと驚いた。灰野さんはThe Doorsのアルバム、Strange Daysの中のWHEN THE MUSIC'S OVERを聴いて音楽をやろうと決めた、最初の音楽での衝撃だったと教えてくれた。

話は戻るが、あの2回目のDJの時は世界4大宗教を同時にながしたんだと教えてくれた。自分はあの時居て、それを聴いて影響のもと出来た曲があると伝えた。灰野さんは、灰汁で1番好きなのは『キミドリ』と言ってくれた。俺は、その曲が灰野さんからの衝撃のもと出来た作品ですと初めて言うことが出来た。

灰野さんexperimental mixture『in the world』を車の中で爆音で聴いた。いつかまたこのおとのかたまりに、おれなりのことばとおとでかえせるさくひんをつくってやる。

セノオGEE(ラッパー、音楽家、A.I.BRIDGE records)

わたしはいつもはいのさんは黒いプレゼントのように可愛らしいと思ってます。
DJ MIX3枚組までリリースされたんですね。
そういうDJ MIX出そうという気持ちまでSO CUTE! です。
CDJを押す指先にはとてもエネルギーに満ちあふれてるんだろなあ。
音源も3段重ねの黒豆と黒ごまと黒墨パウダーのふりかかった、
デコレーションケーキみたいでした。
あ、中はふあふあ真っ白の生クリームで詰まってた。
そこがはいのさんの可愛さの秘密です。

YOSHIMIO (BOREDOMS / OOIOO…)

LIVE INFORMATION

『エクス・エクス・エクス・ポナイト!!!!!』ex-ex-ex-POnight!!!!!
2013年12月27日(金)@渋谷O-Nest
出演 :
【PERFORMANCE】東葛スポーツ
【LIVE】木下美紗都と象さんズ / 灰野敬二(DJ SET) / A-musik featuring 大谷能生
【TALK】阿部和重 × 千葉雅也 / いとうせいこう × 菊地成孔

灰野敬二ワンマンライヴ
2013年12月30日(月)@高円寺ShowBoat
開場16:00/開演16:30

BLACK OPERA vol.001《COUNT DOWN》
2013年12月31日(火)@渋谷WWW

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Merzbow / OAT(DSD+mp3 ver.)

日本が世界に誇るノイズの帝王、Merzbowのライヴ音源をDSDで録音し、OTOTOY限定配信が決定!! ループするフレーズの中に、ランダムにうねる轟音。まるで人間の叫び声のような、轟音を突き抜けるファズ。ベース・アンプを使った重低音は、聴く者の身体の芯まで響き、狂気のように思える高音は、脳に新たな価値観を吹き込むような、圧倒的な音楽体験。肌で感じる極上のノイズを、DSDならではの音質でご堪能下さい。

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なんと、秋葉原GOODMANで行われたライヴを、最高音質のDSDとHQD(24bit 48kのWAV)で販売。彼のライブは、あのデジタル・クンビアの奇才Dick El Demasiadoも驚かせるほど驚異的に素晴らしく、見ているもの達を宇宙へと誘う。是非そのライヴの一端を、広がりを体感できる高音質で堪能してみてください。

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PROFILE

灰野敬二

1970年代より活動を続け、常に新たなスタイルを探し続け、日本の現代音楽において前衛的傾向を主導してきた野心的な音楽家。

1971年に日本初のインプロヴィゼーションバンド「ロストアラーフ」を 結成し、本格的な音楽活動を開始。以降、現在に至るまで、ロックをベースに、ノイズ、サイケデリック、フリー/ジャズ、民族音楽など、ジャンルを自在に横断しながら、アンダーグラウンドミュージック界を牽引。挑戦的で実験的な作品群は、日本のみならず海外での評価も高く、現在もヨーロッパを中心に海外公演を頻繁に行っている。リリースしたレコードは優に100を超え、ソニックユースのサーストン・ムーアをはじめ、彼を信奉するミュージシャンは世界的にも数多い。

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インタヴュー

松本誠治と巡る「おふろcafé」ーー音楽フェス〈おふろ café MUSIC SHOWER〉が8月26、27日開催!!
[CLOSEUP]・2017年08月19日・松本誠治と巡る「おふろcafé」ーー音楽フェス〈おふろ café MUSIC SHOWER〉が8月26、27日開催!! 埼玉県でおふろcaféを運営する株式会社温泉道場と、同じく埼玉で運営されているkilk reocordsによるライヴハウス「ヒソミネ」。その両者がタッグを組み、8月26日におふろcafé utatane、翌27日におふろcafé bivouacにて音楽フェス〈おふろcafé MUSIC SHOWER〉を開催する。「地域コミュニティでハブ機能を担う温浴施設・ライヴハウスをもっと知ってもらい、地域をもりあげたい」という気持ちから、埼玉出身アーティストをはじめ、ヒソミネが厳選した6組以上のアーティストが出演。料金は各店舗の入館料のみ!! お風呂に入って、マンガを読んで、ライヴを見て、と複合的な楽しみ方も可能だ!! イベント開催を前に、出演者でもある松本誠治(the telephones、FINAL FRASH、Migimimi sleep tight)とともにおふろcafé utataneを体験。その様子を写真とともにお届けする! 8月26日(土)、27日(日)の2日間、大宮と熊谷のおふろca
by 西澤 裕郎
その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信
[CLOSEUP]・2017年08月10日・その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信 新しい才能が世の中に羽ばたく。折坂悠太のことだ。独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせ、それをポップスとして消化した稀有なシンガー。そんな彼が、彫刻家・平櫛田中の旧邸にて収録したライヴ・レコーディング音源『なつのべ live recording H29.07.02』をリリース。OTOTOYでは本作のハイレゾ版を8月23日より独占配信、発売日に先駆けて予約スタートする。そして折坂悠太へ初めてとなるロング・インタヴューを敢行した。その歌い方、歌詞の描き方、折坂の歌への向かい合い方とともに、ぜひその才能の片鱗を目の当たりにしてほしい。 平櫛田中の旧邸にて収録の音源、ハイレゾ独占配信折坂悠太 / なつのべ live recording H29.07.02'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC単曲 250円(税込) / まとめ 1,000円(税込) 2017年8月23日(水)より配信スタートになります。配信日に先駆けて予約販売もスタート。>>ハイレ
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callme、挑戦的なパフォーマンスが冴えわたる6曲入りEPをリリース
[POWERPUSH]・2017年08月13日・挑戦的なパフォーマンスで「今」を感じる2017年夏ーーcallme、最新シングルをリリース 3人組ガールズ・ユニットのcallmeが今年2作目のシングル『One time』をリリースした。ポップに振り切った前作『Bring you happiness』のカラーは踏襲し、歌唱少なめ& ダンスが映える表題曲「One time」、この夏のアイドルイベントやフェスでも話題となった、超攻めの1曲「Way I am」、そして3人それぞれが制作を担当した楽曲も含め、全部で6曲も新曲がうまれた。CDは各盤ごとに収録曲が異なるが、配信ではすべての曲が収録されたEPタイプでのリリース、OTOTOYではもちろんハイレゾ・通常と配信中。 新陳代謝のごとく次々に新曲を作り出す意味、そして、制作の裏話から気になる共同生活のこと(!)まで南波一海がインタビュー。 【まとめ購入者対象】抽選でポスタープレゼント!callme / One time -EP-'【配信形態】24bit/48kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC【価格】単曲 540円(税込) アルバム 1,800円(税込)【Track List】01. One t
いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作の2ndアルバム
[CLOSEUP]・2017年08月09日・いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作 2017年に活動5周年を迎えたシンガー・ソングライター南壽あさ子が、ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバム『forget me not』を完成させた。絵本作家・酒井駒子による描き下ろしジャケットも印象的な本作は、南壽自身が初めてセルフ・プロデュースした作品性の高いアルバムに。リード・トラックとなる「勿忘草の待つ丘」、「八月のモス・グリーン」はロサンゼルスでヴォーカル・レコーディングとミックスを敢行、エンジニア / プロデューサーとしてグラミー賞を12回獲得しているラファ・サーディナがレコーディング&ミックスを担当するなど、サウンド面においてもこだわり抜いた作品となっている。プレイヤーには、鈴木茂や伊賀航など名うてのミュージシャンたちが参加。南壽あさ子史上最高傑作と言っても過言ではない本作をハイレゾ配信とともに、南壽へのロング・インタヴューを掲載する。 ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバムをハイレゾ配信南壽あさ子 / forget me not【通常盤】'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96k
by 西澤 裕郎
あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子の最新作配信開始
[CLOSEUP]・2017年08月08日・ゆっくり、しかし着実に船を漕ぎ出す──あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子 このインタヴューのなかで「幼少より音楽に囲まれた環境で育ち、職業としての“音楽家"を意識する前に、呼吸や排泄と同じように作曲を開始した」と語ってくれた竹上久美子。自然と音楽をつくり続けていた彼女が6年ぶりとなるフル・アルバムを完成させた。京都の片隅で粛々と制作された今作『Slow boat』は、オーヴァーグラウンドとアンダーグラウンドの垣根を自由に飛び越え、ルーツ・ミュージックを主軸に、USインディ / オルタナ / プログレ / チルウェイヴなどの絶妙なフレイヴァーを散りばめた渾身のアルバム。今回はOTOTOYでの配信とともに、竹上久美子へのインタヴューを掲載する。 様々なジャンルのフレーヴァーを散りばめたアルバム竹上久美子 / slow boat'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC単曲 230円(税込) / まとめ 2,300円(税込) 【収録曲】''1. Good bye, girl2. many many many3. roundabout4. FESTIVAL
【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー
[CLOSEUP]・2017年07月27日・【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー カクバリズム設立15周年記念! 2002年の3月にYOUR SONG IS GOODの1st7inch single『BIG STOMACH, BIG MOUTH』をリリースし、それ以降もシーンの最前線に立ち続けている“メジャーなインディ・レーベル”カクバリズム。15周年を迎えるにあたり、OTOTOYでは4つの企画とともにお祝いします! まず第1弾企画として設立15周年を迎えるカクバリズム代表である角張渉と、今年25周年を迎えるLess Than TV主宰の谷ぐち順のアニバーサリー対談を敢行! 長年シーンを支え、共闘してきたふたりが思う“インディ・レーベル”とは…… を語ってくれています。そしてさらに、さらに〈オトトイの学校 村詩野音楽ライター講座〉より、これまでにカクバリズムからリリースされた楽曲のレヴューをお届け! 8月には第2弾インタヴューも掲載予定! カクバリズムを昔から知っている方、最近知った方、そしてカクバリズムを知らなかった方もこのページを見ればカクバリズム通に?! >>15周年をたど
diskunionからの刺客〈第3弾〉──発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?
[CLOSEUP]・2017年08月02日・発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?──ディスクユニオンからの刺客〈第3弾〉 人力サラウンド楽曲や、ミニマル × ジャズなどで新たな音楽の可能性を追求する、人力ミニマル楽団“東京塩麹”。まず目につくのが“東京塩麹”という、そのバンド名! さらに塩麹を然した食品サンプルを入れたビンに音源のダウンロードコードを入れた“ビン詰め音源”『21世紀の塩麹』の発売や人力 Remix ライヴなどなど、なにやらよくわからない活動もしているという。この東京塩麹ってバンドは一体何者なんだ?! 実はこの東京塩麹、2016年に開催されたディスクユニオン主催による初の本格的オーディション〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉の合格者なんです。これまでunizzz…、ペドラザとインタヴューを行ってきた〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉特集も今回で第3回目、そして最終回です。オーディション合格者として8月9日(水)に1stフル・アルバム『FACTORY』をリリース、OTOTOYでは今作を1週間の先行ハイレゾ配信! さらにリード曲「Tokio」を8月10日(木)までの1週間
by 岡本 貴之
Yun*chi、ミニ・アルバム『Canvas*』リリース記念リミックス・コンテスト開催!
[INTERVIEW]・2017年08月02日・未来を自由な色で描こう! Yun*chi、『Canvas*』リリース記念リミックス・コンテスト開催 2年ぶりのミニ・アルバム「Canvas*」をリリースしたYun*chi。ナチュラルな雰囲気を身にまとった新ビジュアルにも注目です。OTOTOYでは本作のリリースを記念してリード曲「今僕のいる場所が理想と違っても」のリミックス・コンテストを開催! 本日から8月30日(水)まで作品を募集します。グランプリはOTOTOYで期間限定フリーDLをおこないます。詳しくは応募要項をチェック! 2年ぶりのミニ・アルバム!Yun*chi / Canvas*'【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【配信価格】(税込) 単曲 257円 まとめ購入 1500円【Track List】 ''01. 今僕のいる場所が理想と違っても / 02. HIMAWARI* / 03. Trendy Night* / 04. Kare Kano* / 05. Again* / 06. Seaside In Dream* / 07. Thank U* 「Canvas*」リリース記念リミックス・コンテスト応募要項応募用素材はこちらY