Title | Duration | Price | ||
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1 |
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ながいゆう -- シャラポア野口 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 01:14 | Album Purchase Only |
2 |
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お化粧ジョニー ver. おラップ -- Un Jardin Brun alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 04:07 | Album Purchase Only |
3 |
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まつりのあと -- 台風クラブ alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 03:50 | Album Purchase Only |
4 |
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とんぼ返り -- 佐藤拓朗 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 03:34 | Album Purchase Only |
5 |
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どういうわけか -- ギリシャラブ alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 03:58 | Album Purchase Only |
6 |
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ビニールがさ -- ハロゲン木下 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:36 | Album Purchase Only |
7 |
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バゲットの香りだけが希望みたいな夜 -- 西 洋彦 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:05 | Album Purchase Only |
8 |
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時間の腰掛け -- 無線 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 04:36 | Album Purchase Only |
9 |
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寂しい日が来ても -- 渚のベートーベンズ alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 04:20 | Album Purchase Only |
10 |
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全てにさよなら -- 本日休演 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 04:36 | Album Purchase Only |
Turntable Films、Homecomings、Hi,how are you?、Madegg、In The Blue Shirts、長谷川健一、キツネの嫁入り、吉田省念、中村佳穂など多くのインディー・アーティスト、クリエイターたちが軽やかに活動する京都の音楽。その多様性を実感できるユニークな京都の若手アーティストたちを集めたコンピレーション・アルバムがいよいよ全国流通で登場! コンパイルしたのは、京都在住の音楽評論家/ライターの岡村詩野。その岡村が新たに立ち上げたHelga Pressからの第1弾作品です。昨年発表されたセカンド・アルバム『けむをまけ』がくるり岸田繁からも絶賛された本日休演、東京でも昨今人気を集める生きのいい3ピース・バンドの台風クラブ、牧歌的ながら知的な歌ものスタイルが静かな話題を集める風の又サニーのドラマーでもあるシャラポア野口、メンバー4人全員がポップ・ソングライターでもある渚のベートーベンズ、ニュートラル・ミルク・ホテルやベイルートなどUSインディー志向のギリシャラブ、クラウス・ノミや天井桟敷を合わせたようなクレイジー・ポップなUn Jardin Brun(アン・ジャルダン・ブラン)、本日休演脱退後コツコツと宅録を続ける佐藤拓朗、新世代の友部正人といった趣の西洋彦、ドラッギーかつキャッチーなリフがクセになる無線、エレキギターとサンプラーを駆使したライヴがユーモラスなハロゲン木下……と、個性豊かな顔ぶれが揃いました。なかなか外には伝わらない京都のディープな面白さを実感してみてください。
Interviews/Columns

コラム
いま聴くべきは、こいつらだ! ──2018年最初の、OTOTOYおすすめ10選
昨年2017年も、CHAIやバレーボウイズ、台風クラブをはじめ、数多くのニュー・カマーが登場し、傑作を生み出すことでインディー・シーンを盛り上げていましたね。さて年は変わって2018年。今年はどんな音楽と出会うことができるのでしょうか?! 2018年に入り…

インタビュー
自分たちを素材として扱う、形式を超えた“エモさ”──本日休演『アイラブユー』リリース
京都を拠点に活動を続ける本日休演が、前作『けむをまけ』からおよそ2年の時を経て、フル・アルバム『アイラブユー』をリリースした。2015年12月に一度脱退した佐藤拓朗(Gt,Cho)のバンドへの復帰や、制作期間中にソングライティングも担っていたメンバーの故・…

インタビュー
京都発ギリシャラブ、初のフル・アルバム・リリース&インタビュー
多くのアーティスト、クリエイターたちが活躍する京都の音楽シーン。そんな京都インディー・シーンの新星「ギリシャラブ」が1stフル・アルバムをリリース。本作にはプロデューサーとして、同じく京都の音楽シーンで活躍をしている、本日休演の岩出拓十郎を迎えた。今回はリ…

連載
連載「隣の騒音 〜2014年の関西インディ・ミュージック・ガイド」第2回 本日休演
いちライターとして、いちリスナーとして、関西シーンの渦中にいる田中亮太が、すぐ隣で鳴っている騒音――今この瞬間、どうしても耳に入ってきて、耳を奪われてしまうサウンドを月1で紹介する「隣の騒音 ~2014年の関西インディ・ミュージック・ガイド」。第2回目は本…
Digital Catalog
京都が生んだ明らかな奇才、ギリシャラブ。前作のフルアルバム「魔・魔・魔・魔・魔」から1年、最新作6曲入りEP「無・無・無・無・無」の発売が決定。それは"破壊的なまでに高貴なポップソング集"とでもいうべき不穏な予感に満ちている。 六曲、十七分程度のこの作品の中にたびたび登場するのは、意味に乏しいリリックのリフレイン。それはアルファベットの羅列(M1『ABCD』)であったり「アブサン」という酒名の連呼(M3『アブサン』)であったりEPのタイトルでもある「無」という言葉の繰り返し(M5『無』)であったりするのだが、その無意味さがまさに彼らの禍々しい中毒性の源泉であり、最も刺激的な部分なのだ。総じて無機質なビートの上で変幻自在に唸りを上げる硬質なギター、憂いを含んだ響きで楽曲の舵取りを担うベースのアンサンブルが表現しているのは一回性と円環性、あるいは生と死、彼岸と此岸-その両立だ。最も豊かな「無」が、ここにはある。今作にはレコーディングエンジニアとして、ギリシャラブ・ギターの取坂直人、Mannish Recording Studioの石川泰隆 氏(Helsinki Lambda Club / 羊文学等)、STUDIO CRUSOEの西村曜 氏(17歳とベルリンの壁、Khaki、白い朝に咲く、kiss the gambler等)が参加。ミックス/マスタリングは石川泰隆 氏が担当。
京都が生んだ明らかな奇才、ギリシャラブ。前作のフルアルバム「魔・魔・魔・魔・魔」から1年、最新作6曲入りEP「無・無・無・無・無」の発売が決定。それは"破壊的なまでに高貴なポップソング集"とでもいうべき不穏な予感に満ちている。 六曲、十七分程度のこの作品の中にたびたび登場するのは、意味に乏しいリリックのリフレイン。それはアルファベットの羅列(M1『ABCD』)であったり「アブサン」という酒名の連呼(M3『アブサン』)であったりEPのタイトルでもある「無」という言葉の繰り返し(M5『無』)であったりするのだが、その無意味さがまさに彼らの禍々しい中毒性の源泉であり、最も刺激的な部分なのだ。総じて無機質なビートの上で変幻自在に唸りを上げる硬質なギター、憂いを含んだ響きで楽曲の舵取りを担うベースのアンサンブルが表現しているのは一回性と円環性、あるいは生と死、彼岸と此岸-その両立だ。最も豊かな「無」が、ここにはある。今作にはレコーディングエンジニアとして、ギリシャラブ・ギターの取坂直人、Mannish Recording Studioの石川泰隆 氏(Helsinki Lambda Club / 羊文学等)、STUDIO CRUSOEの西村曜 氏(17歳とベルリンの壁、Khaki、白い朝に咲く、kiss the gambler等)が参加。ミックス/マスタリングは石川泰隆 氏が担当。
ギリシャラブ、配信限定シングル『王様[Alternative]』を配信リリース! 数量限定の特典音源として配布された楽曲『王様』のリアレンジ・リミックスバージョン。
ファーストアルバム『初期の台風クラブ』より五年半、長らくお待たせしました! 京都発の三人組、”日本語ロックの西日”台風クラブ、待望のニューアルバムが堂々完成!! 私家盤シングル曲「火の玉ロック」「日暮し」「下宿屋ゆうれい」「野良よ!」をはじめ、敬愛するThe Beforersとのスプリット7インチに収録された「とんがりブーツ」「旅情」、盟友・家主とのスプリットCDに収録された「なななのか」など全10曲を収録。既発曲は新たなテイクも交えた形で再編集を行い、全曲に入念なミックスとマスタリングが施されました。 彩りのあるギター、歌うようなベース、情感豊かなドラムというシンプルな編成で紡ぐ、無垢で深い音楽愛を丹念に散りばめた粋なアレンジ。時に心踊るように、時に胸が締め付けられるように、琴線に触れる人懐っこいメロディ。そして、どこか憂いを帯びたボーカルと黄昏時に寄せた美しい日本語詞。日々抱え込んでいる、或いはかつて確かにあった情熱や感傷が滲む、あなたにとって生涯の友となり得る普遍的な魅力が詰まった作品となりました。 ロック/ポップスを愛する全ての音楽ファンに、 何度も針を落とした愛すべきレコードたちに、 そして焦げ付いてしまった青春に捧ぐ、渾身のセカンドアルバムです。
ファーストアルバム『初期の台風クラブ』より五年半、長らくお待たせしました! 京都発の三人組、”日本語ロックの西日”台風クラブ、待望のニューアルバムが堂々完成!! 私家盤シングル曲「火の玉ロック」「日暮し」「下宿屋ゆうれい」「野良よ!」をはじめ、敬愛するThe Beforersとのスプリット7インチに収録された「とんがりブーツ」「旅情」、盟友・家主とのスプリットCDに収録された「なななのか」など全10曲を収録。既発曲は新たなテイクも交えた形で再編集を行い、全曲に入念なミックスとマスタリングが施されました。 彩りのあるギター、歌うようなベース、情感豊かなドラムというシンプルな編成で紡ぐ、無垢で深い音楽愛を丹念に散りばめた粋なアレンジ。時に心踊るように、時に胸が締め付けられるように、琴線に触れる人懐っこいメロディ。そして、どこか憂いを帯びたボーカルと黄昏時に寄せた美しい日本語詞。日々抱え込んでいる、或いはかつて確かにあった情熱や感傷が滲む、あなたにとって生涯の友となり得る普遍的な魅力が詰まった作品となりました。 ロック/ポップスを愛する全ての音楽ファンに、 何度も針を落とした愛すべきレコードたちに、 そして焦げ付いてしまった青春に捧ぐ、渾身のセカンドアルバムです。
京都インディー・シーンのブライテスト・ホープの呼び声も高いバンド、ギリシャラブが遂に東京に進出。3rdフルアルバムを堂々リリース!ドレスコーズ志磨遼平主催のイエスレコードを離れ、新たに設立した自主レーベル<都市国家レコード>からリリースされる今作。ギリシャラブの持ち味であるひねくれたセンスはそのままに、より純度の高いポップ・アルバムが完成した。リード・トラック『カフェ・オ・レ』の、美しいコーラス・ワーク、警句と幻想、現実と夢の入り混じった、幻想的でありながらひとさじのユーモアを加えたボーカル天川悠雅の歌詞の紡ぎ出す世界はギリシャラブのディスコグラフィーの中でも白眉と言えるだろう。
京都インディー・シーンのブライテスト・ホープの呼び声も高いバンド、ギリシャラブが遂に東京に進出。3rdフルアルバムを堂々リリース!ドレスコーズ志磨遼平主催のイエスレコードを離れ、新たに設立した自主レーベル<都市国家レコード>からリリースされる今作。ギリシャラブの持ち味であるひねくれたセンスはそのままに、より純度の高いポップ・アルバムが完成した。リード・トラック『カフェ・オ・レ』の、美しいコーラス・ワーク、警句と幻想、現実と夢の入り混じった、幻想的でありながらひとさじのユーモアを加えたボーカル天川悠雅の歌詞の紡ぎ出す世界はギリシャラブのディスコグラフィーの中でも白眉と言えるだろう。
京都が生んだ異形のロックバンド・本日休演。ピュアな衝動から自由奔放なサウンドを鳴らしている彼らが2015年〜2019年に行ったライブより代表曲「けむをまこう」や最新曲「アレルギー」を含む、現メンバーが選りすぐった全8曲。ミックス・マスタリングは中村宗一郎(PEACE MUSIC)。
京都が生んだ異形のロックバンド・本日休演。ピュアな衝動から自由奔放なサウンドを鳴らしている彼らが2015年〜2019年に行ったライブより代表曲「けむをまこう」や最新曲「アレルギー」を含む、現メンバーが選りすぐった全8曲。ミックス・マスタリングは中村宗一郎(PEACE MUSIC)。
古今東西の音楽をジャンルレスに横断し、独自のサウンドに昇華させてきたロックバンド・本日休演、トリオ編成になり新たなフェーズの一端を記すニューシングル。録音・ミックス・マスタリングを坂本慎太郎、OGRE YOU ASSHOLEらを手掛ける名匠・中村宗一郎(PEACE MUSIC)が担当、歪で呪術的なグルーヴが加速していく異形のコールド・ファンク「アレルギー」と揺れや間を生かした重厚でメロウなタッチの「何もない日」の2曲を収録。
古今東西の音楽をジャンルレスに横断し、独自のサウンドに昇華させてきたロックバンド・本日休演、トリオ編成になり新たなフェーズの一端を記すニューシングル。録音・ミックス・マスタリングを坂本慎太郎、OGRE YOU ASSHOLEらを手掛ける名匠・中村宗一郎(PEACE MUSIC)が担当、歪で呪術的なグルーヴが加速していく異形のコールド・ファンク「アレルギー」と揺れや間を生かした重厚でメロウなタッチの「何もない日」の2曲を収録。
京都のブライテスト・ホープ「ギリシャラブ」待望の2nd Albumをお届けいたします。私、志磨遼平が監修する《イエスレコード》初の新人アーティストとして昨年1月にリリースしたEP『(冬の)路上』を経て、新メンバーと共に大きな音楽的転換を果たした彼らは、ディスコ・ポップ/ガレージ・サイケ/フレンチ・エレクトロからラップ〜リーディングまで、すべての退廃的で美しいインディー・ミュージックの化合物のような傑作を完成させました。それでもやはり特筆すべきは、ソングライティングを手がける天川くん(Vo.)の卓越した詩世界であります。まるでヨーロッパ映画のようにノワールで刹那的な彼のポエジーと肉感的な声こそがギリシャラブの比類なき魅力とも言えるでしょう。昨年は東京でのワンマン公演もソールドアウトとなり、あわせてサブスクリプションが解禁された1st Album『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』も再生ランキングに浮上するなど、ますます人気が高まる彼らに負けじとぼくも頑張る所存であります。ギリシャラブの今後にどうぞご期待下さい。イエスレコード代表 志磨遼平(ドレスコーズ/毛皮のマリーズ)もしも闇がみたいなら、暗いところに行かなくっても、目を閉じればいい。まぶたの裏には、どこまで行っても真っ暗闇の、広い世界がある。それを空洞と呼んでもいい。無意識の大空洞。ぼくはこのアルバムで、この「空洞」について歌うことにした。このアルバムを聴いたって、大した教訓は得られないかもしれない。何かものを考えたい人は、『現代思想』でも読めばいい。『悪夢へようこそ!』は、未来の街を、オートバイでぶっ飛ばしたあとに、砂浜で踊って、くたくたになったからだを夜の海に仰向けに浮かべる、そんなアルバムだから、そういう体験がしたければ、このアルバムを聴けばいい。教訓ってほどでもないけれど、今、改めてこのアルバムを聴いてみて、わかったことがある。それは……。形のないものは怖いってこと。愛でも、幽霊でも。ギリシャラブ 天川悠雅
美しき“日本語ロックの西日”!台風クラブ、待望のファースト・フル・アルバム!歌に寄り添いながらも躍動するベース、タメの効いた歌心溢れるドラム、小気味いいリズムを刻みながら、時に泣きじゃくるギター。最小限の編成が生むとぐろを巻いたグルーヴと、閃きに満ちた人懐っこいメロディ、随所に光る繊細で粋なアレンジ。そして、Vo./Gt.石塚が気怠げに歌う退屈な感情、やるせなさ、どん詰まり…美しい日本語の文法でもって、鮮やかに描き切った捻くれた青春の成れの果て。そんな黄昏に想いを重ねる僕らに、まるで古い友人のように優しげな眼差しを向けるポップネス。これら全てが有機的に、奇跡的なバランスで邂逅を果たした10篇の青春狂走曲。
志磨遼平(ドレスコーズ)監修イエス・レコード 第一弾アーティスト〈天川によるバンドと作品の解説〉 どうも、天川です。ギリシャラブのボーカルをやっています。ここではギリシャラブ並びにアルバム『(冬の)路上』について、かんたんに解説します。 ギリシャラブというバンドに特筆すべき点があるとすれば、膨大な引用並びに参照にあるとわたしは考えます。前作『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』でもそれは顕著でしたけれど、今作『(冬の)路上』ではそれが、曲に、よりポップな性格を付与している。ブラー、ジョルジュ・バタイユ、デッド・オア・アライブ、おとぎ話、マルグリット・デュラス、アレハンドロ・ホドロフスキー、アルベール・カミュ、アレン・レネ、プリンス、ゲーテ、ムーンライダーズ、ルーファス・ウェインライト、ウォッシュト・アウト……。このままだと、資料文のなかでさえ膨大な引用をしてしまいそうなので、このくらいにしておきましょう。 ともかく。彼らが皆手をつないで、こちら側へ歩み寄ってくるのが、わたしには見えました。ぼくは彼らのおかげで、ある力を得たようでした。それは意識の跳躍力、ある場所から別の場所に跳ぶ力でした。 一方で、その代償に両手足に枷をはめられてしまいました。それは「ポップ」という名の枷でした。 前作『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』を作っているときは、その枷から逃れようと、闇雲に跳びました。でも今作『(冬の)路上』では、もうその必要すらありませんでした。 わたしは、「ポップ」とは、わたしが得た跳躍力のことにちがいない、とおもっておりました。でもそれでは超えられないくらい高い壁というものに当たったとき、悟りました。「ポップ」というものは、壁を跳び越えるだけのものでなく、壁を壊すものでもあると。 こうした考えは、ある種、いまの音楽界のトレンド、あるいは常識とすらいってもいいのかもしれない。それでもなお、ギリシャラブが、他のバンドと明確に違う点があるとするなら、壁を壊すためであっても、あるいはどれだけの壁を壊したとしても、けっして「ポップ」の枷をとらない、とろうとしない、というところだとおもいます。『(冬の)路上』は、意固地にポップなアルバムです。
京都を拠点に活動する5人組現役京大生バンド。ここ最近注目を集めつつあり、2015年の夏にはくるりが主催する京都音博プレイベントに出演。そんな彼らのセカンドアルバム。ジャケットは漫画家、小池桂一氏。マスタリングは中村宗一郎氏。気合の入ったセカンドアルバムは、北アフリカはモロッコ音楽から、レゲエ、カントリー、はたまたハンマービートまでなんでもござれの楽しいアルバム。一見バラバラなように思えるが、ここが彼らの懐の大きさ。『けむをまけ』の合言葉で万事解決。何を読み取るかはあなた次第。踊ってよし、昼寝してよし、ドライブによし。気持ちイイときにも、楽しいときにも悲しいときにもあなたのそばに寄り添います。
軽やかに風を運んでくる京都発・激注目インディ・トラッド・バンド!! 京都から現れた5人組バンド、本日休演。東京を拠点とした新鋭レーベル、ミロクレコーズから10曲入りファースト・アルバムが登場です。鍵盤や管楽器が色どりを添えるまろやかなバンド・アンサンブルに、複数のメンバーがなぞる賑やかなメロディ・センスがめちゃくちゃ素晴らしい!! ふくよかなグルーヴを醸す5人のアンサンブルに、管楽器やマンドリンなど様々な楽器が華やぎを加える、色彩豊かな新世代トラッド・ロック! 卓抜したテクニックがあるわけではないもののエモーションに偽りのないヴォーカルの滋味、複数人の歌声が重なる様も素晴らしいです。
Turntable Films、Homecomings、Hi,how are you?、Madegg、In The Blue Shirts、長谷川健一、キツネの嫁入り、吉田省念、中村佳穂など多くのインディー・アーティスト、クリエイターたちが軽やかに活動する京都の音楽。その多様性を実感できるユニークな京都の若手アーティストたちを集めたコンピレーション・アルバムがいよいよ全国流通で登場! コンパイルしたのは、京都在住の音楽評論家/ライターの岡村詩野。その岡村が新たに立ち上げたHelga Pressからの第1弾作品です。昨年発表されたセカンド・アルバム『けむをまけ』がくるり岸田繁からも絶賛された本日休演、東京でも昨今人気を集める生きのいい3ピース・バンドの台風クラブ、牧歌的ながら知的な歌ものスタイルが静かな話題を集める風の又サニーのドラマーでもあるシャラポア野口、メンバー4人全員がポップ・ソングライターでもある渚のベートーベンズ、ニュートラル・ミルク・ホテルやベイルートなどUSインディー志向のギリシャラブ、クラウス・ノミや天井桟敷を合わせたようなクレイジー・ポップなUn Jardin Brun(アン・ジャルダン・ブラン)、本日休演脱退後コツコツと宅録を続ける佐藤拓朗、新世代の友部正人といった趣の西洋彦、ドラッギーかつキャッチーなリフがクセになる無線、エレキギターとサンプラーを駆使したライヴがユーモラスなハロゲン木下……と、個性豊かな顔ぶれが揃いました。なかなか外には伝わらない京都のディープな面白さを実感してみてください。
''薔薇がなくちゃ生きていけない''デビュー40周年記念、ムーンライダーズを慕い影響を受けてきた次世代アーティスト達が果敢に挑むトリビュート・アルバムが発売!
Bonus!''薔薇がなくちゃ生きていけない''デビュー40周年記念、ムーンライダーズを慕い影響を受けてきた次世代アーティスト達が果敢に挑むトリビュート・アルバムが発売!
Bonus!'''※2014年10月7日 18:30までにダウンロードされたかたへ'''^ ''音源に不具合があった為、M06、M12、M20の音源を差し替えいたしました。お手数ではございますが、再度ダウンロードいただけますようお願いいたします。(2014年10月7日追記)''^ ボロフェスタのコンセプト、知名度の有無やジャンルに関係なく主催者が「観たい! 呼びたい!」と思うアーティストのみをブッキング。たしかに名前の知らないバンドもちらほら… という方も少なくないはず。でも実際どんなやねん! そんな皆様に向けてオリジナルコンピレーションアルバムを配信致します! 収録バンドは何と20組。もちろん既にご存知の皆様の予習にも、観に行けないあなたの心の癒しにも、迷ってるあの子の決め手にも! (メシアと人人 Dr.福田夏子)
Digital Catalog
京都が生んだ明らかな奇才、ギリシャラブ。前作のフルアルバム「魔・魔・魔・魔・魔」から1年、最新作6曲入りEP「無・無・無・無・無」の発売が決定。それは"破壊的なまでに高貴なポップソング集"とでもいうべき不穏な予感に満ちている。 六曲、十七分程度のこの作品の中にたびたび登場するのは、意味に乏しいリリックのリフレイン。それはアルファベットの羅列(M1『ABCD』)であったり「アブサン」という酒名の連呼(M3『アブサン』)であったりEPのタイトルでもある「無」という言葉の繰り返し(M5『無』)であったりするのだが、その無意味さがまさに彼らの禍々しい中毒性の源泉であり、最も刺激的な部分なのだ。総じて無機質なビートの上で変幻自在に唸りを上げる硬質なギター、憂いを含んだ響きで楽曲の舵取りを担うベースのアンサンブルが表現しているのは一回性と円環性、あるいは生と死、彼岸と此岸-その両立だ。最も豊かな「無」が、ここにはある。今作にはレコーディングエンジニアとして、ギリシャラブ・ギターの取坂直人、Mannish Recording Studioの石川泰隆 氏(Helsinki Lambda Club / 羊文学等)、STUDIO CRUSOEの西村曜 氏(17歳とベルリンの壁、Khaki、白い朝に咲く、kiss the gambler等)が参加。ミックス/マスタリングは石川泰隆 氏が担当。
京都が生んだ明らかな奇才、ギリシャラブ。前作のフルアルバム「魔・魔・魔・魔・魔」から1年、最新作6曲入りEP「無・無・無・無・無」の発売が決定。それは"破壊的なまでに高貴なポップソング集"とでもいうべき不穏な予感に満ちている。 六曲、十七分程度のこの作品の中にたびたび登場するのは、意味に乏しいリリックのリフレイン。それはアルファベットの羅列(M1『ABCD』)であったり「アブサン」という酒名の連呼(M3『アブサン』)であったりEPのタイトルでもある「無」という言葉の繰り返し(M5『無』)であったりするのだが、その無意味さがまさに彼らの禍々しい中毒性の源泉であり、最も刺激的な部分なのだ。総じて無機質なビートの上で変幻自在に唸りを上げる硬質なギター、憂いを含んだ響きで楽曲の舵取りを担うベースのアンサンブルが表現しているのは一回性と円環性、あるいは生と死、彼岸と此岸-その両立だ。最も豊かな「無」が、ここにはある。今作にはレコーディングエンジニアとして、ギリシャラブ・ギターの取坂直人、Mannish Recording Studioの石川泰隆 氏(Helsinki Lambda Club / 羊文学等)、STUDIO CRUSOEの西村曜 氏(17歳とベルリンの壁、Khaki、白い朝に咲く、kiss the gambler等)が参加。ミックス/マスタリングは石川泰隆 氏が担当。
ギリシャラブ、配信限定シングル『王様[Alternative]』を配信リリース! 数量限定の特典音源として配布された楽曲『王様』のリアレンジ・リミックスバージョン。
ファーストアルバム『初期の台風クラブ』より五年半、長らくお待たせしました! 京都発の三人組、”日本語ロックの西日”台風クラブ、待望のニューアルバムが堂々完成!! 私家盤シングル曲「火の玉ロック」「日暮し」「下宿屋ゆうれい」「野良よ!」をはじめ、敬愛するThe Beforersとのスプリット7インチに収録された「とんがりブーツ」「旅情」、盟友・家主とのスプリットCDに収録された「なななのか」など全10曲を収録。既発曲は新たなテイクも交えた形で再編集を行い、全曲に入念なミックスとマスタリングが施されました。 彩りのあるギター、歌うようなベース、情感豊かなドラムというシンプルな編成で紡ぐ、無垢で深い音楽愛を丹念に散りばめた粋なアレンジ。時に心踊るように、時に胸が締め付けられるように、琴線に触れる人懐っこいメロディ。そして、どこか憂いを帯びたボーカルと黄昏時に寄せた美しい日本語詞。日々抱え込んでいる、或いはかつて確かにあった情熱や感傷が滲む、あなたにとって生涯の友となり得る普遍的な魅力が詰まった作品となりました。 ロック/ポップスを愛する全ての音楽ファンに、 何度も針を落とした愛すべきレコードたちに、 そして焦げ付いてしまった青春に捧ぐ、渾身のセカンドアルバムです。
ファーストアルバム『初期の台風クラブ』より五年半、長らくお待たせしました! 京都発の三人組、”日本語ロックの西日”台風クラブ、待望のニューアルバムが堂々完成!! 私家盤シングル曲「火の玉ロック」「日暮し」「下宿屋ゆうれい」「野良よ!」をはじめ、敬愛するThe Beforersとのスプリット7インチに収録された「とんがりブーツ」「旅情」、盟友・家主とのスプリットCDに収録された「なななのか」など全10曲を収録。既発曲は新たなテイクも交えた形で再編集を行い、全曲に入念なミックスとマスタリングが施されました。 彩りのあるギター、歌うようなベース、情感豊かなドラムというシンプルな編成で紡ぐ、無垢で深い音楽愛を丹念に散りばめた粋なアレンジ。時に心踊るように、時に胸が締め付けられるように、琴線に触れる人懐っこいメロディ。そして、どこか憂いを帯びたボーカルと黄昏時に寄せた美しい日本語詞。日々抱え込んでいる、或いはかつて確かにあった情熱や感傷が滲む、あなたにとって生涯の友となり得る普遍的な魅力が詰まった作品となりました。 ロック/ポップスを愛する全ての音楽ファンに、 何度も針を落とした愛すべきレコードたちに、 そして焦げ付いてしまった青春に捧ぐ、渾身のセカンドアルバムです。
京都インディー・シーンのブライテスト・ホープの呼び声も高いバンド、ギリシャラブが遂に東京に進出。3rdフルアルバムを堂々リリース!ドレスコーズ志磨遼平主催のイエスレコードを離れ、新たに設立した自主レーベル<都市国家レコード>からリリースされる今作。ギリシャラブの持ち味であるひねくれたセンスはそのままに、より純度の高いポップ・アルバムが完成した。リード・トラック『カフェ・オ・レ』の、美しいコーラス・ワーク、警句と幻想、現実と夢の入り混じった、幻想的でありながらひとさじのユーモアを加えたボーカル天川悠雅の歌詞の紡ぎ出す世界はギリシャラブのディスコグラフィーの中でも白眉と言えるだろう。
京都インディー・シーンのブライテスト・ホープの呼び声も高いバンド、ギリシャラブが遂に東京に進出。3rdフルアルバムを堂々リリース!ドレスコーズ志磨遼平主催のイエスレコードを離れ、新たに設立した自主レーベル<都市国家レコード>からリリースされる今作。ギリシャラブの持ち味であるひねくれたセンスはそのままに、より純度の高いポップ・アルバムが完成した。リード・トラック『カフェ・オ・レ』の、美しいコーラス・ワーク、警句と幻想、現実と夢の入り混じった、幻想的でありながらひとさじのユーモアを加えたボーカル天川悠雅の歌詞の紡ぎ出す世界はギリシャラブのディスコグラフィーの中でも白眉と言えるだろう。
京都が生んだ異形のロックバンド・本日休演。ピュアな衝動から自由奔放なサウンドを鳴らしている彼らが2015年〜2019年に行ったライブより代表曲「けむをまこう」や最新曲「アレルギー」を含む、現メンバーが選りすぐった全8曲。ミックス・マスタリングは中村宗一郎(PEACE MUSIC)。
京都が生んだ異形のロックバンド・本日休演。ピュアな衝動から自由奔放なサウンドを鳴らしている彼らが2015年〜2019年に行ったライブより代表曲「けむをまこう」や最新曲「アレルギー」を含む、現メンバーが選りすぐった全8曲。ミックス・マスタリングは中村宗一郎(PEACE MUSIC)。
古今東西の音楽をジャンルレスに横断し、独自のサウンドに昇華させてきたロックバンド・本日休演、トリオ編成になり新たなフェーズの一端を記すニューシングル。録音・ミックス・マスタリングを坂本慎太郎、OGRE YOU ASSHOLEらを手掛ける名匠・中村宗一郎(PEACE MUSIC)が担当、歪で呪術的なグルーヴが加速していく異形のコールド・ファンク「アレルギー」と揺れや間を生かした重厚でメロウなタッチの「何もない日」の2曲を収録。
古今東西の音楽をジャンルレスに横断し、独自のサウンドに昇華させてきたロックバンド・本日休演、トリオ編成になり新たなフェーズの一端を記すニューシングル。録音・ミックス・マスタリングを坂本慎太郎、OGRE YOU ASSHOLEらを手掛ける名匠・中村宗一郎(PEACE MUSIC)が担当、歪で呪術的なグルーヴが加速していく異形のコールド・ファンク「アレルギー」と揺れや間を生かした重厚でメロウなタッチの「何もない日」の2曲を収録。
京都のブライテスト・ホープ「ギリシャラブ」待望の2nd Albumをお届けいたします。私、志磨遼平が監修する《イエスレコード》初の新人アーティストとして昨年1月にリリースしたEP『(冬の)路上』を経て、新メンバーと共に大きな音楽的転換を果たした彼らは、ディスコ・ポップ/ガレージ・サイケ/フレンチ・エレクトロからラップ〜リーディングまで、すべての退廃的で美しいインディー・ミュージックの化合物のような傑作を完成させました。それでもやはり特筆すべきは、ソングライティングを手がける天川くん(Vo.)の卓越した詩世界であります。まるでヨーロッパ映画のようにノワールで刹那的な彼のポエジーと肉感的な声こそがギリシャラブの比類なき魅力とも言えるでしょう。昨年は東京でのワンマン公演もソールドアウトとなり、あわせてサブスクリプションが解禁された1st Album『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』も再生ランキングに浮上するなど、ますます人気が高まる彼らに負けじとぼくも頑張る所存であります。ギリシャラブの今後にどうぞご期待下さい。イエスレコード代表 志磨遼平(ドレスコーズ/毛皮のマリーズ)もしも闇がみたいなら、暗いところに行かなくっても、目を閉じればいい。まぶたの裏には、どこまで行っても真っ暗闇の、広い世界がある。それを空洞と呼んでもいい。無意識の大空洞。ぼくはこのアルバムで、この「空洞」について歌うことにした。このアルバムを聴いたって、大した教訓は得られないかもしれない。何かものを考えたい人は、『現代思想』でも読めばいい。『悪夢へようこそ!』は、未来の街を、オートバイでぶっ飛ばしたあとに、砂浜で踊って、くたくたになったからだを夜の海に仰向けに浮かべる、そんなアルバムだから、そういう体験がしたければ、このアルバムを聴けばいい。教訓ってほどでもないけれど、今、改めてこのアルバムを聴いてみて、わかったことがある。それは……。形のないものは怖いってこと。愛でも、幽霊でも。ギリシャラブ 天川悠雅
美しき“日本語ロックの西日”!台風クラブ、待望のファースト・フル・アルバム!歌に寄り添いながらも躍動するベース、タメの効いた歌心溢れるドラム、小気味いいリズムを刻みながら、時に泣きじゃくるギター。最小限の編成が生むとぐろを巻いたグルーヴと、閃きに満ちた人懐っこいメロディ、随所に光る繊細で粋なアレンジ。そして、Vo./Gt.石塚が気怠げに歌う退屈な感情、やるせなさ、どん詰まり…美しい日本語の文法でもって、鮮やかに描き切った捻くれた青春の成れの果て。そんな黄昏に想いを重ねる僕らに、まるで古い友人のように優しげな眼差しを向けるポップネス。これら全てが有機的に、奇跡的なバランスで邂逅を果たした10篇の青春狂走曲。
志磨遼平(ドレスコーズ)監修イエス・レコード 第一弾アーティスト〈天川によるバンドと作品の解説〉 どうも、天川です。ギリシャラブのボーカルをやっています。ここではギリシャラブ並びにアルバム『(冬の)路上』について、かんたんに解説します。 ギリシャラブというバンドに特筆すべき点があるとすれば、膨大な引用並びに参照にあるとわたしは考えます。前作『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』でもそれは顕著でしたけれど、今作『(冬の)路上』ではそれが、曲に、よりポップな性格を付与している。ブラー、ジョルジュ・バタイユ、デッド・オア・アライブ、おとぎ話、マルグリット・デュラス、アレハンドロ・ホドロフスキー、アルベール・カミュ、アレン・レネ、プリンス、ゲーテ、ムーンライダーズ、ルーファス・ウェインライト、ウォッシュト・アウト……。このままだと、資料文のなかでさえ膨大な引用をしてしまいそうなので、このくらいにしておきましょう。 ともかく。彼らが皆手をつないで、こちら側へ歩み寄ってくるのが、わたしには見えました。ぼくは彼らのおかげで、ある力を得たようでした。それは意識の跳躍力、ある場所から別の場所に跳ぶ力でした。 一方で、その代償に両手足に枷をはめられてしまいました。それは「ポップ」という名の枷でした。 前作『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』を作っているときは、その枷から逃れようと、闇雲に跳びました。でも今作『(冬の)路上』では、もうその必要すらありませんでした。 わたしは、「ポップ」とは、わたしが得た跳躍力のことにちがいない、とおもっておりました。でもそれでは超えられないくらい高い壁というものに当たったとき、悟りました。「ポップ」というものは、壁を跳び越えるだけのものでなく、壁を壊すものでもあると。 こうした考えは、ある種、いまの音楽界のトレンド、あるいは常識とすらいってもいいのかもしれない。それでもなお、ギリシャラブが、他のバンドと明確に違う点があるとするなら、壁を壊すためであっても、あるいはどれだけの壁を壊したとしても、けっして「ポップ」の枷をとらない、とろうとしない、というところだとおもいます。『(冬の)路上』は、意固地にポップなアルバムです。
京都を拠点に活動する5人組現役京大生バンド。ここ最近注目を集めつつあり、2015年の夏にはくるりが主催する京都音博プレイベントに出演。そんな彼らのセカンドアルバム。ジャケットは漫画家、小池桂一氏。マスタリングは中村宗一郎氏。気合の入ったセカンドアルバムは、北アフリカはモロッコ音楽から、レゲエ、カントリー、はたまたハンマービートまでなんでもござれの楽しいアルバム。一見バラバラなように思えるが、ここが彼らの懐の大きさ。『けむをまけ』の合言葉で万事解決。何を読み取るかはあなた次第。踊ってよし、昼寝してよし、ドライブによし。気持ちイイときにも、楽しいときにも悲しいときにもあなたのそばに寄り添います。
軽やかに風を運んでくる京都発・激注目インディ・トラッド・バンド!! 京都から現れた5人組バンド、本日休演。東京を拠点とした新鋭レーベル、ミロクレコーズから10曲入りファースト・アルバムが登場です。鍵盤や管楽器が色どりを添えるまろやかなバンド・アンサンブルに、複数のメンバーがなぞる賑やかなメロディ・センスがめちゃくちゃ素晴らしい!! ふくよかなグルーヴを醸す5人のアンサンブルに、管楽器やマンドリンなど様々な楽器が華やぎを加える、色彩豊かな新世代トラッド・ロック! 卓抜したテクニックがあるわけではないもののエモーションに偽りのないヴォーカルの滋味、複数人の歌声が重なる様も素晴らしいです。
Turntable Films、Homecomings、Hi,how are you?、Madegg、In The Blue Shirts、長谷川健一、キツネの嫁入り、吉田省念、中村佳穂など多くのインディー・アーティスト、クリエイターたちが軽やかに活動する京都の音楽。その多様性を実感できるユニークな京都の若手アーティストたちを集めたコンピレーション・アルバムがいよいよ全国流通で登場! コンパイルしたのは、京都在住の音楽評論家/ライターの岡村詩野。その岡村が新たに立ち上げたHelga Pressからの第1弾作品です。昨年発表されたセカンド・アルバム『けむをまけ』がくるり岸田繁からも絶賛された本日休演、東京でも昨今人気を集める生きのいい3ピース・バンドの台風クラブ、牧歌的ながら知的な歌ものスタイルが静かな話題を集める風の又サニーのドラマーでもあるシャラポア野口、メンバー4人全員がポップ・ソングライターでもある渚のベートーベンズ、ニュートラル・ミルク・ホテルやベイルートなどUSインディー志向のギリシャラブ、クラウス・ノミや天井桟敷を合わせたようなクレイジー・ポップなUn Jardin Brun(アン・ジャルダン・ブラン)、本日休演脱退後コツコツと宅録を続ける佐藤拓朗、新世代の友部正人といった趣の西洋彦、ドラッギーかつキャッチーなリフがクセになる無線、エレキギターとサンプラーを駆使したライヴがユーモラスなハロゲン木下……と、個性豊かな顔ぶれが揃いました。なかなか外には伝わらない京都のディープな面白さを実感してみてください。
''薔薇がなくちゃ生きていけない''デビュー40周年記念、ムーンライダーズを慕い影響を受けてきた次世代アーティスト達が果敢に挑むトリビュート・アルバムが発売!
Bonus!''薔薇がなくちゃ生きていけない''デビュー40周年記念、ムーンライダーズを慕い影響を受けてきた次世代アーティスト達が果敢に挑むトリビュート・アルバムが発売!
Bonus!'''※2014年10月7日 18:30までにダウンロードされたかたへ'''^ ''音源に不具合があった為、M06、M12、M20の音源を差し替えいたしました。お手数ではございますが、再度ダウンロードいただけますようお願いいたします。(2014年10月7日追記)''^ ボロフェスタのコンセプト、知名度の有無やジャンルに関係なく主催者が「観たい! 呼びたい!」と思うアーティストのみをブッキング。たしかに名前の知らないバンドもちらほら… という方も少なくないはず。でも実際どんなやねん! そんな皆様に向けてオリジナルコンピレーションアルバムを配信致します! 収録バンドは何と20組。もちろん既にご存知の皆様の予習にも、観に行けないあなたの心の癒しにも、迷ってるあの子の決め手にも! (メシアと人人 Dr.福田夏子)
Interviews/Columns

コラム
いま聴くべきは、こいつらだ! ──2018年最初の、OTOTOYおすすめ10選
昨年2017年も、CHAIやバレーボウイズ、台風クラブをはじめ、数多くのニュー・カマーが登場し、傑作を生み出すことでインディー・シーンを盛り上げていましたね。さて年は変わって2018年。今年はどんな音楽と出会うことができるのでしょうか?! 2018年に入り…

インタビュー
自分たちを素材として扱う、形式を超えた“エモさ”──本日休演『アイラブユー』リリース
京都を拠点に活動を続ける本日休演が、前作『けむをまけ』からおよそ2年の時を経て、フル・アルバム『アイラブユー』をリリースした。2015年12月に一度脱退した佐藤拓朗(Gt,Cho)のバンドへの復帰や、制作期間中にソングライティングも担っていたメンバーの故・…

インタビュー
京都発ギリシャラブ、初のフル・アルバム・リリース&インタビュー
多くのアーティスト、クリエイターたちが活躍する京都の音楽シーン。そんな京都インディー・シーンの新星「ギリシャラブ」が1stフル・アルバムをリリース。本作にはプロデューサーとして、同じく京都の音楽シーンで活躍をしている、本日休演の岩出拓十郎を迎えた。今回はリ…

連載
連載「隣の騒音 〜2014年の関西インディ・ミュージック・ガイド」第2回 本日休演
いちライターとして、いちリスナーとして、関西シーンの渦中にいる田中亮太が、すぐ隣で鳴っている騒音――今この瞬間、どうしても耳に入ってきて、耳を奪われてしまうサウンドを月1で紹介する「隣の騒音 ~2014年の関西インディ・ミュージック・ガイド」。第2回目は本…