OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) 今から約10年ほど前、私はヒトリエというロックバンドの大ファンでした (もちろん今でも大好きなのですが、あまりライブに足を運べていないので大ファンと名乗るのは恐れ多く……)。CDが出ればメンバーの店周りに合わせてCDショップに行き、ラジオや雑誌も欠かさずチェック、学生だったのでライブはたまのご褒美に。バンドのライブがどれだけかっこいいか、ロックがどれだけ素晴らしい音楽かを教えてくれたのは間違いなく彼らなのです。...…
OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) 今年の夏はいつも以上に一瞬で過ぎ去る感覚がありました。イベントを主催したり新しい音楽活動を始動させたりバタバタであまり記憶がない…。ということで今年の夏を軽く振り返ってみようと思います。(感覚としての) 夏の始まり7月、最初に印象に残っているのが渋谷クアトロで開催された〈Pure vibes only ~場面 Scene~〉でした。渋谷クアトロで開催されている〈Pure vibes only〉。この回はシリーズ初の深夜開催で、メインフロ…
OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) 夏に公開された映画『スーパーマン』から、ジェームズ・ガン総指揮のもと本格的に始動したDCU (DCユニバース)。これまであったDCEU (DCエクステンデッド・ユニバース) と接続する作品となるドラマ作品『ピースメイカー シーズン2』が8月末からU-NEXT独占で配信していたんですが、今日2025年10月10日 (金) で最終回。今この筆を取っている現段階でもう配信開始しましたが、まだ見てません (早く帰って正座して見たい気持ちを抑えつ…
10月からスタートする2025年秋期アニメ作品の、OPテーマ&EDテーマ&主題歌を一気にチェック!随時追加していきますので、お目当ての作品を見逃し、聴き逃しなきよう!あ行/か行/さ行/た行/な行/は行/ま行/や行/ら行/わ行/ EDテーマ:XAI「その瞳で」 EDテーマ:BONNIE PINK「Like Gravity」...…
OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) この項で何度か取り上げておりますが、特に1990年代から2000年代にかけて、R&B、もしくはマドンナのようなポップ・ディーヴァあたりの、デフ・ミックス(フランキー・ナックルズ、デヴィッド・モラレス、富家哲、ヘクター・ロメロによる)ハウス・ミュージックのリミックスが一番顕著ですが、そうしたダンス・ミュージックによるリミックスが重要なプロモーション・ツールだった時期があります(フロアでかけてもらえることで知名度をあげるなど)。...…
OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) 最近、DECO*27の名曲「モニタリング」のリミックスがリリースされました。これを機にしっかり聴いてみると、やはりめちゃくちゃかっこいい。昔からかっこいいし、今聴いても心が震える楽曲はたくさんあるのだけれど、当時よりも複雑化した現代のシーンに適応した楽曲を聴くとすごく嬉しくなる。...…
OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) 「まだ半袖でいいや」と思っていたら、気づけば年末はすぐそこ。年末といえば、大晦日。大晦日といえば、「NHK紅白歌合戦」。というわけで、恒例「EDITOR'S CHOICE」紅白初出場予想を今年もお届け。まず大本命は、ちゃんみながプロデュースを担当し、BMSGのオーディション番組『No No Girls』から誕生した HANA。デビュー直後からチャートを賑わせ、人気・実力ともに抜群。今年の紅白初出場候補として最有力。さらに、「コーチェラ」…
OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) 去年ごろから民族音楽を聴くようになった。ダンスミュージックの中でトライバルや太鼓の音、チャントが入っているものが面白いなと思ったのも大きかった気がするけれど、やはりJon Hassell『Vernal Equinox』の再発がきっかけだろう。第一世界の目線で第三世界の音楽を取り込むという発想は、〈Nyege Nyege〉はじめダンスミュージックにおいては殆ど意味をなさなくなりつつあるとはいえ、いまだに新鮮さを保っていると思う。民族音楽が…
2022年3月2日、kurayamisakaの物語はTwitter(X)のあの投稿から始まった。テキストもなく、動画だけがアップロードされたそのポストは、瞬く間にバンドマンや早耳リスナーの間で話題となり、〈下北沢近松〉での初ライブは異例の超満員に。以降、2023年にEP『kimi wo omotteiru』を発表し、2024年には〈FUJI ROCK FESTIVAL '24〉ROOKIE A GO-GO STAGEに出演。Homecomingsやリーガルリリーといった憧れのバンドとも共演を重ね、快進撃を…
OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) 伝説のSFバイオレンス・アクション映画『狂い咲きサンダーロード』をシネマート新宿で観てきた。石井聰亙 (石井岳龍) が日本大学藝術学部映画学科在籍時に制作した1980年の作品。限られた技術のなかで、爆発力を持った並々ならぬ熱意と気迫が画面であふれんばかりに表現され、今なお観る者の心を鷲掴みにする。「とにかく何かやってやりたいんだ!」という衝動が奇抜なキャラ設定やセリフの端々など演出に現れていて、その尖り方が本当にツボ。...…
OTOTOY編集者の週替わりプレイリOAスト&コラム(毎週金曜日更新) 大掃除といえば年末年始や新学期が始まる春にやるもの、というイメージがある。ところが、今年は異例の「真夏の大掃除」を行った (人の手伝いだけど)。早起きして支度して、クーラーを消して窓を開けて、ってもうこの段階で暑くて先行きが不安になる。ひたすらいらない物を袋に詰めて、ゴミ捨て場に持って行って……を繰り返して1時間。汗が止まらない。もう限界だよ〜と腰をおろすと、なんだかすごく気持ちのいい風が吹いて、早起きは三文の徳ってこういう感じか、と気…
京都の4人組ロック・バンド、yoei。この記事では、活動初期から彼らを見守ってきた〈京都livehouse nano〉店長のモグラや、〈京都GROWLY〉元店長の安齋智輝をはじめ、yoeiにとってゆかりの深い人物を中心とした計9人が、それぞれに感じとるyoeiの魅力を語ったコメントをお届けする。そこから、yoeiというバンドが放つ音と佇まいが浮かび上がってくるだろう。...…