クラムボン 8thアルバムより「SUPER☆STAR」を高音質HQDでフリー・ダウンロード

4月15日より1週間、ニュー・アルバム『2010』に収録される「SUPER☆STAR」を、高音質で無料配信します。HQD(24bit/48KHzのWAVファイル)のフル・バージョンでのフリー・ダウンロード。アルバム発売までに2曲のフル・バージョンが高音質で、しかも無料で聴けるという、話題騒然の画期的なスペシャル先行です! どうぞお見逃しなく!

「SUPER☆STAR」フリー・ダウンロード
ダウンロード期間 : 2010年4月15日(木)12:00〜2010年4月22日(木)12:00


5月にクラムボンの8thアルバムのリリースが決定! オリジナル・アルバムとしては2007年の『Musical』より実に3年ぶりとなる本作は、エンジニアにtoeの美濃隆章をむかえ、山梨県小淵沢のnone to cat studioにてレコーディングされました。ototoyでは、アルバムのリリースに先駆けて、昨年10月に日比谷野外音楽堂でのライヴで初披露され話題になった新曲「tiny pride」を一週間の期間限定でフリー・ダウンロード(終了しました)。そして、なんと! 新作からもう1曲「SUPER☆STAR」をフリー・ダウンロードします! レコーディング時の熱量をそのまま体感出来るHQD(24bit/48KHzのWAVファイル)での配信です。

第1弾「tiny pride」のダウンロードは終了しました。
ダウンロード期間 : 2010年3月1日(月)12:00〜2010年3月8日(月)12:00

BIG NEWS!!!

【クラムボン アルバム詳細発表!】

クラムボン8枚目のオリジナル・アルバム、タイトルと収録曲を発表!
発売日:2010年5月19日
タイトル:「2010」(ニセンジュウ)
COCP-36181 ¥3,000-
13曲入り:
01. serendipity
02. KANADE Dance
03. NOW!!! (2010 ver.)
04. SUPER☆STAR
05. JAPANESE MANNER
06. Ka-Ka-KaLMa!
07. Sooo,Quiet
08. ハレルトマヂカ
09. tiny pride
10. 4hands_cp_waves (1/4)
11. Aspen
12. あかり from HERE (clammbon side)
13. Bug -fughetta-

【クラムボン「2010」ツアー追加公演が決定!】

クラムボン「2010」ツアー追加公演が決定しました! 先に発表されたツアーも含めて、全32カ所35公演のロング・ツアー! 詳細は下記になります。

5月26日(水)@大阪 中津ピエロハーバー
info: サウンドクリエーター 06-6357-4400

5月28日(金)@岐阜 club roots
info: JAILHOUSE 052-936-6041

6月11日(金)@神奈川 ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター(YCC)
6月12日(土)@神奈川 ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター(YCC)
info: HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

7月7日(水)@愛知・名古屋 能楽堂
info: JAILHOUSE 052-936-6041

7月9日(金)@大阪 なんばHatch
info: サウンドクリエーター 06-6357-4400

7月13日(火)@熊本 八千代座
info: BEA 092-712-4221

7月15日(木)@福岡 飯塚 嘉穂劇場
info: BEA 092-712-4221

7月22日(木)@東京 中野サンプラザ
7月23日(金)@東京 中野サンプラザ
info: HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

7月の名古屋、大阪、熊本、福岡、東京の6公演は3月21日12時からクラムボン携帯サイトにて先行予約が始まります。
ハンディークラムボン

ミト(クラムボン)USTREAM公開インタビュー

待ちに待ったクラムボンのニュー・アルバムがリリースされる。そしてそこからの1曲「tiny pride」の先行フリー・ダウンロードに合わせて、ototoyでは2月18日にクラムボンのミト公開インタビューを行った。しかも動画サービスUstreamを使い、Twitterに書き込む事によって、視聴者全員がインタビュアーになれるという初の試み。本ページではその模様を出来るだけ時系列に添ってお伝えします。

司会 : 上砂智子 / 文 : 滝沢時朗 / 写真 : sasaki wataru
*文章中の<--------------->内は、Ustreamに投稿された視聴者からのインタビューです。

第1部 「tiny pride」を聞いてみて。

上砂智子(以下K) : こんばんは、パソコンの前にお集まりいただき、どうもありがとうございます。本日は5月に発売するクラムボンの8枚目となるオリジナル・アルバムの完成を記念して、クラムボンのミトさんをお招きしてUstreamで視聴者参加型の先行試聴と公開インタビューを行います。インタビュアーは今このチャンネルを見ているみなさんです。どんどんTwitterのアカウントでコメントや質問をして、それをミトさんに答えていただきたいと思っています。3月1日から行われるフリー・ダウンロード楽曲や、レコーディングの話、ニュー・アルバムやクラムボンのお話まで色んな質問をTwitterのアカウントでログインして書き込んでください。では、早速ミトさんをお呼びしたいと思います。よろしくお願いします。
ミト(以下M) : よろしくお願いします。
K : 早速3月1日からフリー・ダウンロードとなる「tiny pride」という曲についてお聞きしたいと思います。これのすごいところって、なんと24bit/48kHzの高音質WAV音源なんですね。期間は、3月1日月曜日の12時から3月8日の12時まで。ではその「tiny pride」を早速みなさんに聞いてもらいましょう。
M : じゃあ、本邦初公開のニュー・オリジナル・アルバムから「tiny pride」。



昨年10月10日に日比谷野外音楽堂で行われたワンマン・ライヴ『クラムボン 10月10日に10周年 ありが10!!!』で初披露され、話題になった楽曲。

「tiny pride」のダウンロードはこちら

M : どうでしょうか?
K : コメントがどんどん来てますね。<一人で見てる気がしない>っていうコメントがきてますね。
M : よかった。野音で演奏する前の9月頃に曲作りをした時のデモに入っていたのがこの曲だったんですよ。ギターで1・2時間かからないぐらいで作って、歌詞も僕が書きました。みんなに聴いてもらったら盛り上がったので、そのままセッションして仕上げました。歌詞の最初に「どうにかきみと歩いて来たね」ってある通り、経てきた感の強い曲ですね。そういう曲だから、あえて野音で演奏できるようにしたんです。去年の野音はデビューの頃の『JP』から順番に時系列で曲を演奏したんですよ。そして最後にこの新曲「tiny pride」をアンコールでやって、すごくグッときました。感情が入りすぎて、郁子が唄えなくなるのを抑える練習が要りそうなぐらい。

K : すごくいいお話! じゃあ、今からこの「tiny pride」に関する質問をUstreamで募集します。私がひとつ質問をするので、その間に書き込んでいただきたいと思います。まず、今回フリー・ダウンロードの曲に「tiny pride」を選んだのはなぜですか?
M : アルバムには色んな要素があって、3人が全く演奏していないような曲も普通に収録しています。そんな中でこの「tiny pride」はバンドで一発録りした一曲なんですね。うちのスタジオは山小屋みたいなんですけど、この曲やったときに3人の楽器が部屋によく響いたんですよ。これいいねって話になるぐらい。だから、こういう曲は録音した時の臨場感をそのまま聞かせたい。その響きはCDとかの音質では損なわれてしまうかもしれないので、高音質で配信しようと思いました。最大限の音やエネルギーだったりパッションだったりとか、そんなものがみんな入っている状態にできるだけ近い音で聞いてもらいたいと思って。

K : ありがとうございます。次の質問です。<曲名はどんな意味を含んでいるの?>という質問がきましたね。
M : あんまり考えていないんですよね。
K : なるほど。でも、サビのところで歌詞の中に「tiny pride」って出てきますよ?
M : 曲を作るときの仮歌で「tiny pride」って適当に出てきたんですよ。英語の意味はよく考えずに。そこから逆に広げてみたらどうかと思って歌詞を書いていったんです。

K : <24bitの音の明確な違いは?>これは私もご教授いただければ(笑)。
M : わかりやすくいうと、bitってレゴ・ブロックみたいなもんだと思ってもらえればいいんですよ。CDのレゴ・ブロックの16bitを基本にして、例えば4万個ぐらいのレゴ・ブロックがあって、その中で面白い形の建物を作る事ができるわけですよ。だけど、ちょっとbitダウンしたものは、4万個あったレゴ・ブロックが1万個になるわけですよ。
K : 減るって事ですね。
M : そう。減っちゃうんですよ。だけど、形はそれに似たようなものを作れるわけ。じゃあ、24bitってなにかっていうと、24bitは16bitの1.5倍で6万個のレゴ・ブロックで、その分建物のディテールとかもどんどんきれいな形にできる。実はここの窓はもうちょっと奥行きがあってこういう感じなんだっていう事ができるんですよ。で、もっと言うと生の音、例えばアナログの音なんだけれども、それを録音するときは基本的に24bit/48kHz。48kHz は周波数って言って、レゴの色みたいなもの。48kHzっていうのは、CDの44.1kHzよりも多いから、青もただのブルーじゃなくて、ちょっと青空っぽいブルーにもできる。そういうような違いだと思ってもらえればいいんですよ。レゴでできた面白い建物をじっくり楽しく長く見れるっていう意味で、24bit/48kHzの方が良いと思うんです。しかも、僕らが最初に録音する箱の中身は、24bit/48kHzなんですよね。
K : なるほど。CDになると中身が減っちゃうんですよね。
M : そうそう。最大限の音が入って、最大限のエネルギーだったりパッションだったりとか、そんなものがみんな入ってるものが、24bit/48kHzと思ってもらえればいいですね。

K : では、次の質問です。<ラーメンが好きなんですか?>(笑)。
M : ラーメンはすごく好きです。クラムボンの携帯サイトで書いてるコラムでもよく取り上げてます。店の入り口の内装や、ラーメン頼んでから来るまで何分、店員がどんな修行をなさってたとかの一連の流れがすごく好きで。ラーメンっていうものも音楽と同じでルーツを探っていくと、すごく面白いんですよ。なぜミニマル・テクノができたかみたいなものですよ(笑)。

K : そう、似てるんですね・・・。次は、<「tiny pride」は、アナログ・テープを回しましたか?>という質問です。
M : 「tiny pride」では、使わなかったです。メンテナンスが結構大変なのと、ウチのスタジオにあるテープマシンはそんなにいいものじゃないんですよ。調整もしなきゃいけないし。モールスってバンドは、そのアナログ・テープを回して録音してましたけどね。スタジオは、僕らが使わないときは他で貸し出しているんですよ。基本的には仲間内に貸しているので、あんまり公表はできないんですけど。

K : <「tiny pride」をアルバムのメイン曲にしたのは何故ですか?>
M : メイン曲ってつもりはないですよ。あくまで収録楽曲のひとつ。この事は結構言わないとなって思っています。今回、うれしい悲鳴なんですけど、13曲ある全部の曲の粒がそろってて、一個一個の立ち上がりがはっきりしてるんですよ。その中で24bit/48kHzで気持ちよく聞ける曲として最初にあがったのが「tiny pride」だったので、別にメイン曲ではないんですね。

K : ありがとうございます。<Twitterが普及した事で、今こそもう一度クジャムボンと思った事はありませんか?>
M : なるほどね。クジャムボンって言っても、知らない人もいますよね? クジャムボンは4、5年ぐらい前にクラムボンでやっていた、テープ・ツリーというファン同士のコミュニケーション・システムです。まず、僕ら3人でセッションをして、ライブ会場とかでお客さんに録音してもらう。なおかつその音源をお金のやり取りなしでトレードしてもらう、という事をやってもらってたんですね。ツアーとか、色々なところでセッションをしてかなりの数をやったんですけど、オークション上に流出してしまって、「一回出ちゃったらもうやめます」って言ってたので、今は停止してるんです。でも、これだけリージョン・フリーしてる時代だし、今はUstreamもあるから。これでクジャムボンをやるとしたらどういう感じになるのかなっていう事はちょっと考えてます。なおかつ、そのセッションしたネタが、次の新しい曲の元素材になったりする事もあるんですよ。リアル・タイムでこっちで見てて、Ustreamで聞いてる音源のこのパートのところ、これがこの前のあの曲だったねみたいな、なんかそういう状況になってもすごい面白いなあと思います。
K : この質問からすごく広がりそうですね。
M : うん、なにかできると思いますよ。

K : <使っているアコギの音が好きなので詳細を教えてほしいです。>
M : 一昨年アコギを新品で買ったんですよ。大阪のアメリカ村三角公園の近くのBIG CATっていうライブ・ハウスの正面ぐらいにトップ・ザ・ギター・アレックスっていう楽器屋さんがあるんです。基本的に手作りギターがメインのお店。その中のひとつで、西野春平さんていうクラシック・ギターを作っている人が、アコギも一緒に作っていて、アレキサンダーってメーカーで出してるんですよ。岩崎愛ちゃんっていうギターの弾き語りの子のプロデュースをやった時に、彼女がアレキサンダーのギターを使っていて、とにかくすごいいい音だった。レコーディングしても、マイクを適当に一本置いただけで、すごく気持ちいい音が録れて。それでもう感動しちゃって、どこで売っているのかを聞いて、オーダー・メイドのギターだって教えてもらったんです。西野春平さんは所沢にいらっしゃるビルダーの方で、クラシック・ギターの中では有名な方なんです。「tiny pride」の今回のレコーディングで使ったのもそのギターです。

K : はい、では第一部最後の質問。<最近、ミトさんがお気に入りのバンドの曲は?>
M : Monolakeっていうテクノ・アーティストの『Silence』っていうアルバムです。1枚がちょっとしたストーリーになってて、ジャケットは雪が積もってる西洋の街みたいな感じなんですよ。サスペンス・ホラー映画みたいな音なんだけど、すごい雰囲気がよくてミニマルなんです。昨日ちょうど仙台で時間がむちゃくちゃ空いたんですよ。リハが終わって、郁子と二人で温泉行かない?って話になって。車で曲をかけながら夜道を移動したんですけど、やっぱり仙台の街も30分ぐらい行くと真っ暗になるんです。もうほんとなんにもない、うちの小淵沢のスタジオと同じような感じで。それを聞きながら、これ今のところで多分吸血鬼出てきたよね、みたいな事言いながら盛り上がってました。Monolakeすごくいいですよ。

K : ありがとうございました。では、ここで5分休憩を挟みましょう。