【待望のハイレゾ】カーネーション、4年ぶりのアルバム『Multimodal Sentiment』を語る

結成33年というキャリアを持ちながら若きリスナーから円熟のマニアまでをも魅了する直枝政広(Vo.G)と大田譲(B)の2人からなるバンド、カーネーション。彼らが2016年7月にリリースした4年ぶりとなるアルバム『Multimodal Sentiment』をOTOTOYで初ハイレゾ配信!! 大谷能生、大森靖子、川本真琴、西川弘剛(GRAPEVINE)、佐藤優介(カメラ=万年筆)など豪華アーティストが参加し完成した本作について直枝にメール・インタヴューを敢行。4年ぶりのフル・アルバムに込められた思いなど彼らの現在の考えに迫った。

4年ぶりのフル・アルバムをハイレゾ配信!

カーネーション / Multimodal Sentiment

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC
>>>ハイレゾとは?

【配信価格】
単曲 324円(税込) / アルバム 3200円 (税込)

【収録曲】
1. まともになりたい
2. WARUGI
3. Lost in the Stars
4. いつかここで会いましょう
5. Pendulum Lab
6. 跳べ! アオガエル
7. アダムスキー (Album Mix)
8. Autumn’s End
9. E.B.I.
10. 続・無修正ロマンティック 〜泥仕合〜
11. Blank and Margin
12. メテオ定食 (Album Mix)

INTERVIEW : カーネーション

練りに練られた楽曲、演奏力抜群のアンサンブル、人生の哀楽を鋭く綴った歌詞や圧倒的な歌唱で、ミュージック・ラヴァーから熱い支持を受け続けているロック・バンド、カーネーション。大森靖子など若い世代に人気を博すアーティストに楽曲提供をしたことなどもあり、若い世代からも支持を得ている。今作は大森靖子を始め、大谷能生、川本真琴、佐藤優介(カメラ=万年筆)、sugarbeans、徳澤青弦、西川弘剛(GRAPEVINE)、張替智広(HALIFANIE、キンモクセイ)、松江潤などといった様々なアーティストが参加。多くのアーティストの参加によって今回どのような作品が出来上がったのか。リリースから半年経った今、今作に対して考え方の変化、新たな発見があったのかを訊いた。

インタヴュー&文 : 鈴木雄希


カーネーション「いつかここで会いましょう」MUSIC VIDEO

やる気が出ない時は「やる気がでない」とそのまま歌えばいいと思えた

ーーリリースから半年が経ち、今作に対して考え方の変化、新たな発見などがありましたら教えてください。

直枝政広(以下、直枝) : 4年分の思いとか時間を詰め込んでるわけだし、音も言葉もかなりこってりとこだわってアルバムを構築しちゃいがちなところですが、そこをスルッとすり抜けた爽快感があります。意外と気負ってないなと。それぞれの楽曲のイメージは幅広いしアンサンブルは凝りまくってますが、ライヴでもやれちゃうし。好きな事をやる以上は、それが実演可能かどうかってとても大事なんで。音が出来たらそれ持ってすぐ旅に出るからね、みたいなライヴ・バンドとしての気概はここ15年くらい変わってなくて。その間もカーネーションは5人から3人、そして2人と編成の縮小も続いて、年がら年中バンドの音の再構築をやっていた感じがあるのですが、ハードに活動をやってきた分、疲弊感みたいなのを出しすぎちゃってイメージが重くなってもしかたないんで。若い人に「諦念感ありますよね」と言われた事もあるんだけど、懸命にやっていても、あえて軽く見せたいので、作品にした時に「(こんな歌詞を歌ってて)やる気あんの?」みたいについ思われがちですが、誤解されながらも、正直に自分らしさを出し続けるしかないのかなぁと。もうずっとその調子で35年近くやってきてるんで。今作もこれでいいんだという気持ちに変りはないですけど。

ーー『Multimodal Sentiment』というアルバム・タイトルにはどのような意味が込められているのでしょう。

直枝 : 知らない音楽を探して手に入れて、聴いて、感じてそれにまつわる周辺のもの全部を徹底的に勉強してやろうって覚悟して生きているんで、"音楽"に対する思いがそこにたっぷりと込められているんです。ありとあらゆる雑多な感情がひとまとめになって心の中に棲みついてるわけで、それが歌になるわけなので。これをタイトルに出来た事はよかったなと。あと世の中見渡すとワン・ワードのタイトルが流行ってるみたいで、そのスマートさも今時のデザイン性なのかなとも思ったのですが。生活だって音楽だって自分にはそんな明快な答えは見つからないし、あったらあったで逆に照れちゃうというか。ぼくらの場合はその逆の方が、なんか立ち止まって考えちゃうような言葉の方が面白いかもとは思ってました。

ーー4年ぶりのリリースとなりましたが、この4年間は音源制作以外にどのようなことに力を入れて活動されていたのでしょう。

直枝 : ライヴはカーネーションだけではなくいろんなかたちでたくさんやってました。鈴木惣一朗くんとのユニットSoggy Cheeriosではアルバムを2枚作ってます。その間に大森靖子さんとも出会ってるからスタジオ仕事と旅でかなり忙しかったです。自分のことをやるにも中々集中できなかったところはあります。あと、ここ数年でレコードの聴き方も変わって、手持ちのステレオ・システムやアナログ・レコードと向き合って音響について考えることも増えました。

ーーこれまで様々なアーティストに楽曲提供をしていると思うのですが、他者への楽曲提供とカーネーションの楽曲を作るのでは何か違いはあるのでしょうか?

直枝 : 大きな違いはないです。歌詞は抜けの良い日本語で、ひらがなでも保つもの。読むだけでも面白いものに。曲だと、自分は歌の音域が広いのでメロディのレンジを少し狭く作ってあげないと皆さんに歌ってもらえないことがあるので、そこに気をつけるくらいです。アレンジに関しては意向を汲みつつ、あくまでもまずは自分が楽しめるようにやります。

ーー今回のアルバムには多くのゲストが参加していますが、印象に残った方などエピソードがありましたら教えてください。

直枝 : GRAPEVINEのギターの西川くんはぼくらの作業を見学に来たつもりがいつの間にか弾いていたみたいな。結局、昼から夜飯までずっと一緒にいましたよ。大谷能生くんの場合は「久しぶりに会いたいからヨシオをここに呼ぼう」みたいなノリでしたね。会って話をするのが最高に楽しいのです。「いつかここで会いましょう」でコーラスをお願いした川本真琴さんとは練習スタジオで前もって歌をあわせてから録音を迎えました。ちょうど対バンのライヴでもセッションできたし、雰囲気というか呼吸をあわせやすかったです。タイミングも良かった。あとはいつもライヴでサポートしてくれてるみんなががんばってくれました。

ーー『「メテオ定食」という曲ができて目の前が開けた。』というコメントがありましたが、この曲はどのように生まれ、どのような影響をもたらしたのか教えてくだだい。

直枝 : 「アダムスキー」を作ってライヴで披露した頃かな、新作が出ていないという閉鎖的な状況もあったし、どうしたものかと。結構、目標も定まらない中で日々苦しんでたんです。ある時、何も考えずに手を動かしていたら偶然いいトラックが生まれたんで、この一瞬を逃がすものかと一気に仕上げたのが「メテオ定食」です。その"宇宙に住みたいなこの定食食べ終えて"というフレーズが鍵となってシングル盤『アダムスキーc/wメテオ定食』のデザインも決まったんです。こういう間抜けさが自分らしいなと。この複雑なぼくなりのサウダージは過去のカーネーションの音楽を聴けばわかってもらえると思いますよ。全作そんな妙な感情抱えた歌で溢れかえってますから。悩まないでぼくたちの音楽に飛び込んできて欲しいですね。今回はやる気が出ない時は「やる気がでない」とそのまま歌えば良いのだと思えたことがとにかくでかいです。

自分のために心をこめて音を作ることで共鳴が生じると信じている

ーー今回のアルバムには海老、ハクビシン、アオガエルなど多くの動物が登場しますが、どうしてなのでしょうか?

直枝 : 東京から少し離れたところの近郊に育ったことがおそらく大きいです。幼少期は森や川や田んぼで遊んでたので…。アケビ、しいの実、ヘビイチゴ、花の蜜、そういうのは必ずいつか歌に出てくる。ハクビシンは数年前に静かな冷たい夜に遭遇して、その時、心の会話をした経験があったので、今回出てきちゃったんですね。まさに近郊の生活感を歌った「Autumn's End」で。そういった曲作りの中で無意識を探ってゆくとどうしても自伝的な部分に還っちゃう。曲のスケールを極端に狭めなければ、モティーフの設定が自分にとって切実であるならば何であろうとOKなのですが、「跳べ! アオガエル」でも記憶の中で遊んだカエルが出て来ました。「跳べるのか? 今、きみは」とカエルを近くで見つめながら自分に語りかけるわけです。アオガエルは誰でもいいのです。でも歌はそうやって生まれるのです。

ーー「こんなんじゃあんまりだ」(「まともになりたい」)や「なんとかしなきゃ」(「跳べ! アオガエル」)など何かに対して不満を抱えているような言葉が多く出てくると思ったのですが、このような言葉は何に対しての言葉なのでしょうか?

直枝 : 自己をみつめているわけです。音楽は鏡なので。歌を作るということはありとあらゆる感情と向かい合うことなのできつい作業です。だれにも向けていません。歌は歌でしかないのです。自分を驚かすような良いサウンドが無意識をどこかから降ろしてくるので…。あと、自分の音楽で人を救おうとは思っていません。そこまで傲慢にはなれません。あくまでも自分のために心をこめて音を作ることで、共鳴が生じると信じていますけれど。

ーー一方で「いつからかぼくらはあきらめることを知った」(「いつかここで会いましょう」)「やる気がどこにも見当たらないのさ」「アホくさいよなんか全部くだらないな」(「メテオ定食」)というあきらめの感情も多く出てくるのはなぜでしょう?

直枝 : 最初の質問の回答として、そのあたりは答えています。正直に書くとそうなるのです。かっこつけてばかりじゃ歌にならないのです。

ーー今回のアルバムを聴いて「ガムシャラに頑張りすぎるよりも、ちょっとくらい肩の力を抜いてやって大丈夫だよ」という風な、若い世代に向けた人生の先輩からのエールのようなものも感じたのですが、実際はそういった想いは込められているのでしょうか?

直枝 : それはまったくないです。手を抜かずに懸命にやってます。

ーー今の若者に望むことなどはありますか?

直枝 : あらゆる音楽を聴いてほしいです。自分の感覚をフルに使って探して買って手にしてなんとかしてたくさんの音楽を聴きたおして楽しんでもらえれば。あとはそこにまつわるもの、知らないものを常に想像して勉強して求める。一見、自分とは関係ないと思えるものの中にこそ探している物があったりするから、すべてに触れて欲しい。

ーー別のインタヴューで「自分の積み重ねてきたものだけじゃなくて、常に新しいものを吸収して表現しようという意欲がある」ということをおっしゃっていたと思うのですが、最近はどのような新しいことに興味がありますか?

直枝 : いや、知らなかった事があるならそこで終わらずにその事をしっかりと恥じて勉強をすることが必要なのです。生きているだけで刺激が多くて困りますが、まだまだ読みたい本が山積みだし、ぼくはもっと勉強したいです。学生の頃から大好きでしたが古典落語がまた面白く感じてます。立川談志の古典落語の様式と自己表現の狭間でボヤく高座の態度なんてのは、ぼくが弾き語りをやる時に歌いながら感じていることにも近いかもなぁと思う事があります。

ーー現在アルバム発売ツアーで各所を巡られていますが、印象的な場所や出来事があったら教えてください。また、残りのツアーに向けての意気込みなどありましたら教えてください。

直枝 : ツアーはぼくのルーツでもある東北から再スタートします。北海道や九州など久しぶりに行くところが多いので皆さん時間を作っていらして欲しいです。カーネーションの底力を確認して欲しいし、バンドとしての進化を楽しんでいただけるはずです。歌心を満載で突っ走りますので。ぜひ会場へいらしてください。

カーネーションの過去作もチェック!!

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LIVE SCHEDULE

『Multimodal Setiment』 release tour 2016-2017
2017年1月14日(土)@石巻 La Strada 18:30 / 19:00
2017年1月15日(日)@仙台 enn 2nd 17:30 / 18:00
2017年1月21日(土)@札幌 ベッシーホール 18:30 / 19:00
2017年1月22日(日)@札幌 PROVO (アコースティック) 17:30 / 18:00
2017年1月28日(土)@熊本 ジャンゴ 18:00 / 18:30
2017年1月29日(日)@福岡 LIVE HOUSE CB 18:00 / 18:30

CARNATION live in 台湾
2017年2月26日(日)@台北 月見ル君思フ 19:30 / 20:00

詳しくはアーティスト公式ページまで

PROFILE

1983年12月「耳鼻咽喉科」を前身に「カーネーション」結成。1984年シングル『夜の煙突』(ナゴム)でレコード・デビュー。以降、数度のメンバー・チェンジを経ながら、時流に消費されることなく、数多くの傑作アルバムをリリース。練りに練られた楽曲、人生の哀楽を鋭く綴った歌詞、演奏力抜群のアンサンブル、圧倒的な歌唱、レコード・ジャンキーとしての博覧強記ぶりなど、その存在意義はあまりに大きい。現メンバーは直枝政広(Vo.G)と大田譲(B)の2人。他アーティストからの支持も厚く、2013年には結成30周年を祝うべく14組が参加したトリビュート・アルバム『なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?』が発売された。2016年7月13日に4年ぶり16枚目のオリジナル・アルバム『Multimodal Sentiment』をリリース。

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インタヴュー

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