椎名林檎、大森靖子、BiS、後藤まり子のやばさを、全部持っているーー女性SWW玉手初美、OTOTOY独占音源でリスナーに殴り込みをかける

本物はいつだって圧倒的だ。東京都江戸川区出身の女性シンガー・ソングライター、ロックンローラー、玉手初美。マーシャル直結のフェンダームスタングでかきならす刃物のようなギター音、そして、耳奥の中で直接叫んでいるかのようなしゃがれたヴォーカル、まるで10代とは思えない、いや、10代だからこそ発することのできる行方知れずのエネルギー。地元での路上ライヴなどを行ってるなかで出会ったというドラマー、オータコージ(曽我部恵一BAND、L.E.D.、OishiiOishii、□□□(クチロロサポート) etc.) が、ドラム演奏及び、プロデュースを担当することで、その鋭さは最大限に拡張されている。彼女に衝撃を受けたOTOTOYでは、デビュー・ミニ・アルバム『遺書』から1曲「狂」のシングル限定バージョンを独占配信。生ぬるい気持ちで聴いたら、大変なことになるぜ。さあ、時代の変わる瞬間だ。

狂気の新人のシングル限定バージョンを独占配信

玉手初美 / 狂(SINGLE VER.)

【配信価格】
ALAC、FLAC、WAV(16bit/48kHz) / 単曲のみ 162円

衝撃の新人デビュー。6月11日先行、6月25日全国発売となるミニ・アルバム『遺書』にも収録される「狂」のシングル限定バージョンをオトトイ独占配信。圧倒的な表現力。破壊力。制御不能。全身から溢れ出るパワー、パンク・スピリット。オータコージによるフル・スイング・ドラミングとの2人だけの演奏。生温いシーンに対して宣戦布告。


玉手初美デビュー・ミニ・アルバム『遺書』


2014年6月25日(水)全国発売

価格(税抜) : 1,800円

収録曲 : 1. 偽善者 / 2. 論文 / 3. 純情 / 4. 17才 / 5. 日記小説家 / 6. 姉妹ゲンカ / 7. 高校 / 8. 狂

玉手初美 : 作詞、作曲、歌唱、ギター演奏
オータコージ : サウンドプロデュース、ドラム演奏
松江潤 : ギター演奏(M-6,8)
横山裕章 : キーボード演奏(M-5)
池内亮 : 録音、ミックス
鎌田裕明(aLIVE) : 録音
中村宗一郎(ピースミュージック) : マスタリング

OTOTOYでも配信予定!!

さながら劇薬のような彼女は、いったい何者なのだろうか?

「若手の新人」の多くは、年齢応当の爽やかさを売りにしたものがほとんどだ。度々目にするこのフレーズは期待を抱かせる反面、「まだ若いから」という甘い基準をリスナーに無意識で植え付け、結果として対等なジャッジが与えられなくする場合もままある。しかしそんな肩書きを必要としない、尖りに尖った歌手が現れた。それが玉手初美だ。

地元である東京・江戸川より、弾き語り歌手としてキャリアをスタートさせた彼女。路上や東東京を中心にライヴを行い、わずか半年という短期間で本作『遺書』の発売という離れ業をやってのけた。ここまでの経緯は、他のSSWと似通っているように見えるかもしれない。だが彼女の歌声は、明らかに他の追随を許さない力を秘めている。唯一ネット上で聴くことの出来る楽曲『狂』のPVをみれば、その特徴は瞭然だ。


玉手初美×オータコージ「狂」Studio live ver.

張り詰めた弦を切り刻むように弾く、そのギターに乗せられるのは、嗚咽とも悲鳴とも形容しがたい歌声。それは言葉の意味すらも突き抜け、ひたすら音として共鳴し合っている。目まぐるしい曲進行と相まって、リスナーに漬け込む隙を与えないほどの勢いで突き進む。玉手の声はただ「歌」なのではなく、まさに「音」としても成り立っているのである。それは今なお独自性を感じさせるフォークシンガー三上寛や山崎ハコとも違うし、近年快進撃を広げる大森靖子ともまた違う。誰にも例えられない、唯一無二のスタイルを確立しているのだ。刺激的かつ情念に溢れ、時として人を殺しかねないほどのエグさ。しかしいつまでも眼が離せなくなってしまうほど、高い中毒性が込められているのも事実。さながら劇薬のような彼女は、いったい何者なのだろうか? 想像し、今後括目せねばならない存在である。

オータコージや横山裕章、松江潤といった演奏者を迎えて送り出される『遺言』は、果たしてどのような科学調和を引き起こしているのか。その答えを知るには、この作品を手に取ること、ただそれだけである。だがこれだけは確実に言える。若さを売りにはしない、いや若さを売りにする必要すらない、実力の伴った彼女にかかれば、あなたの予想をはるかに超えてみせ、新しいヴィジョンを提起してくれるに違いない。(text by 高橋拓也)

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大森靖子 / 大森靖子 at 富士見丘教会(DSD 5.6MHz+HQD ver.)

ギター一本で、あらゆるライヴ・ハウスに行き、時にはアイドル・シーンにも切り込んで、やわらかな歌声で歌ったかと思えば、突き飛ばすようにギターをかきむしる。激情的なようで非常に冷静にも見える。簡単に理解できないからこそ心奪われるシンガー・ソング・ライター、大森靖子。そんな彼女と下北沢、富士見丘教会にてDSDネイティヴ・レコーディングを行った。蝉の声が鳴り止まない夏の日、教会のやわらかな反響。収録されたのは、まだ音源化されていない曲を含めた全8曲。そのなかには、この日、この場所にて即興でつくられた曲も入っている。ライヴとはまたちがう彼女の生々しさと溢れ出る才能。あなたの耳でたったひとり、じっくりと彼女と直面してほしい。

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L.E.D. / in motion(24bit/48kHz)

オータコージも所属するバンドL.E.D.による3枚目のフル・アルバム『in motion』! 今作には、ゲスト・ボーカルにSalyu、作詞には漫画家のタナカカツキを迎え、壮大なスケールを持った新曲「空水になる feat.Salyu」が収録されている。そして孤高の詩人、志人を迎えた楽曲では、歪でファンタジーなトラックの世界観を、変幻自在のフロウで畳み掛ける圧巻の楽曲となっている。OTOTOYでは、この大作を24bit/48kHzの高音質WAV音源で配信!

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LIVE INFORMATION

DUM-DUM PARTY2014

2014年6月14日(土)@渋谷TSUTAYA O-WEST / O-NEST / 7thFLOOR (※3会場同時開催)
時間 : 開場 14:30 開演 15:00 終演 22:00頃を予定
価格 : 前売り ¥6,300(税込 / D別)

PROFILE

玉手初美

東京都江戸川区出身。

地元での路上ライヴや東東京エリアでの弾き語りライヴ活動を行ってるなか、昨年、ドラマー、オータコージ(曽我部恵一BAND、L.E.D.、OishiiOishii、□□□(クチロロサポート) etc.) と出会う。玉手初美本人による作詞作曲、歌とギター演奏。ドラム演奏及び、プロデュースをオータコージが担当。いまの時代の退屈さや、不条理さを10代という若さならではの感性でぶった切ります。フェンダームスタングをマーシャルに直結してドライヴさせながら絶唱する突き抜け感のなかにも、メロディ・メーカーとしての才能も光る、いまの音楽シーンでは希有なグルーヴ感、本物感を味わって頂けるはず。

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筆者について
高橋 拓也 (もり)

泡沫大学生。ナゴム好きをこじらせ、現在80's NEW WAVE(おもにドイツ周辺)を掘削視聴中。

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