大学生、佐久間望が追いかける桐嶋ノドカ――file.5「ドキドキ! 初インタヴュー!!」前編

新人女性シンガー・ソングライター、桐嶋ノドカを追いかける連載の第5回。ついに夢が実現しました! 前回の連載で直接本人にお願いしてしまうくらい、佐久間さんの念願だったインタヴュー。取材前はガチガチに緊張していた佐久間さんですが、いざ始まってしまえば堂々としたもの。終始和やかな雰囲気で、初体験のインタヴューとは思えないほど、しっかりと桐嶋ノドカの活動に迫っていました。今回の連載では、1時間に及んだインタヴューの前半部分を公開します。大好評のため期間延長が決定した「ボーダーライン (DEMO ver.)」のフリー・ダウンロードとあわせて、ぜひチェックしてみてくださいね。

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佐久間望(左)と桐嶋ノドカ(右)

ドキドキ! 初インタヴュー!!

つ・い・にインタヴューしちゃいました!! 何もかもが初体験で、超緊張&超不安な私(佐久間)でしたが、なんと桐嶋さんも初インタヴューだったとか! 「初めて同士、がんばりましょ!」って言ってもらえて、少しだけ気持ちが楽になりました。聞きたいことが多すぎて、何から聞いていいかわからなかったけど、桐嶋さんの小さい頃のお話とか、音楽の道を志しはじめた頃のお話とか、いろいろ聞いちゃいました! 桐嶋さんとお話していると本当に楽しい!! 楽しすぎて、なんか友達同士の雑談みたいになっちゃった部分も…(笑)。でも、これが私のスタイルですっ! なんて思ったり…。とにかく、これを読めば桐嶋ノドカというアーティストの魅力がわかってもらえるはずです!!

インタヴュー & 文 : 佐久間望

聖歌隊、合唱部… 歌に囲まれていた中高時代

――初インタヴューなので、めちゃくちゃ緊張してますっ…!! よろしくお願いします!!

桐嶋ノドカ(以下、桐嶋) : 私もインタヴュー受けるの初めてなんです! こちらこそよろしくお願いしますね! 初めて同士、がんばりましょ!

――はいっ! どこから聞けばいいんだろう…。まず、歌を歌いはじめたきっかけがあれば教えてください…!

桐嶋 : 小さい頃から歌うのがすごく好きだったんですけど、最初はヤマハの音楽教室で人前で歌ったことですかね。

――そうなんですね。その頃から人前で何かをするのが好きだったんですか?

桐嶋 : 好きでした。あ、好きとは言わないのかな…(笑)。

――それはどういうことですか??

桐嶋 : すごく目立ちたがり屋だったんです。でも、みんなには目立ちたがり屋って思われたくない、みたいな(笑)。

桐嶋ノドカ

――なるほどー(笑)。ほかに習っていたことはありますか?

桐嶋 : ピアノと水泳と習字ですね。習字の先生が踊りもやっている人で、なぜかお習字のあとにみんなで踊っていました(笑)。

――不思議ですね(笑)。

桐嶋 : そうなんです! 急にガサガサっと片付けて踊りはじめるんです。べつに誰も望んでなかったんですけど、なぜかみんな踊らないといけないみたいな(笑)。

――おもしろい(笑)。中学校の頃は聖歌隊に入っていたんですよね。聖歌隊ってどんな感じなんですか…?

桐嶋 : 私、中学と高校はキリスト教系の学校に通っていたんですけど、毎日礼拝があって、てるてる坊主みたいなガウンを着て歌うんですよ。もちろん全部聖歌でした。

――見てみたいです…! 聖歌を歌うのは好きでしたか?

桐嶋 : 好きでしたね。心が洗われるというか。

――桐嶋さんの歌って、「祈り」っていう言葉が出てきたり、誰かのための願いを歌った曲もありますよね。それは聖歌隊にいたことが影響しているのかなって…。

桐嶋 : そうですね。中学、高校時代は毎日お祈りを欠かさない生活をしていて、「人生とは」みたいな哲学的なことを考える機会も少なくなかったです。いま思うと、その経験が曲とか歌詞のベースになっているかもしれないですね。

佐久間望

――私は小さいとき仏教系の幼稚園にいたので、キリスト教には馴染みがないのですが、そこでは毎週お経を読むっていう習慣がありました。でも、私はお経を読むことがあまり好きになれなくて…。

桐嶋 : 聖歌を好きじゃなかった人も少なからずいたと思います。でも私は好きでした。読んでみたら意外といいこと書いてあるじゃん、みたいな(笑)。

――聖歌隊のほかに合唱部にも入っていたんですよね。たくさん歌ってますね!!

桐嶋 : たくさん歌ってました(笑)。合唱はもう長らくやってないけど、楽しかったな~。ほんとに毎日歌ってましたね。あの頃の経験が歌の道を選ぶきっかけになっていると思います。あの経験がなかったら、いまは違う道を選んでいたかもです。

――桐嶋さんにとってかけがえのない経験ですね! 突然ですけど、桐嶋さんって文化系だったんですか?

桐嶋 : 文化系でしたね。体育はちょっと苦手でした。でも走るのは速かったと思いますよ!

――いいなぁ。私はぜんぜん速く走れなかったから、すごく練習したんですよ。そしたら持久走が得意になっちゃって(笑)。

桐嶋 : すごい! 私は短距離が得意でしたね。何事もガッといってパッと終わらせたいタイプなんです(笑)。

――そうなんですね。でも、歌って絶対に根気強い練習が必要ですよね…?

桐嶋 : 歌の練習は好きですよ! スイッチが入るまでに時間がかかるんですけど、一度始めちゃうと夢中になっちゃいます。そんな性格なんですよね。

キャロル・キング、ノラ・ジョーンズを弾き語り

――桐嶋さんってどんな音楽が好きなんですか??

桐嶋 : 好きな音楽は、そうですねえ…。たくさんあるんですけど、私が作曲を始めたときによく聴いていたのはクラムボンでした。今はColdplayとかBjorkとかが好きです。

――クラムボンの音楽は自然体って感じですよね! そこが桐嶋さんと共通しているのかな、なんて思います。桐嶋さんのライヴを観たとき、すごく楽しそうで、歌うことがほんとに好きなんだなって思ったことがあって。

桐嶋 : 嬉しいです! ありがとうございます!

――桐嶋さんのオフィシャル・サイトを見たら、プロフィールに「モー娘。『LOVEマシーン』。憧れる。」って書いてあったんですけど、モー娘。も好きだったんですか?

桐嶋 : たぶんあの頃の女の子は、多かれ少なかれ憧れる部分があったんじゃないかな。特に目立ちたがり屋の人たちは(笑)。

――(笑)。私も世代だからわかります~。いまはJ-POPよりも洋楽を聴きますか?

桐嶋 : 中学、高校の頃はJ-POPをたくさん聴いてたんですけど、大学に入った頃くらいから、時代の流れに左右されない音楽に魅力を感じるようになりましたね。だから、邦楽も洋楽もいろんなものを聴きますよ~。

――その頃から作詞作曲を始めたんですか?

桐嶋 : そうなんです。大学に入ってからですね。

――それであんなに曲が書けちゃうってすごい…! 高校生の頃は合唱部以外では歌ってなかったんですか?

桐嶋 : 高校生の頃に歌を歌おうって決めてから、ピアノの弾き語りをやってました。でも、そのときはキャロル・キングとかノラ・ジョーンズとか、わりとアダルトな感じのカヴァーが多かったですね。

――高校生でキャロル・キングとかノラ・ジョーンズって、なんか大人ですね!

桐嶋 : 親がよく聴いていたので、その影響が強いかもしれないです。ピアノの弾き語りといえばこの人! って感じでした。

――そうなんですね。その頃に音大に通う決意をするんですよね。それってすごく勇気のいることだと思うんですけど…?

桐嶋 : 勇気いりました! まず親に言い出せない。反対されたらどうしようって考えちゃって…。でも、思い切って言ってみたら、「がんばって~」ってあっさりしていて(笑)。小学生のときから塾に通っていたし、けっこう勉強もさせられたんですけど、こんなに自由なの! って思いましたね。

――桐嶋さんは高校生のときからしっかり将来を見据えてて偉いなぁ…。

桐嶋 : でも、最初は「音楽を仕事にしよう」っていうよりは、「ただただ歌が好きだから歌っている」という感じでしたよ。そのうちにだんだんと自分の想いを歌いたいなって思いはじめて…。ちょうど高校生の頃から日記を毎日書くようになって、いまも続いているんです。日記を書くと自分で考えていることが整理できるようになって、その中からこれはみんなに言いたいなっていうものを曲にしています。

file.6「ドキドキ! 初インタヴュー!!」後編に続く


桐嶋ノドカについてもっと知る

3歳からピアノを始め、13歳で聖歌隊に入り、歌うことにのめり込む。高校入学と同時期にキャロル・キングやノラ・ジョーンズなどに影響を受け、弾き語りを始める。次第に自身の想いを歌うようになり、高校を卒業する頃にはシンガー・ソングライターの道へ進むことを決める。2012年夏、デモ音源を音楽プロデューサーの小林武史へ送ったことがきっかけとなり、同氏が代表を務める音楽事務所「OORONG-SHA」のスタジオに通いはじめる。華奢で小柄な外見からは想像がつかないパワフルな歌声は、聴くものに強烈なインパクトを残す。今春、大学を卒業し、本格的にアーティスト活動をスタートする要注目の新人アーティスト。

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