2013/12/11 00:00

Ovallのメンバーmabanuaと共同プロデュースで制作された、川本真琴の2013年の作品『願いがかわるまでに』は、黒人音楽への嗜好性を取り込み、彼女のイメージを押し広げた名作であった。このたび、同作に収録された楽曲を、Jimanica、mergrim、Hu La Soulといった名うてのアーティストたちがリミックスした『Remix』を配信リリースすることが決定。もともとは、ツアー「風流銀河girl 2」の会場で限定販売されていた本作であるが、配信用にHu La Soulの「gradation (HOTCAKE mix)」も収録。リミックスから川本真琴の新しい魅力を感じてほしい。また、川本にメール・インタビューを決行。インタビュアーは、失敗しない生き方のギター / ヴォーカルもつとめる天野龍太郎。インタビューとあわせて、川本真琴というアーティストに触れていただけたら幸いだ。


川本真琴 / Remix
【配信価格】
wav 単曲 300円 / まとめ価格 700円
mp3 単曲 250円 / まとめ価格 600円

収録曲 :
1. FUNCTION (Hammer Dance mix)
2. That star in the vicinity of the moon (grain lady mix)
3. gradation (HOTCAKE mix)

INTERVIEW : 川本真琴

2001年の2ndアルバム『gobbledygook』のリリース以降、「タイガーフェイクファ」名義などでの不定期な活動はあったものの、一見すると川本真琴は自由気ままな活動を続けてきた。それから実に9年が経った2010年。メジャー時代の総決算となるベスト盤『The Complete Singles Collection 1996~2001』、そしてカムバック作にして大傑作『音楽の世界へようこそ』によって川本真琴は華麗なる復活を遂げた。

以降はまさに快進撃というか、9年間の「ほぼ沈黙」を埋め合わせするかのような活動を繰り広げる。2011年には、神聖かまってちゃんの主催ライヴで披露された「tune」(名曲!)を筆頭に、三輪二郎、住所不定無職、スカートの澤部渡との共演曲を収録したEP『フェアリー・チューンズ♡』をリリース(佐内正史が監督したPVと松江哲明監督によるドキュメンタリーとが収められたDVDとの2枚組)。翌2012年は、佐内正史とのユニット「川本真琴 and 幽霊」による実験的なセルフ・タイトル作を発表(こちらは佐内正史のミニ写真集とセット。大谷能生やカメラ=万年筆の佐藤優介が参加)。他にも2冊の絵本の原作を担当し、11年ぶりのワンマン・ライヴ「風流銀河girl」の敢行、2001年の「KING SIZE BEDROOM TOUR」がCD+Blu-rayで商品化されるなど、怒涛の創作活動とリリースを続ける。 そして2013年は、AKB48の峯岸みなみと声優・竹達彩奈への楽曲提供というどメジャーな話題で幕を開け、サマー・ソニックへの出演を筆頭に様々な場所で積極的なライヴ活動を行っている。

まるで1stアルバムの早口で性急なビートで疾駆するかのような2013年の川本真琴。そんな中届けられた新作『願いがかわるまでに』は、Ovallのメンバーとしても知られるmabanuaとの共同プロデュースによる作品。『音楽の世界へようこそ』以降のおおらかで包容力溢れる歌でもってアーバンにスウィングするR&Bビートを乗りこなし、ぐっと「黒い」サウンドへと接近した本作において彼女は再びまだ見ぬ地平へと挑んでいる。

とともに、『願いがかわるまでに』収録曲をリミックスした『Remix』も配信で登場。ツアー「風流銀河girl 2」の会場で限定販売され好評を博した本作は、d.v.dでの活動でも知られるJimanicaによるアグレッシヴでバウンシーな「FUNCTION (Hammer Dance mix)」とmergrimによるミニマルでエレクトロニカ風の「That star in the vicinity of the moon (grain lady mix)」に加え、配信限定でHu La Soulの「gradation (HOTCAKE mix)」も収録。『願いがかわるまでに』と対になる『Remix』に焦点を絞り、川本真琴へメール・インタビューを行った。

インタビュー & 文 : 天野龍太郎

突き詰める事は運動するみたいな感じなので、頭も身体も気持ちもスキっとします

ーー『願いがかわるまでに』は全曲Ovallのドラマーとしても知られるmabanuaさんと川本さんによるプロデュースです。mabanuaさんとの出会いと制作の経緯について詳しく教えていただけますか?

川本真琴(以下、川本) : 以前からmabanuaさんのサウンドに興味を持っていて、mabanuaさんがアレンジしている曲を周りの友人に聞かしたりしていました。とある企画で曲を作ることになり、偶然知り合いだったスタッフの方にオファーをお願いしてもらいました。

ーー生のバンド・サウンドを活かした作品だった『音楽の世界へようこそ』や『フェアリー・チューンズ♡』、むき出しの『川本真琴 and 幽霊』と比較して、打ち込み中心のトラックが並ぶ『願いがかわるまでに』はハウスなどのクラブ・ミュージックやヒップホップ、あるいはソウルやファンクといったブラック・ミュージックのフィーリングが色濃く表れています。『願いがかわるまでに』が一転してこうした今までにない方向性のアルバムとなったのはなぜでしょうか?

川本 : ずっとブラック・ミュージックが自分にしっくりくる感じがあったのですが、今までの作品で女っぽさを出すことはなかったし、踊ったりする勇気もなく(笑)、いつか隙を狙ってやってやろうと思っていました。歌は特に、前作品から変わっていないと思います。どこかしら跳ねていたり、十分な間がある方が好きです。

ーーブラック・ミュージックのしっくりくる部分とは具体的にどういったところでしょうか?

川本 : たぶんブラック・ミュージックは、より体感する音楽だと思います。あと、ソウルって、綺麗なだけじゃない地の部分(その人が感じられる部分)を出すことかと思います。そのあたりです。

ーーmabanuaさんとのコラボレーションにおいて、予想を上回る出来になった、あるいは「ケミストリーを感じた!」と思われた瞬間や楽曲があれば具体的に教えてください。

川本 : 全作品驚きでした。躍動感、上品さ、かわいさ、大人加減、キまくり感、曲に私の歌詞が入ると、不思議な気持ちよさがありました。

ーー今回、歌い方はそれほど変えていないとのことですが、作曲に関してはmabanuaさんとの共作や今作の方向性からの影響による変化や新しい発見はありましたか?

川本 : mabanuaさんの曲は歌ってみると「へぇ〜、自分(の曲)とちがって楽しい!」と毎回思いました。影響は、自分がわからないだけであるのかもです。ソウルがすごく好きになってしまったのは影響を受けたのかもしれません。音楽ってしみ込んでいくもんですよね。mabanuaさんのするするっとした感じ、真似したいと思いました。

ーー『願いがかわるまでに』収録曲の詞は、2010年以降の作品よりもぐっと愛や恋といったテーマにフォーカスしていると思います。どのような環境や思いのもとで作詞をされましたか?

川本 : 自分の思いを書いていくようにしたら、恋愛のことになっていきました。

ーー「ぴあ」のインタビューで、『願いがかわるまでに』の詞は「自分のなかのことを歌う」ということがテーマであるとおっしゃっています。『音楽の世界へようこそ』からそういった「私」性を詞に落とし込んでいらっしゃるように思えるのですが、ご自身のことをどのようにして歌詞へと言語化していますか?

川本 : まず、自分が言いたいように書きます。「伝わらなさそう」と思ったら書き直します。神経質なのでこだわりがひどいですが、突き詰める事は運動するみたいな感じなので、頭も身体も気持ちもスキっとします。

毎日違和感だらけなんです

ーー『音楽の世界へようこそ』以降、特に今作はライナーノーツで豊田道倫さんが指摘されているとおり、アダルトな雰囲気があります。それとは対照的に、今年、峯岸みなみさん(「君に恋をした」)や竹達彩奈さん(「G.I.W.」「春がキミを綺麗にした」)に提供された楽曲にはガーリーで瑞々しい魅力が詰まっていると思いました。ご自身の曲と提供曲とのモードのちがいや、楽曲提供をされたご感想をお聞かせください。

川本 : それぞれ、いちばん素敵に見えるようにしたいなと思いました。(作)曲はどんなものでも楽しいです。歌詞を他の方に頼むときは、かなりしつこくメールしたり、「こういうのよくない??」って伝えます。自分以外の方の楽曲を作る方が、景色設定がある気がします。

ーー歌詞へのこだわりについてですが、「FUNCTION」は玉緒さんという方が作詞されています。この方について教えてください。「FUNCTION」の詞も玉緒さんとのやりとりを重ねて完成したのでしょうか?

川本 : 玉緒ちゃんは現在大学生です。かわい〜です。自由にやってくださいとだけ言いました。言葉にしたことには行間があり、世代が見え、個人の思いがあり、(それを)誰かがふと聞いてくれたりするのかなと思います。

ーー表題曲「願いがかわるまでに」の作曲クレジットは、昨年ミニ・アルバムをリリースされた佐内正史さんとのユニット「川本真琴 and 幽霊」となっています。「願いがかわるまでに」の作曲について詳しく教えてください。

川本 : 最初に佐内さんがギターを弾いていたものが録音してあって、それを元にGarageBandと走り書きを駆使して全体を作っていきました。「願いがかわるまでに」の全体のカラーを決めているのは佐内さんで、あとは私とmabanuaさんで作っています。深めのフィールドの中で、徐々に移り変わる響きと線が綺麗なピアノがこの曲の特徴です。

ーー写真や映像ではなく、音楽における佐内さんとの共作はどのような感想を持たれましたか?

川本 : 佐内さんと自分の趣味が、ぴしっと合う場所があって。例えば、「戸の間の厚み」ってよく言っていたんだけど、そういうのが自分も理解出来るとか、(一方で)それをどこか隠して生きていたりで、毎日違和感だらけなんですけど…。なので、今回も「わかるわ!」ってことを作品にできてよかったです。

ーーその「戸の間の厚み」というのは具体的にどのような場所ですか?

川本 : 扉って少し厚みがあるじゃないですか? 5センチくらいでもいいし、10センチくらいでもいいけど、密度がすごく詰まっていて。2人の間に戸があるって感じ? 電話とかもそうだと言ってました。曲や詞や歌などがその役割をしているという事です。

ーー「願いがかわるまでに」という言葉には、移り変わりゆくものを惜しむような、どこか物悲しい響きがあります。「願い」が「かわる」というこの風変わりなタイトルにはどういった意味があるのでしょうか?

川本 : 「願いがかわるまでに、どうにかしてよ?」って思っていて。かわってしまうので作品を残したかったです。

ーー『願いがかわるまでに』は「川本真琴 feat. TIGER FAKE FUR」名義ではなくシンプルに「川本真琴」となっておりますが、それはなぜでしょうか?

川本 : 特に考えていませんでした。すみません。

カルチャー・クラブが好きです

ーー初となるリミックス盤の『Remix』をリリースされたのはなぜでしょうか? リミキサーはどのようにして選ばれましたか? 制作の経緯を教えてください。

川本 : (リミキサーは)岡村靖幸さんに紹介していただきました.とてもいい方を紹介してくださって本当に感謝してます。

ーー残念ながら僕は行けなかったのですが、『Remix』が限定販売されたツアー「風流銀河girl 2」はどうでしたか? お客さんの反応やご感想などを教えてください。

川本 : 開演前に(『Remix』を)BGMで流してたのですが、(ライヴに来てくれた)母が、「すごくかっこいいのがかかってて、あれなに!!?」と言っていました。

ーーバウンシーなJimanicaさんの「FUNCTION (Hammer Dance mix)」、ミニマルなmergrimさんの「That star in the vicinity of the moon (grain lady mix)」、キッチュなHu La Soulさんの「gradation (HOTCAKE mix)」、それぞれのリミックスについてご感想をお聞かせください。

川本 : さいこ~っす! この、ばったり出逢った感じってすごい好きです。Jimanicaさんはドラマーなのでリズムが新鮮ですよね! 躍動感があって。mergrimさんは木々や海とかを感じさせるような、セクシーだなと思いました。Hu La Soulさんはおちゃめなかんじですね。「ショッピング大好き!」みたいな気楽さが素敵です。

ーークラブ・ミュージックやヒップホップのジャンルで、川本さんが普段聞いていらっしゃるトラックメイカーやミュージシャンがいれば教えてください。

川本 : ヒップホップは重低音が好きですけど、言ってる事が「はぁ?」って感じなので(全員じゃないですけど)、イベント等で対バンになる時は喧嘩になると思います。クラブ・ミュージックは、軽いものは聞く気がしないです。カルチャー・クラブが好きです。

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mergrim / Hyper Fleeting Vision

高い評価を保つ2011年の1stソロアルバム『Invisible Landscape…』から約2年、CokiyuやJessica (Ngatari)、haruka nakamura作品などに参加するJanis Crunchらを始めとしたヴォーカル、そしてクラシック界でも一線を走る演奏家達をゲストに迎えて圧倒的にスケールアップした広い音楽的世界観を奏でるmergrimによる待望の2ndフル・アルバム!

Jimanica / Torso(HQD Ver.)

d.v.d や「やくしまるえつこ と d.v.d」としての活動は勿論、World's End GirlfriendやDE DE MOUSE、蓮沼執太、木下美紗都などのライヴでもひっぱりだこ、最近では山Pこと山下智久の「愛、テキサス」やももいろクローバーZ の「乙女戦争」にもドラマーとして参加しているJimanica が、前作『Pd』以来、約2年振りとなる3rd ソロ・アルバムを完成。

水曜日のカンパネラ / ミツコ(セーラー服ver.)

水曜日のカンパネラのトラック・メーカーKenmochi Hidefumiによる『恋の罪』をテーマにしたトラックと、コムアイのエロスをモチーフにしたリリックが結実した、連載第3弾配信シングル。水カン至上最も難産となった1曲にして、現時点での最高傑作。不穏なイントロとくぐもったサウンドでスタートする本曲は、ぐるぐる城の周りを歩いているように、辿り着きそうでつかない雰囲気が醸し出された内容となっている。水曜日のカンパネラが、新境地を切り開き、次のフェーズへ踏み出すためのきっかけになるであろう作品。

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PROFILE

川本真琴

1974年1月19日 福井県福井市生まれ 血液型O型
仁愛女子高校音楽科、仁愛女子短期大学音楽科卒業。

ソニーミュージックSDオーディションを経て、1996年、岡村靖幸プロデュースによるシングル『愛の才能』(ソニーレコード)でデビュー。 『DNA』『1/2』とシングル作品が連続ヒット、デビュー・アルバム(97年)はミリオンセラーの大ヒットとなった。日本レコード大賞優秀アルバム賞受賞。 1998年シングル『桜』、1999年シングル『ピカピカ』、2000年シングル『微熱』『FRAGILE』を発表。 2001年セカンド・アルバム『gobbledygook(ゴブルディグーク)』を発表。 女性シンガー・ソングライターの枠組みから大きく逸脱したサンプリングと編集を駆使した音像世界は、近年「早すぎた傑作」と評価されている。 安原兵衛、Stan Katayama、Victor Baily、David Campbell、告井延隆、告井隆道、富樫春生、美島豊明、大野宏明など多数のミュージシャンが参加。 同年、七尾旅人と共同プロデュースしたシングル『ブロッサム』を発表後、02年メジャーとの契約を解消。プライベート・オフィスを設立し自身で原盤制作を開始する。

その後インディーズで活動するミュージシャンと交遊を持ちながら、独自の音楽世界を模索。 主に小規模のライヴハウスにゲスト出演し、制作途上の楽曲を発表していくスタイルで音楽制作をすすめた。

2005年 カネボウ化粧品「ALLIE」CMソングとして「涙の太陽」を歌唱。2006年 もりばやしみほ、朝日美穂とともにユニット「ミホミホマコト」を結成。ミニ・アルバム『mihomihomakoto』、Tiger Fake Fur名義のシングル『山羊王のテーマ』を発表。2009年 第64回毎日映画コンクール・ドキュメンタリー賞受賞作「あんにょん由美香」の主題歌「ほんとうのはなし」(作詞 / 曲 : 豊田道倫)を歌唱。2010年 前作からおよそ9年ぶりとなるサード・アルバム『音楽の世界へようこそ』発表。インディーズ作品では異例のYahoo! Japanのトップトピックスで取り上げられ、大きな話題となった。収録楽曲「アイラヴユー」のビデオクリップはYouTubeで48時間以内におおよそ20万回近くの再生を記録。生活の中から生まれた題材を鮮やかな審美眼で描き、メジャー、インディー、国内外、様々なミュージシャンと自然体に奏でられた脚色の無い作品群は、静かなる感動をもってシーンに受け止められた。尚、アルバムのラストを飾る「小鳥のうた」にはアメリカの伝説的なベーシストCarol Kayeが参加。同楽曲について自身のHPのブログで賛辞を贈っている。同年9月ファンケル「カロリミット」CMソング「いっぱい食べる君が好き」を歌唱。

2011年 住所不定無職、スカート、三輪二郎というインディーズ界話題の若手をゲストに迎えた新作4曲入りCD+60分に及ぶドキュメンタリーDVDをパッケージした 『フェアリーチューンズ』を発表。2012年4月、絵本「とうめいの龍」「ブリキの姫」の原作、監修を手がける。作画 : 井ノ上豪 編集者 : 斉藤まこと。好評価をいただいた荒井良二氏と対談。8月5日、8日には11年ぶりとなるワンマン・ライヴ「風流銀河girl」を東京、大阪の2大都市で行い、デビュー前から現在に至るまでのオールタイム・セットリストを引っさげ、ライヴ・アーティストとしての健在ぶりを強烈に示した。

9月、かねてから交遊のある写真家佐内正史と新作4曲入りCD+60ページに及ぶミニ写真集という形態の『川本真琴 and 幽霊』を発表。11月、mabanuaとの共作曲を「ふくい産業支援センター」が主催する映像制作のワークショップに提供。川本が出演したPVは同郷である清水康彦が制作した。2013年1月、AKB48の峯岸みなみに「君に恋をした」、4月、竹達彩奈 アルバム「apple symphony」に「G.I.W.」「春がキミを綺麗にした」を提供。初となる夏フェス「Join Alive 2013」「Summer Sonic 2013」に出演。各エリアともフルで埋めつす注目度の高さでその健在ぶりを示した。10月23日 mabanuaと共同プロデュースによる新作「願いがかわるまでに」(5曲入りCD)発表。1年ぶりとなるワンマン・ツアー「風流銀河girl 2」を名古屋、大阪、東京クラブクアトロで行う。

>>>川本真琴 HP

天野龍太郎

1989年東京生まれ。双子の総合カルチャー誌「ニニフニ」の編集とweb ele-kingでディスク・レヴューを少々。ならびに東京中西部からやってきた癒やしと狂騒と破綻のベッドタウン・ポップ・グループ、失敗しない生き方のギター / ヴォーカル担当。これまでにEP『遊星都市』をリリース(現在廃盤)、2014年1月22日に1stフル・アルバム『常夜灯』リリース予定。

[インタヴュー] 川本真琴

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