アヴァンギャルド御本尊、ビニール解体工場──2016年を生きる女子大生から40年前のDEKUへラブレター

東京・吉祥寺マイナーを中心に第五列やなまこじょしこおせえなどのグループで活動していたDEKUが、同時期に地元・高松で流動的なメンバーとともに活動していたバンド、ビニール解体工場。2015年12月には宇川直宏がキュレーターを務めた「高松メディアアート祭」に出演、31年ぶりの演奏を披露した。そして約40年の時を経て、1980年前後に制作した音源を集めたアルバムがリリースされた。本作は中学生時代にビニ解のライヴに通い詰めていた宇川が監修し、1979年から1984年にかけて録音されたカセット75本分の音源500テイクから31曲を厳選した作品となっている。OTOTOYでは、2016年の今を生きる女子大生に、DEKUへのラブレターと称し、メールで質問文を送った。約40年前、彼女と同い年だったDEKUが作り上げたビニール解体工場とはなんだったのか? そのヒントになれば幸いだ。

宇川直宏監修によるビニ解の秘蔵音源がリリース

ビニール解体工場 / ビニール解体工場

【Track List】
1. それが何
2. 風の音色
3. ありがとう先生
4. ころがる魂
5. JUJU即興
6. メシ出せ
7. タラッソ
8. 白くとけてゆく
9. カタドレ
10. 水に流して
11. ビニール解体工場のテーマ Take ||
12. 地下鉄の自殺者
13. 少年
14. プロジェクトチーム計画集団2
15. 凍りの月夜
16. まとわりついたらはなれない
17. キット
18. タラッツ
19. この子の七つのお祝い
20. 神がうまれたここで
21. よみがえれ欲望
22. 東からの風
23. もう一度
24. 思い出風の音
25. JUST
26. そうそう
27. ヌグル戦いの詩
28. ヌグル死者の詩
29. 血がぬけて
30. フォトグラフ
31. 来るべき巨人の時代に

【配信形態】
16bit/44.1kHz(WAV / FLAC / ALAC) / AAC / MP3

【配信価格】
アルバム 2,469円(税込)

※アルバムをまとめ購入すると、「4 55 A1 イソップのキツネ」「4 55 A2 こわれた脳」「4 55 A3 あなたの身体がとても冷たくて」の3曲(WAV音源)と、OTOTOY特製Webブックレットがついてきます。

INTERVIEW : DEKU

私は21歳の女子大生。ビニール解体工場の存在は正直知らなかった。今回、初めてビニール解体工場の楽曲を聴いて一言… 衝撃的だった。というより、「なんなんだこれは!!」と叫びたくなった。実験的な電子音楽も好んで聴くことはあったが、自分の知らない音世界が、ビニール解体工場によってまた1つ増えたといっても過言ではない。1984年に活動を停止してから、これまで謎に包まれたままだった彼らの活動を辿っていくうちに、とにかく彼らの人間性に興味がいった。一体どんなことを考えていたのか、どんなことが音楽に表れているのか。おまけに、今の私の歳と近い頃から前衛的な楽曲制作や、パフォーマンスをされていたというから余計に惹かれた。アヴァンギャルド御本尊であるDEKUへ、当時同年代だった彼らに思うことを、私の思うままにぶつけた。

インタヴュー&文 : 木本日菜乃


ビニール解体工場 ダイジェスト1

2016年を生きる女子大生から40年前のDEKUへのラブレター

ーー楽曲を聴いて、すごく引き寄せられたというか、いい意味で、頭の中が普通じゃないなと思いました。当時どんなことを考えていましたか? 例えば将来や人生について。

DEKU : 世界は、あなたの思った通りになる。そんな風に考えていました。頭の中という社会で、誰もが。

ーー私は電子音楽が好きな方なのですが、特にノイズなどは正直耳が痛くなって長時間は聴いていられないです。大学生の私の周りでもなかなか好きな人はいません。DEKUさんはノイズや、電子音に対してどんな面白さを感じていますか?

DEKU : ビニール解体工場はノイズ・バンドではないので電子音に対してのコメントになります。初期のシンセは現存する古典楽器の音に忠実であろうとしていた。コルグのMS-10のマニュアルにはピアノとかピッコロ、フルートなんかのセッテイングがサンプル表記されてます。でも嵐の音や雷の音のようなよりリアルな音の方がシンセにおいてはむしろ非現実的で面白かった。

ーービニール解体工場における楽曲、そして映像に関して、制作する際、どんなことからインスピレーションを得ていたのでしょう? 日常のこと? 社会? 生きること?

DEKU : 不条理の中の道理。意味があると考えられていることの無意味さ。表裏の間にあるあいまいさ。

ーー宇川さんとの対談(※CD内に封入されている特典)にもあったように、ビニール解体工場は今の時代聴いても古いものじゃなくて、新しいものに感じました。当時、映像や音楽を、どういう感覚で表現していましたか。

DEKU : 当時は新しい音楽をやっている意識はありませんでした。自分を含め演奏参加者のスキル以上のものは表現できません。ただ、あまり世の中に流通していない音楽を、ひたすらやりたかった。

ーー音楽以外にも何か夢中になっていたことはありますか。私生活も気になります。

DEKU : ビニ解CDのライナーにも記載しましたが、映像制作と、鳥のように空を飛ぶこと。

ーー曲のタイトルと楽曲を聴いた時のギャップもまた面白いと思ったのですが、タイトルへのこだわりだったり、どうやって言葉を選んでいるかを教えてください。

DEKU : 普通に湧き出てきます。頭の中で映像と一緒になってコトバが。

ーーよく聞き取れないけど何かを叫んでいることに人間らしさをすごく感じたのですが、外に対して何かを発信したかった気持ちが強かったのですか?

DEKU : 「おまえの魂」という詩があるんです。〈おまえの魂、そこまで来ている〉で始まる曲ですが、疲れ果てたあなたの心を癒やすのは私ではなくあなたなんですよ、という意味のことを歌っています。アルバムに収録されている曲では、「東からの風」。冒頭に〈すべての自分はおまえと反対〉という詩があります。大陸の砂漠にある帝国で何が起こったのか、情景を想いながら作詞しました。ただ、非常に不思議なのは、情景を想うことは空を飛ぶことに近いんですよ。意味を持たせたがる人間的な行為は、実は無意味なのかもしれません。

ーー音楽を聴いた時に、その楽曲が持つ世界観に包まれて、情景が頭の中に描かれることが多いです。しかし、ビニール解体工場の楽曲を聴いた時は、まず衝撃が走ったような感覚で、情景が全く見えてきませんでした。楽曲に込められている世界観とはどんなものですか。感情やストーリーなのか、それともそれ以外なのでしょうか。

DEKU : 世界観は先ほど答えましたので、見えない情景について。というか、見えにくくしている環境についてです。ビニ解は4年間の活動期間中に幾度となくメンバーが入れ替わりました。当時からバンドではなくユニットと表現していた。毎回ライヴのたびにDEKU以外は異なるメンバーという構成で演奏が行われたのです。しかも同じ曲はほとんど演奏しませんでした。第五列的でした。その環境が原因で雑多な音楽が生まれ、情景が見えにくくなったのだと思います。ただ、75本のカセットに収録されている500曲あまりを時系列で聞くと、すごい情景が見えてきます。

ーー様々な表現方法がある中で、DEKUさんにとって、映像と音楽で表現することの面白さとは何ですか。

DEKU : ビニ解は苦痛の歴史で、楽しいと思ったことはありませんでした。表現ともあまり思っていませんでした。だから面白いとも思いませんでした。30数年間封印できたのもそのおかげです。それはもう今の方が理解しようとする人がいてくれるだけで楽しいです。


ビニール解体工場 ダイジェスト2

ーー「氷の月夜」は、他の楽曲に比べて音色も優しく、叫び声などもなく、他の楽曲と比べた時に、一番受け入れやすいと感じました。この楽曲を作った時の心境はどんなものだったのでしょう?

DEKU : すべては、個人的に内包されているものの一つです。『風の音色』や『思い出風の音』もベースは同じなんですがドローンという心地よい音に包まれたかった。

ーー音楽性も、パフォーマンスも、斬新で、人の想像力を超えているという意味で普通じゃないと思ったのですが、制作をしている時、あるいはライヴをしている時は意識はどこかに飛んでいきますか?

DEKU : 何が普通で何がそうでないのか? 例えば人知を超えた災害は環境を一変させることにおいて普通ではないのかもしれないが、地球の歴史からみると普通なこと。どこに個人の視点を置くかなんだと思います。31年ぶりのドミューンライヴでは、観ている人が気持ちよくなってほしいと念じて演奏しておりました。意識はそこここにあると。

ーー今の時代、中でも東京にいると、無意識のうちに多くの情報に触れており、ふと生きづらさだったりを感じるのですが、DEKUさんは当時、世の中に対してどんなことを考えていましたか?

DEKU : 世の中は自分の頭の中にしかないです。小学校低学年の思い出ですが、幼少期から大変仲の良かった女の子が近所にいました。障害を持って生まれた彼女と遊ぶことをある年で止められた。これが結構なトラウマになりました。誰の視座に立つのかで想いが真逆になる。30年近く経過したある日、彼女が避妊手術をした上で結婚していることを聞いた。生きづらさを感じられるということは幸せです。人に教えられた百通りの道を巡り巡って元にもどるです。

〜ご返答をいただいて〜

私が今考えていることは、将来のことや、この情報の多い世の中で、自分という存在は何なのか、どうやって生きていくことが幸せなのかということである。DEKUさんへの質問の中には、そういった自分の悩みも含めた。その理由は、当時のDEKUさんが私と同じくらいの歳だったということと、ビニ解の楽曲を聴いた時に、パッと理解できない楽曲の裏側には、何か深い考えがある気がしたからである。そんな質問に対して、DEKUさんのご返答の中に響く言葉があった。それは、「生きづらさを感じられるということは幸せです」。生きていれば、もちろん辛いこともあり、楽しいこともある。その中で、生きづらさという一つの壁にぶつかっていることに対して、「幸せ」だと言ってもらえてことで、自分が生きづらさについて向き合えてよかったと思えた。それと同時に、この問いは考えても考えなくてもいいのかもしれないが、自分にとっては無駄ではないと思えるようになった。こうして、改めてビニ解の楽曲を聴くと、いろんな壁に対して、真正面から叫び、ぶつかっていけるような、そんな強さをもらえた。

DEKUさん、ありがとうございました。

RECOMMEND

V.A. / TASTE OF WILD WEST 3(ハイレゾ)

徳間ジャパンのパンク・オルタナティヴ専門レーベル“WAX RECORDS”再発第3弾。本作は、関西のオルタナティヴ・アーティスト達を収録した、1990年発表のコンピレーション“テイスト・オブ・ワイルド・ウエスト”シリーズ第3弾。想い出波止場、非常階段、ボアダムス等を収録。

灰野敬二-experimental mixture- / in the world

40年以上(2013年時)に渡って日本の現代音楽、またはその前衛的傾向を主導してきた音楽家"灰野敬二"がDJとして活動するexperimental mixtureの初作品。あらゆる音楽ジャンルに民族音楽もミクスチャーされ、体感した事のない境地へと誘うサウンド・トリップ。全世界注目の最狂ミックス。

>>灰野敬二へのインタヴューはこちら

Merzbow / Venereology

米デスメタルのレーベルRelapse傘下のRelease Entertainmentからの1作目。当時、デスメタルやグラインドコアに接近した音作りを行いつつあった為、同レーベルからのリリースのオファーはメタル・シーンにMerzbowの音楽を紹介する絶好の機会となった。同レーベルからは3作のリリースがある。(米 Release Entertainment 1994)

>>秋田昌美(Merzbow)へのインタヴューはこちら

PROFILE

ビニール解体工場

1979年〜1983年香川県高松市で主に活動。不定形の音楽、定まらぬ音源を標榜し活動したアバンギャルド・ユニット。ライヴの度に音楽スタイルを変え、同じ曲をライヴで演奏することはなかった。なまこじょしこうせいというLP(CD再発売中)と数本のカセットテープでしか演奏は聴けない。主催者であるDEKUは35年間封印していたと語るがその真意はうかがい知れない。

o

 
 

インタヴュー

その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信
[CLOSEUP]・2017年08月10日・その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信 新しい才能が世の中に羽ばたく。折坂悠太のことだ。独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせ、それをポップスとして消化した稀有なシンガー。そんな彼が、彫刻家・平櫛田中の旧邸にて収録したライヴ・レコーディング音源『なつのべ live recording H29.07.02』をリリース。OTOTOYでは本作のハイレゾ版を8月23日より独占配信、発売日に先駆けて予約スタートする。そして折坂悠太へ初めてとなるロング・インタヴューを敢行した。その歌い方、歌詞の描き方、折坂の歌への向かい合い方とともに、ぜひその才能の片鱗を目の当たりにしてほしい。 平櫛田中の旧邸にて収録の音源、ハイレゾ独占配信折坂悠太 / なつのべ live recording H29.07.02'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC単曲 250円(税込) / まとめ 1,000円(税込) 2017年8月23日(水)より配信スタートになります。配信日に先駆けて予約販売もスタート。>>ハイレ
by ?
callme、挑戦的なパフォーマンスが冴えわたる6曲入りEPをリリース
[POWERPUSH]・2017年08月13日・挑戦的なパフォーマンスで「今」を感じる2017年夏ーーcallme、最新シングルをリリース 3人組ガールズ・ユニットのcallmeが今年2作目のシングル『One time』をリリースした。ポップに振り切った前作『Bring you happiness』のカラーは踏襲し、歌唱少なめ& ダンスが映える表題曲「One time」、この夏のアイドルイベントやフェスでも話題となった、超攻めの1曲「Way I am」、そして3人それぞれが制作を担当した楽曲も含め、全部で6曲も新曲がうまれた。CDは各盤ごとに収録曲が異なるが、配信ではすべての曲が収録されたEPタイプでのリリース、OTOTOYではもちろんハイレゾ・通常と配信中。 新陳代謝のごとく次々に新曲を作り出す意味、そして、制作の裏話から気になる共同生活のこと(!)まで南波一海がインタビュー。 【まとめ購入者対象】抽選でポスタープレゼント!callme / One time -EP-'【配信形態】24bit/48kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC【価格】単曲 540円(税込) アルバム 1,800円(税込)【Track List】01. One t
いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作の2ndアルバム
[CLOSEUP]・2017年08月09日・いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作 2017年に活動5周年を迎えたシンガー・ソングライター南壽あさ子が、ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバム『forget me not』を完成させた。絵本作家・酒井駒子による描き下ろしジャケットも印象的な本作は、南壽自身が初めてセルフ・プロデュースした作品性の高いアルバムに。リード・トラックとなる「勿忘草の待つ丘」、「八月のモス・グリーン」はロサンゼルスでヴォーカル・レコーディングとミックスを敢行、エンジニア / プロデューサーとしてグラミー賞を12回獲得しているラファ・サーディナがレコーディング&ミックスを担当するなど、サウンド面においてもこだわり抜いた作品となっている。プレイヤーには、鈴木茂や伊賀航など名うてのミュージシャンたちが参加。南壽あさ子史上最高傑作と言っても過言ではない本作をハイレゾ配信とともに、南壽へのロング・インタヴューを掲載する。 ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバムをハイレゾ配信南壽あさ子 / forget me not【通常盤】'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96k
by 西澤 裕郎
あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子の最新作配信開始
[CLOSEUP]・2017年08月08日・ゆっくり、しかし着実に船を漕ぎ出す──あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子 このインタヴューのなかで「幼少より音楽に囲まれた環境で育ち、職業としての“音楽家"を意識する前に、呼吸や排泄と同じように作曲を開始した」と語ってくれた竹上久美子。自然と音楽をつくり続けていた彼女が6年ぶりとなるフル・アルバムを完成させた。京都の片隅で粛々と制作された今作『Slow boat』は、オーヴァーグラウンドとアンダーグラウンドの垣根を自由に飛び越え、ルーツ・ミュージックを主軸に、USインディ / オルタナ / プログレ / チルウェイヴなどの絶妙なフレイヴァーを散りばめた渾身のアルバム。今回はOTOTOYでの配信とともに、竹上久美子へのインタヴューを掲載する。 様々なジャンルのフレーヴァーを散りばめたアルバム竹上久美子 / slow boat'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC単曲 230円(税込) / まとめ 2,300円(税込) 【収録曲】''1. Good bye, girl2. many many many3. roundabout4. FESTIVAL
【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー
[CLOSEUP]・2017年07月27日・【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー カクバリズム設立15周年記念! 2002年の3月にYOUR SONG IS GOODの1st7inch single『BIG STOMACH, BIG MOUTH』をリリースし、それ以降もシーンの最前線に立ち続けている“メジャーなインディ・レーベル”カクバリズム。15周年を迎えるにあたり、OTOTOYでは4つの企画とともにお祝いします! まず第1弾企画として設立15周年を迎えるカクバリズム代表である角張渉と、今年25周年を迎えるLess Than TV主宰の谷ぐち順のアニバーサリー対談を敢行! 長年シーンを支え、共闘してきたふたりが思う“インディ・レーベル”とは…… を語ってくれています。そしてさらに、さらに〈オトトイの学校 村詩野音楽ライター講座〉より、これまでにカクバリズムからリリースされた楽曲のレヴューをお届け! 8月には第2弾インタヴューも掲載予定! カクバリズムを昔から知っている方、最近知った方、そしてカクバリズムを知らなかった方もこのページを見ればカクバリズム通に?! >>15周年をたど
diskunionからの刺客〈第3弾〉──発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?
[CLOSEUP]・2017年08月02日・発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?──ディスクユニオンからの刺客〈第3弾〉 人力サラウンド楽曲や、ミニマル × ジャズなどで新たな音楽の可能性を追求する、人力ミニマル楽団“東京塩麹”。まず目につくのが“東京塩麹”という、そのバンド名! さらに塩麹を然した食品サンプルを入れたビンに音源のダウンロードコードを入れた“ビン詰め音源”『21世紀の塩麹』の発売や人力 Remix ライヴなどなど、なにやらよくわからない活動もしているという。この東京塩麹ってバンドは一体何者なんだ?! 実はこの東京塩麹、2016年に開催されたディスクユニオン主催による初の本格的オーディション〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉の合格者なんです。これまでunizzz…、ペドラザとインタヴューを行ってきた〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉特集も今回で第3回目、そして最終回です。オーディション合格者として8月9日(水)に1stフル・アルバム『FACTORY』をリリース、OTOTOYでは今作を1週間の先行ハイレゾ配信! さらにリード曲「Tokio」を8月10日(木)までの1週間
by 岡本 貴之
ローレル・ヘイロー、『DUST』を語る
・2017年07月17日・ホコリには特定の場所や原点がない──ローレル・ヘイロー『Dust』を語る 〈Hyperdub〉からリリースされたローレル・ヘイローのニュー・アルバム『Dust』。新たな境地へと達した感のある作品で、キュートなエレクトロ・ポップ、電子音響、さらにはフリー・ジャズやアフロ・パーカッションなどがゆるやかに結びつき、アルバムを構成している。穏やかな表情でいながら、その背景に広がるイメージはよくよく見てみると奇怪、さまざまな要素のプリコラージュで構築されている。そんな濃密でいながら、軽やかなポップさも持っている質感のアルバム。まぁ、とにかくいい塩梅のアルバムなのだ。これがあまり日本で話題になっていないのは正直どうかと思うぞ! ということでOTOTOYではローレル・ヘイローの貴重なインタヴューをここで公開。ハイレゾ配信中の『Dust』、いまからでも遅くはないのでぜひとも聴くべきではないかと思いますぞ。いや、とにかくその音響の世界観は気持ち良いのです。 ハイレゾ版はCDと同様のライナーノーツ付きで配信Laurel Halo / Dust(24bit/44.1kHz)'【Track List】01. Sun To Sola
by 河村 祐介
Age Factory『RIVER』を期間限定ハイレゾ独占配信──世間に向けて“バケモノ”が牙をむく新作ミニ・アルバム
[CLOSEUP]・2017年07月26日・世間に向けて“バケモノ”が牙をむく──Age Factory『RIVER』を期間限定ハイレゾ独占配信 いま、Age Factoryにとって大きなターニング・ポイントである。前作『LOVE』のリリース以降、“破壊的”とも称されるライヴでの圧倒的なパフォーマンスと、強烈なメッセージ性を含んだ彼らの楽曲は、多くの人に伝わることとなった。そんな彼らから、全曲セルフ・プロデュースで制作されたミニ・アルバム『RIVER』が届いた。OTOTOYでは今作を、7月26日より2週間のハイレゾ独占配信をスタート、そしてこのタイミングでメンバーへのインタヴューを敢行した。前作『LOVE』を超越するために、Age Factoryが選んだ答えは、ストレートでよりシンプルな作品をつくることだった。バンドにとっての転機とも言えるいま、そのような選択をくだし、『RIVER』をリリースした意味はなんだったんだろうか。インタヴューとともに紐解いていく。 “ストレート”をテーマにした全曲セルフ・プロデュース作品 Age Factory / RIVER'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz) / AAC>>>ハイレゾとは
by ?