2014/07/29 16:08

つり目のドSユニット・ツリメラ再降臨ーー待望の1stアルバムを製作陣とともに徹底解剖!!

左から、MUKUMUKU、KIRAKIRA、GASAGASA

みなさん、この強烈なユニットのことを覚えておりますでしょうか…? つり目でドSの女王系偶像崇拝ユニット、ツリメラのことです。今年2月にOTOTOYをジャックし、いきなりトップページの大バナーを占領したかと思ったら、インタヴューではOTOTOYインターンの大学生Uをムチで脅すという暴挙に。その大学生Uは、どMとなりツリメラに仕える豚と化してしまったのです。さらには、OTOTOYのシステムを開発する部長まで豚となって、ツリメラを欲しがるという始末に…。これはまずいと思い、ツリメラの1stアルバム完成の報告を受けた編集部・西澤は、ツリメラ本人たちにではなく、楽曲に迫るべく楽曲製作陣にインタヴューをオファー。暗黒Perfumeを標榜してトラック制作をしていたサウンド・プロデューサーのSTELFと、総合プロデューサーの小林タクシーを迎え、話を訊くことにしました。すると、楽曲の裏には、考え抜かれたコンセプトと試行錯誤が隠されていたのでした。どこから噂を聞きつけたのか、部屋の隅っこに隠れて取材の模様を聞いていた大学生U。最終的に、彼とともに楽曲について掘り下げました。キャラの濃さ故に見落としがちな、ツリメラの楽曲についてのインタヴューとあわせて、渾身のアルバムをハイレゾでご堪能ください。


暗黒Perfume、ツリメラの1stアルバムをハイレゾ配信スタート

ツリメラ / SUPERHEEL(24bit/48kHz)
【配信形態 / 価格】
24bit/48kHz(WAV、ALAC、FLAC) : 単曲 270円 / まとめ価格 2,268円

1. Ice age is coming
2. ハッピーサッド侯爵夫人
3. ノブレス・オブリージュ
4. 一億年女優
5. オール・ヌード
6. 東京ハカイツリー -再開発MIX-
7. ピラミッド
8. 氷結
9. SUPERHEEL
10. ツリメ黙示録


ツリメラ4回目となるワンマン・ライヴが渋谷WWWにて開催決定!!

『一億年の歳の差を見せつけてあげましょうか?』

2014年9月30日(火)@渋谷WWW
時間 : 19:00 OPEN / 19:30 START
料金 : 前売 4,000円 / 当日 4,500円(共にドリンク代別)
ツリメ特典 : ツリメメイクをしてきたお客様は受付にて「ツリメの証し」をプレゼント
チケット購入はこちら

INTERVIEW : STELF、小林タクシー

7月某日、華の金曜日。あるルートを通じて「OTOTOYでツリメラに関する何かが行われる」という情報を独自にキャッチした僕はオフィスに潜り込むことに成功。そこで見たものは、STELFさんと惜しくも亡くなった小林さんの魂(2014年3月31日逝去、詳しくはこちらの記事を)というツリメラチームの面々だった。僕に内緒でなにか始まろうとしている!! どんなSM劇が行われるかと思いきや、意外や意外。そこで僕が見たのは作曲家としてのSTELF、プロデューサー / 作詞家としての小林タクシーの姿でした。ここに僕が盗み聞きしたもののすべてを記します。今回はいつものブッ飛んだツリメラ記事とは違う真剣なお話。そのギャップにやられてください。でもやっぱり最後には脱線してSM談義に… ? ではどうぞ。

インタヴュー & 文 : スカムライター西澤くん
盗み聞き & 構成 : 大学生U

ツリメラ「ハッピーサッド侯爵夫人」
ツリメラ「ハッピーサッド侯爵夫人」

写真みた瞬間にイントロのシンセのフレーズが頭に浮かんできましたね

ーーツリメラの楽曲を制作されているサウンド・プロデューサーのSTELFさんは、元々どういう活動をされている方なんですか?

STELF : 僕は女性ヴォーカルとのユニットをやってたりとか。そのあとは裏方的な楽曲制作とか、トラックメイカーのほうで。例えばUNIVERSALさんで出てたTERIYAKI BOYZのWISEくんとかSpontania、あとはDef TechのMicroくんとか。そこらへんのちょっとヒップホップの要素があるようなアーティストと関わってました。

ーーヒップホップ系のフィールドで楽曲制作などをされていたんですね。そもそも小林さんとSTELFさんはどういうきっかけで知り合ったんでしょう?

STELF : 普通にバイト先で一緒だったんですよ。ブラック企業の(笑)。
小林タクシー(以下、小林) : ブラック企業ですよ、もう。電話かけまくるバイトを一緒にやってて、パワハラで脅して盛り上げるような会社でした(笑)。

STELF

ーーそこで繋がったってのもすごい話ですけども(笑)。じゃあ当時は、演劇、音楽とお互いがやってることについて話したり?

小林 : 彼が作ってるものを僕にくれたりしたんですよ。で「あぁプロなんだな」と思って。そこから「じゃあなんか一緒にやろうよ」みたいな、そんな話になったんだと思います。

ーーそこからツリメラ・プロジェクトに関わることになったんですか?

STELF : いや元々ツリメラ・プロジェクトが始まる3年前くらいに、一回GASAGASAになる前の岡田あがさと僕とタクシーと何曲かセッションで作ったことがあるんですよね。それがツリメラの下地になっていて、実は「ZOKKY Premier」もそのときの曲なんです。

ーーそれはどういうセッションだったんですか? その3人でっていうのは。

小林 : のぞき穴演劇っていうのをやってて、期間中に流すテーマ曲が欲しいということになって彼にお願いしたんです。何度かそれまでにも彼に曲を作ってもらったりしたことあったんですけど。で、あがさが歌うまいっていうも知ってたんでこの3人で。あがさが黒人だったら面白いなって話をして、完全R&Bのものをそのときはやってました。
STELF : 「黒人うならせるR&B作ろうぜ」みたいな感じで作ってました。彼女に黒人メイクさせてね。そういう付き合いが下地にあって、ツリメラへっていう感じです。

ーーあはは(笑)。そのときから純粋にその人の素を出すっていうよりは、なにか演出を加えた音楽を目指していたんですね。その次はもういきなりツリメラ・プロジェクトになっていくんですか?

小林 : そうですね。

ーーツリメラ始動のとき、小林さんはどのようなコンセプトをSTELFさんに伝えたんでしょう。

小林 : このルックスで3人集まってるっていうだけで圧があるよねとか、なんかツンツンしてる感じがいいねって言ってて。3人だったらPerfumeだねってことで「暗黒Perfume」って最初言ってました。ほんとに安直な思考回路で(笑)。
STELF : 最初のころはK-POPとかも言ってたけどね。KARAとか少女時代とか。

ーーそういう話がSTELFさんに来たときコンセプトについてどう思いました?

STELF : まぁ、どういう曲作るか以前にタクシーから話がきた時点でやろうかっていうのはあったんで(笑)。最初はKARA寄りの曲を2曲くらい作ってみたんです。でもそれと並行してデザイン・チームのほうでこのフォト・シューティングが走ってて。


3人ならんだ写真を見たときに、なんか違うなと思ってその2曲をボツにしたんですね。それで写真見ながら作ったのが「女王陛下のシークレット・サーヴィス」なんです。もうこの写真みた瞬間にイントロのシンセのフレーズが頭に浮かんできましたね。自分ひとりで出したものってある意味予想通りになるんですけど、ツリメラはデザインの担当がいたり、写真家がいたり、振り付け担当がいたりとチームとして動けていて、お互いインスパイアされてるところがあるんです。

いまはマドンナみたいにしたいなぁって気持ちが強いです

GASAGASA

ーーSTELFさんがこのヴィジュアル・イメージを受けて浮かんだ曲っていうのが前作なんですね。では今作を作るにあったって、2人でキーワードとして共有したのはどんな言葉だったんでしょう。

STELF : 最初のミニ・アルバムのときは僕のなかでは言葉でいうと、ドSなエレクトロっていう感じだったんですよね。ドSなEDMというか。ちょっと耳の痛いようなシンセが入ってたりだとか、曲調もそうだし。

ーー今回はそことは違うテーマみたいなものが?

STELF : 今回の1stフル・アルバムを作るにあたって、最初は前作の延長線上の音楽性で考えてたんです。それでできたのが「ハッピーサッド侯爵夫人」と「ノブレス・オブリージュ」と「一億年女優」の3曲。でもそこらへんで、飽きてきたのかもしんない(笑)。
一同 : あはは(笑)。
小林 : いまはマドンナみたいにしたいなぁって気持ちが強いです。
STELF : マドンナだったり、ビヨンセだったりって、例えばiTunesストアとかでジャンル探ってくと普通にポップに入ってるじゃないですか。だからエレクトロっていう狭い枠に縛られることないよねって話をして。それで「ピラミッド」とか「SUPERHEEL」、「オール・ヌード」とかそこらへんができました。

ーーじゃあ、前回の延長線上って曲はわりと前半に固めて、音楽性が広がった曲は後ろのほうにまとめていった感じなんですね。曲を作るときSTELFさんに向けて、小林さんはなにか指示だとか、修正とかってことは伝えたりするんですか?

小林 : 細かくはもちろんあるんですけど、フレーズ自体一緒に作ったりするよね?
STELF : とくに外国は作詞・作曲の区別がなかったりもするので、わりと僕とタクシーはそういう作り方をしてるのかなって思いますね。例えば「こういうテーマの曲を作りたい」っていう話をなんとなくしていたイメージをもとに、僕のほうで曲作るときに勝手にラフに歌詞当てはめて作ったら、それが実際に半分くらい採用されてたりとか。逆にタクシーが鼻歌で歌ったフレーズが実は曲のなかのシンセのいちフレーズになっていたりだとか。

小林タクシー

ーー曲のタイトルは全部小林さんが?

小林 : はい。

ーーもし僕が曲を作る側だったらツリメラのキャラとこのインパクトある曲名だと、曲のイメージがかなり限定されてしまうような気がするんですが、そういう部分での曲作りの苦労とかはないですか?

STELF : それはないですね。
小林 : あ、曲がありきなんですよ。なんとなく「こういうタイトルにしたいね」みたいな話はしてるけれども、最終的に曲ができてからタイトルをつけてますね。
STELF : 曲にする以前に例えば「ハッピーサッド侯爵夫人」っていうフレーズはあったんですよ、タクシーのなかに。ほかにもいくつかそういう単語があって例えば「一億年女優」だったり。で「この曲を作ってね」っていうよりも、そんなようなキーワードが僕のなかに蓄積されてってこういう曲はどうだろう、この曲だったら「ハッピーサッド侯爵夫人」じゃない? とか。

MUKUMUKU

ーーいくつかフレーズがあって、あとからそれがパズルのようにはまっていく感じなんですね。ツリメラは3人とも演劇畑の方ということで、元々歌をやってきた人と違っている部分や逆に強みになる部分があると思うんですがそれはどんなところでしょう?

STELF : シンガーとしての訓練は受けてないですけど、僕が驚いたのはトータルのパフォーマンス力ですね。演奏はめっちゃうまいけど、なんか観ててつまらない人たちって正直いるじゃないですか。でもこの人たちは立ってるだけで絵になるようなパフォーマンスするので、そういうとこに感心してしまいますね、僕は。
小林 : 強みにできるのは多分MCですね。死ぬほど力入れれば飛び抜けるんじゃないかっていう(笑)。
STELF : 今回は振り付けの人とも事前に話し合って曲づくりをしたりとか。
小林 : いままで歌をやったことない人が歌いながらやれるような振り付けじゃなかったんで(笑)。もうちょっとそこは考えようねって言いながらやってますね。

ーーこのふたりで完結してるっていうより、全体の魅せ方も踏まえたうえで曲作りされてるんですね。

STELF : そうですね。今回は前作より作曲の段階からそういうこと考えてできたので、ちょっとイヴェント楽しみですね。

(このアルバムは)クイーンの『オペラ座の夜』くらいな気持ちではいる

ーー前作もそうでしたけど、毎回1曲目は物語の序章みたいな語りで始まりますよね(笑)。アルバムのなかの、ストーリー展開みたいなものはやっぱり考えてらっしゃるんですか?

小林 : そうですね。ツリメラは一億歳だってことを言い続けているので。このアルバム聴いてそのことが分かるようにしたいねってことで、いろんな時代に生きてたんだなということがなんとなくでも伝わるような流れにはしてます。
STELF : 一応僕のなかでは、かなりのコンセプト・アルバムのつもりで、クイーンの『オペラ座の夜』くらいな気持ちではいるんですけどね。

ーーSTELFさんのなかでこの『SUPERHEEL』ってアルバムはどういうコンセプトのアルバムなんでしょう?

STELF : どういうコンセプトというよりも、1曲1曲がなにかしらの関連性があるように意図的に作ったっていうところがありますね。例えば繰り返し聞けるように、実は1曲目の「Ice age is coming」と10曲目の「ツリメ黙示録」は半分以上使ってる音色が一緒なんです。
小林 : 5、6、7曲目は結構ちゃんと話が繋がってるんですよ。「オール・ヌード」で神様は元々人間を裸で作ったのに、それに背いて服を着るなんて神に対する冒涜だから、全部脱げと。それを恥ずかしいって言うんだったらもう世界を滅ぼしてやるよと。で「東京ハカイツリー」で滅ぼし、そこにそのまま「ピラミッド」でピラミッドを建てるっていう。
STELF : 言ってることめちゃくちゃですけどね(笑)。
一同 : あはは(笑)。

ーーなるほど(笑)。すごい… もうおもしろい… (笑)。更地になってそこになぜピラミッドが建つんですか(笑)?

小林 : それはあれですよ、やっぱり権力の象徴と言うか。

ーーこの「ピラミッド」にはノリノリな豚のラップが入っていましたよね。

小林 : そうですね。ライヴで奴隷がステージに上がれる曲が欲しいなって思って。

ーーやっぱりさっきもおっしゃってたように曲の各所にライヴを見据えた部分があるんですね。次の「氷結」って字体だけ見るとどうしてもお酒の氷結のイメージが出てきちゃうんですけど(笑)、この氷結はどういうストーリーが?

小林 : まぁPerfumeを引きずってるんでしょうね、氷結のCMやってるから。「いつか氷結のCM取りたいぞ」っていう。コンセプト・アルバムに入れるなよって話ですよね(笑)。

ーーあはは、そういう野望があるんですね(笑)。そしてアルバム・タイトルでもある「SUPERHEEL」ですね。最初男性の語りが入ってるんですがあれは誰の声なんですか?

小林 : これは中嶋しゅうさんっていう俳優さんなんです。60歳超えてると思うんですけど。
STELF : 大御所の方ですね。

ーーなんでまたその方に(笑)?

小林 : なんか老人が欲しいよねっていう話をしてたよね(笑)。
STELF : 「SUPERHEEL」が最後にできたんです。それ以外の曲はもう全部できてて、インパクトあるタイトル曲入れたいよねってところで作って。僕が勝手にイントロを付け足して「ここにタクシー語り入れてくんない?」ってむちゃぶりをしたんですけど、やっぱりおじいさんの声のほうがいいよねってことになって。おじいさんの声ってやっぱり僕やタクシーの歳では無理してもあのニュアンス出せないんで。
小林 : まぁツリメラがあらゆる人間を超越して支配してるってことを表すには老若男女ってところでやっぱり年長の方に来ていただくのがベストなんじゃないかなと。

KIRAKIRA

ーーなるほど。いままでの感じだとツリメラが頂点であとは豚の男たちってイメージだったんで、ここにこういう年配の男性の声が入ってくるのは意外でした。

STELF : 僕のなかではこの2013年にツリメラが現れる前、50年くらい前にも一度ツリメラが現れていて、そのときにツリメラと出会った若者がいま老人になって語ってるって感じですね。

ーーなるほど。じゃあ結局はこの老人も豚だったっていう(笑)。そして最後締めの曲「ツリメ黙示録」で終わると。最初おっしゃってたように前作みたいに4つ打ちでズンズンっていう曲だけじゃなく、意外性だったりとか、より広がりのある曲になっていて、それが聞いていておもしろかったです。

STELF : ありがとうございます。

ーー小林さんは演劇畑から音楽シーンのなかに飛び込んで来るっていうのはどういう気持ちでいらっしゃるんですか。「音楽シーン、おもしろくないんだよ」みたいな感じがあったりするんですか?

小林 : そういうやさぐれではないですね。なんだろうな。多分見たことあるっていうのに僕すぐ萎えちゃうんですね。演劇は演劇で年に100本くらい観てるともう、観た演劇だなーって思いながらみてて。みたことないものみたいなという気持ちでやってますね。そういうこと考えてる人は音楽演劇問わず多いんじゃないかなとは思います。

ーーなるほど。やっぱり越境したことによって生まれるおもしろみってあると思ってるので、僕は小林さんが介入してきて音楽シーンでなんかやってくれるのはすごくいいことだなと思ってます。そして、このアルバムがあってWWWワンマンと。いままでのなかではキャパとして一番でかいとこですよね。これもまた思い切りましたね。

小林 : だから結局見たことないものが見たいって気持ちととつながっているんだと思うんです。演劇の人たちがそんなとこでワンマンでやってることってないわけで。なんかおもしろいことできんじゃないかなって。

U : うんうん。いい話だ…。さすがツリメラ様。感動した…。(ガサガサッ)

ーーあ、大学生Uくん! そんなところでなにやってるの!? だめでしょ勝手にオフィスに入ったら!!

U : あ、西澤さん…。すっすみません!! STELFさんと小林さんを見かけたのでつい侵入してしまいました。

ーー もう! まぁちょうどいいや、ちょっとここ座って参加して。前回、年末のライヴを観てるUくんとしてはどうかな、いまのツリメラの動き、そしてWWWワンマンをやるっていうことに対しては?

U : 僕もいま奴隷記者としてツリメラのストーリーに巻き込まれてるんですけど、ツリメラのライヴってお客さんも観てるうちに、こう奴隷だったりキャラを与えられてただ観てるだけじゃなくて巻き込まれていきますよね。そういう部分は演劇的な発想なのかなと思って。音楽のライヴにはあまりない部分だと思うので、この機会に多くの音楽ファンにも見てもらいたいですね。
STELF : うんうん。やっぱり音楽と演劇とクロスオーヴァーしたところでダンスの振り付けとかそういうのも含めてトータルでエンタメとしてみせれれば一番いいかなぁ。
小林 : 見たことないもの。そこに尽きる気がするなぁ。

ーーこの日はもう構想とか見えてるんですか? どんなことやるのかとか。

小林 : うん、ぼんやりとはいろいろと。おかげさまで公募をかけたことによって、奴隷さんが多分8人くらい集まりました。
STELF : 腹筋が割れてる人とかね。
小林 : いまいるダンサーも含めてですけど腹筋が割れてる人は8人はいるので、16人までに増やしたいですね(笑)。16人にまで増えるとあるパフォーマンスができるので。

ーーあぁじゃあ引き続き募集ですね。 Uくんは割れてない?

U : 割れてないんですよね。割ったほうがいいですかね?
小林 : 割ったほうがいい。割ったほうがいいですよ。
STELF : 割れてない奴隷も使い道はあるでしょ?
小林 : 使い道あるのかもしれないね。「割れてないやつがいるわ!」っていうMCになるだろうね。
一同 : あはは(笑)。
U : すごいいじめられるじゃないですか!

ーーちなみに製作陣のおふたりはドS、ドMでいったらどっちなんですか。

STELF : 二人ともMじゃない?
小林 : Mでしょうね。これやってて俺はドSなんだって言ったらちゃんちゃらおかしいよね。

ーーあはは(笑)。結局じゃあツリメラという象徴がいて満たされてる部分があるんですね。

STELF : 3人の奴隷として働かしていただいてる感じなんで。

ーーなるほど。チーム内ですごいいい循環ですね。

小林 : いい循環ですね。潤ってます(笑)。

LIVE SCHEDULE

『一億年の歳の差を見せつけてあげましょうか?』

2014年9月30日(火)@渋谷WWW
時間 : 19:00 OPEN / 19:30 START
料金 : 前売 4,000円 / 当日 4,500円(共にドリンク代別)
ツリメ特典 : ツリメメイクをしてきたお客様は受付にて「ツリメの証し」をプレゼント

ツリメラの1stミニ・アルバムもハイレゾ配信中


ツリメラ / アイズ・ワイド・シャット(24bit/48kHz wav)
【配信形態 / 価格】
mp3 : 単曲 200円 / まとめ価格 1,000円
wav : 単曲 250円 / まとめ価格 1.200円

1. 奴隷制が復活するって本当ですか?
2. 女王陛下のシークレット・サーヴィス
3. アイズ・ワイド・シャット
4. 豚に新宿
5. セックスと嘘とビデオテープ
6. ZOKKY Premier -TSURIMELA MIX-

PROFILE

ツリメラ (TSURIMELA / 吊女羅)

「みられたら、かちかちになるわよ」をコンセプトに結成された、つり目でドSの三姉妹。メンバーはGASAGASA、KIRAKIRA、MUKUMUKU。平均年齢は1億歳。その人生経験値の高さゆえにわれわれ人間を見下すツリメラは、従来のアイドルの概念を覆す全く新しい偶像崇拝グループとして、2013年春に誕生した。多くのファンを「豚」と罵り、奴隷たちによる「人力発電所」の建設を目論むなど過激な言動が目立つ一方、マドンナやレディ・ガガらに並ぶセレブ系アーティストを目指したまじめな音楽活動も展開(目的は彼女たちのようなポジションにたって人心を掌握し、世界征服すること)。 巷では「暗黒パフューム」などと呼ばれる。最大の特徴は、恐ろしいほどのつり目の瞳。ギリシア神話の魔物・ゴルゴン三姉妹の魂がそれぞれのからだに宿っており、その目を見たものは石あるいは氷のようにかちかちにされてしまうといわれている。この石化・氷結の能力は絶大で、今から6550万年前の白亜紀末期に氷河期を招き恐竜たちを死滅させたほどともいわれている。

>>>>ツリメラ official web

[インタヴュー] ツリメラ

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