HINTO、安部コウセイがメンバーに迫る!? 新作発売記念4週連続インタヴュー 第2回 菱谷“ビッツ”昌弘

約2年ぶりのフル・アルバム『NERVOUS PARTY』発売記念、OTOTOYでは4週連続企画がはじまりました。第1回〜第3回にかけて、安部コウセイがメンバーにインタヴュー。最終回は自分自身にセルフ・インタヴューを行うということでいったいどんな内容になるのか…。加えて、アルバムから毎回1曲ずつフル試聴で公開。毎週水曜更新!!

さて、第2回のフル試聴曲は「アイノアト」を選出。そして、今回安部コウセイがインタヴューしたのは、HINTO結成当初からのメンバーであるドラムの菱谷“ビッツ”昌弘。前回と同様、安部の「ナーバスですか?」という問いかけから菱谷“ビッツ”昌弘の人間性に迫っています。そして、HIINTO結成時からのメンバーであり、現メンバーで唯一"元SPARTA LOCALS"ではない彼だからこそ言えるHINTOがここに。

舞い散った愛の後 揺れる心のぞき込んで――第2回フル試聴「アイノアト」開始

レーベル Bauxite Music wy.  発売日 2014/07/23

※ 曲名をクリックすると試聴できます。

OTOTOYアプリ(iOSのみ)からも試聴が可能です。 OTOTOYアプリについてはコチラ

『NERVOUS PARTY』予約注文スタート!!
予約注文でご購入いただいたおきゃくさま
7月23日(水)0時の配信開始とともに、ご登録のメールアドレス、またはOTOTOY上のメッセージ(http://ototoy.jp/message/)に「ご購入音源ダウンロードURLのお知らせ」をお送りいたしました。お知らせが届いていない方、ダウンロードが上手くできない方は、お手数ですがinfo@ototoy.jpまでご連絡くださいませ。

HINTO / NERVOUS PARTY

【配信価格】
alac / flac / wav(16bit/44.1kHz)、mp3 : 予約注文購入価格 2,000円

【Track List】
01. かなしみアップデイト / 02. アットホームダンサー / 03. アイノアト / 04. テーブル / 05. マジックタイム / 06. シーズナル / 07. エネミー / 08. ウォーターランド / 09. はんぶんゾンビ / 10. ハートレスダンシング・ドゥ

☆歌詞ブックレットはPDFで付いてきます。

予約注文とは?
配信開始以前に商品を予約することができます。予約すると配信開始時間に決済が完了、ダウンロードURLが届きます。またHINTO『NERVOUS PARTY』には、予約した方だけが手に入る特典メンバー全員が書き下ろしたセルフ・ライナーノーツが付いてきます!!

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第2回 : 安部コウセイ×菱谷“ビッツ”昌弘

「いつ死ぬんだろう?」とか「死ぬ瞬間はどんな気分になるんだろう? 」とか夜な夜な考えてしまうと寝れなくなっちゃう

安部コウセイ(以下、コウセイ) : 私、安部コウセイがメンバーそれぞれにインタヴューをして、最後は私自身が自分自身にセルフ・インタヴューをするという企画の第2弾はHINTOのドラマーであり、HINTO結成当初からのメンバーである菱谷“ビッツ"昌弘にインタヴューをします。それでは宜しくお願いします。

菱谷“ビッツ"昌弘(以下、ビッツ) : 宜しくお願いします。

コウセイ : まず、ビッツはナーバスですか?

ビッツ : いきなり来たね(笑)。そうですね、基本的にナーバスな性格かもしれないですね。

コウセイ : どのへんがナーバスですか?

ビッツ : そうだね、夜寝付きが悪いとか。

コウセイ : 不眠?

ビッツ : 不眠です。

コウセイ : その不眠は何か悩みごとがあるときに起こるの?

ビッツ : 日常的に抱えている問題として「いつ死ぬんだろう?」とか「死ぬ瞬間はどんな気分になるんだろう? 」とか夜な夜な考えてしまうと寝れなくなっちゃう。

コウセイ : (笑) 。死について夜な夜な考えているの?

ビッツ : 考えていますね…。

コウセイ : えっと、精神安定剤の方を処方しておきますね。

ビッツ : ありがとうございます(笑)。

コウセイ : 今のところインタヴューじゃなくて、カウセリングみたいになってるよ(笑)。

ビッツ : アハハ(笑)。ごめんなさい。でも色んなことが気になっちゃって眠れなくなるんですよ。

コウセイ : あえて掘り下げてみるけど、「死について」なんで考えるの?

ビッツ : たとえば「死ぬ瞬間って眠る様な感覚で死んでゆくのかな?」とか「眠ったあと目覚めなかったらどうしよう?」とか。

コウセイ : 怖いの?

ビッツ : 「死ぬのが怖い」みたいな感覚になって眠れなくなる。

コウセイ : それは日常的に?

ビッツ : ライブ後とか楽しかったときとかは大丈夫なんだけど、逆に仕事で疲れちゃったりしてるときは特に。

コウセイ : 死について考えるんだ?

ビッツ : そうそう。

コウセイ : ナーバスっていうか暗いよね(笑)。

ビッツ : アハハ(笑) 。そうだよね。これ大丈夫かな?

バンドって個人がどうこうじゃないもんね。「曲が良い」って言われることが俺たちの目標なわけだから

コウセイ : 大丈夫じゃないと思う(笑)。じゃあ、アルバムについて聞きたいのだけど、『NERVOUS PARTY』をレコーディングしてみて自分の中に変化はあった?

ビッツ : 前は「あれやりたい、これやりたい」って曲のなかで色々と考えていたんだけど、去年出したシングルの『AT HOME DANCER』のレコーディングぐらいから、曲の世界観に寄せて叩けるようになったと思う。

コウセイ : なるほど。

ビッツ : 要は自分自身のフレーズだったり、ミニマムな部分に目をむけていたのを、もっと広い目線で楽曲全体を通して見れる様になったり、曲の一部に自分もなるっていう感覚が少し身についたかな。

コウセイ : でもそういう域まで行くのって非常に難しいよね?

ビッツ : 難しいし、その域に行きたがらない人は多いと思う。

コウセイ : プレイヤーだから、やっぱりドラムで個性を発揮しないといけないじゃん? そうなると、自分のやりたいことを詰め込みたくなるのはわかるんだけど、そこを抜いた領域ってなかなか行けないよね? きっかけみたいなモノはあったの?

ビッツ : HINTOでドラムを叩くにあたっての自分の役割って、YMOの高橋幸宏さんみたいな、すごくかっちりしていて派手なことはしないんだけど、グルーヴィーで音色にも色気があるみたいなことを追及すべきだと思っていたんだよね。

コウセイ : 1stの『She See Sea』に比べるとビッツのドラムってすごくシンプルになったよね。手数も押さえて、より「抜きの方向」にいってるんだけど不思議と今の方が個性が出ているよね。

ビッツ : そうなんだよね、俺もそう思っていて今の方が音に存在感が増してる気がする。

コウセイ : バンドって個人がどうこうじゃないもんね。「曲が良い」って言われることが俺たちの目標なわけだから。

ビッツ : そうだよね。

コウセイ : クレイジーケンバンドの横山剣さんが「自分たちはバンドメンバー全員、曲の奴隷であって、曲が神様だから曲の為に奉仕する」みたいなことを言っていたのを何かで見たことがあるんだけど、すごくその言葉に共感したんだよね。

ビッツ : うんうん。

コウセイ : だからと言ってクレイジーケンバンドに個性がないかと言ったら、絶対そんなことないじゃん?

ビッツ : むしろバリバリ個性あるよね。だからバンド・メンバー全員で作りあげていくっていう意識になったときに「自分は何をすべきか?」って考えて行きついたのが今のドラム・スタイルなんだと思う。

コウセイ : なるほどね。

ビッツ : だからもっと「シンプルなんだけど、自分にしかできないドラム」を突き詰めていきたいと思っている。

コウセイ : 結局、ミュージシャンって"良いプレイ"を目指してるわけじゃん? 良いプレイの概念というか考え方って人それぞれ違うと思うんだけど、ビッツが思う"良いプレイ"って何?

ビッツ : "良いプレイ"って難しいよね。そうだな、冷静さと、情熱みたいなモノを同時にいかんなく発揮する感じ、頭の中はクールだけど、アツいみたいな。

コウセイ : そのアツい感じって色々あると思うんだけど、ビッツが思うアツさはどういうニュアンス?

ビッツ : 音がバッキバキきてる感じ。

コウセイ : それはプレイしてるときに自覚ある?

ビッツ : そうだね。自分だけじゃなくて、バンド全体の音がビシッと噛み合ってる瞬間があって、すごく「ゾクって」くるんだけど、そのときは"良いプレイ"なんだなって思う。

コウセイ : じゃあ、自覚あるんだね。

ビッツ : うん。ずっとそんな感覚になれたらいいんだけど。

他のメンバーが全員元SPARTA LOCALSだったとしても、今は楽しくバンドをできているからそれでいいやって気持ちだよ

コウセイ : すごく難しいよね。ビッツはHINTOの結成当初からのオリジナルメンバーだけど、ドラマー視点で結成当初のHINTOと今のHINTOは変わったところはある? ライヴのときもドラマーが1番後ろから全体を客観的に見てるわけじゃん?

ビッツ : そうだね。

コウセイ : 俺とかは客観的に見てるつもりではいるけど、ビッツの視点とは違うと思うから、変化があるなら知りたいな。

ビッツ : うーん、よりみんながバンドに対する意識というか「良い音楽を作りたい」みたいな意識は結成当初より何倍にもなっている様な気がする。

コウセイ : なるほど。

ビッツ : それはそれぞれに環境の変化とかもあって、責任感みたいなモノが芽生えて来たのかな? 少なくとも俺はそう感じているよ。

コウセイ : もうちょっと具体的に聞くけど、去年の1月にベーシストが林束紗(前Bass)から光広(現Bass)に変わったけど、それぞれのベーシストの違いとかある?

ビッツ : ベーシストが代わるってドラマーが1番影響受けるもんね。そうだなぁ、低音の感じが束紗さんは軽やかな印象があって、光広君は地を這うようにウネウネしている感じ。街で例えると、束紗さんが渋谷だったら、光広君が新宿みたいな。

コウセイ : よく意味がわかんないんだけど、それは光広がチンピラホストっぽいてことでいい?(笑)

ビッツ : 違うよ、そんな風に言ってないよ(笑) 。

コウセイ : じゃあ、ちょっとマニアックなこと聞くけどタイム感はどう違う?

ビッツ : 束紗さんはわりと前に居る感じ。光広君はジャストか、ちょっと前に居る。

コウセイ : ふたりとも前気味ではあるんだ?

ビッツ : そうだね、でも光広君の方がジャストな感じ。

コウセイ : なるほど。ちょっとエグってみるけど、今のHINTOはフロントの3人がSPARTA LOCALSと同じメンツなわけだけど、そこに対してどう思ってる?

ビッツ : バンドって結局楽しくないと続けられないと思っていて、だから他のメンバーが全員元SPARTA LOCALSだったとしても、今は楽しくバンドをできているからそれでいいやって気持ちだよ。

コウセイ : なるほど。

ビッツ : だから前にやっていたバンドがどうとかで、変に考えることは特に無いかな。

自分らしさを表現するために色々と独りよがりにやっていた部分があったんだけど、そこがなくなったと思う

コウセイ : ビッツは今、何歳だっけ?

ビッツ : 32歳です。

コウセイ : 音楽はいつからやってる?

ビッツ : 13歳ぐらい。

コウセイ : じゃあ、もう20年近く音楽やってるんだね。その10代~20代の自分と比べて良くなった部分ってある?

ビッツ : エゴが無くなったことかな。

コウセイ : それは、どんなエゴ?

ビッツ : さっきの話と被るんだけど、自分らしさを表現するために色々と独りよがりにやっていた部分があったんだけど、そこがなくなったと思う。曲のために自分がどうあるべきかわかったというか、HINTOの結成当初はそんな感覚にはなれなかったんだけど。

コウセイ : そうだね。俺から見てもすごく肩に力が入っている感じはしてたよ。

ビッツ : みんなと一緒にやってるうちに角が取れたと言うか、何かそういう風に自然に思えるようになったね。それが1番の変化かな。

コウセイ : それはすごく良い変化だね。ということは精神的な成長みたいなモノが自分のプレイにすごく結びついているのかな?

ビッツ : そうだと思う。ドラムって精神面に左右されることが多い楽器だと思う。気持ちの面が音に反映されるというか、昔の自分のドラムを聴きなおしたりすると悪く無いんだけど「青い」って思ってしまう。それはそれでそのときの自分らしさではあるんだけど、今はそうじゃなくて。今の自分で感じたこと素直にやるのが自然でいいかな。

パッて見たら「禅の道に入ってるのかな?」って顔してるときあるよ(笑)

コウセイ : 最後にもう1度ビッツの人間性について聞きたいのだけど苦手なことってある?

ビッツ : 自分から人に話しかけたりするのは苦手です。電話をかけるのとか特に苦手。

コウセイ : あれ? でもそういう仕事してるよね?

ビッツ : そうなんだけど、めちゃくちゃ苦手なの。

コウセイ : 大変だね(笑)。

ビッツ : そう! すごく大変。電話で怒られたり怒鳴られたりすることもあるんだけど、そのときは手の震えが止まらなくて、早く切りたくて、頭の中も真っ白になっちゃうし…。

コウセイ : そういうタイプなんだ。でも何かトラウマがあるわけじゃないよね? 幼少期から両親に日常的に怒鳴られたり、抑圧されたりとか。

ビッツ : そうなんだけど、昔から自分から人に話しかけたり、電話をかけたりすることが苦手なんだよね。

コウセイ : 確かにビッツから電話かかってきたことって出会ってからほとんどないかも。

ビッツ : たぶん1回か2回ぐらいしかないと思う。子供のときもファミコン・カセットの予約でお店に電話するときとかも、妹にやらせたくらいだよ。

コウセイ : へぇーそこまで苦手なんだ。

ビッツ : それじゃ良くないなとはずっと思っていて、自分に発破をかけて頑張ってはいるんだけど…。

コウセイ : そうだよね、ライヴの打ち上げとか頑張って話しかけたりしない?

ビッツ : そうだね。

コウセイ : あっ! でも基本的にひとりぼっちのときが多いか(笑)。

ビッツ : うん(笑)。

コウセイ : パッて見たら「禅の道に入ってるのかな?」って顔してるときあるよ(笑)。

ビッツ : アハハ(笑)。でもドラマーの人とか、話してみたいなーと思った人には勇気を振り絞って話しかけてはいるよ。

コウセイ : なるほどね、あーゆうときは頑張っていたんだね。

ビッツ : 昔、いじめられていたことがあって、それで人とまともに対峙することが怖くなって「またいじめられるんじゃないか? また怒られるんじゃないか?」って始めに考えちゃって、人と上手く接することが出来ないんだよね。

コウセイ : 安定剤の量を増やしますか(笑)?

ビッツ : そうですね… それで人生が明るくなるんだったら増やしてみようかな…。

コウセイ : 大丈夫。きっと良くなりますよ。じゃあ、最後に質問なんですけどナーバスですか?

ビッツ : はい。すごくナーバスです。

HINTO『NERVOUS PARTY』発売記念企画

第1回 : 安部コウセイ×安部光広

LIVE INFORMATION

GFB'14(つくばロックフェス)
2014年7月19日(土)@茨城県石岡市つくばねオートキャンプ場

AOMORI ROCK FESTIVAL'14~夏の魔物~
2014年7月21日(月祝)@青森県東津軽郡 平内町夜越山スキー場

堕落モーションFOLK2 対人企画[私達音楽旅行]
堕落モーションFOLK2 : 安部コウセイ×伊東真一によるアコースティック・ユニット

2014年8月1日(金)@大阪ロフトプラスワンウエスト
出演 : 堕落モーションFOLK2 / 五味岳久&五味拓人(from LOSTAGE)
2014年8月6日(水)@渋谷La.mama
出演 : 堕落モーションFOLK2 / 佐々木健太郎(アナログフィッシュ)

PARTY! DANCE!SUMMER!×60
2014年8月9日(土)@仙台NeoBrotherZ
出演 : HINTO / tobaccojuice / ワンダフルボーイズ

『NERVOUS PARTY』インストアライヴ
2014年8月12日(火)@TOWER RECORDS渋谷店 B1F「CUTUP STUDIO」
開演 : 19:30(20:30終演予定)

千葉LOOK presents 大感謝祭リターンズ~真夏の2man
2014年8月20日(水)@千葉LOOK
出演 : HINTO / andymori

Re:mix 2014
2014年8月23日(土)@名古屋DIAMOND HALL & APOLLO BASE

『NERVOUS PARTY』 release ONE-MAN TOUR「清楚なふりしてアメージング」
2014年9月13日(土)@大阪Live House Pangea
2014年9月15日(月祝)@福岡The Voodoo Lounge
2014年9月21日(日)@池下Club Upset
2014年9月23日(火祝)@渋谷Club Quattro

PROFILE

HINTO

左から菱谷"ビッツ"昌弘(Drums)、安部コウセイ(Vocal/Guitar)、伊東真一(Guitar) 、安部光広(Bass)

2010年元SPARTA LOCALSの安部コウセイを中心に結成。
2012年12月30日の渋谷CLUB QUATTROのライヴを最後にレギュラー・サポート・ベーシストの林束紗が腱鞘炎治療の為卒業。
2013年1月に安部コウセイの実弟で元SPARTA LOCALSの安部光広を迎え現体制に。
2014年7月23日に2年振りとなる2ndフル・アルバム『NERVOUS PARTY』をリリースする。

>>HINTO Official HP

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特集 : 選ばれたグルーヴ――この国のインディ・ロックの新たなグルーヴ・メソッド
[CLOSEUP]・2017年02月03日・特集 : 選ばれたグルーヴ──この国のインディ・ロックの新たなグルーヴ・メソッド ここ数年の、この国のインディ・ロックのシーンにインディR&Bやネオ・ソウル、現代ジャズといった音楽のグルーヴを援用したバンドたちが人気を集めている。本特集では、「選ばれたグルーヴ」と題して、現在OTOTOYでは配信中で、こうしたサウンドへと接続する音源を紹介するとともに、『Jazz The New Chapter』監修者 / ライターの柳樂光隆と、OTOTOYプロデューサー、高橋健太郎のふたりの識者の対談なども交えてお届けしよう。また、ここで、こうした流れの注目のバンドで昨年リリースされ話題を呼んだ、WONKの『Sphere』も配信開始する。文・選盤・構成 : 河村祐介 イントロ──選ばれたグルーヴ 2015年から、そして2016年にかけて、この国のインディ・ロック・シーンのサウンド面で新たにキーワードとして出てきたのは、インディR&B、ロバート・グラスパー以降の現代ジャズやアシッド・ジャズ……ざっくりと言ってこういったものだろう。こうした見方で言えば、さきほどリリースされたSuchmosのアルバム『THE KIDS』は、そう
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